主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。
http://reverend.sessya.net/
2019/01/06 (Sun)00:33
どうも、グレアムです。
足掛け一年半をもってようやく完結したコンコレ怪文書(という名の二次創作、今となってはこの通名が理解されるかどうかさえ…)のサチコ編&トランキライトの短編をホームページに掲載しましたよ。
以下にリンクを。
前話より更新ペースが隔日から三日に一回へとスローになったことも勿論あるんですが、相変わらず文章量が多くて(ラノベの新人賞長編部門でギリギリ枚数オーバーするくらい)、いままでで最長ですよ…なんてことを毎回言ってるような気がします。なんというかもう全部のエピソート合わせたらそりゃもう分厚い本が出来上がること間違いなしなんですが、長くやってる割に文章がまったく上達していないのが悲しいところ。
というかいい加減、二次創作にしか登場しないオリジナルの狐魂を投稿したいんですけどね。と何年前から言っていることか。でもこと絵となると俺は途端に筆が遅くなるんですよ…本当に…液タブでもあれば多少は作業が捗るのかしらん。
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2019/01/02 (Wed)03:39
どうも、グレアムです。あけましておめでとうですin2019。
本当は2018年中にもう一回くらい更新しようかと思ってたんですが、いろいろ忙しかったのと、Day R Survivalのデータ収集してたら大型アップデートきて全部無駄になったりとか(笑)それでちょっとモチベーション下がったりしたのもあって、新年明けて一日経過してからの更新となりました。あとキングスレイドにハマッてた。ロディナ超かわいい。
まあそんな話はさておき。ホームページのほうも一若干年近く放置したまんまだし、そろそろ手を入れるなりなんなりしたいところ。
上のイラストはツイッターでチラッと触れた、「ポケモンでポストアポカリプス的なオープンワールドものがあったらええのぉ~」的な、誰にも褒められない厨二妄想を形にしたものです。新作のピカチュウ&イーブイがなんかポケモンを連れて歩けるっていうのを聞いて、そこから着想を得たものなんですけどね。
キャラ設定やら背景はいろいろあるんですが、とりあえずここでは割愛。
またなんかイラスト描くなりMMDで再現するなりやるとなったら紹介記事みたいなのを書くかもしれません。
新年最初の記事ということで、とりあえず今後の展望なぞを但し書きしていきます。
・「Day R Survival」…新アップデートの内容は個人的に手放しに褒められたものではないんですが、それは今回に限った話ではないし…そのうち旧バージョンとの比較を交えて更新記事を書く予定でいます。
・「Project Zomboid」…ノックス観光記がリバーサイド脱出で止まってますが、正直ちょっとダレてきたので、次期大型アップデートまで寝かせておいてから再開する予定です。モーション一新とか、装備品の大量追加とかあるみたいなんで。
・「Game Dev Tycoon」…とりあえず完走するなり、途中ゲームオーバーになるなり、完結はさせたいと思ってます。
・「Sheltered」…たぶんもうプレイしないと思います。いちおうPC版のほうも情報を追ってはいるんですが、追加された新要素がどうにも個人的にあんまり食指が動かなくて…
・「TES4:Oblivion」…小物やモーションを自作しはじめたあたりで作業量が途方もないことになってて、ちょっと面倒臭い病が…「とりあえず物語を完結させる」という初期コンセプトからいきなり逸脱しておる。終わらせたいんだけどなあ。
上に書いてないものでもけっこう途中で止まってるものが多いんですが、まあ…自分はかなり気紛れな性格で、今後何をやるか、正直、自分でも予測がついてないです。
ツイッターのほうではちょいちょい画像を上げてたりするんですが、MMDに手をつけはじめたのもあって、以前よりゲームをプレイする時間が減ってたりもしますし。それなりに形になったら、こっちでも色々やりたいとは思ってるんですけどね。
あと年末にグラボを買ったので、そろそろデスクトップPCが復旧すると思います。Skyrimを再開したいし、Fallout 4もプレイしたいしのー。インディーズでも色々と面白そうなのがありますし、やりたいことが多過ぎて時間が足りません。
このブログも、もう8年やってるんだなあ…とりあえず、サーバーの容量が無くなるまでダラダラと続けていく予定なので、どうか緩く付き合ってやってくださいませ。
2018/12/16 (Sun)16:30
どうも、グレアムです。修羅場ってた過去の記憶を呼び起こしつつ、Day R Survivalをはじめたいと思います。
とりあえずマグニトゴルスク以東のサバイバーキャンプを順番に回っていこう、ということで、チェリャビンスクに到着しました。上の画像はチェリャビンスク近くに設置しておいた拠点です。…マグニトゴルスクの充実振りに比べて、この貧相な佇まいよ。建造物が一つもねぇ。墓が20個も建ってるので、たぶんバンディットか何かを退治した跡だと思うんですが、こんなところに出てきたかな…?
当初はストレートにクラスノヤルスクまで戻る予定だったものの、トレーダーの品目が変わったということで、本題であるカタログチェックを致しますよ。
・セメントx1⇒点火プラグx10
・スティールケーブルx1⇒電気ケーブルx1
・鉛x10000⇒溶接棒x1
・クロシスタミンx1⇒乾電池x1
・密造酒x50⇒カーバッテリーx1
・ピクルスx50⇒チェーンソーx1
あえての和訳は感覚的にわかりやすいように、ということで原語で確認したい場合は上の画像を参照のこと。ちなみにChlorcystamineはRadiation -50とIncreased Radioresistanceのバフがつく、対放射能効果のある紫色の瓶のヤツです。
ここも大したシロモノは扱ってないですね。あえて注目するとすれば、バージョンアップで追加された溶接棒くらいでしょうか。特定の施設でしか手に入らないので、必要になってから集めようとすると中々手に入らない罠。
ただ、鉛10000はけっこうコスト重いですね。破損したカーバッテリー5個分くらいでしょうか。あれも車を解体して確率で入手するものなので、集めようと思うとなかなか集まらない。本当はマグニトゴルスクにもっと長居して、追加でライフル弾を5000発くらい作る予定だったのですが、鉛不足で断念した経緯があります。
チェリャビンスクを出たあと、北のオジョルスクへ向かうと、大規模なバンディットキャンプを発見。小火器スキルLv.30MAXでも勝率62%という、なかなかのツワモノだ。
とはいえ、こちらもフルアーマー装備なので、たとえ敗北しても深刻なダメージにならないからある程度、気は楽だ。
一回の戦闘では倒しきらず、2~3回攻撃してようやく倒すと、なんと探索で鍛冶場が発見できることがわかった!たとえばTESシリーズ、特にスカイリムでは野盗のキャンプに鍛冶場があるなんてことは割とよく見かけた光景ではあるんですが。
古いバージョンではバンディットキャンプを壊滅させると完成品のUAZが入手できたりと、今とは比べ物にならない太っ腹ぶりから、バージョンアップを重ねるごとにどんどん戦利品がショボくなっていくのが悲しかったですが、たしかいままでは鍛冶場は出なかったはず。たしか。…たぶん。
あとはワークベンチさえ作ればアーマーが修理できるじゃねぇか!やったぜ!と思いながら、キャンプ中を回って他のバンディットも倒していきます。
バージョンアップ前に中途半端に探索を進めていた弊害か、誰も存在しない(探索しても何も出ない)フロアがあったり、なぜかクマが出現したり…といった光景に驚きつつ、キャンプ内のバンディットを一掃し、スティールアーマーを修理するために鍛冶場のあるフロアでワークベンチを作ります。
…ここに建造することはできません、と言われました。ふざけんな!
それにしても、今回はBRDMの火力不足を思い知らされました。やはり、最終的にはT-72かMi-24を使えってことなんでしょーかネ。いちおう、爆発物スキルも鍛えてる最中ではあるんですが…
以前に比べて経験値の入手量が上がってるっぽいのが多少救いではあります。従来は戦闘で得られるスキル経験値は武器の種類依存で固定だったのですが、今回の戦闘では敗北or引き分けで50、勝利で300の経験値が得られました。強い敵ほど入手経験値量が多いっぽいですね。
ただ、かかる手間を考えると「爆発物スキルLv.30と戦車orヘリの所持」がほぼエンドコンテンツ並のやり込みが必要なのに、現状ではそれがゲームクリアの必須条件っぽい扱いなのが気になります。裏ボス倒せるくらい鍛えないと表ボスが倒せない的な。実際のところ、どうなんでしょう?
次期大型アップデートでは戦闘システムそのものにテコ入れが入るようですが、今以上に難易度が上がるとさすがに参ってしまうよ。公式の説明を見る限り、ターン制ストラテジー的なものになりそうだが。爆発物系が猛威を振るうかな?調整を間違えると無理ゲーになるので、テストプレイをしっかりやってほしいですね。
バンディット退治をすませ、スベルドロフスクのサバイバーキャンプへやって来ました。
ここのトレーダーが扱うレートは…
・機械油x500⇒鉛x2500
・点火プラグx1⇒自動車部品x10
・消毒用アルコールx3⇒バイク部品x10
・石鹸x5⇒自転車部品x10
・肉の瓶詰めx100⇒溶接機x1
ここはわりと良心的というか、実用的だと思いますね。
機械油は車輌を積極的に解体しているといつの間にか物凄い量溜まってたりします。鉛は大量に集めようと思うと意外と難しいので、ここで交換するのはアリかもしれません(ただし鉛はかなり重いので、大量交換する場合はこの近辺に拠点を構えて鉛を消費する作業を行うか、積載量の多い車輌を所持している必要があるかも)。
点火プラグ、消毒用アルコール、石鹸もそれほど珍しいものではない(強いて言えば石鹸がちょっとレア、なにせ使途が多い。消毒用アルコールはウォッカから作れる、直近のバージョンでは死体から入手することも多く余りがり。点火プラグは車両解体でけっこう手に入るしそもそも使途が少ない)ため、あまり勿体ぶることもないでしょう。ただ、各種乗り物用パーツも、手に入れるのはそれほど難しくないんですが…
溶接機は肉の瓶詰め100個とかなりコストが重いですが、発見できる場所が限られているため、念のため覚えておいて損はないかも。ただ、どっちを集めるほうが大変かと言われれば…う~ん。
そしてこちらがチュメニ・サバイバーキャンプのトレーダーになります。
・自動車部品x50⇒コロイド硫黄x1
・煙草x40⇒機械油x1000
・硫酸x1⇒ガソリンx1000
・硫酸x1⇒ディーゼルx2000
・金属パイプx25⇒キャベツx10
コロイド硫黄は火薬、銃弾の製作をするさい、かなり大量に必要になるので、自動車部品が余っている場合は交換しておくと良いかも(ただ自動車部品はかなり重いので、交換のためだけに収集するのはすこし厳しいかも)。
煙草はウォッカと同じく直近のバージョンで死体から入手しやすくなっているので、以前より希少価値は下がってるといえます。ただ、機械油も集めるのはわりと簡単なので、わざわざ収集にトレーダーを利用する意味はないかも。
硫酸とガソリンorディーゼルの交換レートは以前のままですね。キャベツは…探索では入手できないので、農業やるか、ここで交換するかってことになるんですが…金属パイプも収集がわりと大変でしかも重いので、苦労してわざわざキャベツ集める理由があるのかって話ですが。すぐ腐るし。
というわけで、今回はここまで。
2018/12/13 (Thu)00:03
どうも、グレアムです。Day R Survivalはじめるよー。
じつは前回時点でスティールアーマー一式を製造していました。せっかく機材が揃ってるのでね。マグニトゴルスクはマップの中心地ということもあり、鍛冶場にワークベンチ、科学研究ラボ、井戸、食料保管庫等ひととおりの施設を建造してあったんですよ。ついつい長居して半年近く留まったりしちゃったわけなんですが。
じつはこの装備を作るの、あまり気が進まなかったんですよ。製造に大量の鋼が必要ってのもそうなんですが、修理にワークベンチと鍛冶場が必要というのがあまりに敷居高くて。しかもバージョンアップでさらに環境を揃えるのが難しくなっているので…ただまあ、とりあえず一回くらいは作っても良いかなと思いまして。あわよくばBRDMみたくコンディション低下しない仕様かもしれないし、などと甘い考えを抱いていたのですが、さすがにそんなことはなかった。
とはいえ他の装備よりもコンディション低下率は低くて、だいたい3回の戦闘につき1%下がるくらいですね。とはいえ何も考えずに戦闘を繰り返すとあっという間に壊れてしまう程度のものなので、今後は極力戦闘を控えていきたいと思います。
そうそう、前回「現バージョンでは時間経過で体力が回復しなくなっている」と書きましたが、あれちょっと語弊がありますね。放射能汚染のない土地では普通に時間経過で回復します。とはいえ以前は出血や放射能/毒等のステータスさえ溜まっていなければ汚染された都市部でも普通に体力が回復できてたと思うので、以前より厳しい仕様であることに変わりはないです。
さて今回はストーリーに関しての話を。
現バージョンではメインストーリー「Way Back Home」の進行方法が以前と変わっておりまして、様々な行動を取ることで過去の記憶を思い出していく、というプロットになっています。
現在のセーブデータは既にある程度ゲームが進んでいるので、すこし何かをするたびに次々と記憶が蘇っていきます。このへんの正確なフラグ条件は今となっては知りようもないんですが、とりあえず現在進行段階では四回イベントが発生したので、そのときのダイアログを節訳ながら掲載します。
あくまで意訳であり、正確な翻訳ではないので、正確な文章を知りたい場合は原文を読むか、自分で訳してください。頼んだぜ!
【 Way Back Home - No.1 】
僕は川岸に出ると、両手で水をすくいあげた。冷たい水が指の間からこぼれおち、それが、新たな記憶を呼び起こした…
「ここまでおいで!なにをもたもたしているの?」
高い堤防の上から、彼女の声が僕の耳に届く。
彼女の背後には川が流れ、それは無限に続いているように思えた。
「なにも怖がることなんてないじゃない」
「やめなって、危ないよ」
僕はそう言って、すこしばかり後ずさりした。
「さあ、はやく下りてきなよ」
「なにを怖がっているの?」
そう言って、彼女は可愛らしい笑い声をあげた。
「まったくもう!高いところが怖いの?それとも、わたしのことが嫌い?」
「べつに怖がってなんかいないよ!君のことだって…愛してるさ」
「じゃあ、それを証明してみせて!」
そう言って、彼女はその場から飛び降りた。
「さあ、早く!」
段々と記憶が蘇ってきた。彼女は川に落ちた。僕は慌てて堤防をよじのぼり、彼女を助けるために川へ飛び込もうとした。
だが、水が…暗く、深く、底のない水。僕はつくづく自分が嫌になった。足がすくみ、その場から動けなかったのだ。
けっきょく、近くにいた労働者が彼女を連れて戻ってきた。
彼女に怪我はなかったが、僕と彼女は家に帰るまで、互いに一言も口をきかなかった…
【 Way Back Home - No.2 】
僕は住居ビルの二階を見回していた。
寝室は乱雑に散らかっており、床には大きなスーツケースが放置されている。
それは、住人がここから逃げ出すときに荷物を詰め込んだまま、けっきょく持って行き損ねたように見えた。
開いたままのスーツケースには、ただ一着ウェディングドレスのみが入っている。
それを手に取り、僕はベッドの上に腰かける。昔を思い出しながら…
レストランから出た僕たちは、外の空気を深く吸い込んだ。
僕のほうはといえば、ウェディングドレス姿の彼女にすっかり「やられて」しまっていた。
「私のママのドレスよ」
彼女は繊細な手つきでドレスに触れながら言った。
「私には少し大きかったんだけど。でも、妹と一緒に丈を直したの。どう?」
「綺麗だよ、ガーリャ」
僕はそう言って、彼女の腕に手を絡ませた。
「結婚式はうまくいったね。そう思わないか?」
「気をつけて触ってよ、ドレスが破れたらどうするの?」
ガーリャは苦笑しながら、口を尖らせて僕に注意する。
「このドレスは私の娘も着るんだから!」
「娘?男の子かもしれないじゃないか」
「娘よ、決まってるじゃない。でないと、このゴージャスなドレスが用無しになってしまうわ!」
ガーリャは笑い声をあげた。かと思うと、突然、真剣な顔つきになり、言った。
「すべてが良い方向へ向かってる気がする。私たち、幸せになれるわよね?」
「もちろんさ。今も、そして、これからも」
僕は自信たっぷりに請け負った。
思い出した、彼女の名前はガーリャ。
僕たちは結婚していた、そして彼女は妊娠していた。だが、それ以外のことが何も思い出せない。ああ、神よ!
彼女はどこにいるんだ?彼女の身に何が起きたんだ!?
僕は…彼女を見つけなければ!
【 Way Back Home - No.3 】
倒れたゴミ箱のそばに、小さな人形が転がっていた。
目の片方が欠け、脚の一部がなくなり、詰め物が飛び出している。ドレスには血痕と思しき大きな染みができていた。
それを見て、ふたたび過去の記憶が蘇ってきた…
「見てサーシャ、ママが作ったお人形よ」
ガーリャが古いシャツをもとにして作った人形をサーシャに見せる。
ベッドの中で赤ん坊の小さな手が空をかき、やがて人形の足を掴む。
「悪くないんじゃないか?少なくとも、サーシャの人形代は浮いたわけだ」
冗談めかしてそう言いながら、僕は机の上の小銭を引き出しの中へ掻き入れた。
ガーリャはそんな僕の後ろに立ち、細い腕を僕の首に巻きつけてくる。
「何も心配することないわ、あなた。もうすぐ私も仕事に戻れるし、そうすれば少しはあなたの負担も軽くなる。そのうち車だって買えるわよ!」
「技術教師が自分の車を持ってるなんて話、聞いたことあるかい?」
僕はため息をつくと、おそらくは幸せな夢を見ているであろう娘の顔を見やった。
思い出した…娘の名前はサーシャだ。
彼女はどこにいる?生きてるのか?…いま、何歳なのだ?
思い出せない、頭痛がする…
【 Way Back Home - No.4 】
不快な金切り音が頭上から聞こえてきた。
顔を上げると、建物の屋根から折れ曲がった金属片が垂れ下がっている。風に揺られて音を立てているのだ。
その音が、僕に何かを思い出させた。
窓越しに暗闇が広がり、雪が唸りをあげて降りしきる。
耳に届く音はそれだけではなかった。なにか…鋭い音だ。僕の頭を突き刺すような金切り音がする。
隣人がガラクタの掃除でもしているのだろうか。
ガーリャがキッチンに入ってくる。彼女の姿は、僕が最後に見たと思っていた姿よりも老いて見える。
泣いているのか?
彼女はゆっくり僕に近づくと、僕のことをじっと見つめてきた。
僕は煙草をくわえ、彼女に質問する。
「どうしたんだい?」
隣の部屋からは、サーシャの寝息が聞こえてくる。
「話がしたいの」
ガーリャが静かにそうつぶやく。
「君はもう何もかも話した。ハッキリと僕に言ったんだ。他に何を伝える必要が?」
僕の言葉を聞いてか聞かずか、ガーリャは素早くテーブルの脇を駆け抜けると、僕の手を取って言った。
「ごめんなさい、あなた、私を許して!私が言った愚かしい言葉を全部、私は間違っていたのよ…二度とあんな過ちは犯さない。あなたが帰らなかった昨日の晩、あのときの私はどうかしていたの。あなたがどれだけ厳しい立場にいるか、あなたの仕事がどれだけ大変なものか、わかっていたはずなのに…あなたが他に幸福を求めるのも、無理のないことよ。ねえ教えて、あなたのために私に何ができるかを。あなたを助けたいの、愛しているのよ!ねぇ、何が必要なの?」
僕は暗澹とした目つきで彼女を見つめる。そうするのは辛いことだったが。
彼女の目には僕がどう映っている?彼女には僕がどう見えている?
そこには愛も幸福もない。そこにあるのは悲嘆と恐怖だ。
僕は探さなければならない。ガーリャとサーシャ…
今の僕にとっては彼女たちの存在がすべてだ、彼女たちを見つけなければ!
せめて、僕たちが住んでいた街の名前がわかりさえすれば…!
…と、いう感じ、ですかね。見ての通り、主人公は記憶喪失のようです。
No.1は妻ガーリャと過ごした子供時代、No.2は妻ガーリャとの結婚、No.3は娘サーシャが産まれた直後、No.4は夫婦間の諍い…といったような内容かと思われます。
ぶっちゃけ今まではストーリーを碌に読まずにプレイしてたので、たんに「終末世界で生き別れた娘を探しにいくぜー!」くらいの話かと思ってました。また、No.2あたりを訳した段階では「なんという不幸の前振りw束の間の幸福だわーwww」とか思ってたんですが、No.4で予想外の方向から重い拳が飛んできて真顔になりました。たぶん、夫たる主人公が浮気したのしないの、という話だと思うんですが。
あの…終末モノ&記憶喪失&過去の記憶を頼りに家族を探す、みたいなプロットに、ロシア文学めいた生々しいドス暗さをぶち込まれると洒落にならないんでやめてもらえますか…?
ていうかこれ、下手したら娘に恨まれてる可能性すらありますよね?
うわあぁぁぁぁぁ、急に会いに行きたくなくなったぞ!
あと、記憶喪失モノってことでバルドスカイを思い出してしまった。そんな…星修は、なくなってしまったのか…?(目の前の廃墟を見つめながら)
問題はNo.4から核戦争までの間に何が起こったかなんですが、最悪の場合、娘に「家族を捨ててあの女を選んだくせに、いまさらどの顔(ツラ)下げて会いにきてんだ!」とか言われたら心が折れますよ。
そもそも主人公が記憶を失ったのが核戦争直後とも限らないわけで…核戦争後から現在に至るまでの間ですら何かやらかしてる可能性もありますよね。うーん、もう片方のメインクエストも訳すべきだろうな。でもあれ、たしか現状でもNo.40くらいまであったよな…
2018/12/10 (Mon)01:37
Day R Survivalを再開するのでR(アール)。…自分で言っててヒクほど寒いな。
そんなわけでどうも、グレアムです。ひさしぶりの更新でございます、世間的には半月もブログを放置すると失踪扱いになるそうで(本当か?)。いや、そんな与太はどうでもいいんだ。
ゲームのほうは約半年振りの再会ということで、間に大型アップデートも挟んでいるので、最悪の場合ワイプ(一からやり直し)も覚悟していたんですが、これといって所持アイテムが減るだとかステータスに変化があるわけでもなく、拠点の物資が無くなったりもしていなかったので平常運転です。…なぜか街の外にあったはずの拠点が街の中に移動していますが。街の規模が大きくなったんだろうか?
とりあえず今後もバージョンアップで古い情報が陳腐化するのは目に見えているので、細部の変更点なんかは態々書かないことにします。面倒臭いし。
チラッとプレイしてまず目についたのはライトが装備品になったこと、そしてガスマスクがフィルター交換式になったことでしょうか。さらにライトとガスマスクはそれぞれ3~4種類あるようで、それぞれ探索ボーナスや放射能耐性といった値が変わるようですね。
放射能は従来と比べかなり溜まりやすくなってるのかな?装備品の放射能耐性が下がってるのかな…100までは何も影響がないけど、100を越えると体力が物凄い勢いで減少していきます。また、いままではRadiation値の上昇とともにPoisoning値も上昇していったけど、現在はRadiation値の上昇ではPoisoning値は上昇しない、それぞれ関連のないパラメータとして扱われているようだ。そのためか、ホットティーやピクルスの回復値がPoisoningからRadiationに変更されている。
おそらくPoisoningはUfaのハチ軍団とか、あとは煙草くらいかな、影響があるのは。
インベントリのクエストアイテムに専用枠が設けられたのはベネ。未読のダイアログには!マークが表示されるようになったようだ。
ただ、その…パッと見た限り、クエスト報酬であるIcebreaker FigurineとBomb Statuetteのステータス・ボーナスが消えてるような。
同様に、斧やカナテコ、シャベルといったアイテムにSearch Bonusがなくなったようです。おそらく探索用アイテムとしての用途がなくなったということで、「使おうと思ったら勝手に探索で消費された!」というアクシデントへの対策だと思うんですが、正直、それだとかえって用途が限られるというか、なんで最初から現行の仕様にしなかったんだというか…
ショップ関連はかなり凄まじいことになっていますね。
Tool KitやChemistry Setが一個1000Capとか悪い冗談にしか見えないんですが、それ以上におそろしいことに、なんとBuilding関連のアイテムがカタログから一掃されました。つまり、建築物をCapで購入することはできず、なにがなんでも自力での建設が必要になったということです。
WorkbenchやChemistry Labなんかはけっこう必要とするレシピが多いので、かなり難易度が上昇したんじゃないでしょうか。ていうかWorkbenchにSteel系レシピのHacksawが必要って、これ無理ゲーなんじゃ…
いちおうハードコア系サバイバルを標榜する手前、最初からこのバランスなら「ああ、これはこういうゲームなんだな」と納得することもできるんですが、初期のガバガバ難易度に慣れていると、これちょっと厳しくし過ぎでは、なんて感想が漏れちゃいます。いや、俺ヌルゲーマーですし。
あと、アイテム製作で道具系のアイテムが一個しか消費されない仕様がとうとうテコ入れされ、繰り越しで複数のアイテムがキッチリ消費されるようになりました。
つまり、以前なら耐用回数4の空き缶1個で水100をまとめて製作できたのですが、現在は空き缶25個ないと無理ということです。う~ん…いや、これが本来あるべき仕様ってのはわかってるんですけどね。まあ、うん。
これはアプデと関係ないんですが、たしか以前、ウィスキーが時間経過で性能変化する、みたいな話がコメント欄で出ていたと思うんですよ。…出ていた気がする。
あれ、たぶんウィスキーを所持している期間ではなく、樽からウィスキーを出せる状態になったあと、さらに時間経過(所謂、熟成)させることで性能変化する、のだと思います。
とりあえず一旦イルクーツクまで行ったあと、またモスクワ方面に引き返すことになると思うので、そのときに取り出すつもりで放置しておくことにします。最終形態(←不穏当な表現)になるまでに一年必要みたいですし。
それとコメント欄のほうではもう答えが出ていたんですが、まだ記事には書いてなかったのでいちおう触れておきます。
建物の中で火を焚くと火事が発生しアイテム消失&負傷する、という仕様があるのですが、これは火を焚いた状態で探索を行うと発生するようです。つまり、探索しなければアイテム製作しようが眠ろうが火事にはならない、ということです。
いちおう現バージョンでもいろいろ試してみましたが、この火事の仕様は変わっていないようです。とはいえ今後変更される可能性はおおいにあるので、他のサバイバルゲームみたく屋内で焚き火をするのは控えたほうがいいでしょう。Cataclysm: DDAやProject Zomboidでも火事は初心者の死因トップなのであるからして。
現在は以前と変わらずマグニトゴルスクに居るのですが、マップを縮小したところ、モスクワ以西に大量のサバイバーキャンプらしきアイコンを確認しました。おそらく、メインのクエストラインでイルクーツクへ向かったあとにふたたびモスクワまで戻り、西へ向かうというプロットなのだと思います(根拠はない、完全な憶測)。
でもって、トレーダーとの取引レートも以前とはだいぶ変わっていますね。
とりあえずマグニトゴルスクのキャンプのレートは上の画像の通りなんですが、いちおう文字で書き起こしておきます。
・溶接棒x1⇒セメントx1
・キチンx1⇒耐火レンガx5
・骨接着剤x10⇒レンガx100
・穀粉x1⇒スクラップx10
・プロコゾールx5⇒スチールケーブルx1
・硫酸x25⇒セメントx1
ここは相変わらずしょっぱいというか、クソみたいなレートですね。
ProkozolはPoisoning-50とバフ効果Detoxificationが得られる緑の瓶です。固有名詞なので適訳なし、細かい発音の違いだとかなんだとかは勘弁してください。
見ての通りサバイバーキャンプ関連もグラフィックやインターフェースまわりがガラッと変わっておりまして、NPCのグラフィックは総差し替えとなっております。
現在のリアリスティックな画風も悪くないけど、個人的には旧バージョンの漫画チックな画風も捨て難い。
新旧おかみ対決
上のは宿のおかみさん新旧比較なんですけどね。
右側だったら「100Capくらい追加で払ったらアッチのほうもサービスしてくれるに違いないな」とか思っちゃうじゃないですか。左側はちょっとね。いや、単純に好みの問題なんだけどね。…ゲスな話でごめんね。
そうそう、ようやく最後のデイリー報酬であるBlack Volgaを入手しました。
まあ…正直、いまさらいらねぇなというか。初心者救済というか、ログインを続けていればいずれ車輌が手に入るというのは夢のある話だと思います。…先日まで自転車こいでたサバイバーが翌日いきなり黒塗りの高級車乗り回すってのもどうなんだ、というのがいかにもスマホゲー的だよなあというか。
はじめ「Stealth Bonus -100%」というのを見たとき、「そりゃあこんな目立つ車乗ってたらな!」と思ってたんですが、どうもバージョンアップで全車輌にこの修正がかかったみたいですね。まあ、車に乗ってると目立つのは当たり前だよな。「生存者がここにいますよー!」って全力で宣伝してるようなもんだもの。
ちなみにこのBlack Volga、ベースとなっているのはGAZ-24 "Volga"と呼ばれる車種で、様々なバリエーションがあります。特に高級官僚用に作られたGAZ-13 "Chaika"は悪名を馳せ、「周囲を走る車輌は優先的に道を空けなければならない」「近くの歩行者は頭を下げなければならない」といった、大名行列かと疑うエピソードが当時の資料で語られています。もちろん、スピード違反をしても咎められることは無かったそうです。すごいねソ連。
まァーそんなわけで、肝心のゲームプレイのほうはというと、クラスノヤルスクで大量に作ったスチールをマグニトゴルスクに持ち込み、ライフル弾の薬莢と交換したり、スチール製のアイテムを作ったり色々やっているうちにゲーム内時間のほうでも半年くらい経っていました。
トレーダーの品揃えが変わったということで、それを確認する意味合いも兼ね、たったいまマグニトゴルスクを出発し現在チェリャビンスクへ向かっているところです。
そろそろ生き別れの娘を探しに行かないとな!