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2018/08/25 (Sat)05:39
世紀末核家族伝説。
どうも、グレアムです。Android版Shelteredプレイ記その2、ということでタイトル画面を新調しました。最近なにかとドット絵を描くことが多い。
今回はゲームプレイを再開する前に、基礎的な部分のおさらいをしたいと思います。
本作はゲーム中に提示される情報量が少なく、初見では「まず何をすればいいんだよ!」「というか、どこに何があるんだよ!?」と、いきなり刻々と時間が進みファミリーが疲弊していく中で何をどうすればいいかわからずテンパりがち。
というわけで、まずは初心者の頃に立ち返り、シェルターに最初から付属している施設の解説なぞをしていきたいと思います。
まずはシェルターの外に設置されている空気フィルターことOxygen Filterと、水フィルターことWater Filterについてです。
本作は水どころか、空気でさえタダではありません。この世界では地上は放射能で溢れかえっており、防護服ないしガスマスクを着用せず外に出ると瞬く間に被爆してしまいます。そのわりにNPCがラフな格好で外界をうろついてるのはなぜなの
Oxygen Filterはそんな汚染された空気を清浄化し、シェルター内に安全な空気を供給する役割を担っています。この装置がストップすると酸素供給が失われ、内部の人間は窒息死することになります。
またWater Filterは雨水を貯水タンク(Water Butt)に貯める役割を担っており、この機械がストップすると水を得る手段を失ってしまいます(いちおう探索で入手することもできるが、そもそも探索に大量の水を必要とするので、それを上回る量の回収ができないはず)。放射能に汚染された黒い雨が降るとWater Buttの水は汚染されてしまいますが、その汚染された水を清浄化する役割も兼ねています。
この二つの装置はUpgradeで機能を強化することが可能です。共通項として耐久度を上昇させるDurabilityの項目があります。時間経過による劣化の速度を遅らせます。
Oxygen FilterのUpgrade項目のうち、Decontaminationは酸素供給量の増加を意味しています。シェルター内の人数が増えれば消費酸素量が多くなり、初期状態では追いつかなくなります。そのため、収容人数を増やす場合はこの項目を強化する必要があります。またResistanceはときおり発生するDust Stormへの抵抗を意味しており、砂塵による酸素供給量の低下を抑えることが可能です。
Water FilterのUpgrade項目のうち、DecontaminationはBlack Rain等で汚染された水の浄化効率の上昇を意味しており、より早い時間で汚染状態から回復します。またEfficiencyは水の供給効率の上昇を意味しており、雨が降ったときにより短い時間で多くの水を貯めることができます。
二つのフィルターは時間経過で劣化していくので、まめに修理が必要です(防護服の着用を忘れずに!)。またシェルターへ来訪したNPCの雇用要求を断ると、彼らは腹いせにフィルターを攻撃して耐久度を大幅に下げていくことがあります。稀にですが、Water Filterへの細工で水の汚染率が100%になることがあります。この状態で水を飲むと確実に被爆するので注意しましょう。水の汚染度合いはWater Buttをタップして確認するほか、Water Buttの見た目から判断することもできます(タンクから緑色の汚れが溢れているのが確認できるはず)。
ちなみに水が汚染されていても、飲用目的以外での使用(シャワー&トイレ)でバッドステータスを被ることはありません。
両フィルターはDisableで機能を停止させることもできます。やめましょう。
次は発電機ことGeneratorについてです。
これはガソリン駆動の発電機で、リアルでも非常用やアウトドア用として使用されているものです。日本でもホームセンターやキャンプ用品店で購入することができます。
発電機は主に電灯、そして冷蔵庫などの電気を消費する施設の稼働に必要となります。意外と見落としがちですが、前述のOxygen FilterとWater Filterも電気を必要とするので、Generatorの停止(=ガソリンの枯渇)は死を意味すると考えておきましょう。
ガソリンは一回の供給(=1消費)でFuel値を1.0回復させることができます。Generatorが機能を停止しないよう、まめに補給しておきます。一日の消費量はタップ時に表示されるDaily Useの項から確認できます(初期状態で0.3消費)。
GeneratorのUpgradeは、Capacityは内蔵できるガソリン容積の増加、Durabilityは時間経過による劣化速度の低下、Efficiencyは発電効率の上昇(ガソリン消費量低下)をそれぞれ意味しています。
CapacityとDurabilityはまめに面倒を見てやればいいとして、Efficiencyも最大まで強化したところでそれほど劇的にガソリン消費量が下がるわけではないので、GeneratorのUpgradeは基本的に後回しで良いでしょう(そもそもガソリンは探索で容易に発見が可能なので、無理に節約する必要もない)。
食料ことTiny Pantry(Pantyではない。Tiny Pantyだとあまりに夢溢れるシロモノになってしまう、画像検索なんてしないように)は食料品のFood Rationを収容する棚で、ここをタップしてEat Foodを選択することで選択中のキャラクターにFood Rationを食べさせることができます。またFood RationはPantryの収容容積を越えてシェルターに備蓄しておくことはできないので、もし探索で収容量を超えるFood Rationが回収できた場合などは追加で作っておく必要があります。
貯水タンクであるWater Buttは雨が降ったときにWater Filterを通して水を貯めておくための設備です。ここをタップしDrink Waterを選ぶことで選択中のキャラクターに水を飲ませることができます。またタップしたときにContamination(汚染度)が表示され、この数値が高いときに水を飲んでしまうと被爆することがあります。水の汚染は主にBlack Rainが降ったときに数値が上昇します。
医薬品が収納されているMedicine Cabinetは、タップすることで各種医薬品の使用が可能です。本作では医療アイテムはここでしか使用できません、探索中にアイテムを使用して状態回復させる等はできないので、探索出発時に「出先で使うから」とFirst Aid Kit等を持ち出すのは無駄なのでやめましょう。
倉庫であるSmall Crateをタップするとシェルターのストレージにアクセスすることができます。初期状態ではアイテムの最大収容数が少なく、探索から持ち帰ったアイテムを捨てざるを得ない状況になりがちなので、早いうちに追加で作っておく必要があります。
注意点として、これら初期配置されている各種施設は解体することができません(詰み防止?)。シェルター内のレイアウトに凝りたい人は注意しておきましょう。
Workbenchにアクセスすることでアイテムや設備の製作、シェルター内の設備の移動をさせることが可能です。
製作可能な各種アイテム&設備にはそれぞれ等級(Tier)が設定されており、上位のものを製作するにはWorkbenchを強化する必要があります。おそらくTier 2への強化はゲーム開始直後から可能になっているはずなので、まずはこれを真っ先に行いましょう。
Rearrenge Shelterを選択するとシェルター内の設備を自由に移動させることができます。特に資材等は消費しないので、まずは必要な設備を適当な場所に作っておき、後から場所を移動してレイアウトに凝る、といったようなことも可能です。
シェルター入り口近くのロッカーをタップしTake Suitを選択すると、キャラクターに環境防護服Hazmat Suitを着せることができます。これで各種フィルターの修理や強化などの作業をするため外に出ても被爆の恐れがなくなります。ただし外へ探索に出るときに放射能から身を守るのはガスマスクの役目で、この防護服を着て探索に出ることはできません。
日記ことJournalは毎日内容が更新され、その日の内に起きた出来事が記載されます(ただし全部英語ですが…)。またQuest項を閲覧することで、現在進行中のクエスト内容を確認できます。
通信機ことRadio Trancemitterはパーティを編成して外へ探索に向かわせたり、通信機能を使って外界に呼びかけを行うことができます。Setup Expeditionで探索用パーティを編成し、生活に必要な物資を回収しましょう。BroadcastはNPCをシェルターへ招く機能で、For Traders(アイテム交換)かFor Recruits(雇用)のどちらかを選びます。主に利用するのはFor Tradersのほうでしょう。Scan Frequencyは未発見のクエストNPCや派閥の拠点を地図上にマーキングすることができます。ただしこれらは探索中に自然に見つかる場合がほとんどなので、あえて一人分の労働力と通信機を占有してまで探す必要はないと思います。View Mapで地図を確認でき、パーティを探索に出している場合はここからパーティの現在地を確認できるとともに、Recallを選択することで強制的に帰還させることができます。
またRadio TrancemitterをUpgradeすることでBroadcastやScan Frequencyの効率を上げることが可能です(それぞれNPCの来訪率、スキャン時間の短縮に影響)。
クリップボードにアクセスしOpen Clipboadを選択すると、各設備の現在の耐久値の一覧が表示されます。これを参照することで、設備の耐久値を調べるために一々すべての設備をタップして回る作業の煩雑さから開放されます。
画面下のキャラクターのポートレート左上に表示されている、えーと…ロボットの顔?のような記号をタップすることで、キャラクターの上に同様の記号が表示されます。これはキャラのオートメーション化で、食事や睡眠といった諸々の動作を自動で行ってくれるようになります。
ただし常に最適な行動を取ってくれるわけではなく、キャラが勝手に動き回ることを好まない人はこの機能を切っておきましょう。
といったところで、次回からゲームプレイを進行させていきたいと思います。
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2018/08/22 (Wed)22:33
どうも、グレアムです。今回からShelteredのプレイ日記をはじめようと思います。
注意点として、本記事はAndroid版でのプレイ内容となるので、他機種版とは内容に違いが生じる可能性があります。なおバージョンは発売時の1.0のまま特に更新などはされていないようですが、内容的には発売時点でのPC版とほぼ同等のものになっている模様。
本作は核戦争時にシェルターへ逃げ延びた家族がその後を生き延びるためにどうにかこうにか奮闘するという内容。プレイ内容的にはThis Wae of Mineと似てるそうですが、俺はそっちはやってないのでわからない(興味はあるのでそのうち購入予定ではある。MODサポートもしているそうだし)。
まあ御託はさておき、さっそくプレイを開始しましょう。なおAndroid版は言語設定が九ヶ国語ありますが、日本語は存在しません。残念。
なお今回のプレイは難易度Normalにて敢行。いちおう標準的なゲームプレイがどんな感じになるか、というのを確かめるためにですね。
難易度を決定すると、次にキャラクター設定を決めることになります。本作の良いところはこのキャラクタークリエイト要素ですね。最初から背景の決まってるどこぞの馬の骨を使わされて「ところで誰だよこいつ」とか思いながら没入しきれない、とかいうことがないので。
【父親:ノーマン】
かつてニューイングランドで最強の男を目指していたが、家庭を持ったことで安定した生活を望むようになり、確固たる拠点を築くため今回のシェルター生活を思いついた。脳筋。
【母親:ラムダ】
かつてニューイングランドで軍の秘匿研究によって生まれた生体兵器。ふとしたきっかけでノーマンと行動をともにするようになり、結局あの後二人は結婚したらしい。現在は二児の母として奮闘中。脳筋。
【姉:ハルバート】
パトリック家の長女。外見は父親似、性格は母親似のボーイッシュな娘。潜在的脳筋。
【妹:レニ】
パトリック家の次女。外見は母親似、性格は父親似の大人しい女の子。潜在的脳筋。
【ペット:ウナギ】
伝説のミステリアス・ハッチへ至る鍵という情報をもとにノーマンが発見した熱帯魚。何らかのすごい手がかりを握っているらしい。
【補足解説】
初期プリセットでは大人の男女、子供の男女というバランス構成となっているが、性別は自由に変更可能であり、男だらけのファッグミリー、女だらけのアマゾネス軍団でプレイすることも可能。べつに家族ではなく、たまたま一緒に行動することになった赤の他人同士というロールプレイも良いだろう。
なお子供は後から仲間にすることができないため、シェルター生活に子供は不可欠と考える場合は絶対に死なせないようにしたい。大人二人を死なせて子供だけのサバイバル生活を敢行させることも可能だが、子供には大人と比べて二点ほど大きな欠点があることに注意。この点についてはのちほど述べることとする。
【全員同じTraitsじゃねーか!】
三回攻撃のうち最初の二回を確定でヒットできるCourageousは最初から最後まで役に立つし、他に代用がきかない。ブロックやカウンターで中断されることがないし、何より命中率が低下する高ダメージ武器をデメリットなく扱えるのが最大の利点と言えるだろう。
というか、他のスキルが後半は無くてもどうとでもなる代物ばかりなので、今回あえてこのように偏った設定とした。もちろん、序盤の難易度はそこそこ高くなるが…ニューイングランド出身なら違和感なかろうという、あんまりな理由もある。
ニューイングランド、という単語でわかる通り、今回の主人公ノーマンとラムダはCataclysm: DDAリプレイ記に登場したキャラクターである。あくまでネタであり、実際は設定の繋がらないパラレルとして扱って頂けると有り難い。
【日本語?】
Android版は名前入力の際に日本語を扱うことができる。重要なのは日本語表示が可能という点で、本作は汎用フォントを使っているため、おそらくはテキストファイルを編集するだけで日本語化が可能。
しかしMiniDayzとは違い、本作のテキストファイルはUnity用の編集ツールを使わなければ取り出せず(たんにAPKをZip解凍するだけでは駄目)、たとえ翻訳ファイルを作成したとしても実用性がないため日本語化は断念した。
ゲームがはじまったら、まずは建設と修理だ。ノーマンにGeneratorの修理、ラムダには防護服を着て外のWater FilterとOxygen Filterを修理してもらい、ハルバートはSheltor Room建造、レニにはWorkbenchのアップグレードを担当してもらった。
このゲームは序盤が一番忙しく、そして難しい。モタモタするぶんだけ死が近づくので、無駄のないよう行動したい。なお画面右上部分の時間と日数の両隣部分をタップすることで時間の加減速ができるので、これを上手く活用しよう(完全な一時停止はできないのがちょっと不満)。
なおゲーム開始時に自動的に付与される不利なTraitsだが、ノーマンとラムダは空腹値の上昇速度が上がるBig Eater(ラムダ、おまえ今回も大食い設定なのか…)、ハルバートは建設やアイテム製作速度が遅くなるHands-off、レニは就寝中の睡眠ゲージ回復が遅くなるLight Sleeperが設定された。これらは対応する行動を取ることで対になる有利なTraitsに転化することがあるので、最終的には有利なTraitsを二つ持った状態でのプレイが可能だ(それまでに生きていれば)。
WorkbenchがTier 2になった時点でMedium Water Buttを二個建造。本作は水が超重要資源にも関わらず、入手手段がランダムに降る雨頼りになるので、雨が降ったときに可能な限り水を貯めることができる環境を作ることが大事である。雨が降ったときの貯水効率、黒い雨が降ったときの汚染速度低下などは浄水フィルターのアップグレードで対応するのだが、必要な材料が多いため序盤は手付かずとせざるを得ない。
それから、超重要施設であるMop & Bucketも設置。これがどれほど大事なものかは次回以降たっぷりと味わうことになるだろう…
なお本作は設置した施設をノーコストでいつでも移動させることができるので、レイアウトに凝りたい諸氏も安心してプレイすることができる。個人的に本作を評価している部分の一つ。
あとは三つ余ったPlasticのうち二つを使ってCarrier Bagを作り、ノーマンを単独で探索に出した。
まずは若干近くにある中規模の街に送り出す。この時点で水を大量消費することになる、近いうちに雨が降ることを祈ろう。
はっきり行って近所の二~三件を回るだけではロクな物資が手に入らないし、なによりGas Maskの無駄だ。できるなら一度の探索に二人派遣することが望ましいが、水の消費量も倍になるため、序盤ではそれが命取りになることもある。
といったところで、今回はここまで。
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