主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2014/08/30 (Sat)15:06
先日いろいろ試行錯誤した末にDreamwebのCD-ROM版をDOS-Boxで動かす方法がわかったので報告までに(注:製品版ではなくScumm VMにて公開されているフリーウェア版を前提にしています)。
フロッピーディスク版は解凍フォルダ内のDreamweb.exeをDOS-Boxのショートカットに放り込むだけで普通に起動するのだが、CD-ROM版では起動するものの画面が暗いまま一向に進まずプレイすることができない。
そこでまず、解凍フォルダ(Scumm VMでダウンロードしたCD-ROM版のzipファイルを解凍したもの。UK版ならdreamweb-cd-uk-1.1)を丸ごとDOS-Boxのショートカットに放り込む。すると解凍フォルダがCドライブとして認識される(コマンドラインの表記がデフォルトの「Z:\>」から「C:\>」に変わっているはず)ので、ここでInstallとタイプ。Install.exeが起動するので、画面の指示に従って先へ進める。
デフォルトではCドライブ直下にDreamwebフォルダが生成されるようになっているが、作業中は解凍フォルダがCドライブとして認識されているので、実質解凍フォルダ内にDreamwebという名前のフォルダが新たに作成されているはず。
インストールが終了するとコマンドラインの表記が「C:\DREAMWEB>」となっているはずなので、ここでDreamwebとタイプ。Dreamwebフォルダ内のDreamweb.exeが起動し、ゲームがプレイできるようになる。
二回目以降の起動では、同じく解凍フォルダをDOS-Boxのショートカットに放り込んだあとでcd dreamwebとタイプ。解凍フォルダがCDドライブにマウントされた状態になり、コマンドラインの表記が「C:\DREAMWEB>」となっているので、ここでdreamwebとタイプ。正常にゲームが起動できる。
CD-ROM版は会話シーンに音声がついている以外はフロッピーディスク版と大差はないようだ。いちおう最後までプレイしたが、ゲーム部分に変更点はない(音楽ほかサウンド関連の音質が向上しているらしいという話もあるが未確認)。
イメージしていたより主人公Ryanの声が若く、繊細というか神経質っぽい若者の喋りだったのは意外だった。最初は慣れなかったが、これはこれでアリだと思う。演技は全体的に安定しており、声のトーンから会話のニュアンスが汲み取りやすいのはマル。
ただし冒頭のシーケンスやラストのBeckettの会話シーンなどで字幕が表示されなくなっているのはネイティヴでない者には辛い。あと、一部の説明文がRyanの独白調で語られるのが若干しつこいと感じる向きもあるかもしれない。
ちなみに最初US版をプレイしていたのだが、なんとDavid Craneの暗殺シーンで規制がかかっていた(ブロンドとのファックシーンでチ○コ丸出しだったのが黒いビキニパンツ着用になっていた)。
別に、だからどうってことはないのだが(ブロンドの乳は丸出しのままだし)、気になる人はUK版をダウンロードすることをお奨めする。
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2014/08/28 (Thu)20:23
↑モノクロームの世界で少女はなにを見る
耳鳴りと下痢が止まらねぇ。
どうも、グレアムです。およそ最悪の出だしでスイマセン。
インディーゲームの紹介サイトGame Joltにて「Yume Nikki 3D」という、日本製のフリーゲーム「ゆめにっき」を3D化したものが公開されていたのでちょっとだけプレイしてみました。
原作となるゆめにっきというゲーム、日本のフリゲ界隈ではかなり有名な作品らしいのですが、俺はこのゲームについてはほとんど何も知りません。今回3D版をプレイしようと思ったのも、「なにやら日本のフリゲが海外のオタクにえらくウケて、なぜか3Dでリメイクしたらしい」という非常にあやふやな事前情報と、それに対する興味からだけだったりします。
少女が夢の中の世界を徘徊するってプロットだけはいちおう知っていて、興味もあったんですが、いかんせん和製フリゲってどうも食指が動かなくてプレイしてなかったという。べつに俺は面白いゲームをやるためにゲームをやってるわけじゃないんだ(どういう理屈だ)。
↑変なのが変なふうに動く。夢なんてそれでいいんだよ
さて序文ばっかり増やしても仕様がないので、ゲーム本編について。
といっても今回は製作チームや版権まわり、その他もろもろの情報は訳す気が起きなかったので、本当に手触りだけの簡易レビューになります。本家のほうもちょっと調べたんですが、多数のフォロワーと版権まわりの問題あたりで頭が痛くなってやめてしまった。
まずゲームのエンジンについてですが、なんとこれ、EDuke32で製作されてるんですね。EDuke32といえばDuke Nukem 3D用のソースポートで、その出来の良さは折り紙つき。そういえばBloodのリメイクの話が持ち上がったときに比較対象で持ち上げられたのがこのEDuke32だったな。
これはなかなか面白い試みだと思います。俺は随分と前から考えてたんですが、非営利のフリゲ(俺この言い方あまり好きじゃないんだけど…インディーゲーと呼ぼうか)、それも3Dの場合はこういう実績のあるエンジンをどんどん使っていくべきだと思うんですよ。
そもそも3Dのインディーゲーって操作性やバグ等の基本的な部分でつまづいてる作品が未だに多くて、そういうのに限って自作のエンジン使ってたりライセンスフリーの出来の悪いエンジン使ってたりするんですよね。そういう観点(ゲームの根幹部分が製作者のプログラム能力に依存する)から俺はUnityもあまり信用してないんですが。
たんに動かすだけで苦痛(動かしても面白くない)、まともに遊べない、バグだらけ、これただの技術デモか何かか?etc、etc…そういうのって、システムを実績のあるオープンソースのエンジンに丸投げするだけでびっくりするほど快適になるはずなのに。
もちろん商用利用を念頭に入れるとイロイロ考えるところもあるんでしょうが、最初から商売っ気丸出しにしても仕方ないと思うんですけどね。
↑妙な日本語。Shadow Warrior?
ゲーム本編は、なんというかマップ間の繋がりに脈絡がないだけで、基本的にはオーソドックスな作りのADVだと感じました。もっともこれがどれだけ原作に近いのかわからないので、その点に関しては言及の仕様がないんですが。
最初はマップの移動先がランダムで処理されるのかとも思ってたんですが、どうもそうではないらしい。
あちこちに行ってオブジェクトにインタラクトし、KeyやItemを集めつつ先へ進むという。
操作感覚はかなり素直ですね、おかげで動かしてて楽しいです。WASDで移動、Eor左クリックでインタラクト、スペースor右クリックでジャンプ。原作はツクール製で2Dなんですが、いちおう3D版はジャンプアクションが必要とされる場面があります(シビアではないですが)。
ちなみにShiftキーで主人公がその場に座り込むのだが、これってなんの意味があるんだろうか…
↑目玉に囲まれ座り込み敢行
雰囲気はかなりいいですね。理不尽にわけのわからない環境に飛ばされるのを楽しむというか、これたぶんSCPあたりと同じ感覚で楽しむのが正しい気がする。なるほどガイジン受けするわけだ。ホラーってのとはちょっと違うね、ミステリアス。わけがわからないのを楽しむ。
2Dゲームを2Dスプライトを使って3D化っていうと、まったく無意味というか「なんでそんなことを…」なんて思いがちですが、あの原作の独特の雰囲気を3Dで堪能できるってけっこう凄いことですよ。いや、これ楽しい。このあたりのセンスはDOOMやDuke3Dなんかで「3Dゲームのキャラやオブジェクトに2Dスプライトを使う」ってことに違和感がないガイジンさん(というかアメリカ人)の面目躍如ってところですか。このあたりのFPS黎明期の流れは日本にはほとんど来なかったからなぁ。
こういうグラフィックでMotherとかやりたいなあ、とか思いますよね。たしかDOOM(GZDOOMだったか?)でMother2を再現するプロジェクトとかあった気がするんですが、初期に数枚の写真を公開しただけでエターナった気がする。
↑うわーめるへんだなー(棒)
さて本当に最初のほうしかプレイしていないのでこれ以上のことは書けないんですが、これ、原作もやらなきゃダメだな、とプレイしてて思いました(笑)これいいわ。雰囲気がいい。
ぶっちゃけ「面白いゲーム」って文言にはほとんど惹かれるものがないんですが、「雰囲気がいい」とか「歩いてて楽しい」ってのはかなり稀有なんで、そういうのに魅力を感じてしまいますよね。
↑8bit風のマップ。3Dでこういうグラフィック表現も悪くないでしょ
↑こえー!座り込み敢行
2014/08/26 (Tue)22:13
どうも、グレアムです。
最近工場作業員にジョブチェンジしました。ブルーカラー街道まっしぐらです。でもまあ、それなりに気に入ってるから、いいんだ。
そんな話はどうでもいいんだ。
さて、RWBYの三度目の動画です。
一回目のFrom Shadowsのときはもう似たようなの作る気はなかったんですが、なぜだか急にMirror Mirrorのショートバージョン(音源)が作りたくなり、ついでに映像もこしらえてみたという次第。
この、曲を30秒くらいに纏める作業っていうのは携帯電話を持つようになってからちょいちょいやるようになった趣味で、もとは自分用の着信メロディを作るって趣旨からだったりします。
なので今回の動画のも着メロにそこそこ有用なのでは~とか思いつつ、でも自分が作った曲ではねーので音源をDL可対応にするってのもなんか違うよなーという。そんなわけなので、着メロとして利用したい方はゴニョゴニョしてください。あ、俺に連絡してくれって意味じゃないからね!?ネットスラングってけっこう危険なんだよなぁ。
さて、映像的な見所は…いちおう曲に合わせて作ってはあるんですが、特に見所はないかなぁ。
まあCMっぽい動画ということで、それらしい雰囲気を感じてもらえればいいかなと。本当はなんか宣伝っぽい字幕とかつけるといいんでしょうけど、特に思い浮かばなかった…
そうそう画質ちょっとだけ改善してます。動画の製作手順を変えたので。ただまあ、今回のは動くシーンがほとんどないのでキレイってのもあるかもしれんですが。
そういえばRWBYが国内展開するらしいみたいな話を聞いたんですが、どうなるんでしょうね。
2014/08/24 (Sun)21:11
どうも、グレアムです。
ひさしぶりに箱○版のDeus Exなんぞプレイしていたら、一回目ヘンシャの途中あたりでやたらフリーズが多発。しまいには起動直後や起動後のロードでフリーズしまともにプレイできなくなってしまった。
他のゲームではどうかと、ためしにバイオ6を入れてプレイしたところ、マーセのターチィは特に問題なくクリアまでプレイ可。スコアはイマイチだった。その後クリス編ステージ1をプレイしたところ、ビル屋上のジュアヴォ・ラッシュに遭ったあたりでピアーズのアーマーが緑色に発光をはじめる。しまいには音が鳴らなくなり、建物突入後にフリーズ。
ちなみに映画等の映像DVDは通常通り再生できた。
いったいなにが問題なんだ…ちなみに、あの悪名高い極悪レッドリングなどの症状は出ていない。あれくらいわかりやすかったら、諦めもつくんだが。
いろいろいじってみたところ(セーブデータ消去、取り込んだゲームデータの削除等…データ破損が原因かと思ってた)、どうもHDDがイカレたらしいと判明。いや、HDD外したらマトモにプレイできなかったDeus Exが快適にプレイできるようになったからネ。ロード長ぇけど…あと稀にロード遅延が起きるね。オマリーの部屋が最初もぬけの殻だったり、グレイソンが瞬間移動してきたりする。RAGEか。あと武器切り替えがモタついたりとか…これけっこう困るぞ。
そんなわけで最低限のデータ(ゲーマープロフィール、現行プレイ中のゲームデータ)だけを適当なUSBメモリに移して現在プレイしてます。ソーシャルバトルのコツを掴んだというか、あれ毎回ランダムに選定されるセリフに対応する返答を選ぶ形式だから必勝パターン作れるはずなんだよな。そのへんはやっぱり今度記事にしてみたい。海外で解析されてたら翻訳する(&注釈つける)だけでいいからラクなんだけど。
本体については起動自体に問題はないし、ゲームによっては途中まで問題なくプレイできるから中古屋に売るぶんにはHDDつきでOKじゃねぇのかな、これ。ケケケ。まあ買い替える金もないし、要はHDDを買い替えるか、さもなきゃ大容量のUSBメモリを買えば済む話だから、そんなアコギな真似はせんけどさ。
いまどき箱○なんか中古で売ってもたいした値段にならんだろーしな。
ううっ、エリートがコアシステムになっちまったィ…
2014/08/20 (Wed)13:14
どうも、グレアムです。
いつのまにか「SCP - Containment Breach」のバージョン1.0.4が公開されていました。公式サイトより本体バージョンも書き換え済み、1.0.4以前のバージョンからの差分パッチも公開されています。
例によって前バージョンからの変更内容を適当に訳していこうと思います。1.0から1.0.4までえらいスピードで更新が続きましたが、1.0.4になってからしばらく静かな状態が続いてるので、とりあえずこれが現状での安定バージョンと考えて良いのでしょうか。
[v1.0.4の修正内容]
・SCP-914でsevered handを変換したときにクラッシュする問題を修正。また変換することで新種のアイテムを入手することが可能になった
・小規模のイースターエッグを追加
・KETERモードにてクイックセーブを使用不可能にした
・ワイヤーフレーム機能のON・OFFを正常に切り替え可能。またゲームをリロードしたとき値がリセットされる
・SCP-294で未入力時にクラッシュする不具合を修正
・SCP-970でプレイヤーが後方の扉を閉じてから前方の扉の先へ進んだとき、誤った位置にテレポートする不具合を修正
・フレームリミットの数字を0にしたとき、機能そのものがオフになるよう修正
じつはまだこのバージョンは試してないんですが、SCP-914にsevered handを入れて変換したときにクラッシュするのは、そういえば前バージョンで体験したなぁ。「じっさい重要アイテムにはならんだろうし、気をつけるか」くらいに思ってたんですが、まさか修正されたとは。
イースターエッグは、いわゆる隠し要素ですね。というか、一般で言う隠し要素ってほど大それたもんでもないですが、洋ゲーではしばしば見かける要素。Fallout NVでいうWild Wastelandみたいなもん。
SCP-294、SCP-970のバグは確定ではないっぽいというか、あくまでも特定環境でクラッシュする「可能性のある」バグの修正って感じでしょうか。
他はシステム関連の改良ですね。