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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
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2020/11/25 (Wed)05:10


 
 
 
 
 
Fallout 3: Reloaded
"Mercs Effect: Replaced Edition" #XX

- フォールアウト3:リローデッド -

【マークス・エフェクト改】第XX回

 
 
 

 
 
 
 
 どうも、グレアムです。今回はFallout 3リプレイ記のリブート版にまつわる構想メモを書き残していこうと思います。
 過去記事ではモイラの依頼で地雷原の調査を終えたところまで書きました(マジで序盤も序盤じゃねーか!)。メガトンへ戻る途中、偶然遭遇したキャラバンの商人からアレフの住民の安否を確認してほしいという依頼を受けたところで終了。同行していたカーチャは寄り道をよしとせず先にメガトンへ帰る、というわけで各々単独行動を取ることになるのでした。
 以下、構想。
 
 
 

 
 
 


 
【Blood Ties】
 高架橋の上にある集落へと向かったクレイブは、アレフの住民が全滅している姿を目撃する。瀕死の状態で発見された集落の代表者エヴァン・キングはクレイブに対し、ファミリーという集団の襲撃を受けたことを知らせ、連れ去られたイアン・ウェストの救出を依頼して息絶える。
 ファミリーの潜伏するメレスティ・メトロ駅へと到着したクレイブはファミリーの歓待を受け、アレフとの交戦は吸血衝動を抑えきれず両親を殺したイアンを宥める姿を他の住民に目撃され、誤解から発展した事故であったことを説明される。しかしクレイブはファミリーのことを信じきれず、またファミリーのメンバーもクレイブを全面的に信頼していなかったことから、最終的に交戦。クレイブはファミリーを全滅させる。
「イアン、家族(ファミリー)のもとへ帰るんだ!」
「よくもファミリーを殺したな!」
 エヴァン・キングからイアンの姉ルーシーがメガトンで暮らしていることを聞かされていたクレイブは、イアンをメガトンへ連れ帰ろうとするが、すでにファミリーに帰属意識を見出していたイアンからも襲われ、イアンを殺害。
 人助けをするつもりが、けっきょく、自分がやったことはただの虐殺だ…クレイブは自分の行動に疑問を抱く。
 
 
 
【Those!】
 無益な人助けに関心がないカーチャはメガトンへと戻る道中、ブライアン・ウィルクスという少年と出会う。故郷のグレイディッチがファイヤーアントの襲撃を受けて壊滅したという話を聞き、怪物退治を引き受けたカーチャだったが、彼女は義侠心から少年を助けようとしたわけではなく、どちらかといえば火を吐く蟻そのものに興味があるようだ。
 グレイディッチ周囲を徘徊するファイヤーアントを掃討し、情報収集を行ったカーチャは、トラブルの根源がマリーゴールド駅にあることを突き止め、調査に向かう。地下鉄内の一室で蟻の研究をしていたDr.レスコと出会い、彼の依頼でネスト・ガーディアンの掃討と蟻を無力化する制御パルスの発振を行う。
 その後Dr.レスコが行っていた研究の数々(蟻由来の強化能力を人間に移植する等)を知り、その内容を賞賛するカーチャ。
「素晴らしい研究成果ですわ!Dr.レスコ、あなたはまさしく天才です!これだけのものを…"地元の野生動物"の手に委ねておくのは、あまりに宝の持ち腐れというものです」
 カーチャはDr.レスコを射殺し、彼の研究データをすべて奪取する。その時点で、カーチャの頭にブライアン少年の安否などまったく関心の内になかった。
 
 
 
【Wasteland Survival Guide】
 その後、クレイブとカーチャは引き続き共同でモイラのウェイストランド・サバイバルガイド執筆のためのデータ収集に奔走。ようやく完成の運びとなり、クレイブは報酬として特注のドラゴンスキン・タクティカルアーマーを進呈される。
 その頃にはすでにカーチャはメガトンを発っていることを知り、別れの挨拶もなしに姿を消したカーチャに内心で呆れながらも、クレイブは新たなる冒険を目指して自身もメガトンを旅立ったのだった。
 
 
 
【Operation: Anchorage】
 メガトンを発ってからそう時間が経たないうちに、クレイブはアウトキャストの一団に遭遇する。以前にインディペンデンス砦のキャスディン護民官と物資の取引を持っていたクレイブは友好的に接しようとするが、アウトキャスト達はクレイブを強硬的に拘束し、アウトキャスト前哨基地へと連行する。
 基地内のロストテクノロジーが保管された兵器庫を解放するため、旧時代に設計された戦闘シミュレータへの参加を強制されるクレイブ。シミュレータを実行するにはピップボーイが必要らしい。渋々ながらクレイブはシミュレーションポッドに入り、戦闘シミュレータ「オペレーション・アンカレッジ」を開始する。
 ガバプレイで観戦していたアウトキャスト達を度々呆れさせながらも、どうにかシミュレータを攻略したクレイブ。しかし彼が目覚めたときには、開放されたロストテクノロジーの配分を巡ってアウトキャスト達が内乱を起こしていた。レーザーの火線が飛び交うなか、クレイブはメガトン付近で自分を発見し拘束した凶悪なアウトキャスト隊員と遭遇し、交戦。戦いのさなか、爆発の衝撃で頭部を覆っていたヘルメットが外れたアウトキャスト隊員の素顔を目の当たりにしてクレイブは驚く。
 クレイブを捕らえたアウトキャスト隊員はカーチャだった。彼女はシミュレータを攻略可能な実力を持つピップボーイ装着者を探すため、身分を隠して活動していたのである。カーチャは最初からクレイブを狙っていたのだ。
 数々の困難をともにした相棒を相手に攻撃を躊躇するクレイブ。しかしカーチャが容赦なく銃口を向けてきたとき、クレイブは反射的に彼女を撃ち殺してしまう。正体を知られた直後だけに、情に訴えることができたにも関わらず無言のまま自殺行為に等しい手段に打って出たことをクレイブは訝る。まるで、殺されることを望んでいたかのように…
 彼女の握っていた拳銃を回収し、クレイブは騒乱冷めやらぬアウトキャスト前哨基地から脱出する。
 その後、ことの次第をインディペンデンス砦のキャスディン護民官に報告。事態の収拾と物資の回収を提言する。また、彼の同胞であったカーチャの拳銃を差し出すが、キャスディン護民官は受け取りを拒否した。
「そいつはお前が持っておけ。俺は、そういうのは背負わない主義だ」
 クレイブの手元には、殺した女の拳銃だけが残った。
 
 
 
 
【Head of State】
 あてもなく各地をさまよっていたクレイブは、ユニオン・テンプルという脱走奴隷たちのコミュニティに遭遇する。彼らへの協力を申し出たクレイブは、用心棒のブレンダという女狙撃手とともに各地の奴隷商人の拠点を襲撃し、奴隷解放に尽力する。
 はじめクレイブとブレンダは犬猿の仲だったが(これはVaultで何不自由なく暮らしてきたクレイブと、幼少より奴隷として凄惨な体験を繰り返したブレンダとの境遇の違いから生じた不仲でもあった)、滅多に他人を信頼せず攻撃的な性格のブレンダが内面的には慈愛に溢れ、同胞への思いやりが強いこと、そしてクレイブも純粋な正義感から奴隷解放に協力していることを互いに知り、ともに死線を幾度も掻い潜ったこともあり、固い信頼と愛情で結ばれることになる。
 度重なる解放運動で仲間が増え、隠れ家が手狭になったこともあり、ユニオン・テンプルのリーダーであるハンニバル・ハムリンはリンカーン記念館への移住を提案する。一度に全員で移動すると目立つため、ハンニバルとクレイブ、そしてブレンダがそれぞれ別チームを率い三手に分かれてリンカーン記念館へ向かうことになった。
 最初にリンカーン記念館へと到着したクレイブは奴隷商人たちの待ち伏せを受け、チームは壊滅状態に陥る。クレイブはリンカーン記念館が奴隷商人の根城であることを知らされていなかった。不穏な予感をおぼえたクレイブはブレンダのチームと合流すべく道を引き返す。
 ブレンダのチームも道中で別の奴隷商人の待ち伏せを受けており、奴隷たちは全滅。ブレンダも全身をばらばらに引き裂かれて瀕死の状態にあった。これまでに多くの奴隷商人を血祭りにあげてきたことに対する復讐だった。
「そんな、俺は…俺は、ただ…みんなを助けようと…正しいことを、良いことをしたかった、それだけなのに…どうして、こんな……!」
 悲嘆の声をあげるクレイブに、ブレンダは静かに、自分にとどめを刺すよう頼む。
 これ以上苦しみたくない、あなたの手で殺して欲しい、と懇願するブレンダの頭をクレイブは撃ち抜く。
 ふたたびリンカーン記念館へ赴くと、そこには奴隷商人たちを排除して無事に到着したハンニバルのチームがあった。
「クレイブ、ブレンダ。君たちはやりすぎたんだ。君たちの活躍は当初の想定を超えていた。あまりに奴隷商人たちの恨みを買い過ぎたし、仲間を増やしすぎた。どうしてあれだけ大勢の人間を食っていかせることができると思ったんだ?口減らしが必要だったんだ…」
 クレイブとブレンダが奴隷商人の待ち伏せを受けたのは、他ならぬハンニバルが情報を漏らしたからだった。
 クレイブはハンニバルとユニオン・テンプルのメンバー、生き残った奴隷たちをすべて撃ち殺す。それはただの私怨による虐殺だった。
「正義だとか、信念だとか…俺は、そんなことのために戦うべきじゃない。そんなことをしても、けっきょく、俺は最悪な方法でなにもかもをぶち壊しちまうんだ」
 絶望の末、クレイブは信念を持たず、ただ金のためだけに仕事をする存在になることを決意。利益のためなら他者を平然と犠牲にする残虐な「傭兵」クレイブは、この瞬間に誕生したのだった。
 
 
 

 
 
 
 というわけで、ここまでがリブート版のおおまかな構想となります。ここからはメインクエストの攻略を進め、最終的にBroken Steelを経てニューベガスへと続くリブート前の展開をなぞっていくことになります。
 じつはウェイストランド・サバイバルガイドの調査でリベットシティを訪れたときにハークネスが連邦のアンドロイドであることを突き止めるのですが、その時点では事態に干渉をせず、ブレンダの死後、Dr.ジマーが持つ連邦の技術(強化反射神経の移植手術)を目当てにハークネスを売り渡すといった行為をやらかしています。そのためリベットシティの住民からは「自分の利益のために平然と他人を売る外道」という悪評を被ります。
 クレイブにとってはブレンダの死が人生観の変化や人格形成における大きな役目を果たしている、人生のターニングポイントにあたる出来事なので、ブレンダが死んでいない他ゲームのリプレイ出演ではだいぶ険の取れた、たんなる気の好いニーチャンと化すことも多々。
 
 
 
 
 
 
 
 


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