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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/04/26 (Fri)20:53
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2014/08/10 (Sun)10:38

 以前Rooster Teeth製作のウェブアニメ「RWBY」のレビューにて、戦闘シーンのセンスが往年のマシニマ「Haloid」に酷似していると書いた(そのときは「Halo vs Metroid」と書いたし、同名のタイトルで幾つかの動画がヒットするのも事実だが正式なタイトルは先述のHaloidだ)が後になって調べてみたところ、どうも実際に当人が製作に関わっていたようだ。
 そんなわけで今回はHaloidの製作者であり現在Rooster Teethのアニメーターとして活躍する人物Monty Oumの簡単な紹介記事を作ってみた。


伝説のマシニマ「Haloid」。
彼のキャリアはここから始まり、そして現在のキャリアもこの作品あってこそと言っても過言ではない。

 Monty Oumはアメリカ国籍の男性で、彼曰く「カンボジア人とベトナム人と中国人と日本人の混血」であるらしい、中々に謎の多い人物である。
 彼が2007年に発表したHaloとMetroidのクロスオーバー・マシニマ「Haloid」は400万ビューを記録する大ヒット作となり、その後「Dead Fantasy」シリーズの製作を開始。現在では各エピソード30~70万ビューをを記録するヒット作となっている。
 そして2009年、サンディエゴで開かれたコミック・コンベンションにてRooster Teethの創始者Burnie Burnsと出会い意気投合。その後MontyはRooster Teethのアニメーターとして「Red vs Blue」シリーズの製作に携わり、2012年RWBYのリード・デザイナーに着任し現在に至る。

 事実上、彼のデビュー作と言って差し支えないだろうHaloidはGameTrailers.com上で発表されたものがオリジナルだと思われ、おそらく400万ビューという数字はGT.com内での閲覧数だろう。YouTube等で第三者がアップロードしたもの(&幾つかのバリエーション)を含めれば、実際の閲覧数は数倍になるはずだ。
 その後製作されたDead FantasyはDead or AliveとFinal Fantasyのクロスオーバーという、これまた日本人には考えつかない組み合わせの怪作(笑)であり、HaloidのCredit後にて披露されるダンスシーンに代表されるGaijinセンスの大爆発ぶりは当時から健在だったことが窺える。
 その他にもMaxpayne風のマシニマ「Icarus」等を製作しているが、彼の製作物に関する詳細なデータが見つからなかったため(発表時期も含め)、そのすべてをフォローしきれない点については了承願いたい。
 またRooster Teethに入社する前の経歴もあまり判然とせず、Haloid発表後間もなくMidway Gamesにスカウトされているものの彼が関わったゲームについての記述が見つからなかったり、Bandai Namco Gamesでの在籍期間等がはっきりとした数字で出ているソースがなかったりと、記事を書きながら戸惑う部分が多かった(PS3版「Afro Samurai」の製作に関わったのは確からしい)。
 もっともこれは彼の出自が怪しいとかそういうのではなく、単純に仔細なレポートを残すほどの有名人ではないということだろう。勘違いしないでほしいが、これは決して彼を過小評価しているわけではない。自らの創作物に関する記録がWeb上に残っているクリエイターというのがそもそも希少なのだという、それだけの話だ。

 Rooster Teeth入社後についてだが、彼が途中参加したRed vs Blueは2003年から現在に至るまで製作が続いているHaloのマシニマで、ファンのみならず本家Halo(ゲーム)でもRed vs Blueをフィーチャーした要素があるなど、かなりの人気シリーズだ。
 Rooster Teethの創始者であり、Red vs Blueの制作に全面的に携わっているBurnie Burnsとは同じ作品のマシニマを製作した間柄として通じるものがあったのか、それが良い方向に結実したのはファンとしても嬉しい限りである。Monty参加以後のRed vs Blueは戦闘アニメーションの質が劇的に向上しているので一見の価値アリ。
 また、このRed vs BlueはRWBYの事実上の叩き台となった作品と見做して良いだろう。どちらかというと会話シーンをメインに話が進むところ、1シーズンあたりの全体のバランス、作品のノリなど、RWBYはほぼRed vs Blueの流れを継承している(逆に言えば、RWBY本編のノリが合わなければRed vs Blueの視聴は厳しい)。キャストもほぼ同じメンバーが関わっているようだ。
 ちなみにMonty自身もRWBYにてLie Ren役(Team JNPRの緑色の服を着た青年)で出演している。実際の彼の写真とLie Renのキャラクターの雰囲気はけっこうそっくりで、なかなか笑える。適役というやつである。

 ともあれ、今後も活躍が見逃せないMonty Oum。RWBY Volume2がはじまったことでもあるし、B級アクション大好き人間としては応援せずにはいられない逸材である、といったコメントで今回の記事を締めよう。
 余談だが、彼は日本のアニメにも精通した正真正銘のオタクである(褒め言葉)。




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2014/07/25 (Fri)11:54

 どうも、グレアムです。
 以前Bloodのコミュニティに関する記事で、Bloodのフォロワー「Hypertension」(Dreamcast用の新作ソフトとして国内でも紹介されていた、というと記憶している人もいるかもしれない)のプロジェクトが頓挫し、「SCOURGE」という別のゲームとして開発が続けられている、と書いたのを覚えている人はいるだろうか。
 先日なんとはなしにHypertensionの情報を検索していたところ(実は既に消えているHypertensionの公式サイトで公開されていたサントラの音源がどっかに転がってないかと思って探してたんだが)、なんと現在「Hypertension : Harmony of Darkness」というタイトルで開発が続行されていることを知った。



 ここに至るまでのHypertension(と開発元であるTGDMod)の経緯について軽く触れておこう。
 HypertensionはEDGE(Doom用の拡張エンジン。のちに3D機能をサポートしたHyper3DGEに切り替えられた)を用いて2008年から開発が進められ、WinのみならずMacOSX、Linux、そしてDreamcastでリリースされるというアナウンスが当時話題を呼んだ。ゲーム内容はBloodをベースに幾つかのRPG要素をフィーチャーしたもので、マルチプレイ要素も含まれるという話だった。
 しかし2011年の時点で完成度の低さやバグフィクスなどを理由に開発が遅れはじめ、さらにBloodのスプライトや音声を商用ゲームに使用するのはGPL違反に当たるという指摘を受ける。その結果2011年9月にHypertensionの開発チームは解散(膨大な作業量によるモチベーションの低下やチーム内部でのトラブルなどがあったらしい…詳細は不明)、残った一部のスタッフがSCOURGEという新しいプロジェクトの企画を立ち上げる。
 2012年から2013年にかけてTDGModの公式ブログにてプログラマやデザイナーなどの募集が行われ、また開発続行のための寄付金の募集が行われる(このときすでにパブリッシャがついていたため、Kickstarterなどのサービスは利用できないことを明言している。これについては後述)。開発エンジンをHyper3DGEからId Tech2に変更するという話もあったが、結局これは無かったことにされたようだ。
 そして2014年、Goat Store(レトロゲームを専門に扱うオンラインストア、GoatのロゴはModコミュニティでもたびたび目にする機会があるので知っている人もいるだろうか)がパブリッシャについたこと、そしてタイトルをふたたびHypertension : Harmony of Darknessと改名したことを発表。ゲームのコンセプトを元のHypertensionに引き戻し、現在精力的に開発が続けられている。

 Hypertension : HDの開発スタッフについてだが、じつは元のHypertensionのスタッフは一人しか残っておらず、あとは全員がSCOURGEの時点で参加した新しいメンバーである。
 Hypertentionに最初から最後まで関わっていたのは、かつてHyper3DGEの改良やゲームロジック、AIなどのプログラムを担当していたCorbin Annisである(公式ブログの更新をずっと続けていたのもCorbinだ)。現在に至るまでのプロジェクトの迷走とそれに対する心象については公式ブログにて知ることができ、大変な苦労があったことを窺わせる。

 さて最新Trailerを見た限り、著作権絡みのトラブルを回避するため武器等の3Dモデルはほとんど新規に制作されたものが用いられていることがわかる。音声や一部スプライトなど未だにBloodの素材をそのまま流用している部分もあるが、これも最終的にはすべて新しいものに置き換わる予定だという。
 ここまでやるなら、もうデザイン部分でBloodの模倣をする必要もないのでは…と思わなくもないが(トラブル回避のためにも)、Bloodをすべての下敷きにしているという部分は開発スタッフにとって譲れないものであるらしく、このあたりは第三者が判断するのは難しいところだ。
 Trailerの最後でOnly on Dreamcastと言っているが、公式ブログにはDreamcastと並んでPC CD-ROMのロゴもあり、最終的にどの媒体でリリースされるかは不明である。

 現在Hypertension : HDに関する情報はTDGModの公式ブログのほか、Indie DBの専用ページでも確認できる。




2013/07/09 (Tue)15:34

↑カウボーイ・ビバップ風に。

 どうも、グレアムです。超暑い。
 えーHPにですね、以前ラフを載せた、Bloodの主人公Calebのイラストに色をつけたものをアップロードしました。

<< This promises to be fun! >>

 イメージ的には1と2の良いとこ取りといいましょうかね。
 でもって、Bloodのリメイク計画に進展があったようなので、またちょっと調べてみました。

 **  **  **  **

 リメイク計画については去年の8月に、Monolithの元CEOであるJace Hallが「DOS版をベースに(=最新グラフィクスで作り直す、ということではない…の意と思われる)Bloodのリメイクを様々なプラットフォームで展開したい」といった趣旨の発言をしたことが発端でした。

http://www.the-postmortem.com/forum/viewtopic.php?f=25&t=1889
↑Jace Hallがリメイクについて言及した、Bloodのフォーラム記事。

 Jace Hallは「法的な面に関しては問題ない。多少の金は必要になるだろうが、私自身に利益がなくとも、ファンのために資金を投じる準備はある」という旨の発言をしており、また技術面や人員に関しては明確な言及を避けつつも、あまり心配はしていないような印象を受けました。
 いまさらBuild Engineのグラフィクスをベースにリメイクする、という点についてはPCゲーマーからも多くの賛同を得られたようで、個人的にはここがちょっと意外でした。
 現在ダウンロード販売によって容易に入手することができるようになったBloodですが、DOS-BOXを使って動かす場合、かなりスペックの高いPCでないと満足にプレイできない、というのがその理由だったようです。たんに原理主義的なファンが多かった、というだけではなかったんですね。

 ところが今年の2月になって、事態は急変します。
 どうもこの、Bloodのリメイク・プロジェクトはATARIによって差し止めを喰らったようなんですね。といっても、この点に関してあまり詳しく書いてる記事がないっていうのと、私自身の英語力の低さもあって詳細はよくわからないんですが、どうもJace HallはATARIの協力下のもとBloodのリメイク・プロジェクトを進めていたようなんですね。
 これがどういうことなのか、私にはイマイチよくわかりません。Bloodの版権をATARIが押さえていたのか、あるいはJace HallがATARIにプロジェクトを持ちかけたということなのか。
 ともかくJace Hallは急にATARIからプロジェクトの中止を求められたそうで、遺憾の意を示しています。ATARIからも詳細な発表がないらしく、現状はATARIの次のアクション待ちというところらしいです。

  **  **  **  **

 とまぁ、こんな感じで、あまり明るい話題ではないですね、うん。
 といっても、DOS-BOXでのプレイでわりと満足しているグレさんにとっては、あまり関心のない事柄だったりはするんですが。これが最新グラフィクスでのリメイク、てのだったら、相当に動揺してたと思うんですけどね。
 リメイク・プロジェクトが発表された当初も、ファン・コミュニティではソースポートがどうの、ネットコードがどうのといった話題しか出てなくて、なんかなー…という気分だったり。
 ソースポート云々ってのは、同じBuild Engineで開発されたDuke3Dが優れたソースポートに恵まれているおかげで現在も活発に活動が続いている(&高品質なゲームプレイが可能)という点を鑑みて、それに追従できるクオリティのものが出来るのか(&ユーザーがカスタマイズできる余地はあるのか)、ということらしいですけども。
 ネットコードはまあ、快適にネット対戦が可能かどうか(COOPについて言及しているコメントはなかったけども、多分それも含んでるんだと思う)でしょう。

 つまるところ、今回のリメイク・プロジェクトはDOOMやDuke3Dに見られるようなソースポートの開発とほとんど同次元のものらしく、個人的にそれをリメイクと呼ぶことには疑問を覚えます(とはいえ詳細がほとんどわからないまま闇に葬られようとしているプロジェクトに、今になってああだこうだと言うのも滑稽ですけども)。
 でも、ZDoomやEDukeをリメイクとは言わないでしょう?ファンメイドである点を除いても。
 今回の件は発起人がMonolithの元CEO(本業は映画やTV番組のプロデューサーだそうです。多彩な人だなぁ)ということで、「Bloodの正当なリメイク!」という話が一人歩きしていたんじゃないかという印象を受けました。

 **  **  **  **

 で、まぁ、グレさんが何を言いたいのかというと。
 Monolithが本気を出してもいいのよ。ていうか出せ。





2012/09/23 (Sun)11:59
どうやら以前紹介した「Return of the Triad」の原作「Rise of the Triad」がリメイクされるようです。



 ていうか、Apogeeって生きてたのか。開発は別のスタジオのようですが。
 3DRealmsの閉鎖と関連があるのかな、と思ったら2008年には既に再独立していたようですね。
 そういえばDuke Nukemの新シリーズ(Duke Nukem Trilogyだったか)展開の発表があったときに名前が出てきたような。あれが2008年か。DSとPSPの同時展開という話だったと思うけど、もう3DSとVitaという後継機が出てきてるんですけど…
 気になったのでちょっと調べてみたら、Trilogyの1作目であるCritical Massは去年に発売されてるのね。プラットフォームはDSオンリー。発表当初は「DSとPSP、同じストーリーで異なるゲームプレイを提供」という話だったけど(GTAの影響?)、やっぱり風呂敷広げすぎだったか。
 肝心のゲーム内容のほうも評価は散々のようで、メタスコア29点っておいおい。まあ「あのDuke Nukemの続編」ってことで採点も厳しかったんだろうし(Foreverの悲劇もあったし…)、あんまりいじめるのも可哀想かなとも思いますが。しかしレビュー内容がマジに酷いなこれ。「このゲームは製作会社に致命的ダメージ(Critical Mass)を与える」とか…

 あれ、なぜかDukeの話になってしまったぞ。

 全然関係ないオマケ、処刑人キャット。



 やっぱりロープは必要だったんぬ。
2012/06/22 (Fri)17:12

 20世紀初頭…新興宗教団体カバルの崇拝する邪神チェルノボグの手によって殺された銃使い「ケイレブ」はゾンビとして復活し、生贄として誘拐された3人の仲間を救出するためカバルに単身戦いを挑む。しかしケイレブの奮闘虚しく仲間は3人とも死亡し、ケイレブは復讐心と破壊衝動の赴くままにカバルと彼らが召還した悪魔たちを殲滅する。そして邪神チェルノボグすらをも打ち倒したケイレブは、何処かへと姿を消した…

 ダークな設定と過剰なまでの残虐描写でカルト的な人気を誇りながらも、近未来に舞台を移した2作目の評判はあまり芳しくなく、2作目の拡張パックを発売したのちにフランチャイズの終了を迎えたMonolith Productions製作のPCゲーム「Blood」。
 グレさんにとっても思い入れ深いこのゲーム、シリーズ最終作でもある2作目が発売されてからもう12年もの歳月が経とうとしている。小規模ながらも根強いファンが多く、2作目の発売当時からファンコミュニティ間でアンオフィシャルなリメイクや続編の製作計画が立ち上がっては消えていった。そんな「Blood」の今を、すこしだけ追ってみた。


  **  **  **


「Hypertension(旧)」


↑2009年に発表されたトレイラー映像

http://tdgmods.blogspot.jp/
↑現在の開発者ブログ

 2009年にPC(Win、MacOS、Linux)のみならずドリームキャストでのリリースも発表し、国内でも「ドリキャスの新作ソフト」としてちょっとだけ話題になったタイトル。製作はTDGMods。
 Monolith製作の1作目Bloodの素材をそのまま使用し、ゲームプレイにRPG要素も含むということで発表当時からファンの間で話題になっていた。早い段階でプレイアブル映像を含むトレイラーをYoutube上で発表するなど宣伝に力を入れており、当時もっとも実現が確実視されていたのだが、発表形式などの具体的な話が何一つ進まないまま昨年9月に開発の中止を発表。現在は「SCOURGE」とプロジェクト名を変更して開発を続けているらしいが、こちらは開発者のブログのコメント以外の情報がまったくない状況だ。
 以前はかなり気合の入った専用サイトが存在していたのだが、現在ネット上を探し回っても見つからないことから、すでに消滅したものと思われる。開発中止と開発チームの解散については諸説あるようだが(曰くBloodのデータをMonolithに無許可で使用していたのが問題になった、曰く単純に開発スタッフの技術不足だった、等)、COOPプレイの実装なども発表されていたため、プロジェクトが実現すればかなり興味深いものに仕上がっていたに違いない。
 ゲームエンジンはhyper3DGE(旧名:EDGE、DOOMのソースコードを元にトータル・コンバージョンMOD製作用のポートエンジンとして製作された。EDGE自体は昨年4月に最終版がリリース…事実上の開発中止…され、のちに別の開発チームがhyper3DGEと名前を変更してプロジェクトを引き継いだ)を使用していた。

  **  **  **

「Transfusion」

http://www.transfusion-game.com/index.php
↑公式サイト

 オープンソース化した初代Quake Engineを使用してBloodをリメイクするプロジェクト。
 2001年に開発がスタートし、2007年にマルチプレイ部分のみのベータ版を公開して以来進展がないことから、こちらも開発を中止した可能性が高い。公式サイトにはシングルプレイ部分のスクリーンショットや開発中の写真が多数掲載されている。

  **  **  **

「Blood 2 Resurrection」


↑2008年に公開されたトレイラー映像

http://www.blood2r.com/
↑公式サイト

 Blood2のMODとして製作されている(らしい?)、非公式の続編。ゲームエンジンはBlood2同様に初代Lithtech Engine。メインキャラクター4人にそれぞれ独自のエピソードが用意され、エピソード総数は40を超えるものになるという。
 こちらもHypertension同様に宣伝に力は入っているものの、具体的な部分が一つも見えてこない。開発状況に関しては昨年7月に公式サイト上にて生存報告があったものの、以後現在に至るまで更新がないことから完成は困難であろうことが予測される。


  **  **  **


 …とりあえず、比較的新しい情報を集めてみたのだが、どれも実現が絶望視されるものばかりでカナシイ。
 実際にプレイできる部分を公開していたのがTransfusionのみという。

 ちなみに、正当なBloodの続編製作の可能性に関してはかなり不透明。

 Blood2は不調に終わったものの、ファンからの続編製作希望の声自体は当時からあったように思える。その多くは「今度こそ1作目の雰囲気で…」というものだったろうが。しかしMonolith側からの反応はなく、以後MonolithはBloodに触れることなくNOLF、コンデムド、FEARと別タイトルのシリーズ開発を続け現在に至るわけだが。
 これにはBloodシリーズの版権の所在も関係してくるわけで、どうもBloodの版権はデベロッパのMonolithではなくパブリッシャのGTインタラクティブが持っていたらしい。そのせいでMonolithが続編を作りたくても作れなかった、という可能性は大いにありそうだ。
 しかし洋ゲー事情に明るいヒトなら知っての通り、GTはとっくの昔にInfogramesに買収されている。それなら、Bloodの版権はいま何処に…?ということになるが、調べてみたところ、どうも現在Bloodの版権を所持しているのはワーナーブロスらしい!?ワーナーブロスといえば近年ゲーム業界に参入してきた映画会社(あのワーナー)であるが、それ以上にBloodの生みの親であるMonolithが開発したFEARシリーズの現パブリッシャでもある。

 これはひょっとすると、Monolith自身の手による続編、あるいはリメイクの可能性もあるのではないか…?というのがグレさんの見立て。というか、淡い期待と言ったほうが正しいか。
 今後のMonolithの動向に注目したい、というところで今回の記事は了。

 ああちなみに、グレさんは2作目も好きですよ。
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