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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2016/02/14 (Sun)15:32






 どうも、グレアムです。Uber Soldier IIでは硝煙の中毒症状が緩和できなかったので、Doom2 ReloadedをRussian Overkillでプレイしてました。Planet CrackerやGurumasterのセカンダリを活用できるMAPはやはり少ない。巻き込まれるとHealth50000超、Armor10000超あっても即死するからね。端っこ掠っただけでArmor6000削れるとかなにこれすごい。バニラだと200が上限なのに。
 もっともSlot8以外の通常火器も存分にチート性能なんですけどね。どれくらい凄いかっていうと、Doom2 ReloadedのLevel18を普通に進めてアーチバイル軍団を余裕で叩き潰せるくらい。サイバーデーモンもスパイダーマスターマインドも瞬殺できて当たり前っていうレベル。劇薬どころの話じゃない。
 惜しむらくはBrutal Doomと併用できないことか。

 そういえばちょっと前にUnlovedのフルリメイクがSteamで公開されましたね。製作者自らがUnreal4 Engineで作り直したとか。Wadを別エンジンで作り直すという有りそうで無かった発想。こういうのはもっとあって良いと思いますね。リソースを全部自前で用意するのは大変だと思いますが…あとDoomはソースポートの出来がどれも良いので、機能性やレスポンス面でそれらと比肩するものを作るのは難しいと思います。
 個人的にはPirate Doomなんか商用に作り直してもいいんじゃないかと思うんですが。あれはDoomのキャラを海賊に!というパロディとして以上にレベルデザインそのものが優れているので、いっそオリジナルのキャラに置き換えてもいいんじゃないかと思う。

 Unloved(Wad版)は一度クリアしたはずなんですが、改めてプレイし直したらBlueとYellowのSkullが全然発見できなくて詰んだ。
 そういえばDoom 4も発売がにわかに近づいてますよね。当初はFallout 4の当て馬みたいな感じになってましたが、発売時期がけっこう開いたのと、双方まったく方向性の異なるゲームということで客層を喰い合うことはなさそう。
 Doom3、Rageと続いたあとに銃撃戦主体のピュアFPSをidが送り出してきたことには大変な意義があると思います。














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2015/07/25 (Sat)04:14

 武器を大量追加するDoomのwad「Russian Overkill」をGZDoomでプレイしようとしたらエラー吐いてプレイできず。ランチャーのエラーメッセージを見た限り、どうもマルチプレイ関連のコードに特定のバージョンでしか使用できないスクリプトが組まれていたのが原因らしく、該当箇所を削除してやったら普通に起動するようになった。これが先日、平日朝(出勤前)の出来事である。俺はなぜこんなことを…



 そんなわけでどうも、グレアムです。出勤前にちょっとだけゲームやろうと思ったらこのザマだよ!
 ちなみにまったく関係ない話ではあるが、今年からようやく自室に扇風機を導入しました。昨年までは根性で耐え切ってたのですが、今年は熱中症と不眠症を併発したことで「このままだと死ぬわ俺」と判断。今年が特に暑いというよりは、やはり歳のせいであろうか。一般的にはまだ働き盛りというか全盛期もいいところであるが、二十過ぎて早くも人生下り坂に突入したガラクタボディの持ち主としては「あとは衰えるだけ」という認識が現実味を帯びたところで諦念しか覚えねぇ。

 そんなことはどうだっていいんだ。
 そんなことよりRussian Overkillですよ。
 本作の特徴は「個性的な三人のプレイアブル・キャラクター」「超強力なチート武器の大量追加」「ヘルス・アーマー値の上限解除」の三つです。
 Russian Overkillではゲーム開始時にHexen方式で三人のキャラクター(ユーリ、アローシャ、マーティ)から選んでプレイするのですが、基本の格闘性能や初期武器の違いのほかに、それぞれ固有のコマンド技(素手状態でのみ使用可)を持っています。
 たとえばマーティは北斗神拳の使い手で、必殺技が発動するとアーケード版北斗の処刑BGM「テーレッテー」とともに「アァータタタタタタタ!」と怪鳥音をあげ拳の乱撃を繰り出します。サイバーデーモンですら瞬殺できます。ちなみにコマンドは「WASDWSWDSAWS左クリック」です。
 やだ…これ作ったひとあたまおかしい…
 マーティは他にも画面を一瞬ブルースクリーンにするほど強力なパンチ「ブルースクリーン・オブ・デス」などの必殺技を持っています。
 外観がドゥームガイなユーリはファルコンパンチや某101のアイツばりの核爆発、さらに敵を味方につける甘い囁きなどの必殺技を持っています。一番ロシアっぽいアローシャは素手で銃弾を発射するエアマシンガンやチェーンソー・ドローンの召喚等、他の二人と比べるとややインパクトに欠ける印象。
 いずれも強力ではあるんですが、それ以上に本作は武器の性能が頭おかしいことになってるので、わざわざ攻撃を受けるリスクを負ってまで格闘技なんか使わないという。あるいは素手縛りでプレイとかだったら輝くかもしれません。それでもDoom1のEpisode1くらいだったらNoob野郎でも余裕でクリアできる程度には素手がチート性能なんですが。

 そもそもデフォルトのピストルでピンキーを一撃で殺せたりするインチキぶりではあるんですが、そんなのが霞むほどどえらい火器が目白押しとなっております。たんに強いだけでなくギミックが凝ったものが多いので、使っていて楽しいんですよね。Alt Fireが用意されている武器も多いです。惜しむらくはリロードの概念がないことか。
 本作に登場する武器は強い反動(ノックバック)が発生する武器が多く、それが射撃感の増大に役立っている部分もあるんですが、そのせいで足場の狭い場所では苦戦を強いられるという欠点もあります。Russian Overkill最大の敵は強力なモンスターの大軍などではなく、ダメージゾーンに囲まれた狭い足場です。
 しかし何より嬉しいのは、新モンスターの追加だとかいう余計な調整が一切存在しないこと。俺は強力な武器がブン回したいだけであって、わけわからん強力なモンスターの追加とかいらねぇんだよ!聞いてんのかRealgun Hardcore!などと叫んだ経験のあるNoob野郎にはまことに有り難い仕様なんでありますな。またモンスター追加やスプライトの変更といった要素がないため、オリジナルの敵が登場するwadにも素直に対応してくれるんだね(Brutal DoomやPcycho Phobiaじゃこうはいかんのだ)。

 残念ながらBrutal Doomとは相性が悪いらしく、ド派手なエフェクトで銃撃戦を…とはいかないのが無念。まあ自分でデータ弄って調整すればいいんだろうけどさー。


 個人的に一番気に入ってる武器、四連銃身式ショットガン。
 Alt Fireでは四挺同時発射(計十六発)というわけわからん挙動を見せてくれる。



 おまけのFallen Earth。バイクを購入しました。

 どういうわけか馬よりも愛着が沸き、以前書いた乗り物使用時の煩雑な手間も不思議と気にならなくなる罠。やはり俺には無機物萌えの属性がついているのか。
 車両用の塗料は製作の素材こそたいしたものは使用しないが、製作に時間がかかるからか、最低ランクの品でもオークションではけっこう高値で取り引きされている。ちなみに上の写真はデフォルトのカラーで、現在はブルーに塗装しているがまだその写真を撮影していないのであった。
 このゲームは金を稼ぐこと自体はそれほど難しくないが、非課金ではレッドチップ十枚(=所持金十万)が上限というきつい制約がある。ゲームの進行を楽にするアイテム、強力な装備や乗り物などはそれよりも高値で取り引きされており、実質の課金装備となっている。
 べつに月千円くらいなら課金してもいいかなとは思うんだが、Fallen EarthはあくまでSteamからでも登録可能というだけであって母体はGamersFirstなんで、そのあたりの体系がちょっとややこしいんだよな…






2014/07/27 (Sun)17:35

 なんか、すごいところに来ちゃったなぁ…

 どうもグレアムです、今日もDoomのイロモノWadを紹介しますよ。そろそろDoomの記事もカテゴリ別に分けたほうがいいような気がしてきた。



 すべての素材を北斗の拳仕様にそっくり入れ替えたTC系Wad、その名も「Hokuto No Doom」。
 Doomの世界が世紀末のサザンクロスに早変わり。炎のかわりにブーメランが飛び交い、モンスターの呻き声のかわりに「オレの仲間を殺ったのはおまえかぁ~!?」という怒声が響く。
 主人公ケンシロウの武器は拳、棍、キック、ヌンチャク、そして闘気。違うのは見た目だけで性能に変化はないので、バニラと同じ感覚でゲームを進めることができる。…いや、いいのか、それ。敵も斧装備のモヒカン(=ゾンビ)が遠距離攻撃をしてこないだけで、他は元になったモンスターと変わらぬ能力を有しているようだ。


 アイテム類も世界観に合うよう変更されており、なかなかよく出来ている。


 ピンキーデーモンはハート様に。たまに大群だったり透明だったりする。

 Doom1のEpisode1はサザンクロスが舞台ということで、最後がどうなるのか期待していると…


 シンが二人出てきました。

 いや、そこはもうちょっと何か考えようか…
 獄屠拳を飛ばしながら(変な日本語だが、実際に見ればわかる)襲ってくるシン二人を倒すと、ワープゾーンへの道が開かれる(丁寧にワープゾーンの上にユリアが乗ってたりする)。バニラではモンスターにタコ殴りにされる場面(ちなみにモンスターを全部倒しても詰まないようダメージを受け続ける仕様になっているので、あそこは努力するだけ無駄である)、本Wadではどうなっているのかというと…


 なんだこれ。

 エンド後のメッセージは背景も合わせてオリジナルのものが用意されている。

 いやしかし、中々すごい出来のWadであった。
 そもそも、なんでこんなWadをDLしたのかっていうと、「北斗の拳のBGMをMidi(実際はMusだけど。けっこうよく出来てるんだ、これが)で聞けるのはいいかもな」なんていう、おっそろしく不純な動機だったりするのだが、こんなんでも実際に遊んでみると、意外と、いやけっこう楽しかったりして、そうやって自分の感性の貧しさに軽い自己嫌悪を覚えたりするんである。

 残念ながら完成しているのはDoom1のEpisode1だけで、他のMAPをプレイすると世界観があからさまにDoomだったり、Episode1以降に登場するモンスターの外観に変化がないなど違和感がすごいことになる(ジードの声で笑いながら迫ってくるカコデーモンを見たいやつがいるのか!?)。
 いちおうEpisode2に「Rei and the 7 Scars Man」、Episode3に「The Empire of Raoh」などもっともらしいタイトルがついていたりはするのだが、既に開発者のサイトが閉鎖されているので続きを望むことはできないだろう。Ultimate Doomにて追加されるEpisode4に至ってはタイトルが元のままだったりするので、シェアウェア版のIWadに導入すると雰囲気が出て丁度良いかもしれない。
 そんな内容なのでよほど古いWadなのかと思いきや、なんと公開されたのは2007年。ウソだろおい。しかも公開日が原哲夫の誕生日に合わせてある。嫌がらせか何かか。ちなみにこれ、れっきとした「あちら」産のWadです。





2014/07/23 (Wed)03:37


思えば遠くへ来たもんだ。

 どうも、グレアムです。最近またDOOMのwad漁りをしています。
 ついでに今後wadの製作(やるかどうかはわからないが)の参考にすべく中身を覗いたりしてるんですが、wadによってファイルの構成が全然違ったりするのは何なんだぜ。オリジナルのDoom.wadからしてなんかよくわからんし、これは付け焼刃じゃなくちゃんと情報調べてかかったほうが良さそうだなぁ。
 wadによっては音楽ファイルに古式ゆかしいmus形式(Doomエンジン専用の音楽フォーマットらしい、似たようなのでMuseってのもあるがあれとは関係ないようだ)が使われていたりして、なんとかmidiにコンバートできんもんかと思ったものの、そのテのツールはほとんど64bitOSはサポート範囲外。
 そりゃあDoomが何年前のゲームか考えれば、関連ツールが現在じゃまるで役に立たないだろうってのは予測の範囲内なんですが、しかしDoom自体は未だに新作wadの製作が続けられるほどホットなコンテンツ。フォーラムにそのへんの情報は転がってるだろうと思ったら、やっぱりありました。以下要約。

「musをmidiにコンバートしたいのに64bitOSで使えるソフトがないんですけお」
「Sladeでできるよ」

 Sladeでできました。
 ファイルを右クリックしてmusからmidiに変換、あとはそいつをエクスポートすれば標準的なサウンド再生ソフトでいつでも聞けるというわけでござる。似たような手順で、画像ファイルもpngに変換できるようですね。







 せっかくなので、最近プレイしたwadをちょっとだけ紹介します。







 

*ZPinochestein

 ラテンのノリがあまりにもアツイTC系wad、2003年に製作されたPinochestein 3DをZDoom用にリメイクしたもの。製作元のTrippas Productionsはチリの映像製作チーム。
 タイトルや敵のスプライトなどから、Doomの前身であるWolfenstein 3Dにインスパイアを受けて作られたものだろうということがわかる。舞台は近未来のチリ(!)で、政府の秘匿プロジェクトPinochensteinの全貌を暴くべく特殊工作員John Keroceneが活躍するストーリー。MAPはシークレット2つを含む全32種、Doom2と同数である。エンディング部分(登場キャラ総出演)もきちんと差し替えられているあたり、実に芸が細かい。
 本作にクリーチャーの類は一切登場しないが、序盤を過ぎたあたりで巨大サイボーグのみならず武装ヘリや戦車が当たり前のように出てくるため難易度がけっこう高い。即着弾の弾丸や弾速の早いロケットや砲弾がザクザク飛び交う光景は圧巻。もっとも同士討ちがかなり発生しやすく(おそらく意図的な配置だろう)、また敵を無視して進めばあっさりクリアできるMAPも多いため、状況に合わせて上手く立ち回っていきたい。
 イロモノなのは間違いないが、個人的にはかなり気に入っているwad。







 

*PsychoPhobia

 かなり完成度の高いTC系wad。武器を一新し、大量のクリーチャーを追加。オリジナルのMAPも揃っており、Doom1のようにEpisode形式で選べるのが嬉しいところ。また他のMAP系wadと併用する場合は、同梱のPsychoPhobiaCM.wadを使用することでPsychoPhobia仕様にすることができる(ただし一部武器のリロードがなぜか遅いので、気になる人は自分でファイルを書き替えよう)。
 グラフィック系のwadが多数同梱されており、自分好みにカスタマイズできるのも良い点だ(ただし、組み合わせがわるいと落ちる)。グレさんはアイテムと薬莢のみ3D化している。もっとも武器HUDやプレイヤーキャラなど一部はデフォルトで3Dなので、本作はGZDoomかSkullTag専用だと思われる。
 またゲーム開始時に四人のキャラクターから主人公を選ぶことができ、それぞれ性能が微妙に異なる。もっとも大きな違いはないので、基本的には外観の好みで選んでしまっても構わないだろう。
 以下に登場プレイヤーキャラクターの簡単な紹介を載せておく。

 <Vigilante>
 PsychoPhobiaの主人公的存在?古いバージョンではBLOODのCultistが「Psycho」の名で登場していたが、現在はタンクトップを着たスキンヘッドのワルな男がその座についている。
 平均的な性能を有しており、Healthの自動回復スピードが一番早い(回復するのは20まで)。アーマー150と火炎瓶(燃料10)、そしてTNT1発の初期ボーナスがつく。

 <Caleb>
 BLOODより登場した我らがダークヒーロー、笑わないし歌わないのは仕様なので仕方がない。
 最大の特徴はHealthが50まで自動回復することであり、火炎瓶(燃料30)の初期ボーナスがつく。

 <Doom>
 Doomのwadに俺が出なくてどうする、とばかりに参戦の我らがDoomGuy。
 Healthが125あるが、自動回復のスピードはやや遅い(回復するのは20まで)。初期ボーナスにアーマー150とPistol(+1mag分の弾薬)がつく。

 <Train>
 スキンヘッドに全身タトゥーを施した巨漢、いかにもすぎるビジュアルである。
 特徴はHealthが150あることだが、自動回復のスピードは一番遅く(回復するのは20まで)、さらに足も遅い。初期ボーナスはBerserk状態で始まるという、おそろしいまでの微妙さ加減である。

 <Voodoo>
 唯一の女性キャラクター…すごい形相してるけど、洋ゲーに出てくる女はみんなこんな感じだから気にするな。
 五人の中で一番足が早く、Healthが35まで自動回復する。初期ボーナスはPistol(+1mag分の弾薬)。

 武器はスタンダードな銃火器から魔法(Episode1では登場しないが、Episode2では序盤から使用することができる)まで一通り揃っており、個人的に好きなものは二連水平のソウドオフとWinchester M1887。M1887はAlt Fire(&全弾使用後のリロード)で片手で銃を回転させながらのコッキングを披露してくれる。もっともショットガンはRemington M870が装弾数・連射性・集弾率・リロード速度すべてにおいて他を上回っているため、上記二種はまったくのロマン武器と化してしまっているのだが…
 それと気になったのは、こいつを導入していると一部MAPで異様にパフォーマンスが落ちることだ。メモリ不足か?おいおい8GB積んでるんだぜ勘弁してくれよ…グラフィックの設定を落としても変化がなかったから、おそらくはNPCのAI関連だと思うのだが。高解像度テクスチャや敵NPCの3D化といったオプションは導入していないので、なんかがおかしいと思うんだが、何がおかしいんだかなぁ。






2013/10/26 (Sat)17:46
どうも、グレアムです。引っ越しを直近に控えなにかと忙しいのですが、にも関わらず面倒を後回しにしてDoom用のwad漁りなんぞをしているという体たらく。まったくどうしようもねぇ。
 そんなわけで、今回は最近プレイしたwadなんかをざっくりと紹介していきます。

    **    **    **    **

 ・The City of The Damned : Apocalypse

 グラフィックがBloodベースのホラーTC系wad。マップは一つのみだが、サイズが広く造りも凝っている。どちらかというと謎解きがメインで、戦闘バランスはキツめ。サイレンと同時に亡霊が多数発生し、一定時間画面が真っ暗になるイベントが定期的に発生したり、要所で強敵との戦闘が待ち構えていたりと演出もこだわりが感じられる。
 ホラー系でバイオハザードのBGM使用というのはストレート過ぎて逆に新鮮味があり、ひょっとしたら元のゲームより印象的に使えてるかもしれない。
 ロケーションは古い屋敷に墓地に病院に霊安室に遊園地など、ホラー系の鉄板を一通り揃えた感じでよくできている。一つのマップに詰め込みすぎだろうという気もしないではないが…ZBlood+をプレイした後だとほとんどのオブジェクトに干渉できないのが不満ではあるが、これは仕方のないことか。
 とにかく強力な武器で大量の敵を殺戮する系統が多いDoom系wadの中では異色の存在。ロケーションの雰囲気を楽しみながらじっくりと進みたい人にはオススメ、謎解きが面倒な作りなのが難点か。作中で入手できる最強武器がソウドオフ止まりなので、強敵との立ち回りは工夫を要求される。それと、ラスボスはかなりブッ飛んだ強さなので覚悟しておくこと。

    **    **    **    **

 ・Pirate Doom!

 海賊がテーマのTC系wad。全体的に牧歌的な雰囲気が漂っており、Doom由来のゴリーな表現さえなければ子供向けゲームで通用しそうである。といっても子供騙しな作りというわけでは決してなく、バランス調整やレベルデザインなどはかなり洗練されていて遊びやすい出来となっている。
 美術関係もけっこう凝っていて、タイル地の床や水面などに鏡面反射が使われている。またシステム関係のテキストも海賊風の台詞に置き換えられており、とにかく雰囲気作りにこだわりが感じられる。ゲームプレイも各ステージ毎に特徴があり、Doomでは珍しい吊り天井のギミックや水中ステージ(息切れの概念はなく、移動時の挙動がかなり独特なものになる)などバラエティに富んでいる。
 難易度は段階的に緩やかに上昇していく非常にスタンダードな(そして、珍しい)出来で、兎角Final Doomあたりを参考に強力な敵をヤケクソに大量配置するwadが多い中でこれは賞賛に値する。謎解きもわかりやすいものが多く、1ステージあたりのプレイ時間も丁度良い。唯一、ジャンプ禁止仕様なのが不満といえば不満。
 武器に関して。Meleeのカットラスはかなり威力が高く、ピストル(ペッパーボックス)装備時にもAlt Fireでカットラスを振ることができる。片手にピストル、片手にカットラスというスタイルは実に海賊的で、しかも実用的。いいアイデアだと素直に思う。
 とにかく雰囲気が良く、遊びやすいバランスなので万人にオススメできるwad。これ各種素材をオリジナルのものに差し替えれば商用で通用するんじゃないかなぁ。少なくとも、百般の拡張パックより数段出来は良い。個人的には今までプレイした中でイチオシです。

    **    **    **    **

  ・Army of Darkness

 映画「Army of Darkness(邦題:死霊のはらわた)」をテーマに扱ったTC系wad。ボイス等は映画からサンプリングされたものを多数使用しており、Bloodの台詞の元ネタの数々をナマで拝むことができる。
 本格的な戦闘がはじまるのは2面からだが、その2面からかなりの数の敵が登場する。幸いプレイヤーは序盤からチェーンソーやショットガンやマシンガンといった武器を入手できるので火力不足に陥ることはないはず。
 敵や武器の種類が少ないうえに序盤で揃い踏みしてしまうので、中盤以降はややダレ気味になるか。
 全体的にイロモノっぽいイメージは拭えないが、ちょっと変わった雰囲気のwadを探しているプレイヤーにはうってつけだろう。

    **    **    **    **

 ・Brutal Doom

 死体損壊やフェイタリティといったゴア表現の強化と、リコイル表現や薬莢の実装で射撃感が大幅に増大したカスタム武器によって、破壊と殺戮の爽快感追求に特化したようなバランス調整系wad。
 これがただのイロモノに収まらず現在もっとも有名なwadと言っても過言ではない高評価を獲得したのは、たんにDoomプレイヤーの多くが悪趣味な厨坊ばかりだからではない。もしそういった偏見でこのwadを敬遠するならば、それはとても大きな損失になるだろう。
 このwadの骨子を支えるのは、他ならぬその完成度の高さにある。洗練されたグラフィクス表現は「ユーザーが望んだDoomの正当進化が形になったもの」と言っても過言ではなく、強化されたエフェクトやライティングも含め丁寧に纏められている。
 全体的にダメージが上昇し、セミリアル系に変貌した戦闘バランスも遊びやすいレベルに調整されている。
 Brutal Doomはその表面的な性質からは想像できないほど神経の行き届いた調整が施されており、アイデア先行で細部の造りが粗雑な大半のwadとは一線を画す出来となっている。
 もしDoomに少しでも思い入れのあるオールドスクール・ゲーマーなら、一度は体験してほしい。断言してもいい、このBrutal DoomはあなたのDoomを蘇らせる。

    **    **    **    **

 とりあえず今回は以上で。ZBlood系(Doom Blood、ZBlood、ZBlood+)は後日別ワクで紹介したいですのー。というか前回ZBloodとして紹介したやつ、あれDoom Bloodというまた別のwadだった。製作者は同じなんですけども。
 こうやって各種wadをプレイしていて、やはりフツフツと沸いてくるのは「俺も作ってみてぇ~」という感情ですよね。といっても、それこそ計画的にやらないと絶対に途中で投げ出すのは目に見えてるし、実際に作るとなると「かかりきり」になると思うので、たぶん作らないとは思いますが。もし作るとしても、まずノウハウ吸収のための小改造からだなー。
 個人的に好きなのはエンジンだけ利用して別ゲーを作るTC系wadなので、そうなるとどうしても手間が段違いにかかりますしね。あとは制作環境が整ってれば言うことはないんだけど…RPGツクールみたく一本のツールで気軽に作れないもんかな。Doomツクールみたいなの、ありそうでないんですよね、実際。
 たぶん作るとしたらZDoom専用になりますかね。グレさんは味わい深い2Dスプライトが好きなので、JDoomみたいなのは眼中にないのだ。2DだけならZDoomでもいいんだけど、ライティングやエフェクトはOpenGL仕様のGZDoomのほうが断然キレイなんだよなー。ただ完全に3Dで描画されているからか、GZDoomは2Dスプライトのオブジェクトが紙ッペラみたいになってしまうのが難点だけど。これ設定でどうにかなるんだろうか。

 そういやZDoom系でArenaやDaggerfallみたいなRPGを作ることって可能なんでしょうかね。個人的にはTESシリーズのシステム&Doomのレスポンス(&戦闘バランス)でRPGが作りたいんですが。Fallout3的な。
 Arenaをwadで作れるなら可能なんでしょうけど、共通点が擬似3Dってだけでエンジンの仕様はまったく別モノっぽいんで無理かなぁ。そういえばArenaとDaggerfallはフリーで公開されてますけど、オープンソースにはなってないですよね?当時MODとか作られたんだろうか。





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