主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2015/01/26 (Mon)18:14
「Skyrimの空は綺麗だねぇ…」
俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
マルカルスで殺人事件の調査中に罠に嵌められたものの、どうにか脱獄した俺はリーチを出立するための準備を着々と進めていた。既に嫌疑は晴れているとはいえ、やはり居心地の良いものではない。
あるときフォースウォーンの居城であるデッド・クローン・ロックに辿り着いたところ、「“メエルーンズのカミソリ”の柄頭石」なる妙な鉱石を入手する。これがどんな代物かはわからない、またデイドラ絡みの気もするが…
それとドゥーマー博物館で見つけた宝石と同じ物も同時に発見。一つだけじゃなかったのか…
「あっ、はぐれムアイク発見!」
ほら吹きムアイクと呼ばれるこのカジートは神出鬼没で、なかなかためになるアドバイスというか、哲学的なことを語る男だ。
こんな危険な土地でよく怪我の一つもしないものだと思うが、ひょっとすると高位の魔術師だったりするのだろうか?
気がつくとそこらへんにいるのが特徴だ。
「あっ、はぐれステンダールの番人発見!」
「はぐれてない!はぐれてないから!」
ステンダールの番人はシロディールで起きたオブリビオン動乱後に設立された、自称正義のヒーローな方々の集団だ。デイドラを地獄へ叩き返すため日々精力的に活動している。
気がつくとそこらへんにいるのが特徴だ。
冷風ヶ淵と呼ばれる洞窟にてファルメルと戦闘。その奥地で俺は恐ろしいものを見た。
以前より山賊やら何やら誘拐して閉じ込めていたのは知っていたが、その目的まではわからなかった。祭壇のような場所に死体を置いていることから、てっきり宗教的な儀式のようなものだと思っていたのだ。
しかし実際は連中が飼っている昆虫のエサにしていただけだった。オエッ、くそ…イヤなことを知っちまったぜ。
ここスカイリムでは近年キャラバンが襲撃を受ける事例が相次いで報告されているが、どうやら商隊を襲っているのは山賊野盗の類だけではなく、ファルメルが関わっているケースも多いようだ。
ペライトの祠にて、信者のカジートに妙なクスリの匂いを嗅がされてトリップする。おいこれ変なモノ入ってないだろうな…いや材料調達したのは俺なんだが…
トリップ中にペライトから有り難い信託を賜り、ドゥーマー遺跡に引き篭もった裏切り者を始末してくることに。この遺跡というのがかなり広い場所で攻略にかなり手間取ったが、疫病感染者やドゥーマーの自動機械といった障害を踏破しどうにか目的を果たすことができた。
役目を果たした報酬として、スペルブレイカーというドゥーマーの盾を受け取る。攻撃呪文を防いでくれる強力な防具だが、俺盾使わないんだよねぇ…
あとペライトさん、「お前のことをずっと観察していた」とか「いずれまた会うことになるだろう」とか思わせぶりなこと言うのやめてくれませんか…
オークの要塞モル・カズグールにて、「鋼の心臓のボルガグ」と名乗る女戦士と出会う。
「私はもっと広い世界を見てみたいのだ。しかし一族の誇りに泥を塗るわけにはいかない」
このままオークのコミュニティ内で結婚し家庭を持つことに疑問を抱いていたらしいボルガグ、マルカルスの鍛冶師ゴーザ姐さんは自分から行動したものだが…などと思いながら、俺は彼女をスカウトすることにした。
「実はいま、腕の立つ戦士を探してたんだが…ちょいと一人旅に限界を感じてたところでね。行き先?西はマルカルスから東はリフテンまで、敵は山賊盗賊に野生動物、異界のバケモノ、フォースウォーンにファルメル…とにかく退屈だけはしないぜ。いい装備だって手に入る」
やや躊躇気味の彼女をどうにかして口説き落とし、俺は旅の伴侶を得ることに成功した。
その後、彼女の実力試しも兼ねてフォースウォーンの拠点を襲撃することに。ここには確か、マルカルスで賞金が懸かっているヤツもいたはずだ。
実際にボルガグと行動を共にして、このコンビはかなり理想的なのではないかと思えるようになった。罠の解除や錠前外しは俺が担当し、戦闘ではボルガグが活躍する。彼女は剣のみならず弓も得意で、さらに俺の弓と魔法を組み合わせれば向かうところ敵なし。
いままで戦闘のたびに死にそうな目に遭ってきたのが嘘のようだ。
いままで保留していたメリディアの仕事を思い出し、彼女の聖域を荒らす不敬者を殺し灯火にふたたび光を与える。
ここでも激しい戦闘が繰り広げられたが、ボルガグの協力で無事に突破することができた。
「なぁ、俺たちってすごくいいコンビなんじゃないか?」
「いまさらそれを疑うのか?」
その後、ツンデレ女神メリディアから対アンデッド用の宝剣ドーンブレイカーを授かる。
どのみち俺は使わないけどな…と思った直後、俺はあることを思いついた。
「なぁボルガグ、おまえ近接戦は片手剣と盾のスタイルだったよな?」
そう言ってドーンブレイカーと、そして売り忘れていたスペルブレイカーをボルガグに渡す。
輝く装備を身につけた相棒がなんか勇者みたいに見えてきた。
そろそろマルカルス周辺の仕事をすべて片付けたと判断し、いよいよリーチを離れることを決意。
「そうそうスカイリムには馬車があるんじゃんよー!これなら遠くまで早く安全に移動できるってもんだ」
「ホワイトランへ向かうんだな?」
「いや、先にリフテンへ行く」
「…なに?なぜだ?」
「いやーちょいと野暮用でね…その、特別な故売屋を探しててさ」
盗癖がある俺のポケットにはいま宝飾品が大量に詰まっているのだが、盗品を買い取ってくれる商人はほとんどいない。
そこで、リフテンを拠点にしていると言われている盗賊ギルドを頼ろうと思ったわけだ。それにリフテンには、俺が入手した謎の宝石を鑑定できる人物がいるらしい。
リフテン到着後、入り口で衛兵に止められる。通行税を払え、だと。
俺はそれとなく背後に巨大な組織がついてるらしいことを仄めかし(デタラメだ)、なんとか1Gも支払うことなく街に潜り込むことに成功した。
「相棒、いま何をしたんだ?リフテンにタダで入るなんて」
「なに、ちょっとした商人流の話術ってやつさね」
街の入り口でモールという男に引き止められ、この街でトラブルを起こすと無事では済まない旨の警告を受ける。この展開どっかで見たぞ。
それはそれとして俺は例の宝石について何か知らないか訊ねてみたところ、モールの態度が一変した。
「それはマトモな手段で手に入れたものじゃないな…なるほど、『こっち側の人間』ってことか。そのテの仕事に興味があるならブリニョルフに会わせてやる、あとはヤツの指示に従え」
ブリニョルフは盗賊ギルドの一員だった。
俺は入団試験代わりにある仕事を引き受ける。なんのことはない、とある人物の持ち物を盗み、それを別の人物のポケットに入れるだけの作業だ。
一通りの茶番が終わったあと、陥れられ衛兵に連れて行かれる男の後ろ姿を眺めながら、ボルガグが俺に一言。
「おまえ、けっこう酷いヤツだな」
「ビジネスだよ、ビジネス。いつだって不運なヤツは下手を掴むもんさ」
ともかく、これで盗賊ギルドへ繋がる足掛かりを手に入れたわけだ。この先、なにが待っているやら…
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どうも、グレアムです。ようやくフォロワーを見つけました。
最初はもう使い捨てる気満々だったんですが、これが実際かなり役に立つっていうのと、あとボルガグさんがけっこうイイ女なので愛着が湧いてしまいました。もう嫁さんこのヒトでいいかもなー。ていうかスカイリムのオークはいいヤツが多いな本当に。
なにより弓や魔法によるノックバックが仲間つきだと相当に強力だと気づきました。俺が二連魔法で敵を怯ませ、仲間がそれを叩く。いや、戦闘面ではかなり楽になりましたデスよ。
もっともダンジョン内でトラップ踏むのだけはいただけないが…それは仕方ないな。
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