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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
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2014/10/01 (Wed)09:14


↑ザ・一般人。モブキャラの鑑のような服装で高校生ライフを満喫。



 かつて「二中の狂犬」と呼ばれ恐れられた男、ブラッド・ウォン。
 しかし極東高校入学当日に番長の田中ヤスオに挑んだ彼はワンパンでノされてしまい、それ以降は牙の抜けた「極東のポチ」として、隠居した傷痍軍人のような平々凡々とした日々を送っていた…




↑学園に迫る危機。私服で学校に来ちゃいけません。



 しかし突如その勢力を拡大しはじめた暴走族「狂走連合」の台頭により、極東線沿線にはふたたび不穏な空気が漂いはじめていた。そしてそれは、安穏とした日々を送るブラッド・ウォンにも魔の手を伸ばす。




↑呼び名は変われど実力は衰えず。狂犬は健在だった。



 狂走連合加盟グループの一つ「烈火」の副総長・羽柴の呼び出しを受け、公園にやってきたブラッド・ウォン。どうやら羽柴は喧嘩をしに来たわけではないらしいのだが、中学時代の因縁もあり上の命令を無視して手下ともどもウォンを襲撃してくる。
 難なくそれを返り討ちにしたウォンは羽柴を問い詰める。
「亮さんに…連れてこいって言われたんだよ…!」
「あぁッ!?二中の狂犬には喧嘩売っといて、二中の悪魔には『さん』付けってどういうことだゴラァッ!」
「あいつはもう、昔とは違うんだよ」
 どうやら羽柴は、中坊時代にウォンの相棒だった如月亮の命令で迎えに来たらしい。
 なんと田中ヤスオ率いる極東連合と敵対し、その狂気をもって極東線沿線の支配を企む狂走連合のボスは亮だというのだ。
『お互い、大物になろうぜ!』
 かつて交わした友との約束、亮は巨大組織の頭(ヘッド)を張るまでになっていたのだ。それに引き換え、自分はポチに成り下がり、そしてその運命を甘んじて受け入れていた…
「このままじゃ終われねぇ、狂犬の復活だ!」
 親友の健在を知ったウォンは、新たな野心を胸に血と争いの世界に舞い戻ることを決意する。




↑持つべきは親友。拳で語り合う友情もある。



 翌朝、ウォンは親友の佐伯新之助に呼び止められる。
「おまえ、また喧嘩をはじめたらしいな」
 すでに喧嘩の腕でのし上がり大物になることしか頭にないウォンに冷水を浴びせるような言動を放つ新之助。
「幼馴染を…葉子を悲しませるような真似すんな!」
 聞く耳持たないなら力づくでも止める、と立ちはだかる新之助を倒すウォン。
「無茶しやがって…おまえ、俺を試したんだろ?」
「当たり前だ、これから無茶をやらかす馬鹿の片棒担ぐ身にもなってみろ。半端な覚悟でやられてたまるかよ」
 ウォンの覚悟のほどを試した新之助、彼はウォンを止めることを諦め、ともに覇道を突き進むことを決める。






↑伝説の番長に実力を認められた瞬間。新たな伝説のはじまりである。



 決意も新たにしたところで、ウォンと新之助の二人はヤスオの舎弟であるヒロシとシンジが駅前で狂走連合に襲われているとの知らせを受ける。
 そこで待ち構えていたのは、かつてウォンを襲撃した羽柴と、烈火の総長・三島。ウォンは新之助と協力して烈火のメンバーを撃破し、遅れてやってきたヤスオに礼を言われる。
 まずは大物への第一歩を踏み出すことに成功したウォン、戦いはまだはじまったばかりである。






↑恒例の啖呵失敗。真面目にツッコミを入れる不良がシュール。



 どうも、グレアムです。
 喧嘩番長2フルスロットル、開始しました。記事が長くなるようなら、そのうちこのシリーズもカテゴリ別に分けるかもしれません。
 二作目ということでグラフィック表現の刷新、諸要素の強化、マップのオープンワールド化など全体的に強化されている本作、はっきり言って巷の評判はそんなに良くないというか悪い部類に入りますが、個人的にはけっこう好きなタイトルだったりします。

 グラフィック、特に人物の表現はかなりグレードアップしてますね。前作はジャギーがひどかったうえ、輪郭線の生成があきらかに上手くいっていなかったのですが、本作は止め絵でもかなり見れるレベルにまで洗練されています。テクスチャの描き方も垢抜けたようで、前作よりも自然な見た目になっていますね。おそらく時間の概念が導入されたことと関係していると思いますが、ライティング関係も強化されており、特に夕刻でのカットシーンは見ごたえアリ。

 戦闘バランスはかなり厳しく、序盤は啖呵に失敗しただけで死にかけます(笑)個人的にはメンチビームを使う機会が少ない点が改善されていない(何度か喧嘩を繰り返すと不良が問答無用で襲ってくるようになる)のが残念でした。あれ面白いのに。
 前作で強力だったダッシュ攻撃がさらに強化されており、転倒した敵が周囲を巻き込むようになったので、ほとんどの局面でこれを多用することになるでしょう。一方でジャンプ攻撃は大幅に弱体化し、最序盤の敵ですらガードカウンターを繰り出してくるため全く使う機会がありません。

 イベントの進行はかなり不親切に思えます。特にサブイベントは出現と消失のフラグがわかりにくく、後で進めようと思っていたサブイベントが理不尽な消え方をする点などはもうすこし考えてほしかったところ。たんに金品が貰えるだけのどうでもいいイベントならまだしも、一回のゲームプレイ全体を通して関係してくる恋愛イベントですらその扱いなのは参った。
 これは時間の進行速度が異常に早いことも関係しており、朝に家を出て不良と喧嘩しながら学校に向かったら到着した頃にはすでに夕方になっており学校が閉まっていた&学校関連のイベントが消えていた、などという事態が頻繁に発生する。
 そのうえゲーム開始初日限定の重要イベントがあったりするのだから、どれだけ攻略本前提のスケジュール管理なんだと言いたくなるのも無理はないと思うがどうか。

 困ったことに本作には現在、詳細な攻略サイトが存在せず、イベントのフラグ進行や各諸要素の解説などは既刊の攻略本に頼るしかない(ただし、攻略本には恋愛イベントを含む各攻略のフラグ進行などがかなり詳しく載っていたと記憶している)。








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