主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2017/10/03 (Tue)23:59
どうも、グレアムです。Day R SurvivalとStar Tapが更新されましたね。
Day R(v.517-pa)のほうはバグフィクスに留まり、更新内容も書かれていないので何ともコメントし難いんですが、Star Tap(v1.0.4)のほうはかなり大規模な更新がありました。
一番の大きな内容はシャトルのカスタマイズ要素の追加ですね。これはShuttleのアップグレードタブに追加されたShuttle Customisationsの項からカスタム画面に飛ぶことができ、四つの部位にそれぞれ二種類(パーツ&模様)の改造を加えることができます。
特に模様(Decal)は種類によって性能の上昇幅に違いがあるので、手持ちのGEMや自分の好みと相談しながら強化していきましょう。
シャトルのカスタマイズにはゲーム内通貨のGEMを消費し、以前書いた「GEMにしょっぱい使い道しかない」という懸念は見事に払拭されたわけです。
率直に言って、俺はこのゲームに内容を拡張するようなアプデが来るとは思ってなかった(せいぜい小規模バグフィクス程度だと思ってた)ので、今回の更新には非常に驚かされています。このまま進化を続けて、そのうち某クッキーババアに比肩し得るコンテンツに成長することが期待されます。
その他の変更点としては、アビリティのクールタイムの計算式の変更、スキル(Advancement)のアップグレードにかかるコストの修正、スリップストリーム報酬の変更、UFOをタップした際に表示される報酬画面での誤爆防止(決定ボタンが画面下方に表示されるように)、あたりでしょうか。
ただ今回のアプデ、手放しで褒められない部分もあって、以前はスリップストリーム6回でGEMを1個入手できたのが100回も必要になっていたり、アビリティのクールタイムが異様に長くなっていたりと少々調整ミスっぽい箇所が目立ちます。とはいえ、このあたりはプレイ環境に依存するところも大きいようなので、未だゲーム全体のバランスを判断するには早計なのですが。
Redditでも今回の調整のまずい部分は槍玉に上がっているので、次回のアプデで不具合っぽい部分が治っていればいいなと思います。
ちなみに現在S8まで進んでいるのですが、この時点でS1到着時点からシナリオがまったく進んでいません。飴を…そろそろ飴をくれ……!
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2017/09/24 (Sun)13:37
どうも、グレアムです。Day R Survival、現在は生存784日目にして移動距離36676km。トレードやクエスト攻略のためにマグニトゴルスク~ノボシビルスク間を行き来しています。
というかEngineer Rodkin関連のクエストが面倒臭すぎんよ。そもそも他の生存者キャンプ関連のクエストからして無闇にあちこち走り回る破目になるから燃料の消費が物凄いことになるし、キノコ取ってこいとか言われたときに限ってそのへんにゃあ生えてねーしよぉ!
そんなこんなで現在Kamazをノボシビルスクに置いてバイクで旅をしてるんですが、たかだか積載量400kgだと、もうほとんど何も持てませんねコレ。でもって燃料消費量はZIL-130の1/6以下にも関わらず、やっぱり途中で燃料が足りなくなって(そもそも持ち運べる燃料の量自体が少なかったこともあり)、ディーゼルに交換するはずだった石鹸を全部ガソリンに変える破目になるという。ちくしょうなんてこった。
それと、戦闘系のスキルはLv.30が上限のようですね。ガッデム!この程度じゃあ、Banditの拠点あたりを潰すには未だ心許ないではないか!Lv.を上げてのゴリ押しなぞ通用させないということか。
そんな近況を報告しつつ、今回は各種医薬品の効果について書いていきたいと思います。
パッと見では効果が把握しづらいものが多数あるため、そのへんを踏まえての今回の調査となります。例によって個人の備忘録的なものであり、またバージョンアップによって効果が変わる可能性もある点、ご了承願います(v.516-pa時点)。
【Rags】
布(Cloth)や衣服の解体で入手できる。BandageコマンドでBleeding -5の効果があり、一見するとSterile Bandageと効果が変わらないように見えるが、こちらは使用時に低確率で感染症(Blood Poisoning)のバッドステータスを誘発する可能性がある。治療にはFlemincillinが5つ必要となり、効果自体はExhaustion +1/Dayとたいしたことないが、なるべく避けるに越したことはないだろう。
【Sterile Bandage】
滅菌包帯。RagsのCleanコマンドで、水を消費することにより作ることができる(実際にはClean WaterがDirty Waterに変換されるだけで、ふたたびClean Waterにする手間はかかるものの消費されるわけではない)。Ragsとは違い感染症にかかる恐れはなく、また重量も50gとRagsの半分になっている。手間はかかるものの製造に必要な素材は豊富に手に入るため、なるべく大量に用意しておきたい。
【Hemostatic Sponge】
医療用の止血スポンジ。クラフトはできず、薬局や病院で入手するしかない。効果はBleeding -20とシンプルで特殊な効果は何もなく、重量も一個100gとそれなりにあるため(Sterile Bandageより効率は良いが)、さっさと使ってしまったほうが良いかもしれない。
【Sulfatanide】
適訳なし。Sulfatide(体内の免疫システムにおいて止血の役割を果たす。別名セレブロシド硫酸エステル)が元ネタか?調べても止血目的で注射する用法は見当たらず、ゲーム中に登場するものは名前が似た只の人工血液注射だと思われる。
使用するとBleeding -25のほか、16時間Bleeding -50/Dayの血液再生(Blood Regeneration)の追加効果が得られる。負傷すると定期的に出血するようになるため、これやProtozepamのように一定時間止血効果が得られるアイテムはかなり有り難い存在である。
【Protozepam】
適訳なし。Prazepam(抗不安薬/向精神薬)が元ネタか?もっともPrazepamに止血等の効果は一切ないが…画像を見る限り本アイテムは増血剤の一種であるように見える。
使用するとBleeding -25のほか、一日間Bleeding -100/Dayの超血液再生(Significant Blood Regeneration)の追加効果が得られる。
【Kazotein】
適訳なし。わからん…軟膏の一種か?
使用するとExhaustion -15の効果が得られる。
【Bryocarm】
適訳なし、これもわからん。やはり軟膏の一種だろうか。特殊効果の副作用からして麻酔効果があるようにも見えるが…
使用するとExhaustion -25のほか、一日間Exhaustion -150&Fatigue +162/Dayの超再生(Accelerated Regeneration)の追加効果が得られる。体力を回復させるだけでなく、加速度的に眠くなる点に注意。
【Tidocycline】
適訳なし、おそらく抗菌薬であるTigecyclineの誤訳orもじり。
使用するとExhaustion -5&Radiation -5&Poisoning -5の効果が得られる。なんとも器用貧乏な感じであり、この程度であれば代用がきくアイテムが幾らでもあるため、わざわざ作るほどのものではないが、クエストで必要になることがあるため、捨てたり濫用はせず、とりあえず一定数は持っておいたほうが良いか。
【Tratodonide】
適訳なし、元ネタ不明。
使用するとRadiation -25の効果が得られる。
【Chlorcystamine】
適訳なし、元ネタ不明。
使用するとRadiation -50のほか、16時間Radiation Resistance +95、Radiation -100/Dayの強化放射能耐性(Increased Radioresistance)の追加効果が得られる。徐々に被爆数値を下げるだけでなく、完璧に近い放射能耐性が身につくので、汚染の激しい場所での探索や、ガスマスクを切らしたときの応急処置としても利用できる。
【Activated Chacoal】
活性炭の錠剤。現実でも水の浄化、下痢や食中毒など消化器系の疾患に効果があるとされる。
使用するとThirst +5、Poisoning -10の効果が得られる。若干喉が渇くのが難点だが、アイテムの手持ちに余裕があればウォッカやワイン等で被爆値を下げ、本アイテムで解毒したあと、茶やコーヒーで眠気を醒ませば、Thirst&Fatigue&Radiation&Poisoningのステータスを満遍なく回復させることができる。とにかくFatigueは上がりやすく、煙草と本アイテムを併用するという手もある。
材料は幾らでも手に入るので、これも余裕があるうちに大量に作っておきたい(特にMoonshineやWhiskeyを自作する場合は大量に必要となる)。
【Flemincillin】
適訳なし、元ネタ不明。
使用するとPoisoning -30の効果が得られる。
【Prokozol】
適訳なし。Protozoal(原虫)、ないしProtozoal Disease(原虫感染症、代表例にアメーバ赤痢など。Protozoal Infectionとも)からくる造語か。感染症治療薬?
使用するとPoisoning -50のほか、16時間Poisoning -100/Dayの解毒浄化作用(Detoxification)の追加効果が得られる。副作用はないが、利用するのはウファでAcid Burnsの追加ダメージを与えてくる蜂系クリーチャーを相手にするときくらいか。
【Lidiacide-34】
適訳なし、元ネタ不明。おそらくカフェイン等、覚醒作用を持つ薬剤の一種と思われるが…
使用するとFatigue -150の効果が得られる。
【Metocaine】
適訳なし。Metacaine(メシル酸トリカイン)が元ネタと思われるが、そちらは筋弛緩剤や麻酔剤として用いられ、覚醒作用とは効果が正反対である。
使用するとFatigue -50のほか、一日間Fatigue -300&Hunger +41&Thirst +41/Dayの覚醒作用(Psychistimulation)の効果が得られる。一見するとFatigue -150の即効果が得られるLidiacide-34のほうが有用に見えるが、一日中不眠不休で活動が可能になるこちらのほうが遥かに強力である。ただし副作用として猛烈な空腹&渇きに襲われるので、水と食料の確保を忘れずに。
【Alcohol】
医療用アルコール。単体では何の効果も持たないが、各種医療品のクラフトや、負傷の治療に必要となるため、常に一定数を確保しておきたい。
MoonshineかVodkaを材料にクラフトできるほか、本アイテムをDilute(希釈)することでDiluted Spiritsという簡易アルコール飲料を製作可能。利用機会はないと思うが…
とまあ、こんなところでしょうか。
いちおう元ネタとか、本来どういったシロモノなのか興味があったのでついでに調べてみたんですが、どうも誤訳っぽいのもや造語がかなり多いようで、英語はもとより原語のロシア語のほうで検索してもDay R Survivalに関するページしか出てこないので、ちょっと参ってしまいました(わざわざゲームプレイ中に設定原語をロシア語にして単語を調べたんだぜ)。
あるいはロシア(又は当時のソ連)に実在する商品名を元にしているのか、など考えられる要素は幾つかあるんですが、さすがにロシア語ができなことには、そこまで突っ込んで調べることはできませぬ。
Cataclysm: DDAや、StalkerのMODなんかだと、このあたりがかなり現実に即して作り込まれているので、架空のアイテムが多いというのはちょっと物足りないですね。
2017/09/21 (Thu)21:24
彼女の旅路は太陽系を越え、銀河の果てへ…
「彼女は僕のことを覚えていない」
「けれど、僕は彼女の決意を忘れない」
「もう彼女の心を覗いたりはしない」
「もう一度最初からやり直そう」
「僕たちが出会ったところから…」
どうも、グレアムです。油断してウッカリ半月ほどブログを放置してしまった。いやーDay R Survivalもね、ずっとプレイを継続してるんだけどマジで書くことないんですよ。いちおうノボシビルスクまでは行ったんですが、お遣いクエストについて一々書くのもなんかなーという…
ということで、今回はAndroid用のアプリであるタップゲー(クリックゲー)である「Star Tap」を紹介したいと思います。核戦争後のロシアを延々彷徨うゲームといい、広大な宇宙を延々と彷徨うゲームといい、なんか孤独なゲームばっかやってんな俺は。
Star Tap - Official Trailer
本作は宇宙飛行士の少女ステラをサポートしつつ、彼女を銀河の果てまで導くゲームです。ベースメカニックはかの有名なクッキーババアことクッキークリッカーと同じであり、クリックによって宇宙船の速度を上げつつ資源採取用のドローンを製造&レベルアップさせ、宇宙の旅を続けていきます。
クリッカー系には珍しくストーリーを重視しており、ステラの旅の目的、彼女が胸に下げている鉱石Starsoulの正体、ステラが地球から離れた直後に彼女と接触し旅のサポートを続ける宇宙人の真意など、多くの謎がプレイヤーの前に提示されます。
基本システムについて軽く触れておきましょう。
まず宇宙船には三つのモードがあり、移動速度特化のThruster、資源採取特化のResource、Starsoulのチャージに特化したStarsoul、これらを状況によって使い分けることになります。また新しい種類のドローンを製造するときにこれら三つのうち一つを強化することができます。これはゲーム内通貨であるダイヤモンドを5つ支払うことで変更が可能です。どれか一つに特化するか、バランス良く振り分けるかは貴方次第。
ドローンは各種機能のパワーアップに必要な資源を一定時間毎に自動で回収してくれるもので、攻略になくてはならない存在です。基本的には上位のドローンほど資源採取量が桁外れに増加し、下位ドローンを延々と強化するより遥かに効率良く資源を獲得できます。また、ドローンはLv.10、25、50、100、200、400、800、1000、2000と強化する毎に特殊なアップグレードを購入することが可能になり、一秒あたりの資源採取量増加、各種モードの強化など、有用なものが揃っています(特にLv.10、25で取得できるDrone RPSは資源採取量を爆発的に増加させるので、まずはここまでLv.を上げることを目指しましょう)。
宇宙船の基本速度Shuttle Levelを上げることで購入が解禁されるアビリティは5種類存在します。自動でタップしてくれるAuto Pilot、冷凍睡眠によって時間を進めるCryonap、移動速度を早くするSuper Boost、ドローンの資源採取効率を高めるDrone Overdrive、タップ効率を上昇させるGrav Netです。それぞれ作動と同時に一定時間効果を発揮し、その効力はLv.を上げることで強化することができます。
Advancementと呼ばれる特殊強化はExotic Matterを消費することで開発&強化が可能で、Exotic Matterは各惑星到達時に極少量入手可能なほか、Shuttle Levelを600まで上げることで可能となるRedetermination、所謂リセットをしたときにドローンの強化状況や入手したUnusable Exotic Matterの量に応じて多数獲得することができます。
RedeterminationによるリセットはAdvancement、Exotic Matter、ダイヤモンド以外の資源やアップグレードを全て初期化してスタート地点の地球からやり直すことになります。こうしたリセット要素は通常、このテのクリッカー系においてはやり込みの類に入るのですが、シナリオ要素やゴール地点が用意されている本作に関して言えば、避けては通れない行程となります。
また画面右上に表示されているDrone Enhancementsは二時間おきにDroneのLv.を+3してくれる機能で、これもRedeterminationにおるリセットの影響を受けず恒久的な強化となります。
Shopはゲーム内通貨であるダイヤモンドを支払って各種強化等の恩恵を受けることができるのですが、残念なことにその多くはその場凌ぎにしか使えず、リセットによる周回を前提とする本作のゲームプレイにはあまり噛み合ってないように思えます。また、本当に強力なアイテムはゲーム内通貨では購入できず、課金でしか入手できません。この点はもうちょっと、配慮してほしかった。
さて…先に述べた通り、本作はストーリーを重視したゲームです。
おそらくは次々にインフレしていく必要資源量、移動距離に呆然としつつも苦労して太陽系の最終到達点であるEdge of Oortに到着したとき…あなたは本作が、見た目通りのただの癒し系ではない、何かを秘めたゲームであることに気がつくでしょう。
Stellaをサポートする宇宙人の能力であるRedetermination…それはたんなるゲーム上の仕様ではなく、本作のシナリオに深く関わる要素でした。
最初にStellaがEdge of Oortに到達したとき、長い長い旅路の果てに彼女はすっかり年老いていました。そこへ隕石が飛来、ドローンと宇宙人は隕石を食い止めようとするものの失敗し、ドローンは破壊され、宇宙船は大破してしまいます。
Stellaの命が消えようとする直前、宇宙人は彼女の心を読み取り、彼女の持つStarsoulの正体、そして彼女の旅の目的を知り…彼女を助けるため、Redeterminationを発動させます。
今度こそ、彼女の旅を成功させるために。
ここからは太陽系を越え、その先にある南天の星座へと宇宙船は進みます。
心してください、Stellaの旅はまだはじまったばかりです!
そう、まだはじまったばかり…本当に…僕はもう疲れたよパトラッシュ…
エートですね…ストーリーが素晴らしい本作、ゲームとして見ると欠点がいっぱいです。
まず、滅茶苦茶、とにかく、途方もなく攻略に時間がかかります。携帯アプリ用ということを考慮に入れてか、オフライン中も自動でゲームが進むようになっているのですが、それを前提に長期間遊ぶデザインになっているらしく、たんに一日中タップし続けるだけではまったく埒があきません。
他にも色々欠点はあるんだけど、とにかく…長ぇ!この一言に尽きます。いやーまあ、その途方もないプレイ時間の長さが、作中のStellaと宇宙人の長い長~い旅路とシンクロして、「思えば遠くへ来たもんだ…」と、目的地に到達したときの感慨もひとしおだったりはするんですが。
長いと感じるのは、ゲームプレイそのものは開始してそう間もない頃からそれ以降まで、一貫してやることが変わらないせいもあります。このあたり、もうちょっとプレイフィールに工夫があっても良いんじゃないかと思う。
あとはまあ、ドローンの数が増えるに従ってガンガン処理速度が重くなっていくとか、Advancementの開発に必要なExotic Matterの量が乗算で増えていくせいでアッという間にとんでもねー量を要求されるようになるとか、ゲーム内通貨がそんな大量に手に入らないわりにしょっぱい使い道しかないとか、音声がブツ切りになるようなノイズが頻繁に入るとか、色々あったりはするんですが。
ぶっちゃけ、あんまり他人には薦められんです、コレ!
とにかくストーリーに魅力を感じて、Stellaちゃんの旅を応援してあげたい!という一点を原動力にできない限りは恐ろしい時間の浪費にしかならないんじゃないかと思います。俺はいちおうその一人なんで、Stellaちゃんのかわいい独り言にニヤニヤ(ときに涙)しつつ、「でもやっぱりダリィー!」と叫びながらプレイを続行しているところです。
そのうちクリアしたらネタバレを交えた記事を書こうと思います。できたらね…
2017/09/06 (Wed)21:22
どうも、グレアムです。今回もDay R Survivalの記事です。
最近UAZ-452からKAMAZに乗り換えました。都合よく製作に必要なパーツが揃ったので。こいつは入手しにくいディーゼル燃料を使用するんですが、積載量がゲーム中トップクラスの50tを誇る素敵なモンスタートラックです。ちなみにBRDM-2の積載量が6t、Mi-24が7t、T-72が45tなので破格ですね。燃料を必要としない夢の車輌、Electric Carはなんとたったの850kgである。トホホ…
ゲーム中に記載はありませんが、おそらく本作に登場するのは80年代初頭から90年代半ばまでの間に製造されたKAMAZ-4310がモデルだと思われます。積載量は独Wikiによると15t前後、ただし露Wikiでは6tとなっており、どちらが正しいのかは判然としません。いずれにせよ、ゲーム中の50tはかなり盛ってあるようです。燃料消費量は100kmで30~40L(ゲーム中では100kmで35L)と、この点はかなり忠実な模様。
さて今回は各生存者キャンプにて利用できるトレードに関する考察をしています。入手困難な貴重品を効率よく入手するにはどうすれば良いのか、そのために普段から収集すべきアイテムは何なのか、といった点を重視しました。
毎度のことながら、ここに掲載したデータは個人用メモの側面が強く、客観性を欠いています。その点を留意したうえで活用してください。また、以下に記した情報はゲームのバージョンアップによって変更が加えられる可能性があります。
交換レートに関してですが、これはバージョンによってかなり変動があるようなので、今回は見送ります(どうせすぐに陳腐化するだろう、という見通しもあり)。
また今回からDay R Survival関連の記事を専用カテゴリに分けました。今後もダラダラと続けていく予定なので、緩くお付き合いをお願いします。
【優先的に確保しておくべき汎用物資】
ロープ:マグニトゴルスクにてスティールと交換してもらえる。Blacksmithingスキルで製作できるスティール製品は性能が高く、またスティール自体にトレード用品としての価値があるため、あればあっただけ良い。
石鹸:スベルドロフスクで硫酸と交換してもらえる。硫酸は車両用バッテリー、雷管、各種医薬品など貴重品の製作に用いるほか、チュメニでガソリン&ディーゼルと交換できるため、これも可能な限り集めておきたい。また石鹸はペトロパブロフスクでロープと交換可能。
砂糖:クラスノヤルスクにてセメントと交換可能。セメントは重量があり持ち運びに適さないうえ発見できる場所が限定的であり、さらに建築物の建造で大量に消費することから、きちんと拠点を構える場合はこのトレードを有効活用するほかにないだろう。SHOPでも購入できるが、250Caps=セメント2個のレートは詐欺レベル。
スティールケーブル:オムスクにて硝酸カリウムと交換可能。これを元に作る硝石粉は火薬や硫酸、雷管の材料となり、消費量がかなり多い。スティールケーブルはそもそも大量に発見できないうえ、重量があるので集めにくいが、余裕があるならなるべく確保しておきたい。
硫酸:Chemistryレベル4のレシピで製作できるほか、ウファに出現する蜂系クリーチャーを倒すことでも入手可能。各種レシピの材料となるほか、チュメニにてガソリンやディーゼルと交換できる。
【やや優先度は下がるが、なるべく確保しておきたい物資】
コロイド硫黄:チェリャビンスクにてポテトと交換可能。ポテトは各種料理の材料となるほか、100個あれば密造酒を製造できる。Cookingレベル8のレシピBarrel (Moonshine)は一ヶ月の待機時間ののち密造酒を樽から50個前後取り出すことができる。ただし、これを用意するには地下室や科学ラボの建造が必要となり、材料に水を200個消費するなど前提条件がやや厳しい。コロイド硫黄自体も火薬の材料となる硫黄の材料になるが、対となる硝酸カリウム(硝石)に比べ消費量が少ないので多少はトレードに回す余裕がある。
小麦粉:スベルドロフスクにて車両用バッテリーと交換可能。車両用バッテリーは各種車輌の製作に必要となるほか、チェリャビンスクで密造酒(Moonshine)と交換可能。密造酒はアルコールの材料となり、アルコールは負傷の治療に使うほか、各種医療品の材料となる。小麦粉の入手は民家を漁る以外に、穀物系を粉挽き機(Blacksmithingレシピで製造可能)で変換する方法もある。
塩:チュメニで小麦粉と交換できるほか、クラスノヤルスクでBryocarm(適訳なし。軟膏?)と交換可能。塩は各種レシピにも使用する汎用性の高い物資だが、意外と重量があり、気がつくと数100kgぶんも持ち歩いていたりする。
釘:ペトロパブロフスクにてティーバッグと交換可能。釘は比較的集めやすいが、意外と重量がある。Blacksmithingレシピで大量生産できる環境を作れるなら、それを利用する手もある。
ウォッカ:クラスノヤルスクにて耐火レンガと交換できる。耐火レンガは民家でたまに発見できる壊れたオーブンをカナテコで破壊することで入手できるが、必要なときに見つからないことが多く、また建築物の種類によっては大量に要求されるため、確実に入手したい場合はこのトレードを活用するほかにない。またクラスノヤルスクでは砂糖とセメントを交換できるため、腰を据えて建築に手を出すならクラスノヤルスク付近に拠点を構えると良いだろう(耐火レンガとセメントは共にかなりの重量があり、持ち運びには適さない)。
【その他備考】
・スベルドロフスクでガソリンと硝酸カリウムを交換可能。すでにディーゼル車輌に乗り換えており、ガソリンが余っているようなら利用しても良い。
・オムスクで蜂蜜を石鹸と交換可能。蜂蜜はウファに出現する蜂系クリーチャー撃破、及び蜂の巣の探索で入手可能。稀に民家や食料品店でも見つかる。石鹸はスベルドロフスクで硫酸と交換できるが、オムスクからスベルドロフスクまではけっこう距離がある。また蜂蜜はペトロパブロフスクでキャベツと交換可能。
・ペトロパブロフスクで骨とトウモロコシを交換可能。トウモロコシはコーンミールの材料となり、これはウィスキーを製造するのに必要となる。密造酒と同様に製造のハードルは高いが、ウィスキーはウォッカやワインと違い、渇きや睡眠を少し低下させる効果がある(ウォッカとワインは少し上昇させてしまう)。あと、個人的にウィスキーが好きなので。
・ノボシビルスクではBryocarmと林檎を交換できる。Bryocarmはクラスノヤルスクで塩と交換できるため、林檎を使用するレシピを製造するときは両者間を行き来すると良い。ただし結構距離がある。
・ティーバッグはクラスノヤルスクでトマト、ノボシビルスクで砂糖、イルクーツクでキュウリと交換でき、わりと汎用性が高い。またティーバッグはペトロパブロフスクで釘と交換できる。
それと前回、マグニトゴルスクの生存者キャンプにいるSanyaがクエスト終了後にスティールと弾薬を交換してくれると書いたが、スマン、ありゃウソだ。実際に交換してくれるのは薬莢のみである。というわけで、これを活用するには雷管の製作環境であるワークベンチと科学ラボが必要になる。
そうそう、クレーターから汚水が無限に採取できるというのも間違いで、これは500個ほど水を採取したのち、水源が枯渇したことを確認した。おそらく他の、資源を無限に採取できるように見える場所も、数が多いだけで有限であるだろうと予測される。
2017/09/03 (Sun)20:54
どうも、グレアムです。相変わらずDay R Survivalのプレイを続けています。
主要クエストラインの一つ「Searching for Truth」にて、核戦争後に蔓延しはじめた新種のウィルスを治療するため各地の病院を訪れていた女医のあとを追っていたところ、終着点であるマグニトゴルスクの南にて生存者のキャンプを発見。
ようやく、ようやく友好的な人間に出会うことが出来た……ッ!!
生存日数500日超、移動距離20000km超を数えての長い旅路を経てのことだった。
マグニトゴルスクの生存者キャンプにはクエストを依頼してくるNPCが数名いますが、残念ながらそれらはすべて短いお使いで、次の冒険に繋がるようなものは存在しません。またクエストで入手を依頼されたアイテムはクエスト受注後にマップに出現するようになるので、マグニトゴルスク付近まで来たら探索は後回しにして、真っ先に生存者キャンプへ向かったほうがいいでしょう。
クエスト報酬はCapsやスキルブックなど有用なものが多いです。が、ここへ来るまでに技術系スキルをすべてMAXまで上げていた身としては…いまさらCookingとかChemistryの本を貰っても困るんですけど。
クエスト達成のためにこの生存者キャンプへはしばしば立ち寄ることになると思うので、このあたりで拠点を構えておくのも良いかもしれません。本作は車がないと移動がままならないうえ、とにかくガソリンの消費スピードが速く無駄な移動が命取りになるため、探索と拠点構築要素との相性が最悪なのが本作の難点ですね…建築物や各種施設は貴重な材料を要求するうえ、一度設置したら移動できないし。
また、ここのトレーダーとはアイテムの物々交換ができます(Capsを使った取引はない)。重要なのが、RopeとSteelを1:1のレートで交換してくれるという点。
SteelはBlacksmithingスキルを使ったSteelアイテムの製作に必要なのですが、ゲーム中でSteelを製作するために必要な施設Steelmaking Furnaceの建造にはFire Brick10000個やCement50個といったキチガイ染みた材料の要求があり、ハッキリ言ってこれ、不可能の領域です。SHOPで購入するにしても要求Capsが25000と高く、また前回の検証でほぼ割引対象とならないことが判明している以上、実際のところ、Steelの入手はこの生存者キャンプでのトレードを利用する以外の手段はあまり現実的ではありません。
といったところを書いたあたりで、せっかくなので、マグニトゴルスクで受注できるクエストの一覧を作ってみました。
【Svetiana】
Oakum:Oakumを50個収集する。Oakumはクエスト受注後、各都市のIntact Houseから発見できるようになる。報酬は100CapsとSurvival Manual。
Books:Schoolbookを10個収集する。これは普段から発見できるアイテムで、各種School、及びPost OfficeのClosed Packageから入手可能。報酬は100CapsとChemistry Manual。
【Igor】
Wolf Cubs:Wolflingsを四匹連れてくる。クエスト受注後にShe-WolfがWastelandに出現するようになるので、この母狼を殺し子狼を拉致る超絶鬼畜クエスト。Wolflingはアイテム扱い。報酬は50CapsとCrossbow Manual、そしてWolf Cub。これはアイテム扱いのペットで、時間が経つにつれてパワーアップしていく(顔がどんどん怖くなっていく)。成長には時間が必要なことから、早いうちにこのクエストを終えておきたい。
Kittens:Kittenを二匹連れてくる。クエスト受注後にSearchしてたら勝手に見つかった。詳細な発見条件は不明。報酬は100CapsとCooking Manual。
【Sanya】
Chitin:第一段階ではDiamond FilesとPobedit Drillsをそれぞれ10個づつ収集する。これらはクエスト受注後にDepartment Storeで発見することができる。第二段階ではChitinを30個収集することになる。これはマグニトゴルスクの北にある、放射能に覆われた地域の都市ウファで出現する蜂系の敵を倒すことで採取できる。蜂系の敵との戦闘ではExhaustionダメージとBleedingダメージのほかにPoisoningダメージまで乗り、さらにAcid Burnsというユニークな負傷を負う可能性がある。これは他の負傷と効果が累積するので、無理は厳禁だ。蜂系の敵からはChitinのほかHoney、Sulfuric Acidが入手できるほか、ウファ中央にあるBeehiveではHoneyが無限に採取できる。敵の親玉であるQueen Beeとの対決と洒落こむのも良いだろう、だが彼女と戦うには先に多数のQueen Guardを始末しなければならない。報酬は200CapsとChitin装備一式。
また、SanyaはChitinクエスト終了後はトレーダーとして機能するようになる。Chitin100個でChitin装備一式と交換してくれるほか、Steelと各種弾丸を交換してくれる。
Chitin装備は性能が高く、素材となるChitinさえあれば自力での修理も容易だが(IronやSteelといった金属製の防具は修理にWorkbenchが必要になる)、見た目がとてもダサイのが難点だ。
その後、マグニトゴルスク北東のチェリャビンスクにて別の生存者キャンプを発見。
…なんていうか、このゲーム、バランス悪……
それと、補足情報です。
以前、(主に)Ware Houseで発見できるNailed Boxを微妙扱いしたけど、アレ、ウソです。稀にColloidal SulfurやPotassium Nitrateが手に入るので、見かけたら絶対に開けておいたほうがいいです。同様にPost Officeで見つかるClosed Packageも、Tool SetのほかにChemistry Setが見つかることがあるので開けたほうが良いです。
Tool SetはBlacksmithingのスキルがあれば自作可能ですが、Chemistry Setは代替アイテムがないのと、Chemistry Labを作るのに大量に必要になるので。