主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2014/07/27 (Sun)17:35
なんか、すごいところに来ちゃったなぁ…
どうもグレアムです、今日もDoomのイロモノWadを紹介しますよ。そろそろDoomの記事もカテゴリ別に分けたほうがいいような気がしてきた。
すべての素材を北斗の拳仕様にそっくり入れ替えたTC系Wad、その名も「Hokuto No Doom」。
Doomの世界が世紀末のサザンクロスに早変わり。炎のかわりにブーメランが飛び交い、モンスターの呻き声のかわりに「オレの仲間を殺ったのはおまえかぁ~!?」という怒声が響く。
主人公ケンシロウの武器は拳、棍、キック、ヌンチャク、そして闘気。違うのは見た目だけで性能に変化はないので、バニラと同じ感覚でゲームを進めることができる。…いや、いいのか、それ。敵も斧装備のモヒカン(=ゾンビ)が遠距離攻撃をしてこないだけで、他は元になったモンスターと変わらぬ能力を有しているようだ。
アイテム類も世界観に合うよう変更されており、なかなかよく出来ている。
ピンキーデーモンはハート様に。たまに大群だったり透明だったりする。
Doom1のEpisode1はサザンクロスが舞台ということで、最後がどうなるのか期待していると…
シンが二人出てきました。
いや、そこはもうちょっと何か考えようか…
獄屠拳を飛ばしながら(変な日本語だが、実際に見ればわかる)襲ってくるシン二人を倒すと、ワープゾーンへの道が開かれる(丁寧にワープゾーンの上にユリアが乗ってたりする)。バニラではモンスターにタコ殴りにされる場面(ちなみにモンスターを全部倒しても詰まないようダメージを受け続ける仕様になっているので、あそこは努力するだけ無駄である)、本Wadではどうなっているのかというと…
なんだこれ。
エンド後のメッセージは背景も合わせてオリジナルのものが用意されている。
いやしかし、中々すごい出来のWadであった。
そもそも、なんでこんなWadをDLしたのかっていうと、「北斗の拳のBGMをMidi(実際はMusだけど。けっこうよく出来てるんだ、これが)で聞けるのはいいかもな」なんていう、おっそろしく不純な動機だったりするのだが、こんなんでも実際に遊んでみると、意外と、いやけっこう楽しかったりして、そうやって自分の感性の貧しさに軽い自己嫌悪を覚えたりするんである。
残念ながら完成しているのはDoom1のEpisode1だけで、他のMAPをプレイすると世界観があからさまにDoomだったり、Episode1以降に登場するモンスターの外観に変化がないなど違和感がすごいことになる(ジードの声で笑いながら迫ってくるカコデーモンを見たいやつがいるのか!?)。
いちおうEpisode2に「Rei and the 7 Scars Man」、Episode3に「The Empire of Raoh」などもっともらしいタイトルがついていたりはするのだが、既に開発者のサイトが閉鎖されているので続きを望むことはできないだろう。Ultimate Doomにて追加されるEpisode4に至ってはタイトルが元のままだったりするので、シェアウェア版のIWadに導入すると雰囲気が出て丁度良いかもしれない。
そんな内容なのでよほど古いWadなのかと思いきや、なんと公開されたのは2007年。ウソだろおい。しかも公開日が原哲夫の誕生日に合わせてある。嫌がらせか何かか。ちなみにこれ、れっきとした「あちら」産のWadです。
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