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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/25 (Mon)23:31
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2014/10/01 (Wed)09:14


↑ザ・一般人。モブキャラの鑑のような服装で高校生ライフを満喫。



 かつて「二中の狂犬」と呼ばれ恐れられた男、ブラッド・ウォン。
 しかし極東高校入学当日に番長の田中ヤスオに挑んだ彼はワンパンでノされてしまい、それ以降は牙の抜けた「極東のポチ」として、隠居した傷痍軍人のような平々凡々とした日々を送っていた…




↑学園に迫る危機。私服で学校に来ちゃいけません。



 しかし突如その勢力を拡大しはじめた暴走族「狂走連合」の台頭により、極東線沿線にはふたたび不穏な空気が漂いはじめていた。そしてそれは、安穏とした日々を送るブラッド・ウォンにも魔の手を伸ばす。




↑呼び名は変われど実力は衰えず。狂犬は健在だった。



 狂走連合加盟グループの一つ「烈火」の副総長・羽柴の呼び出しを受け、公園にやってきたブラッド・ウォン。どうやら羽柴は喧嘩をしに来たわけではないらしいのだが、中学時代の因縁もあり上の命令を無視して手下ともどもウォンを襲撃してくる。
 難なくそれを返り討ちにしたウォンは羽柴を問い詰める。
「亮さんに…連れてこいって言われたんだよ…!」
「あぁッ!?二中の狂犬には喧嘩売っといて、二中の悪魔には『さん』付けってどういうことだゴラァッ!」
「あいつはもう、昔とは違うんだよ」
 どうやら羽柴は、中坊時代にウォンの相棒だった如月亮の命令で迎えに来たらしい。
 なんと田中ヤスオ率いる極東連合と敵対し、その狂気をもって極東線沿線の支配を企む狂走連合のボスは亮だというのだ。
『お互い、大物になろうぜ!』
 かつて交わした友との約束、亮は巨大組織の頭(ヘッド)を張るまでになっていたのだ。それに引き換え、自分はポチに成り下がり、そしてその運命を甘んじて受け入れていた…
「このままじゃ終われねぇ、狂犬の復活だ!」
 親友の健在を知ったウォンは、新たな野心を胸に血と争いの世界に舞い戻ることを決意する。




↑持つべきは親友。拳で語り合う友情もある。



 翌朝、ウォンは親友の佐伯新之助に呼び止められる。
「おまえ、また喧嘩をはじめたらしいな」
 すでに喧嘩の腕でのし上がり大物になることしか頭にないウォンに冷水を浴びせるような言動を放つ新之助。
「幼馴染を…葉子を悲しませるような真似すんな!」
 聞く耳持たないなら力づくでも止める、と立ちはだかる新之助を倒すウォン。
「無茶しやがって…おまえ、俺を試したんだろ?」
「当たり前だ、これから無茶をやらかす馬鹿の片棒担ぐ身にもなってみろ。半端な覚悟でやられてたまるかよ」
 ウォンの覚悟のほどを試した新之助、彼はウォンを止めることを諦め、ともに覇道を突き進むことを決める。






↑伝説の番長に実力を認められた瞬間。新たな伝説のはじまりである。



 決意も新たにしたところで、ウォンと新之助の二人はヤスオの舎弟であるヒロシとシンジが駅前で狂走連合に襲われているとの知らせを受ける。
 そこで待ち構えていたのは、かつてウォンを襲撃した羽柴と、烈火の総長・三島。ウォンは新之助と協力して烈火のメンバーを撃破し、遅れてやってきたヤスオに礼を言われる。
 まずは大物への第一歩を踏み出すことに成功したウォン、戦いはまだはじまったばかりである。






↑恒例の啖呵失敗。真面目にツッコミを入れる不良がシュール。



 どうも、グレアムです。
 喧嘩番長2フルスロットル、開始しました。記事が長くなるようなら、そのうちこのシリーズもカテゴリ別に分けるかもしれません。
 二作目ということでグラフィック表現の刷新、諸要素の強化、マップのオープンワールド化など全体的に強化されている本作、はっきり言って巷の評判はそんなに良くないというか悪い部類に入りますが、個人的にはけっこう好きなタイトルだったりします。

 グラフィック、特に人物の表現はかなりグレードアップしてますね。前作はジャギーがひどかったうえ、輪郭線の生成があきらかに上手くいっていなかったのですが、本作は止め絵でもかなり見れるレベルにまで洗練されています。テクスチャの描き方も垢抜けたようで、前作よりも自然な見た目になっていますね。おそらく時間の概念が導入されたことと関係していると思いますが、ライティング関係も強化されており、特に夕刻でのカットシーンは見ごたえアリ。

 戦闘バランスはかなり厳しく、序盤は啖呵に失敗しただけで死にかけます(笑)個人的にはメンチビームを使う機会が少ない点が改善されていない(何度か喧嘩を繰り返すと不良が問答無用で襲ってくるようになる)のが残念でした。あれ面白いのに。
 前作で強力だったダッシュ攻撃がさらに強化されており、転倒した敵が周囲を巻き込むようになったので、ほとんどの局面でこれを多用することになるでしょう。一方でジャンプ攻撃は大幅に弱体化し、最序盤の敵ですらガードカウンターを繰り出してくるため全く使う機会がありません。

 イベントの進行はかなり不親切に思えます。特にサブイベントは出現と消失のフラグがわかりにくく、後で進めようと思っていたサブイベントが理不尽な消え方をする点などはもうすこし考えてほしかったところ。たんに金品が貰えるだけのどうでもいいイベントならまだしも、一回のゲームプレイ全体を通して関係してくる恋愛イベントですらその扱いなのは参った。
 これは時間の進行速度が異常に早いことも関係しており、朝に家を出て不良と喧嘩しながら学校に向かったら到着した頃にはすでに夕方になっており学校が閉まっていた&学校関連のイベントが消えていた、などという事態が頻繁に発生する。
 そのうえゲーム開始初日限定の重要イベントがあったりするのだから、どれだけ攻略本前提のスケジュール管理なんだと言いたくなるのも無理はないと思うがどうか。

 困ったことに本作には現在、詳細な攻略サイトが存在せず、イベントのフラグ進行や各諸要素の解説などは既刊の攻略本に頼るしかない(ただし、攻略本には恋愛イベントを含む各攻略のフラグ進行などがかなり詳しく載っていたと記憶している)。








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2014/09/29 (Mon)17:03



 どうも、グレアムです。
 HPに喧嘩番長のカラーイラストをアップロードしましたので報告までに。

<< 来いオラァッ!! >>

 「これのどこが喧嘩番長なんだよ!?」って声が聞こえてきそうですが、俺がプレイした喧嘩番長はこういうゲームだったんだから、しょうがない。詳細は過去記事のプレイ日記を参照のこと。

 んで現在2をプレイ中でして、そっちもそのうち記事を書く予定なんですが、これ、前作のプレイデータがあると伝説が達成されるんですけども、俺、ずっとヤスオとレイナが前作でカスタマイズした容姿のまま2に登場するって勘違いしてたんですよね。
 じつはこれリアルタイムでプレイしてたときも勘違いしてて、そのときの記憶が訂正されずにそのまま残ってたらしい。ぶっちゃけ1作目を先にプレイしたのはそーいう「自分がカスタマイズした番長が続編でゲスト出演する!」っていう期待というか誤解が元だったりして。
 個人的に思い入れがあるのは2のほうで、1はけっこうどっちでもよかったんだけど…わざわざ中古ショップで買い直したんだけど、まぁ、いいや。






2014/09/25 (Thu)12:19


そのうち投稿予定のノーマッド博士ラフ。



 どうも、グレアムです。
 先日コンコレの二次創作小説(通称:怪文書)のまとめをHPにアップロードしました。

<< シロッコ・オリジン(本編) >>
<< シロッコ・テイルズ(短編集) >>

 ショップにて販売している狐魂、翼鳥狐シロッコのオリジン・エピソードです。
 コレクターによって地球に放逐されたシロッコが狐魂権利保護団体UFSOの研究者ノーマッド博士によって蘇生処置を受け、人型のサイボーグ狐魂として再生。UFSOのスポークスマンとして活動するようになるまでの話でございます。
 でまぁ口を酸っぱくして言うようですが、本作はあくまで二次創作でありコンコレ運営サイドとは何の関わりもない非公式設定なので、そのへんを勘違い若しくは曲解してめんどくさいことはしないよう願います。なんでこんなこと一々書かなきゃいけないんだ。んもう。

 次回は重装狐のエピソードです。







2014/09/19 (Fri)00:10


友を助けるため地方に引っ込んだ…もとい遠方へ旅立った番長ジョニー・ロビンソン。





 どうも、グレアムです。喧嘩番長です。
 さて本編にてヒロイン(喧嘩番長風に言うとマドンナ?)である佐々木レイナを攻略すると出現する追加シナリオ「スケバン編」。この言い方なんかギャルゲーっぽいな。
 ジョニー・ロビンソンの活躍により黒真連合の脅威は去り、ふたたび極東線沿線に平和が訪れた。しかし番長に安寧はない。彼は故郷の友人からの救援要請を受け、極東高校の平和を恋人のレイナと仲間たちに委ね旅立ってしまった。
 僅かな間の番長不在、それが大事件に発展するとは誰が予想できたろうか…






さっそくイメチェンした我らがレイナ。ギャルっぽい。

 番長不在により「悪さをするなら今だヒャッハー!」と騒ぐ小物は地元極東高校にも存在していた。校内の風紀を乱すワルどもに果敢に注意を促す生徒会長・鈴原梅吉。結果として彼はとてもイカス姿に改造されてしまった。
 てめぇら何やってんだよ、とワルどもを叱責するレイナ。番長がいなくても勝手はアタシが許さねぇ!さらに「僕が尊敬されないのは腕力がないからだ…」とイジける生徒会長を一喝。番長が尊敬されるのは、ただ喧嘩が強いからってだけじゃない。
 地元で起きた、ちょっとした小競り合い。すべて丸く収まったと思われたが…






芋ジャー標準装備。こんなビジュアルで喧嘩は強い。

 かつて黒真連合のリーダー剛田に付き添っていた魔性の女・水谷裕子は番長に復讐するため、極東戦争最後の生き残りであり東関最強と歌われた男・阿佐見の力を借りて謀略を張り巡らせる。
 しかし番長不在を知らない阿佐見の配下・ケンは、うっかり「極東のトップ」こと生徒会長を誘拐してしまう。生徒会長の口から番長不在を聞いた水谷は怒り狂うが、一考のち方向転換することを決める。
「番長がいないなら、その間に番長が築いたものをぶち壊しちゃえばいいじゃない!」

 阿佐見の趣向により生徒会長を連れて暴れ回るケンとその配下をぶちのめし、水谷と阿佐見の二人が背後にいることを突き止めるレイナ。しかし、これはまだ崩壊の序曲でしかなかった…






魅惑のチャイナドレス。世界観的にコスプレにしか見えないのが切ない。

 ある日、姉・遼子からの呼び出しを受けたレイナ、かつて遼子が東関最強のレディース・チームのヘッドを張っていたことを知らされる。遼子は過去に極東戦争で阿佐見との一騎打ちに挑み、そして敗北したことを語った。
「未だにそのテの情報は耳に入ってくるんだよ」
 レイナが阿佐見とやり合おうとしていることを知っていた遼子、かつて愛用し阿佐見の片目を潰したヨーヨーを託する。ただ、出が遅くクセがあるので俺はまったく使わなかった。

 一方、阿佐見はヘタをうったケンの代わりにかつて黒真連合で暗躍していたセコイ男・田城の力を借りて番長に恨みを持つ者たちを集めていた。
「ゲームは面白くなくちゃあな!」






レイナの鋭い一撃を軽く受け止める阿佐見。これが東関最強の実力か。

 兵隊を引き連れ極東高校に大挙して攻め込む水谷。レイナ一人の力では多勢に無勢かと思われたが、そのときレイナと親交がある各高の番長たちが加勢に参じ形勢は一気に逆転。レイナも水谷をタイマンで打ち負かし、そのチンケな野望を打ち砕くことに成功した。
 と、思われた…

 そこへ、レイナの仲間たちを瞬殺し阿佐見が登場。水谷を助けに来たのかと思われたが、彼は「弱い女には興味がない。もうお前には飽きた」と言い放ち、助けを請う水谷を一蹴。レイナに向き直り、彼女がかつて自分に手傷を負わせた女の妹であることを知っている阿佐見は「俺の女になれ」と唐突なラブコールをぶちまける。
 当然そんな提案に乗る気もないレイナは阿佐見に敢然と立ち向かうが、まったく歯が立たずやられてしまう。
「魔王は地下駐車場で待ってるぜ」
 ゲームを楽しむため、阿佐見はあえてレイナにとどめを刺さず放置。決闘場所を言い渡し、意気揚々と極東高校から立ち去っていった。






憂いを帯びた表情もステキです。

 仲間のほとんどが重症を負い、運び込まれた病院の前で沈んだ表情のまま佇むレイナ。
 運よく阿佐見の凶行から逃れていた番長の舎弟シンジの制止を振り切り、彼女は阿佐見が待つ陣場の地下駐車場へと単身向かうことを決意した。






ヒーローは最後にやってくる。番長見参!

 阿佐見は一人ではなかった。
「強い女が傷つく姿にゾクゾクくるんだぜ」
 レイナに「変態野郎!」と罵られながらも、それすら楽しむ様子で無数の手下を差し向けてくる阿佐見。どれだけ倒してもなお数が減る様子がないワルどもの軍団相手に、レイナが膝をつきかけた、そのとき。
「ザコどもは片づいたぜ。残るはテメエだけだ」
 地方から帰ってきていた番長ジョニー・ロビンソンが参上し、三下軍団を一瞬で葬り去った!
 阿佐見と向かい合い拳をかまえるジョニー、しかしそれをレイナが止める。
「こいつはアタシが殺る!」
 俺が怖いから女に戦いを任せるのか、と煽る阿佐見。しかしジョニーはそんな言葉に動じることもなく、レイナにすべてを任せることを決める。






すべてが終わった。ツッパっても、なんだかんだで女の子なのである。

「俺が負けた…だと…それも、女に…!?」
 阿佐見を倒し、事件に終止符を打つレイナ。
 しかし極東高校が荒らされ、友人たちが負傷したことに自責の念を感じるレイナ。だがジョニーはレイナを責めることはせず、「おまえはよく頑張った」と宥めた。
「もう、一人にしないでくれよ…」
 阿佐見と喧嘩したときの覇気はどこへやら、レイナはしおらしい態度でジョニーに抱きつく。彼女が「女」の姿を見せるのは、番長の前でだけなのであった…





 以上、喧嘩番長スケバン編でした。
 本編をめっちゃ飛ばして書いたので、今回はテスト的にダイジェストっぽくしてみましたが如何だったでしょうか。ちなみに文中のテキストに関してはあまり本編に忠実ではないので、まあ雰囲気を楽しんでもらえればいいかな、というか。個人的な解釈もプチ混じってますし。

 次回はいよいよフルスロットルいきますよ!





2014/09/17 (Wed)06:34


↑拳という名の飛び膝蹴り。このゲームにおいてダッシュ攻撃は実際有用

 どうも、グレアムです。PS2喧嘩番長、番長編をクリアしました。


↑曲がったことが大嫌いなビジュアル系番長

 どうやら一度シャバ王になってしまうと、神社に三十万円寄付しない限りは漢度が上昇しなくなるみたいで、「これ一度クリアして最初からやり直したほうがいいんじゃあ…」と思ってたんですが、どうやらシャバ王になる前のデータを残しておいたようなので、少し前のシーンまで戻ってから改めて攻略を再開しました。


↑某ジョジョを想定したら普通の学ラン男になってしまった


↑恋人の危機に颯爽と現れたライダー番長。正義の拳がうなる


↑リアルタイムでプレイしていた当時のファッションを再現


↑空が朱に染まる最終決戦地。番長の啖呵も冴えわたる


↑卑劣漢と思われた黒真連合のボス剛田、意外にも引き際は潔かった


↑仲間とともに帰る番長。しかし波乱はまだ終わってはいない

 次はスケバン編だー。







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