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2020/10/10 (Sat)10:18
The Elder Scrolls IV: Oblivion
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-A
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-A
- エルダースクロールズ4:オブリビオン -
Side Story【クロッシングオーバー】第XX-A話
どうも、グレアムです。今回はオブリビオンの二次創作である「クロッシングオーバー」の構想を紹介していきます。とりあえず現時点では全十二話中の第四話、クヴァッチ城での戦いまで終了したということで、それ以降の展開をつらつらと書き連ねていくことになります。
いやーコレも本当は完成させたかったんですけどね…ただ、やっぱり納得のいくSSを撮影するのに非常に手間がかかるっていうのがネックで。たしか馬車を作ったり、馬車内での会話を再現するためのポーズを作ってるあたりで力尽きたような記憶があります。
今回は五話~八話までの四話分を掲載し、次回に九話~十二話までの構想を掲載します。なお掲載する画像についてはあくまでイメージ的なもので、実際に文中の情景を再現したものではありませんので悪しからず。
第五話「セプティムの血統」
単身クヴァッチのオブリビオン界に乗り込んだドレイクが帰還し、アリシア&エロール&マーティンの三人と合流。それぞれの旅の目的を明かし、利害の一致により行動を共にすることになります。ドレイクはマーティンが皇帝の隠し子であることに半信半疑ですが、マーティン自身もそのことが信じられない様子で戸惑っています。
馬車に乗ってウェイノン修道院へと帰還する一行、到着直後に強力な魔法攻撃を受けます。修道院は深遠の暁信者による襲撃を受けており、指揮しているのは宿敵マンカー・キャモランの息子レイヴン・キャモランでした。
かつての上司であり、自らを追放し家を焼いた張本人を前にエロールが奮闘します。
「ぶっ殺してやる、このソフトクリーム頭!」
「私はソフトクリーム頭ではない!」
「……本当だ!」
エロールに髪型を馬鹿にされ、思わず頭部を守る魔法兜を解除してしまうレイヴン。その瞬間にジョフリーのアカヴィリ刀が一閃し、レイヴンは首を刎ねられて命を落とすのでした。
全員の奮戦も虚しく、ジョフリーが修道院に隠していた王者のアミュレットが持ち去られてしまいます。一行は次の戦いに備えるため、ブルーマよりさらに北にあるブレイズの本拠地「曇王の神殿」へと向かいます。
第六話「メサイア・パーティ」
曇王の神殿へ到着した一行は改めて互いに自己紹介をします。スクゥーマの闇取引で牢に囚われていた傭兵アリシア、元深遠の暁信者エロール、帝国の未来にはまったく関心がない異国の剣士ドレイクと、問題のある人物ばかりで頭を抱えるジョフリーを、いまは頼る味方を選んでいられる状況ではないとマーティンが諌めます。
深遠の暁の活動拠点を探るため各地に密偵を送っているが成果がない、と嘆くジョフリーに、エロールが名乗りをあげます。かつて深遠の暁信者であった彼は、信者たちがアリアス湖の洞窟に潜んでいることを知っていたのでした。
王者のアミュレット奪還とマンカー・キャモラン暗殺のため、アリシア&エロール&ドレイクの三人がシェイディンハル北西のアリアス湖へ向かいます。
一人が囮の入信希望者となって他の二人の侵入を手助けする、という計画を立てる三人。囮役に選ばれたアリシアは抗議の声をあげますが、入信のさいに武装解除されることを知っているエロールは徒手格闘に長けているアリシアこそが適任であると言います。またエロールは他の信者に面が割れており、ドレイクは愛刀を手放すことに強い抵抗を示したことから、アリシアは仕方なしに囮役を引き受けます。
洞窟に侵入したアリシアは門番のハロウの指示により、その場で服をすべて脱ぎ信者のローブに着替えることを強制されます。影ながら様子を伺っていたエロールとドレイクは、裸身となったアリシアの顔半分が火傷で醜く爛れていること、両腕に深刻な傷を負っている姿を見て驚きます。
第七話「デイゴンの祠」
入信希望者を装い侵入に成功したアリシアは、祭壇に生け贄として捧げられているアルゴニアンを助けるため無謀にも攻撃をはじめてしまいます。影ながら様子を伺っていたエロールとドレイクも黙って見ているわけにはいかず戦闘に参加、マンカー・キャモランの娘ルマ・キャモラン率いる暁の信者たちを相手に大立ち回りを演じます。
生け贄を助け信者たちを倒したはいいものの、肝心のマンカー・キャモランがザルクセスの神秘の書の中に逃げ込むことを許してしまいます。三人は神秘の書を回収し、曇王の神殿へ戻ります。
帰還したあと、ドレイクは道中でこっそり購入してあったスクゥーマをアリシアに渡します。彼はアリシアの傷が厳しい鍛錬と過去の戦闘の結果によるものであること、麻薬の常用が傷の痛みを和らげるためのものであることを一目で見抜いていたのでした。その心遣いにアリシアは感謝し、涙を流します。
一方、エロールは父を殺した一味の仲間であった自分に不信はないのかとマーティンに問います。マーティンはかつて放蕩を重ね、サングインの信者であったときに不手際から友人を死なせてしまった過去を話し、いっときの心の迷いで道を踏み外す若者の気持ちに理解があるという心情を吐露。「俺はあんたを友達と思っていいのかな?」と問うエロールに、「ジョフリーが見ていないところでは、殿下ではなくマーティンと呼んでくれて構わない」と微笑みかけるのでした。
第八話「神々の血」
マーティンとエロールは互いのデイドラの知識を駆使して神秘の書の解読に挑みます。やがて二人はマンカー・キャモランが逃げ込んだ「楽園」へと向かうために、「デイドラの秘宝」「タイバー・セプティムの鎧」「大ウェルキンド石」が必要であることを突き止めます。
デイドラの秘宝…エロールがモラグ・バルのメイスを所有していることを知っているマーティンはそれを譲渡するよう説得しますが、エロールは難色を示します。現在ブレイズ達が各地に散らばって強力なアイテムの捜索を行っており、そのうちにモラグ・バルのメイスに代わるものを見つけるという条件でエロールは渋々納得するのでした。
大ウェルキンド石はブレイズたちが探しているということで、アリシアとドレイクはタイバー・セプティムの鎧を回収するためサンクレ・トールの遺跡へ向かいます。
悪霊と化したブレイズの霊と対峙することになりますが、ここでアリシアが大の幽霊嫌いであることが発覚し、ドレイクは苦戦を強いられつつもどうにか鎧の回収に成功します。
曇王の神殿へと戻ろうとした二人はブルーマにオブリビオンの門が開いているのを目撃します。ブルーマ軍と民兵による決死の防衛が行われているなか、マーティンは二人が持ち帰ったタイバー・セプティムの鎧を着用し、ブレイズを指揮して加勢に入ります。
また大ウェルキンド石の回収へ向かっていたボーラスとレノルト指揮官が帰還し、エロールにモラグ・バルのメイスに代わる武器を進呈します。なんと、それはかつてペリナル・ホワイトストレークが所持していた聖遺物「聖戦士のメイス」でした。
というわけで、ここまでが中盤戦となります。以降はブルーマ防衛、楽園、帝都での最終決戦へとノンストップで続く怒涛の展開となりますが、それは次回に。
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