主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2014/09/19 (Fri)00:10
友を助けるため地方に引っ込んだ…もとい遠方へ旅立った番長ジョニー・ロビンソン。
どうも、グレアムです。喧嘩番長です。
さて本編にてヒロイン(喧嘩番長風に言うとマドンナ?)である佐々木レイナを攻略すると出現する追加シナリオ「スケバン編」。この言い方なんかギャルゲーっぽいな。
ジョニー・ロビンソンの活躍により黒真連合の脅威は去り、ふたたび極東線沿線に平和が訪れた。しかし番長に安寧はない。彼は故郷の友人からの救援要請を受け、極東高校の平和を恋人のレイナと仲間たちに委ね旅立ってしまった。
僅かな間の番長不在、それが大事件に発展するとは誰が予想できたろうか…
さっそくイメチェンした我らがレイナ。ギャルっぽい。
番長不在により「悪さをするなら今だヒャッハー!」と騒ぐ小物は地元極東高校にも存在していた。校内の風紀を乱すワルどもに果敢に注意を促す生徒会長・鈴原梅吉。結果として彼はとてもイカス姿に改造されてしまった。
てめぇら何やってんだよ、とワルどもを叱責するレイナ。番長がいなくても勝手はアタシが許さねぇ!さらに「僕が尊敬されないのは腕力がないからだ…」とイジける生徒会長を一喝。番長が尊敬されるのは、ただ喧嘩が強いからってだけじゃない。
地元で起きた、ちょっとした小競り合い。すべて丸く収まったと思われたが…
芋ジャー標準装備。こんなビジュアルで喧嘩は強い。
かつて黒真連合のリーダー剛田に付き添っていた魔性の女・水谷裕子は番長に復讐するため、極東戦争最後の生き残りであり東関最強と歌われた男・阿佐見の力を借りて謀略を張り巡らせる。
しかし番長不在を知らない阿佐見の配下・ケンは、うっかり「極東のトップ」こと生徒会長を誘拐してしまう。生徒会長の口から番長不在を聞いた水谷は怒り狂うが、一考のち方向転換することを決める。
「番長がいないなら、その間に番長が築いたものをぶち壊しちゃえばいいじゃない!」
阿佐見の趣向により生徒会長を連れて暴れ回るケンとその配下をぶちのめし、水谷と阿佐見の二人が背後にいることを突き止めるレイナ。しかし、これはまだ崩壊の序曲でしかなかった…
魅惑のチャイナドレス。世界観的にコスプレにしか見えないのが切ない。
ある日、姉・遼子からの呼び出しを受けたレイナ、かつて遼子が東関最強のレディース・チームのヘッドを張っていたことを知らされる。遼子は過去に極東戦争で阿佐見との一騎打ちに挑み、そして敗北したことを語った。
「未だにそのテの情報は耳に入ってくるんだよ」
レイナが阿佐見とやり合おうとしていることを知っていた遼子、かつて愛用し阿佐見の片目を潰したヨーヨーを託する。ただ、出が遅くクセがあるので俺はまったく使わなかった。
一方、阿佐見はヘタをうったケンの代わりにかつて黒真連合で暗躍していたセコイ男・田城の力を借りて番長に恨みを持つ者たちを集めていた。
「ゲームは面白くなくちゃあな!」
レイナの鋭い一撃を軽く受け止める阿佐見。これが東関最強の実力か。
兵隊を引き連れ極東高校に大挙して攻め込む水谷。レイナ一人の力では多勢に無勢かと思われたが、そのときレイナと親交がある各高の番長たちが加勢に参じ形勢は一気に逆転。レイナも水谷をタイマンで打ち負かし、そのチンケな野望を打ち砕くことに成功した。
と、思われた…
そこへ、レイナの仲間たちを瞬殺し阿佐見が登場。水谷を助けに来たのかと思われたが、彼は「弱い女には興味がない。もうお前には飽きた」と言い放ち、助けを請う水谷を一蹴。レイナに向き直り、彼女がかつて自分に手傷を負わせた女の妹であることを知っている阿佐見は「俺の女になれ」と唐突なラブコールをぶちまける。
当然そんな提案に乗る気もないレイナは阿佐見に敢然と立ち向かうが、まったく歯が立たずやられてしまう。
「魔王は地下駐車場で待ってるぜ」
ゲームを楽しむため、阿佐見はあえてレイナにとどめを刺さず放置。決闘場所を言い渡し、意気揚々と極東高校から立ち去っていった。
憂いを帯びた表情もステキです。
仲間のほとんどが重症を負い、運び込まれた病院の前で沈んだ表情のまま佇むレイナ。
運よく阿佐見の凶行から逃れていた番長の舎弟シンジの制止を振り切り、彼女は阿佐見が待つ陣場の地下駐車場へと単身向かうことを決意した。
ヒーローは最後にやってくる。番長見参!
阿佐見は一人ではなかった。
「強い女が傷つく姿にゾクゾクくるんだぜ」
レイナに「変態野郎!」と罵られながらも、それすら楽しむ様子で無数の手下を差し向けてくる阿佐見。どれだけ倒してもなお数が減る様子がないワルどもの軍団相手に、レイナが膝をつきかけた、そのとき。
「ザコどもは片づいたぜ。残るはテメエだけだ」
地方から帰ってきていた番長ジョニー・ロビンソンが参上し、三下軍団を一瞬で葬り去った!
阿佐見と向かい合い拳をかまえるジョニー、しかしそれをレイナが止める。
「こいつはアタシが殺る!」
俺が怖いから女に戦いを任せるのか、と煽る阿佐見。しかしジョニーはそんな言葉に動じることもなく、レイナにすべてを任せることを決める。
すべてが終わった。ツッパっても、なんだかんだで女の子なのである。
「俺が負けた…だと…それも、女に…!?」
阿佐見を倒し、事件に終止符を打つレイナ。
しかし極東高校が荒らされ、友人たちが負傷したことに自責の念を感じるレイナ。だがジョニーはレイナを責めることはせず、「おまえはよく頑張った」と宥めた。
「もう、一人にしないでくれよ…」
阿佐見と喧嘩したときの覇気はどこへやら、レイナはしおらしい態度でジョニーに抱きつく。彼女が「女」の姿を見せるのは、番長の前でだけなのであった…
以上、喧嘩番長スケバン編でした。
本編をめっちゃ飛ばして書いたので、今回はテスト的にダイジェストっぽくしてみましたが如何だったでしょうか。ちなみに文中のテキストに関してはあまり本編に忠実ではないので、まあ雰囲気を楽しんでもらえればいいかな、というか。個人的な解釈もプチ混じってますし。
次回はいよいよフルスロットルいきますよ!
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