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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/24 (Sun)05:10
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2015/01/22 (Thu)17:46


「悪いが俺は金を持ってる方の味方でね!」
 俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
 コルスケッガー鉱山を占拠した原住民フォースウォーンの掃討に乗り出したまでは良かったが、連中かなり強く、まともに戦っても勝ち目がない。マジックポーションを水のようにガブ飲みしてどうにか対処したものの、これは赤字だな…いやポーションは大半が盗品だから損はしてないんだが。
「しかし、諍いも起きるはずだぜ…まさか金鉱とはな」
 そう、この鉱山はスカイリム随一の金の産出量を誇る場所だったのだ。
 フォースウォーンの目当てがこの金だったのか、あるいは本当に祖先から継いだ土地を取り戻したかっただけなのかはわからないが、どのみち俺が取る手段は一つだ。




 鉱山を奪回した翌日、俺は道中で奇妙な一団に出くわした。カジートの商隊だ。
「こんな場所で行商をしているのか?危険じゃないかね」
「もちろん危険さ。だからこそ需要がある、こんなビジネスチャンスを逃す手があるかね?必要なのはほんのちょっぴりの勇気と、そして運だけさ」
「ごもっとも。旅の無事を祈ってるよ」
 いくらか商売のやり取りをしたあと、俺は彼らと別れた。
 正直、いままでカジートに関しては良い噂を聞いたことがなかったのだが、このとき会った連中はなかなかどうして楽しいやつらだった。
 ま、スクゥーマやムーンシュガーを売ってたのは愛嬌だろう。




 とある場所で手にした書物「赤鷲の伝説」の真偽を確かめるべく旅をしていた俺は、「反逆者の詰み石」と呼ばれる洞窟にて変わり果てた姿と化した英雄と対峙。
 当然マトモに戦っても勝てるわきゃないので、暗闇から不意討ちしては姿を消し、あちこち隠れ周りながらひたすら矢を射ち込み続けるという姑息極まりない戦法で勝利。いいんだよ俺は戦士じゃないんだから。
 洞窟の最奥に安置されていた宝箱から「メリディアの灯火」なる鉱石を入手、なんだこれは…と思っていたら、いきなり脳内に声が響いてきた。
『お聞きなさい、定命の者よ。その石を持ち、我が聖堂に巣食う邪悪なる魂を討ち滅ぼすのです』
「…すいません、どちらさまでしょうか」
『我が名はメリディア』
「メリ…またデイドラかよ!」
『また?』
「イーエなんでも」
 そういえばモラグ・バルからも面倒を押しつけられていたことを思い出したが、少なくともメリディアはまだマシなほうだろう。そのうち問題解決に赴くとしよう、不信心な真似して罰が当たっても嫌だしな。




 その後、アンダーストーン砦の死者の間を荒らしていたエオラという女の依頼でリーチクリフ洞窟へ向かうことに。どうやら彼女はナミラ信者らしく、祭壇周辺に出没したドラウグルどもを退治してほしいようだ。
「またデイドラ絡みかよ…俺は人間相手の金銭取り引き専門なんだけどねぇ…」
 いまさら愚痴を言っても仕方がない、エオラと協力して古代ノルド人のアンデッドどもを討伐し、洞窟内部の安全を確保する。このとき、以前ブリーク・フォール墓地でドラウグルと戦った経験が多いに活きた。
 洞窟の最奥にはやはり強力な個体が存在したが、そこはそれ、赤鷲と戦ったときのように姑息な立ち回りでこちらに気づかせることなく蜂の巣になっていただいた。




 問題はその後で…ナミラの意向により、俺は当初死者の間を荒らす闖入者についての調査を依頼してきたヴェルラス修道士を騙して洞窟に連れ込み、生贄に捧げる破目に。
 俺が彼を連れて洞窟へ戻ってきた頃にはすっかり祝杯を上げる準備が整っており、近郊に潜伏していたナミラ信者が一堂に会していた。というか、何人か見覚えのある人がいるんですけど…商店会の女主人とか肉屋の店主とか…
「あのー…以前、旦那さんが亡くなったと聞きましたが」
「ええ。あのときも言いましたが、非常に残念です…とても美味しかったのに」
 うわーもーちょーやめてやー。俺あんたのこと本気で不幸な未亡人だと思ってたんだぜー。
 マジかよこれヤベェなと思っていた矢先、我らが不浄の神たるナミラ様が生贄のヴェルラス修道士を主賓である俺に喰えと命令。しかもナマで。俺を爬虫類だと思ってなめてんのか。
「えぇー…いいのー?本当にいいのぉー?」
「いいからさっさと食べなさい」
「ハイ…いただきます…ガフッ、グッ、おぉ…オエッ」
 なんというかとりあえずデイドラロードを怒らせたくない一心で死体を食べる俺。なんたってホラ相手は神様(みたいなもの)だから。そりゃ命令されれば足だって舐めるしウンコだって食いますよ。
 あと、死体喰った褒美に指輪もらった。正直いらねぇ。




「夜のこゃーん!」
 スカイリムには野生の狐が生息している。しかも狼と違って敵意なし。かわいい。




「でー、これいったい何ですかね」
 旅の途中で立ち寄った「ライアーの隠居所」と呼ばれる洞窟にて。
 洞窟に入った俺の目の前に広がる光景、血、死体、血、血、死体…なんかもー最近こんなんばっかかよ。
 どうやら山賊の住居にファルメルと呼ばれるバケモノ(シロディールでいうゴブリンに近いか?)が大挙して押し寄せてきたらしく、俺はちょうど惨殺パーティの直後に出っくわしたというところらしい。
 ファルメルと、おまけに深部にはフロスト・バイト・スパイダーまで棲息しており、俺はそいつらを退治しながら最深部へと向かった。そこには祭壇と思しき場所に捧げられた生贄と、そして見たことのない巨大な昆虫がおり、俺はどうにかそいつを退治したが、結局この場所が何のために用意されたものなのかはわからなかった…




「元は何の施設だったんだろうな?どうもドゥーマーの遺跡の一部のようにも見えるが…」
 その後、どうやら外出していたらしいこの洞窟の「元住人」…山賊どもと一戦交える破目になるのだが、特に語ることもないので詳細は省く。




 モラグ・バルの願いを叶えるべくボエシアの司祭を探す道中にて、鉱山の所有権を巡って村の住民と傭兵たちが言い争っている場面を目撃する。どうやらフォースウォーンが襲撃してきたところを傭兵たちが撃退し、傭兵たちは見返りに鉱山の所有権を要求しているらしい。
 そして傭兵たちの雇い主はシルバーブラッド。マルカルスを拠点に活動する悪名高い新興財閥だ。
「祖先の土地を手放したくない気持ちはわかる。だが、これはあんた一人の問題じゃない…そのうち、連中は手段を選ばずあんた達を追い出しにかかるぞ。ああいう手合いはケチだと思われるのを嫌がるから、反抗的な態度を取らない限りは悪くない額を提示してくれるはずさ。新しく人生をやり直すチャンスだと考えるんだよ、なぁ」
 俺は鉱山の所有者であるアイネサックを説得し、傭兵たちに問題が解決した旨を伝えた。問題解決にあたっての俺の報酬は金貨800枚。目測通り、金払いは悪くない。そのことが、村の連中にとって慰めになればいいが。




 その後、フォースウォーンに捕らえられていたボエシアの司祭を救出。どうやってモラグ・バルのもとへ連れていこうかと考えていたところ、なんとこのジジイ、自分の意思でモラグ・バルと対決すべく全力ダッシュをはじめた。
「おいちょっと待てよ!あ、足早ぇ…!」
 某リベットシティ・マラソンよろしく全力疾走するボエシアの司祭ログロルフを見失わないよう俺も全力で走り、どうにか祭壇のある廃屋まで一緒に辿り着く。
 そして祭壇の前にて、かつて俺がかかった罠に囲まれつつもまったく怖れる様子を見せないログロルフ。
「私がこんな虚仮脅しに屈するとでも思うか!」
 威勢よく啖呵を切るログロルフに、モラグ・バルは俺にメイスを与え打擲を加えることを要求。
 かくして俺は、鈍器でひたすらジジイを殴り続けるという微妙極まりない役割を担うことになった。
「クッ、それで殴ってるつもりか!このトカゲ野郎!」
 しかし度重なる死と再生、延々続けられる打擲に耐え切れず、ついにログロルフは膝を折る。
 頼むからもうやめてくれと哀願するジーサマの脳天をかち割り、俺の仕事は終わった。
 でもって報酬にモラグ・バル直伝のメイスを賜ったわけであるが…
「…いらねぇ……」




 いらないものを貰ったらどうする?俺は商人だ、売るに決まってる!
「ねーさん、モラグ・バルのメイスいらない!?」
「あぁ!?なにバカなこと言ってんだ!?」
 マルカルスに到着してからこっち、親しい付き合いのあるオークの鍛冶師ゴーザ・グラ・バゴルに売り込みをかけるが、与太話と一蹴されてしまう。まあ、デイドラのアーティファクトなんてそうそう信じられんわな。



→To Be Continue?



 どうも、グレアムです。
 ファストトラベル禁止縛りをしているせいでメインクエストがまったく進まないでござる。まだドラゴンに会ったことすらないのにレベルが30になりました。
 しかしアレですな、マルカルスはゴーザ姐さんといい、錬金術店のボテラばーさんといい「イイ女」が実に多いですな。男はロクデナシばっかりだが…
 さてレベルが高いといってもほとんどスリや隠密で鍛えたものであるからして、戦闘スキルがまったく育ってないので戦闘がマジきついです。もうポーション飲みまくりですよ。






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