忍者ブログ
主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/25 (Mon)20:52
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2015/01/26 (Mon)18:14


「Skyrimの空は綺麗だねぇ…」
 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 マルカルスで殺人事件の調査中に罠に嵌められたものの、どうにか脱獄した俺はリーチを出立するための準備を着々と進めていた。既に嫌疑は晴れているとはいえ、やはり居心地の良いものではない。
 あるときフォースウォーンの居城であるデッド・クローン・ロックに辿り着いたところ、「“メエルーンズのカミソリ”の柄頭石」なる妙な鉱石を入手する。これがどんな代物かはわからない、またデイドラ絡みの気もするが…
 それとドゥーマー博物館で見つけた宝石と同じ物も同時に発見。一つだけじゃなかったのか…




「あっ、はぐれムアイク発見!」
 ほら吹きムアイクと呼ばれるこのカジートは神出鬼没で、なかなかためになるアドバイスというか、哲学的なことを語る男だ。
 こんな危険な土地でよく怪我の一つもしないものだと思うが、ひょっとすると高位の魔術師だったりするのだろうか?
 気がつくとそこらへんにいるのが特徴だ。




「あっ、はぐれステンダールの番人発見!」
「はぐれてない!はぐれてないから!」
 ステンダールの番人はシロディールで起きたオブリビオン動乱後に設立された、自称正義のヒーローな方々の集団だ。デイドラを地獄へ叩き返すため日々精力的に活動している。
 気がつくとそこらへんにいるのが特徴だ。




 冷風ヶ淵と呼ばれる洞窟にてファルメルと戦闘。その奥地で俺は恐ろしいものを見た。
 以前より山賊やら何やら誘拐して閉じ込めていたのは知っていたが、その目的まではわからなかった。祭壇のような場所に死体を置いていることから、てっきり宗教的な儀式のようなものだと思っていたのだ。
 しかし実際は連中が飼っている昆虫のエサにしていただけだった。オエッ、くそ…イヤなことを知っちまったぜ。
 ここスカイリムでは近年キャラバンが襲撃を受ける事例が相次いで報告されているが、どうやら商隊を襲っているのは山賊野盗の類だけではなく、ファルメルが関わっているケースも多いようだ。




 ペライトの祠にて、信者のカジートに妙なクスリの匂いを嗅がされてトリップする。おいこれ変なモノ入ってないだろうな…いや材料調達したのは俺なんだが…
 トリップ中にペライトから有り難い信託を賜り、ドゥーマー遺跡に引き篭もった裏切り者を始末してくることに。この遺跡というのがかなり広い場所で攻略にかなり手間取ったが、疫病感染者やドゥーマーの自動機械といった障害を踏破しどうにか目的を果たすことができた。
 役目を果たした報酬として、スペルブレイカーというドゥーマーの盾を受け取る。攻撃呪文を防いでくれる強力な防具だが、俺盾使わないんだよねぇ…
 あとペライトさん、「お前のことをずっと観察していた」とか「いずれまた会うことになるだろう」とか思わせぶりなこと言うのやめてくれませんか…




 オークの要塞モル・カズグールにて、「鋼の心臓のボルガグ」と名乗る女戦士と出会う。
「私はもっと広い世界を見てみたいのだ。しかし一族の誇りに泥を塗るわけにはいかない」
 このままオークのコミュニティ内で結婚し家庭を持つことに疑問を抱いていたらしいボルガグ、マルカルスの鍛冶師ゴーザ姐さんは自分から行動したものだが…などと思いながら、俺は彼女をスカウトすることにした。
「実はいま、腕の立つ戦士を探してたんだが…ちょいと一人旅に限界を感じてたところでね。行き先?西はマルカルスから東はリフテンまで、敵は山賊盗賊に野生動物、異界のバケモノ、フォースウォーンにファルメル…とにかく退屈だけはしないぜ。いい装備だって手に入る」
 やや躊躇気味の彼女をどうにかして口説き落とし、俺は旅の伴侶を得ることに成功した。




 その後、彼女の実力試しも兼ねてフォースウォーンの拠点を襲撃することに。ここには確か、マルカルスで賞金が懸かっているヤツもいたはずだ。
 実際にボルガグと行動を共にして、このコンビはかなり理想的なのではないかと思えるようになった。罠の解除や錠前外しは俺が担当し、戦闘ではボルガグが活躍する。彼女は剣のみならず弓も得意で、さらに俺の弓と魔法を組み合わせれば向かうところ敵なし。
 いままで戦闘のたびに死にそうな目に遭ってきたのが嘘のようだ。




 いままで保留していたメリディアの仕事を思い出し、彼女の聖域を荒らす不敬者を殺し灯火にふたたび光を与える。
 ここでも激しい戦闘が繰り広げられたが、ボルガグの協力で無事に突破することができた。
「なぁ、俺たちってすごくいいコンビなんじゃないか?」
「いまさらそれを疑うのか?」
 その後、ツンデレ女神メリディアから対アンデッド用の宝剣ドーンブレイカーを授かる。
 どのみち俺は使わないけどな…と思った直後、俺はあることを思いついた。
「なぁボルガグ、おまえ近接戦は片手剣と盾のスタイルだったよな?」
 そう言ってドーンブレイカーと、そして売り忘れていたスペルブレイカーをボルガグに渡す。
 輝く装備を身につけた相棒がなんか勇者みたいに見えてきた。




 そろそろマルカルス周辺の仕事をすべて片付けたと判断し、いよいよリーチを離れることを決意。
「そうそうスカイリムには馬車があるんじゃんよー!これなら遠くまで早く安全に移動できるってもんだ」
「ホワイトランへ向かうんだな?」
「いや、先にリフテンへ行く」
「…なに?なぜだ?」
「いやーちょいと野暮用でね…その、特別な故売屋を探しててさ」
 盗癖がある俺のポケットにはいま宝飾品が大量に詰まっているのだが、盗品を買い取ってくれる商人はほとんどいない。
 そこで、リフテンを拠点にしていると言われている盗賊ギルドを頼ろうと思ったわけだ。それにリフテンには、俺が入手した謎の宝石を鑑定できる人物がいるらしい。




 リフテン到着後、入り口で衛兵に止められる。通行税を払え、だと。
 俺はそれとなく背後に巨大な組織がついてるらしいことを仄めかし(デタラメだ)、なんとか1Gも支払うことなく街に潜り込むことに成功した。
「相棒、いま何をしたんだ?リフテンにタダで入るなんて」
「なに、ちょっとした商人流の話術ってやつさね」




 街の入り口でモールという男に引き止められ、この街でトラブルを起こすと無事では済まない旨の警告を受ける。この展開どっかで見たぞ。
 それはそれとして俺は例の宝石について何か知らないか訊ねてみたところ、モールの態度が一変した。
「それはマトモな手段で手に入れたものじゃないな…なるほど、『こっち側の人間』ってことか。そのテの仕事に興味があるならブリニョルフに会わせてやる、あとはヤツの指示に従え」




 ブリニョルフは盗賊ギルドの一員だった。
 俺は入団試験代わりにある仕事を引き受ける。なんのことはない、とある人物の持ち物を盗み、それを別の人物のポケットに入れるだけの作業だ。
 一通りの茶番が終わったあと、陥れられ衛兵に連れて行かれる男の後ろ姿を眺めながら、ボルガグが俺に一言。
「おまえ、けっこう酷いヤツだな」
「ビジネスだよ、ビジネス。いつだって不運なヤツは下手を掴むもんさ」
 ともかく、これで盗賊ギルドへ繋がる足掛かりを手に入れたわけだ。この先、なにが待っているやら…



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。ようやくフォロワーを見つけました。
 最初はもう使い捨てる気満々だったんですが、これが実際かなり役に立つっていうのと、あとボルガグさんがけっこうイイ女なので愛着が湧いてしまいました。もう嫁さんこのヒトでいいかもなー。ていうかスカイリムのオークはいいヤツが多いな本当に。
 なにより弓や魔法によるノックバックが仲間つきだと相当に強力だと気づきました。俺が二連魔法で敵を怯ませ、仲間がそれを叩く。いや、戦闘面ではかなり楽になりましたデスよ。
 もっともダンジョン内でトラップ踏むのだけはいただけないが…それは仕方ないな。








PR
2015/01/24 (Sat)18:32


「よかったら君もステンダールの番人になってみないかい?」
「いや俺俗人なんで…遠慮しときます」

 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 ドラゴンとの遭遇に居合わせた俺はスカイリム各地の首長にその危機を知らせなければならない…はずだったのだが何かの間違いで当初の目的地ホワイトランより遥か遠いマルカルスの街へ来てしまい、なんとなくそのまま居ついてしまった。




「幽霊になって自分の死体を見下ろすのってどんな気分なんだろーねー」
 リバーウッド近郊の山賊の居城を襲撃したときに見つけた、エセリウム鉱石に関する書物に記載されていたドゥーマー遺跡がマルカルスから近かったため立ち寄ったところ、かつてこの遺跡の発掘に携わっていた女冒険者の幽霊と遭遇。成り行きで行動を共にすることに。




 多彩な罠やドゥーマーの自動機械、いつぞや見かけたファルメルの群れを踏破してついにエセリウム鉱石の破片を発見。
「あなた、わざと罠を作動させてたでしょ!?」
「いやー自動機械のドロップがいいもんでね。ヒット&ランならぬ隠密弓のヒット&ハイドでノーダメ余裕ッスよ」
 どうやらエセリウム鉱石の破片はこれ単体では意味を成さないらしく、各地の遺跡に散らばっている破片を組み合わせなければならないらしい。
 そのうちまた会う機会もあるでしょう、という言葉を残し、冒険者カトリアは姿を消してしまった。いや素直に成仏しろよ。




 その後、古代ノルドの遺跡ヴァルスムにてまたも亡霊と遭遇。
 かつてその暴虐且つ残忍な統治で怖れられた支配者ヘブノラークが復活するかもしれないというので、そいつを未来永劫地獄へ叩き落すのに協力することになった。
 ヘブノラークの墓所である遺跡内部にはドラウグルやフロストバイト・スパイダーの巣窟と化しており、これを退けながらヘブノラークの血で満たされたボトルを回収していく。やつは復活後に自身の血を利用してリッチ化し強大な力を手にしようと目論んでいるらしい。
 すべての血を回収し、これまでヘブノラークの邪悪な魂を封じ込めてきた亡霊ヴァルダーの指示に従ってそれをぶち撒ける。この血を失った状態でヘブノラークを復活させ、やつの力が弱体化したところを叩くという作戦だ。
 結果としてヘブノラーク討伐に成功し、ヴァルダーは安らかな眠りについた。
 …俺はてっきりヴァルダーは実はヘブノラークの信者で、「かかったなアホが!いままでの説明はウソで、貴様の協力によってヘブノラークは完全復活を果たすことになるのだウハハハハ!」とかいう展開になると思ってたので、ちょっと驚いてしまった。疑って悪かったヴァルダー。




「貧民街育ちの俺の盗みの腕は一級品なんだぜ。まあ、主義じゃないんだけどな」
 マルカルスに帰還した俺は、エルトリスという青年の依頼で市場で起きた殺人事件の調査をはじめた。例の、「俺はフォースウォーンだ!」などと言いながら白昼堂々女を刺し殺した男の調査だ。
 あちこちで証拠品を集め、ときには盗み、ゴツいにーさんにインネンつけられながらも徐々に真実へと近づいていった俺は、やがて「鼻利きネポス」という男の名に辿り着く。




 ヤツは犯人のウェイリンをけしかけたのは自分だと告白した。
 すべてはシドナ鉱山に捕らえられたフォースウォーンの王マダナックに指示によるもので、しかもマダナックはあの悪名高い新興財閥シルバーブラッド家と結託しているという。
 そういえば最近も、フォースウォーンの襲撃を受けた鉱山に傭兵を派遣し報酬代わりに鉱山の支配権を売り渡すよう迫っている場面に目撃したが、あれが自作自演だったとは…
 一抹の罪悪感を覚える俺に、ネポスが言い放った。
「ところで、なぜ素直に話を伝えたと思う?」
「あんたは罪の意識に耐え切れなくなり、真実に辿り着いた俺にすべてを託すことにしたんだろ」
「ホホッ、おぬしは少々自分を過大評価しておるようだ。いいかね、ワシの元へ辿り着いたのはおぬしが最初ではない」
「…?あッ、て、テメエ!?」
 ここに至ってようやく自分のおめでたさに気づいた俺に向かって、ネポスと使用人、そして奥方さえもが刃を向けてきた!
 もとより穏便に事態を済ませようと極力努力してきたつもりだが、すべてが無駄になってしまった。俺はネポスとその家族を全員殺し、衛兵に見つかる前にタロスの祠で身を潜めている依頼人のもとへ急ぐ。
 しかしそこで待っていたのは依頼人の死体と、衛兵隊の姿だった。
「貴様には警告したはずだがな、アルゴニアン。これ以上、余計な詮索をするなと…おかげでシルバーブラッドはえらくご立腹だ、こちらも余計な仕事が増えて大変な思いをしたよ。もっとも、これでまた枕を高くして眠れるがな」
「貴ッ様…!きさまら、許さん!」
 金で買収され、真実を追究した青年を手にかけた衛兵たち。
 激昂した俺は手持ちのポーションのうち最高級のものを惜しげなく使い、俺よりも強くそして複数いる衛兵たちに立ち向かった。




「や、やめてくれ!命だけは…」
「エルトリスもそう言ったのか!」
 壮絶な死闘の末、命乞いをする衛兵を捕まえ短剣で喉を切り裂く。
「くそっ、はじめてだぜ…憎しみから人を殺すのは…」
 そしてタロスの祠から出た俺を、待ち構えていた衛兵隊が捕らえた。
「貴様には数々の陰謀への加担、国家への反逆、殺人に対する容疑がかけられている!大人しくしろ!」
「くっそおおぉぉぉぉ、離せぇッ!離せえええぇぇぇぇ!!」
 夜明けとともにマルカルスの街に絶叫が響き渡り、そして俺はシドナ鉱山へ幽閉されることになった。




「まさか、あの街で真実を追究する者がいるとはな」
「あんたのせいで散々な目に遭った。少しは協力してもらおうか」
 俺はすべての元凶である「ぼろを纏った王」マダナックに会い、フォースウォーンの歴史と現状について話を聞いた。それはノルドによって虐げられた悲しき民の歴史だった。
 これまで俺はフォースウォーンとは敵対してきたし、いままでの行為を反省するつもりはない。これからフォースウォーンと肩を並べて歩く気もない。だが、多少は同情してしまったのも事実だ。
 ひとまずここはマダナック以下フォースウォーンの囚人と協力し、ここから脱獄することにした。
 永年反逆の機会を窺っていたマダナックは周到に計画を練り上げており、やつらはあらかじめ外部に待機させておいた協力者とともにシルバーブラッドと対決し、衛兵隊を虐殺しながら悠々とマルカルスを後にした。
 俺は衛兵に奪われた装備を取り戻したあと、マダナックに向かって言った。
「いいか、俺はフォースウォーンの仲間になったわけじゃない。次に会ったときは敵同士かもしれないぜ」
「それはお互い様だ。おまえの首を壁に飾れるときが来るのを楽しみにしているぞ」
「喰えないジジイめ…」
 夜明けとともに、マルカルスに恐怖の朝が訪れる。
 フォースウォーンの手にかかったのはシルバーブラッド家の者と衛兵隊だけで、一般人に被害は出なかっため俺に罪悪感はない。同時に俺にかかっていた嫌疑も晴れたが、しかしこの街に居づらくなったのは事実だ。そろそろここを出る潮時かもしれない。




「これ絶対ヤバいだろ…最近見たぞこいつら」
 マルカルスを出る前、アンダーストーン砦でドゥーマー遺跡の研究をしている魔術師に協力することに。
 発掘現場に巨大なフロストバイト・スパイダーが出現し発掘作業が滞っているというので、そいつを退治することになったのだが、仕事はそれだけでは終わらなかった。
 現場に残っていた死体のメモから、発掘隊が遺跡の奥地で行方不明になっていることを知った俺はそのまま遺跡ヌチュアンド・ゼルへの侵入を決行する。




「喰らってくたばれ、アイス・スパイク!」
 遺跡内部はドゥーマーの仕掛け罠と自動機械、そして多数のファルメルで溢れていた。
「こいつら、ドゥーマーの遺跡に必ずと言っていいほど居ついてるな。まさか姿を変えたドワーフの末裔か?いや、まさかな…」
 やがて俺は発掘隊のメンバー全員の死体を発見し、彼らが書いた日記を持って魔術師の下へ帰還した。




「あれほど警告しておいたのに、欲に目がくらんで死に急いだか…馬鹿な連中だったが、それでも残念でならんよ」
「遺跡を出たら城を買う、とか日記に書いてたやつもいたぜ。まぁ、思慮深くはなかったんだろう」
「まったくな。城を買うじゃと?いったい何t分のドワーフ鉱石が必要になるやら」
 魔術師のカルセルモはやや気難しい老人だったが、それでも死んだ魔術師の死を聞いたときは本当に悲しそうな顔をしていた。
「死んだ者たちの家族へはワシが報せを送ろう。しかし、思いがけず大変な仕事を押しつけてしまったようだな。申し訳ない…この金は本来発掘隊への給与として取っておいたものだが、彼らにはもう必要あるまい。足りるといいのだが」
「手を引っ込めなよ。死者に金は必要ないが、残された家族がいるだろう」
 こういうとき、つい甘さが出ちまうんだよな、俺ってやつは。




 依頼料のかわりにドゥーマー文化の博物館の鍵を貰った俺は、その展示物を見てため息をついた。
「有り難味もねぇ…さっき見たもんばっかりだ」
 しかしあるフロアを通りがかったとき、俺は見覚えのないものを目にする。
「なんだ、この宝石」
 近くに衛兵がいないことを確認した俺は、その宝石を手に取るとこっそりポケットに忍ばせた。



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。だんだんウソ日記っぽくなってきた。
 マルカルスから出れないィーッ!全然メインクエストが進まない!密度濃すぎるだろ今作!
 あとマジで戦闘がキツイです。上ではサラッと流してますがなんかもうファルメルに瞬殺されるレベルなんで。いやレベル自体は高いんですが。それが問題なんですが。
 こんなでドラゴンなんかと戦ったらどうなってしまうんだ…コンパニオン雇ったほうがいいのかなぁ。







2015/01/22 (Thu)17:46


「悪いが俺は金を持ってる方の味方でね!」
 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 コルスケッガー鉱山を占拠した原住民フォースウォーンの掃討に乗り出したまでは良かったが、連中かなり強く、まともに戦っても勝ち目がない。マジックポーションを水のようにガブ飲みしてどうにか対処したものの、これは赤字だな…いやポーションは大半が盗品だから損はしてないんだが。
「しかし、諍いも起きるはずだぜ…まさか金鉱とはな」
 そう、この鉱山はスカイリム随一の金の産出量を誇る場所だったのだ。
 フォースウォーンの目当てがこの金だったのか、あるいは本当に祖先から継いだ土地を取り戻したかっただけなのかはわからないが、どのみち俺が取る手段は一つだ。




 鉱山を奪回した翌日、俺は道中で奇妙な一団に出くわした。カジートの商隊だ。
「こんな場所で行商をしているのか?危険じゃないかね」
「もちろん危険さ。だからこそ需要がある、こんなビジネスチャンスを逃す手があるかね?必要なのはほんのちょっぴりの勇気と、そして運だけさ」
「ごもっとも。旅の無事を祈ってるよ」
 いくらか商売のやり取りをしたあと、俺は彼らと別れた。
 正直、いままでカジートに関しては良い噂を聞いたことがなかったのだが、このとき会った連中はなかなかどうして楽しいやつらだった。
 ま、スクゥーマやムーンシュガーを売ってたのは愛嬌だろう。




 とある場所で手にした書物「赤鷲の伝説」の真偽を確かめるべく旅をしていた俺は、「反逆者の詰み石」と呼ばれる洞窟にて変わり果てた姿と化した英雄と対峙。
 当然マトモに戦っても勝てるわきゃないので、暗闇から不意討ちしては姿を消し、あちこち隠れ周りながらひたすら矢を射ち込み続けるという姑息極まりない戦法で勝利。いいんだよ俺は戦士じゃないんだから。
 洞窟の最奥に安置されていた宝箱から「メリディアの灯火」なる鉱石を入手、なんだこれは…と思っていたら、いきなり脳内に声が響いてきた。
『お聞きなさい、定命の者よ。その石を持ち、我が聖堂に巣食う邪悪なる魂を討ち滅ぼすのです』
「…すいません、どちらさまでしょうか」
『我が名はメリディア』
「メリ…またデイドラかよ!」
『また?』
「イーエなんでも」
 そういえばモラグ・バルからも面倒を押しつけられていたことを思い出したが、少なくともメリディアはまだマシなほうだろう。そのうち問題解決に赴くとしよう、不信心な真似して罰が当たっても嫌だしな。




 その後、アンダーストーン砦の死者の間を荒らしていたエオラという女の依頼でリーチクリフ洞窟へ向かうことに。どうやら彼女はナミラ信者らしく、祭壇周辺に出没したドラウグルどもを退治してほしいようだ。
「またデイドラ絡みかよ…俺は人間相手の金銭取り引き専門なんだけどねぇ…」
 いまさら愚痴を言っても仕方がない、エオラと協力して古代ノルド人のアンデッドどもを討伐し、洞窟内部の安全を確保する。このとき、以前ブリーク・フォール墓地でドラウグルと戦った経験が多いに活きた。
 洞窟の最奥にはやはり強力な個体が存在したが、そこはそれ、赤鷲と戦ったときのように姑息な立ち回りでこちらに気づかせることなく蜂の巣になっていただいた。




 問題はその後で…ナミラの意向により、俺は当初死者の間を荒らす闖入者についての調査を依頼してきたヴェルラス修道士を騙して洞窟に連れ込み、生贄に捧げる破目に。
 俺が彼を連れて洞窟へ戻ってきた頃にはすっかり祝杯を上げる準備が整っており、近郊に潜伏していたナミラ信者が一堂に会していた。というか、何人か見覚えのある人がいるんですけど…商店会の女主人とか肉屋の店主とか…
「あのー…以前、旦那さんが亡くなったと聞きましたが」
「ええ。あのときも言いましたが、非常に残念です…とても美味しかったのに」
 うわーもーちょーやめてやー。俺あんたのこと本気で不幸な未亡人だと思ってたんだぜー。
 マジかよこれヤベェなと思っていた矢先、我らが不浄の神たるナミラ様が生贄のヴェルラス修道士を主賓である俺に喰えと命令。しかもナマで。俺を爬虫類だと思ってなめてんのか。
「えぇー…いいのー?本当にいいのぉー?」
「いいからさっさと食べなさい」
「ハイ…いただきます…ガフッ、グッ、おぉ…オエッ」
 なんというかとりあえずデイドラロードを怒らせたくない一心で死体を食べる俺。なんたってホラ相手は神様(みたいなもの)だから。そりゃ命令されれば足だって舐めるしウンコだって食いますよ。
 あと、死体喰った褒美に指輪もらった。正直いらねぇ。




「夜のこゃーん!」
 スカイリムには野生の狐が生息している。しかも狼と違って敵意なし。かわいい。




「でー、これいったい何ですかね」
 旅の途中で立ち寄った「ライアーの隠居所」と呼ばれる洞窟にて。
 洞窟に入った俺の目の前に広がる光景、血、死体、血、血、死体…なんかもー最近こんなんばっかかよ。
 どうやら山賊の住居にファルメルと呼ばれるバケモノ(シロディールでいうゴブリンに近いか?)が大挙して押し寄せてきたらしく、俺はちょうど惨殺パーティの直後に出っくわしたというところらしい。
 ファルメルと、おまけに深部にはフロスト・バイト・スパイダーまで棲息しており、俺はそいつらを退治しながら最深部へと向かった。そこには祭壇と思しき場所に捧げられた生贄と、そして見たことのない巨大な昆虫がおり、俺はどうにかそいつを退治したが、結局この場所が何のために用意されたものなのかはわからなかった…




「元は何の施設だったんだろうな?どうもドゥーマーの遺跡の一部のようにも見えるが…」
 その後、どうやら外出していたらしいこの洞窟の「元住人」…山賊どもと一戦交える破目になるのだが、特に語ることもないので詳細は省く。




 モラグ・バルの願いを叶えるべくボエシアの司祭を探す道中にて、鉱山の所有権を巡って村の住民と傭兵たちが言い争っている場面を目撃する。どうやらフォースウォーンが襲撃してきたところを傭兵たちが撃退し、傭兵たちは見返りに鉱山の所有権を要求しているらしい。
 そして傭兵たちの雇い主はシルバーブラッド。マルカルスを拠点に活動する悪名高い新興財閥だ。
「祖先の土地を手放したくない気持ちはわかる。だが、これはあんた一人の問題じゃない…そのうち、連中は手段を選ばずあんた達を追い出しにかかるぞ。ああいう手合いはケチだと思われるのを嫌がるから、反抗的な態度を取らない限りは悪くない額を提示してくれるはずさ。新しく人生をやり直すチャンスだと考えるんだよ、なぁ」
 俺は鉱山の所有者であるアイネサックを説得し、傭兵たちに問題が解決した旨を伝えた。問題解決にあたっての俺の報酬は金貨800枚。目測通り、金払いは悪くない。そのことが、村の連中にとって慰めになればいいが。




 その後、フォースウォーンに捕らえられていたボエシアの司祭を救出。どうやってモラグ・バルのもとへ連れていこうかと考えていたところ、なんとこのジジイ、自分の意思でモラグ・バルと対決すべく全力ダッシュをはじめた。
「おいちょっと待てよ!あ、足早ぇ…!」
 某リベットシティ・マラソンよろしく全力疾走するボエシアの司祭ログロルフを見失わないよう俺も全力で走り、どうにか祭壇のある廃屋まで一緒に辿り着く。
 そして祭壇の前にて、かつて俺がかかった罠に囲まれつつもまったく怖れる様子を見せないログロルフ。
「私がこんな虚仮脅しに屈するとでも思うか!」
 威勢よく啖呵を切るログロルフに、モラグ・バルは俺にメイスを与え打擲を加えることを要求。
 かくして俺は、鈍器でひたすらジジイを殴り続けるという微妙極まりない役割を担うことになった。
「クッ、それで殴ってるつもりか!このトカゲ野郎!」
 しかし度重なる死と再生、延々続けられる打擲に耐え切れず、ついにログロルフは膝を折る。
 頼むからもうやめてくれと哀願するジーサマの脳天をかち割り、俺の仕事は終わった。
 でもって報酬にモラグ・バル直伝のメイスを賜ったわけであるが…
「…いらねぇ……」




 いらないものを貰ったらどうする?俺は商人だ、売るに決まってる!
「ねーさん、モラグ・バルのメイスいらない!?」
「あぁ!?なにバカなこと言ってんだ!?」
 マルカルスに到着してからこっち、親しい付き合いのあるオークの鍛冶師ゴーザ・グラ・バゴルに売り込みをかけるが、与太話と一蹴されてしまう。まあ、デイドラのアーティファクトなんてそうそう信じられんわな。



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。
 ファストトラベル禁止縛りをしているせいでメインクエストがまったく進まないでござる。まだドラゴンに会ったことすらないのにレベルが30になりました。
 しかしアレですな、マルカルスはゴーザ姐さんといい、錬金術店のボテラばーさんといい「イイ女」が実に多いですな。男はロクデナシばっかりだが…
 さてレベルが高いといってもほとんどスリや隠密で鍛えたものであるからして、戦闘スキルがまったく育ってないので戦闘がマジきついです。もうポーション飲みまくりですよ。






2015/01/20 (Tue)17:35


「いやぁー、やっぱりスカイリムは景観が綺麗だよねェー」

 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 前回リバーウッドの人々と交流を深めた俺は、ドラゴンの脅威を伝えるべくホワイトランへと向かうことになった。
 道中あれこれ寄り道したせいか、現地に到着した頃にはすっかり日が落ちていた。ひとまずその日は休んで後日首長に会いに行こうと思ったのだが、それがとんでもない間違いを起こす原因になるなど誰が予想できただろうか…

 まず最初に立ち寄った宿屋「バナード・メア」にて、サム・グエヴェンとかいう酔っ払いに飲み比べの勝負を持ちかけられたことがトラブルの発端だった。
「いいのかい、俺は酒強いんだぜぇ?」
 そんなことを言って、相当に度がキツイ酒をガバガバ呷る俺。
 その後、もっといい場所があるから俺と来い!と言われてホイホイついて行った記憶はあるんだが…どうやらそこで意識が途切れちまったらしい。




 気がつくと俺は、ものっそい厳かな場所で大の字になって倒れていた。
「信じられませんわ…あれだけ不信心な真似をしておいて、なにも覚えていないなんて!」
「いやまったくです。申し訳ない」
 耳元で説教してくるシスターの話によると、俺は寄った勢いで聖堂に侵入し、さんざん暴れまわったとかどうとか。
 とりあえずどう考えても俺が全面的に悪いので、散らかった聖堂内を掃除して許してもらうことに。
「まぁ、わざとではないのでしょうし…それに、ディベラ様もお赦しになるでしょう。ああそれと、聖堂の奥はただいま閉鎖されております。くれぐれもお近づきにならぬよう、よろしいですわね?」
「フーン」
 さんざん迷惑かけといてアレだが、「入るな」なんて言われたら入りたくなるのが人情ってもので。
 頑丈に閉じられた聖堂の扉をピッキングで破り、俺は中に侵入した。




「ディベラ様の神像…純金製、素材分だけでも相当の値打ちモノだぜこれ」
 なにやら怪しげな交信の儀式をしているシスターの目を避け、最深部へと到着した俺が目にしたのはまさしく美の女神ディベラをかたどった彫像だった。
「といっても、さすがにこれ盗んだらバチ当たりもいいところだしなぁ。俺わりと信心深いほうだし、これは手をつけずに見なかったフリをしておくか」
 と、このときは一度引き上げたが、結局ある人物の依頼でこいつを盗むことになったのはまた別の話だ。




「…で、ここどこよ」
 聖堂から出た俺、てっきりホライトランの近くかと思ったら、まるで見覚えのない景観に驚きを隠せない。
 たまたま近くを通りかかった衛兵を掴まえ、話を聞くことに。
「自分がどこにいるのかわからないって?おまえ頭大丈夫か?ここはマルカルスだ」
「ま、マルカルスぅ!?」
 スカイリムの西端だ、ホワイトランからめっちゃ遠いじゃねーか!
 またリバーウッド周辺の問題解決も山積みだってのに、なんだってこんなことになった?




 その後、成り行きで幽霊屋敷の探索をすることに。
 明らかに最近まで人が住んでた気配をムンムン放つ邸内、俺は依頼人のティラヌスとともに慎重に先へと進んでいたのだが…
『殺せ、敵を殺すのだ…!』
 入り口と、先へ進むための扉を何者かにロックされ、呪詛のようなつぶやきが脳に直接響いてくる。
「敵を殺せったって、いったい、どこに敵がいるんだよ!?」
『敵ならほれ、すぐ目の前にいるではないか』
「なに…?」
 そのとき、次々と襲いかかる怪奇現象に正気を失ったティラヌスが俺に襲いかかってきた!
「おいこらバカやめろ、こんな見え見えの罠に嵌って…ああ、畜生!」
 けっきょく、俺はティラヌスを殺さざるを得なかった。こういうとき咄嗟に加減ができるほど俺は強くない。
 やり場のない怒りに震える俺の神経を逆撫でするかのように、謎の声は俺を邸内の奥へと誘ってくる。
『よくぞ役目を果たした、褒美を取らせよう。さぁ、我が元へ向かってくるがいい』
 既に逆らう気力もなくなっていた俺は半ば惰性で声に従い、やがて奇妙なオブジェが鎮座する祭壇へと足を踏み入れる。
「これは…メイスか?これが報酬か…」




 こんなわかりやすい罠に引っかかる俺も俺だが、ともかく祭壇にわざとらしく置かれたメイスに手を伸ばしたとき、俺の周囲に無数のトゲが生えた巨大な刃がせり上がり、一気に俺を捕らえる!
「ぐあああぁぁぁぁあああっ!」
『愚か者が!このモラグ・バルがそう易々と褒美など取らせると思ったか!』
「うわあぁぁぁなんだよモラグ・バルかよおおおぉぉぉめんどくせえぇぇぇぇぇぇ!」
『フン!トカゲ風情が私の名を知っているとはな』
「いやホラあの俺いちおう信心深いほうだから」
 モラグ・バル曰く、この余興そのものに大した意味はなく(強いて言えば、自分の手足として使える能力がある者を探していた?)、因縁のあるボエシアの司祭に意趣返しをしたいらしい。
 ともかく、どえらい面倒なトラブルに巻き込まれたのは確かだ。




 さらに街中では白昼堂々刃傷沙汰が発生。女性が刺し殺されるという事件が起きていた。
 これには地元の商工会も困っており、同業者としてはどうにか協力してやりたいんだが…とはいうものの、現状酔っ払いのオッサンを探しつつボエシアの司祭を捕まえ、さらにホワイトランへ早く戻らなければならないというどうしようもない状況なのを忘れてはいけない。
 しかも街の外では鉱山をフォースウォーンとかいう連中に乗っ取られたとかで、なんというかなんでこうここはデンジャークライシスがマキシマムマックスな場所なのかなァ!?




 ひとのまずはフォースウォーン討伐からはじめることにする。
「しかしこいつら、どんな連中かと思ってたが…蛮族か何かか?」
 俺に襲いかかってくるとき、自分たちの土地を取り戻すとかどうとか言ってたが…これはアレか、よくあるパターンってやつか。街の連中が地元民を追い出して無理矢理鉱山都市ぶっ建てたとかそういうオチなんだろう。
「俺は同情しないけどな」
 動機の正当性やら何やらはさておき、きっとこいつら(フォースウィーンド)に味方しても金にはならんだろう。商人にとって一番大事なのはそこだ。客にならない人種に興味も同情もない。
「悪いけど、とりあえず一族郎党滅んでいただきましょうか」



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。シャウト覚える前にスリが100になりました。ナニコレ…
 もう20時間以上遊んでるのに実績が一向に解除される気配がないのはコンソールコマンド使ってたせいかと思ったら普通に進行が遅いだけだっていうね。スキルマスターを四番目に取るってどういうことよ。
 おかげで全然戦ってないのにレベルばっか上がるから戦闘がキッツイキッツイ。

 と、まぁここまで前置きで、Skyrimやるんだったら美人作らなきゃJapanese Hentai Otakuとしてはってことで、テスト的に女の子も作ってみました。本当に試しに作っただけだからこの娘を使うきは微塵もありませんけども。



 個人的に種族絡みでHDDが圧迫されるのは避けたかったので、メジャーなのは入れてません。だって結局一つか二つしか使わんのにパーツ三桁単位で増やしても仕様がないですし…



 なので種族を一つだけ追加するModを入れ、あとは同じ体型を使用するコンパニオンの中から好みのやつを見つけて中身のMeshとTextureを種族Modのフォルダにぶち込む(上書きする)というクソみたいな方法でそれっぽいのをでっち上げました。
 当分女の子でプレイする気はありませんけれども、でもやっぱりこういう娘のSSを撮影するならENBは入れたほうがいいんでしょうね。








2015/01/18 (Sun)15:08


 我が魔法は炎を操る!山賊風情、もろとも焼き尽くしてくれるぜッ!
 とまぁ、威勢のいいことを言ってみたところで…俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。どういうわけか北方スカイリムで帝国軍に処刑されかけ、なんでか今は山賊キラーとして大活躍中だったりする。というかこの雑魚ども(ボス格はそうでもないが…)を相手にしてると、最初に戦ったウィスプマザー(さっき回収した書物に記述があったんだぜ)がいかにキチガイじみた強さだったかわかるってもんだ。
 しっかしまぁ、ここいらの山賊ってのは実力の割に金目のモンほとんど持ってないのな。ちょいと珍しい書物が一、二冊あったりはしたが…ドワーフの遺跡にエセリウム鉱石ねぇ…暇があったら調べてみるかな。




 野営中の山賊をアンブッシュ。
 ささやかな戦利品を頂くと同時に、調理器具を使って幾つか料理を試してみた。悪くないな、うん、調味料が塩しかないのが難点だが…カレー粉とかないかねぇ。




 寄り道しまくった挙句、ようやく当初の目的地であるリバーウッドの村に到着。
「家にあるものは何でも使っていいよ」
「あなたが神か」
「そのかわり、ホワイトランの首長にドラゴンの脅威を伝えてくれないかしら」
「お安い御用ですとも」
 俺の命を助けてくれた、レイロフの姉だか妹だかの世話を受けることに。最初に受けた親切は、とても温かいものでした…顔つきがちょっとキツイけどな。




「遅かったな。山賊にでも襲われたのか」
「そうだよ」
「!?…そ、そうか……」
 家の中ではレイロフが俺の到着を待っていた。
「お前のような有能な戦士が協力してくれると、本当に助かるんだが」
「いや俺商人なんだけどね?ていうか、ストームクロークってなんなのさ。帝国軍とのいざこざは一体どういうわけかね?」
「なにも知らないのか?驚いたな…世相に疎いのも度が過ぎるぞ。いま帝国とスカイリムは戦争状態にある、我々ストームクロークは帝国からの独立を目指して戦っているのさ」
「…たんなる小規模ゲリラを率いての小競り合いかと思ってた。そんな大事になってたのか」
 帝国軍に捕らえられたとき、すべての商売道具を没収されてしまった俺はいまのところフリーだ。おそらく今後はストームクローク(反乱軍)に協力する方針で活動していくことになるだろう…もちろん、反乱軍が有力な顧客になってくれることを見越しての判断だ。
「ところでお前はなんで捕まってたんだ?国境の検問に引っかかったらしいが」
「どうも俺が運んでた商売道具にヤバイものが入ってたみたいでね。禁制品っての?硫黄の鉱石なんだけどさ」
「硫黄?何に使うんだ、あんなもの」
「なんでも、火薬の材料になるとかなんとか。炭や硝石と混ぜ合わせるんだったかな」
「カヤク?なんだそりゃ」
「火をつけると爆発する粉らしいな。俺もよくは知らんけどさ」
 与太話だ。




 とりあえず山賊どもの根城からブン奪ってきた戦利品を捌くため、リバーウッド・トレーダーへとやって来たわけだが、そこで店主が盗賊被害に遭った話を聞く。そういやレイロフの妹だか姉だかもそんな話をしてたな。
「ドラゴンの爪をかたどった純金製の細工物だ。取り返してくれるなら報酬は払う」
「盗賊ね…最近どうも、そういう手合いと縁があるんだよねぇ」
 盗賊連中はどうやらブリーク・フォール墓地を根城にしているらしい。行ってみるか。




「あのなぁ…俺は、足が多いヤツは嫌いなんだよッ!」
 ブリーク・フォール墓地の霊廟深部にて、俺は巨大なフロスト・バイト・スパイダーと対峙していた。実は俺、冷撃魔法のほうが得意なんだよねぇ。酷寒の地といえど、そうそう冷気に強いってわけでもないようだ、ここの連中は。
 でもって、巨大グモに捕まってた盗賊と対面する。韋駄天アーヴェルとかいう通り名らしい、こういうときは悪党でもいいから美女と会いたいもんだぜ…
「金の爪は俺が持ってる、助けてくれたら渡してやるよ!それに、この霊廟の奥には凄い秘密が隠されてるんだぜ…見たくはないか?」
「…いいだろう。妙な真似をするなよ」
 俺は手にした剣で、アーヴェルを捕らえていた蜘蛛の糸を断ち切っていく。しかし拘束から逃れたその瞬間、アーヴェルは一目散に奥のフロアへと駆けていってしまった!
「へへっ、マヌケだぜ!盗賊を信じるなんてなぁ~考えが甘いぜぇ!?」
 だがヤツが背を向けた瞬間、俺はすかさず冷撃魔法をぶち込んでいた!




 あっという間に血液が凝固し息絶えたアーヴェルに向かって、一言。
「信じてたと思うのか?この俺が盗賊風情を…考えが甘いぜ」
 金の爪と、アーヴェルが後生大事に書き綴ったメモを回収。
「このまま依頼人のもとへ帰ってもいいんだが、こいつの与太が少々気になるねぇ…ノルドが隠した大いなる力か」
 その後、遺体が埋葬されているフロアを通りがかったところでアンデッドの襲撃を受ける。
「くそ、こいつら冷撃魔法が効かないのか!?いや効きにくいだけだが…こいつはマズいな!しかし、なんで死体がこんだけ武装してやがるんだ?副葬品じゃない、これは、こいつらは…ここは一体、『何を埋葬するための墓』なんだ!?」
 死体と思えぬ動きの早さと攻撃能力で苦戦を強いられるが、しかしトラップが大量に仕掛けられたこの施設、この環境こそが俺に味方するッ!




「迂闊だぜ古代ノルド人、侵入者を撃退するためのトラップに…手前らが引っかかってたんじゃあ、世話あねえよなァッ!」
 トラップをわざと発動させ、寸でのところでかわしていく俺を追ってきたアンデッド…ドラウグルは次々と罠の餌食になる!
「さらにッ!振り子罠を盾に、振り子の間隙を縫って、俺の矢が隙間を通すッ!そして油が染みた地面の上に照明を落とせばどうなるかッ!エエッわかるよなァ~~~古代ノルド人、炎にまみれてくたばりなッ!」
 割れた瓶から溢れる油に目をつけた俺は、その真上で揺れる照明目掛けて矢を放つ!床に落ちた照明の火が油に引火し、振り子罠を前に近づけないでいるドラウグルの集団を一瞬で焼き尽くした!
「たとえ実力で敵わなくとも、勝つ方法なんていくらでもあるんだぜ」
 その後…最深部に辿り着いた俺は奇妙な文字とともに『何らかの力のようなもの』を得た感触があったが、それが何であるかはわからなかった…




「これは、墓か…?あのドラウグルどもとは明らかに扱いも様式も違うが…しかし、この簡素ながら丁寧さを感じる埋葬は、どこか温かみを感じさせるぜ…」




 リバーウッドへと戻る道中にて、在野の狩人との交流。




 無事に黄金の爪を送り届けたあとは、小金を稼ぐべく下っ端仕事に精を出す。
 たとえば鍛治であったり。




 あるいは、恋の悩みの解決であったり。
「どうかな、二人でコンビ組むってのは。俺の笛も悪くないだろ?」
「悪いけどキミの場合、虚無僧にしか見えないよ…」
 スリーピング・ジャイアントの宿で吟遊詩人として活動しているスヴェンが言うには、リバーウッド・トレーダーの店主の妹カミラに悪い虫がついてるらしい。ウッドエルフか…あの食人子鬼が意中の娘につきまとってるとなれば、そりゃ胸中穏やかじゃないわな。
 しかしその対策ってのが、捏造した手紙(カミラがエルフ男を嫌うような内容)を渡すってのは姑息すぎやしないかい。これはいろいろ調べて様子を見たほうがいいな。
 ちなみに俺があれこれ世話焼きをするのは、なにもお人好しってわけじゃない。
 ビジネスのチャンスはどこに転がってるかわからない。そしてチャンスは、行動する人間にしか巡ってこないのさ。




 せっかくだから、競争相手のエルフ・ファエンダルからも話を聞いてみる。
「…っていうかジジイじゃねーか!そりゃ相手も嫌がるわ!」
「白髪じゃねー銀髪だ!」
 ともかく、恋敵が姑息な手段を使って陥れようとしているよ、てなことをさりげなく耳に入れる。
「なに、あの野郎!こうなったら、こっちにも考えがあるぞ」
 オッ、まさかタイマンでケリをつけにいくつもりなのかな?男らしいヌェー。
 と、思ってたんだが…
「この手紙をカミラに渡してくれ、スヴェンの筆跡を真似たものだ。これを見れば、彼女もあのナルシスト小僧を見限るだろうよ」
「ちょっと待てコラ」
 これどっちも駄目じゃねーの、と思いつつ、結局俺はファエンダルに肩入れすることになった。
 後日、最初に依頼したはずのスヴェンから泣きの一言が入る。
「なぜだようッ、キミのことを虚無僧とか呼んだからか!?」
「いや弓の訓練してくれるっていうから…」




 色恋沙汰にケリをつけたあとは薪割りです。
「オッ、おっさんも薪割りかい?精が出るヌェー」
「だからオッサンじゃないっつの!あと俺はここの作業員!報酬渡したときに言ったろうが…ブツブツ」




 肉体労働のあとは健やかに眠れます。
「いやーよく働いた…」
 ところで俺、なんでこんなとこにいるんだっけ?



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。Skyrim絶好調で満喫しています。
 さすがに枚数撮影するとなるとデフォルトのポーズだけでは心許ないので、Oblivionで世話になったポージングModの類型を探してたんですが、なんか事前にツール(FNIS周辺)入れて設定するっぽくて面倒だなーOblivionのときみたいにファイルぶちこんで魔法やオーブで指定するだけラクチンできねーのかとりあえずバニラに入ってるモーションを任意に出せるだけでいいんだよとか思ってたら、Puppeteer MasterというModがそれに当たるらしく、早速重宝させて頂きました。
 せっかくだから女を剥いたらヌードがいいよね体型Mod探そう!とも思ったんですが、なんか色々種類あるうえ派生も多く(そもそものSkyrim自体の仕様もなんか面倒になってる)、とりあえずUNP入れたらやっぱり四肢末端の繋ぎ目に違和感あるし今回あんま脱がさないからいいやいらねぇとなって結局体型はバニラのままです。

 でもってせっかくプレイするならある程度ロールプレイの指針を決めよう!ということで以下にアーケイド君の活動方針を纏めてみました。

・死体からは極力衣服や装備品は取らない(ポリシーの問題で追い剥ぎの真似事はしない)。武器商人ではないので基本的に利益は武具以外の交易品の売買で得る
・ただし手クセが悪く、盗癖がある。また錠前を見ると開けずにはいられない性分
・大喰らいで、野菜でも肉でもそのまま食べれる(悪食?)。上記の手クセの悪さと相まって、気がつくと各家庭の食卓から食料が消えていること多々
・料理好きで塩が手放せない。ただし素材のまま食べることも多い
・蔵書家で常に大量の本を抱えている
・氷結魔法が得意で、それ以外の魔法は滅多に使いたがらない

 とりあえずこんなところでしょうか。
 キャラ性能はいまのところ軽装型、マジックユーザー寄りの弓使いで片手剣も嗜む程度に扱える、といったところ。錬金術や鍛治なども興味はあるが現状ではそれほど腕はない、魔法は破壊以外に適正ナシ(回復はポーション頼み)。隠密・開錠・スリが得意。
 総合的に見て、魔法戦闘型の盗賊タイプですね。旧シリーズにおけるNightblade的な位置づけでしょうか。本人は商人を自称してますが。






104  105  106  107  108  109  110  111  112  113  114 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新CM
[11/25 グレアム@店仕舞い]
[11/20 ドンさん(ひさしぶり)]
[05/09 グレアム@サバイバー]
[05/07 ななしさん]
[04/15 グレアム@スレイヤー]
プロフィール
HN:
グレアム・カーライル
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Admin / Write
忍者ブログ [PR]