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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/11/24 (Sun)00:32
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2019/05/08 (Wed)02:47










Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.15














Day 16, Point G1. 0840.



  >>クレイブ:
「マスタードガスを喰らえ、畜生どもめ!」


  >>トゥインキー:
「けっこうエゲツない武器使うねェ、オタク」


 H2に続きH1を攻略し、さらにG1へと足を伸ばした傭兵たち。
 しかしそこで女王軍の激しい抵抗に遭うのであった。


  >>ノーマン:
「カンブリアなんか目じゃないな、それだけ女王にとっては重要な土地ということなのだろうが…森の中にいる連中も厄介だ、どうやら射程の長い武器を持っているようだな」


  >>クレイブ:
「装備を見直したほうがいいかもな。7.62mmじゃないとアウトレンジから一方的にケツを狙われる、なあそうだろう、ギャングスター?」


  >>イヴ:
「俺からトレードマークの二挺拳銃を取り上げようってワケ?」


  >>ナターシャ:
「AP弾とはいえ、拳銃弾じゃ威力不足が深刻ですしね…あなただけの問題ならまだしも、チームの生死がかかるわけですから」


  >>ノーマン:
「装弾数が多いとはいえ、俺のP90も器用貧乏感が半端ないよな。FAL持ちのジアンが活躍しまくってる現状を見るとなあ」


  >>ジアン:
「うらやましいであるか?」


  >>ノーマン:
「うらやましい。超うらやましい。ワイルドギースは正しかったようだな」


  >>トゥインキー:
「ピカピカの新式が常に有利とは限らないよねェ」










Day 16, Point G2. 0900.




  >>ノーマン:
「政府軍兵士に混じって妙なヤツがうろついてるぞ。このあたりに民間人はいないと思っていたがな、逃げ遅れた工員か?」


  >>トゥインキー:
「ジョーと名乗ったか、こいつら全員、一応偽名を名乗ってるんだな。そいつの本名はティファニー・エディ、元マフィアで今はフリーランスの殺し屋だ。組織の幹部を複数人、それと中国の国連大使を暗殺してる」


  >>クレイブ:
「カルメンのリストにあったヤツか。イタ公の殺し屋か、ロシア人形とどっちがタフかな?」


  >>ナターシャ:
「へんな比較をしないでください。それにですね、私は多少の自由行動を許可されてはいますが、今でも組織の一員です。フリーランスではありません、その点を誤解なきよう」




  >>トゥインキー:
「ここも工場かな。しかし、その、なんだ。タンクにイヤなマークが入ってるんだけどね、この緑色に発光してるの、いったいなにさ…?」


  >>イヴ:
「びびるなよ、スプリングフィールド原子力発電所よりは安全そうじゃねーか」


  >>クレイブ:
「カウチギャグでもやれって?アレさ、日本の原発とどっちが安全なのかね」


  >>ノーマン:
「そういう洒落にならないネタはやめたほうがいい。ともかく、ここを落としたことでグラムの制圧も完了したわけだ。しばらくはまた義勇兵の訓練かね?」


  >>トゥインキー:
「そうなりますかネ。ま、あと少しもすればチツェナや北のSAMサイトに居る連中をこっちに呼べるから、そう時間はかからないと思うよ」


  >>ナターシャ:
「次はいよいよ首都メドゥナ、というわけですね。車で移動するとなると西の海岸線を通って行くことになりますが、オルタの研究所はどうします?あそこは道路が通っていないので、徒歩で行くか、スカイライダーのヘリを使用することになりますが」


  >>トゥインキー:
「ヘリではメドゥナに近づけないしなぁ…首都にもSAMサイトがあるんだよね。いや、いいや。俺たちはメドゥナを目指してさ、オルタは他の連中に任せよう。たぶん、俺たちがメドゥナへ向かうあいだにグラムの義勇兵訓練も完了するはずだから、そのあとヘリでオルタまで飛んでもらうことにするよ」










Day 18, Point M3. 1750.



 グラムの義勇兵訓練を他の傭兵に任せメドゥナへ向かう傭兵たち。道中で幾度か女王軍の襲撃を受けながらもそれを退けてきたが、空港へ侵攻する直前、複数の戦車を有する検問部隊と接触し足止めを喰らう。


  >>ノーマン:
「まさかメドゥナの周辺がこれほどまで厳重に警備されているとはな」


  >>クレイブ:
「LAWを大量に用意しといて正解だったよな。ま、装備も新調したことだし、いよいよ最終決戦だ。気ィ張っていこうぜ…どうしたおい、元気ないな」


  >>トゥインキー:
「べっつに。」


  >>ナターシャ:
「このヒトですね、威力や射程が使用弾薬ではなく武器に依存するシステムだと、たった今気がついたそうで。5.56mmと7.62mmで威力にほとんど違いがない点や、場合によっては小口径ライフルのほうが大口径ライフルより有効射程が長いこと、特にステアーAUGの優遇ぶりが大変に気に食わないらしいです」


  >>トゥインキー:
「おかしくない?おかしいでしょ?なんでAK-74よりAKMのほうが有効射程が短いわけ?M14よりステアーAUGのほうが狙撃に向いてるとかわけわからんでしょ。FALが強いのだって、たんに他の同種のライフルより設定が優遇されてるだけじゃん。超意味わかんないんですけど?」


  >>クレイブ:
「めっちゃ不機嫌じゃねーか。そこはホラ色々あるだろうよ、扱いやすさとかそういうのを諸々込みでファジーに数値化したらそうなるってハナシじゃあねーの?」


  >>イヴ:
「そうだぜ、ヘソを曲げるなよ大将。いよいよ感動のフィナーレってところじゃあねーか」


  >>ジアン:
「そろそろ日も落ちる頃合いであるが、このまま夜襲を仕掛けるであるか?」


  >>トゥインキー:
「いや、朝まで待つよ。どうせ夜戦装備を揃えた精鋭が手ぐすね引いて待ってることだろうし、アドバンテージを活かせない状況で暗い画面と睨めっこするのも馬鹿らしいしね」










Day 19, Point K4. 0830.



 トゥインキーたちが今まさにメドゥナへ侵攻しようとしていた頃、グラムでの義勇兵訓練を終えたアラン/シルヴィア/アレックス/ダイナモ/カルロス/ミゲールの六人は政府の極秘研究所が存在するオルタを襲撃していた。


  >>アレックス:
「クソッ、ミゲールがやられた!カルロスとダイナモも重傷だ!」


  >>アラン:
「放っとけ、撃たれるヤツが悪い!」


  >>シルヴィア:
「秘匿された研究所とはいえ、これほどまでに警備が厳重だなんて…彼らはいったい何を守っているの?」




  >>アレックス:
「お嬢さん、君の探しものだ。ブラッドキャットや、クレピタスといった怪物はこの研究所で製造されているんだよ。まさしく狂気の産物だ、けっきょく、残ったのは俺たち三人だけだな」


  >>アラン:
「新兵の訓練が済んだと思ったら別命でいきなり死地に送られるとはな。LAWをぶっ放されたときはさすがに俺でも死ぬかと思ったぞ」


  >>シルヴィア:
「どうやら地下があるみたい。行ってみましょう、犠牲に見合う成果があればいいけど」




  >>アラン:
「地下も相当に警戒が厳重だったな。とりあえず研究員を脅して隠し倉庫の扉を開けさせたが、こりゃあ…こいつは?」


  >>アレックス:
「ロケットライフル…というやつかな、指紋認証式で所有者以外は撃てないようになっている。どうやら女王は新型武器の製造にも関心があったらしい」


  >>シルヴィア:
「せっかくだからトゥインキーたちに送ってあげたいけど、今からだと間に合いそうもないわね」


  >>アラン:
「所詮はガキのオモチャさ、エージェンシーは興味を抱くだろうが。まあ…とりあえず威力を試してみるか、最適な実験台が目の前にいることだしな」






 [次回へつづく]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019/05/05 (Sun)01:17









Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.14











Day 16, Point H3. 0740.



  >>トゥインキー:
「痛ッてエ、撃たれた!なんだってんだ、やけに強いのがいるぞ!?」


 朝を待ってグラム鉱山地区へ侵攻した傭兵たちは、強固な守備隊をまえに苦戦を強いられる。


  >>ナターシャ:
「あれはマイク…A.I.M.の伝説的な傭兵です!報酬の要求額が高過ぎるので組合と揉めて姿を消したと聞いていましたが、まさか女王に雇われていたなんて…」


  >>クレイブ:
「リビング・レジェンドってやつか、名を上げるチャンスじゃねーか!やってやれ、マスター・キラー!」




  >>ナターシャ:
「あなたが戦場に死に場所を求める類の兵隊だったかはわかりませんが…安らかに眠ってください。もう誰も、あなたを傷つけることはできないのですから…」


  >>イヴ:
「他人の死を悼んでるヒマはねーぞ、まだ戦いは終わっちゃいねーんだからな!」




  >>クレイブ:
「クソッタレ、次から次へと出てきやがるな。このあたりには兵隊畑でもあるのか?こいつらも傭兵だったりすんのかね、ま、誰だろうと殺すことに変わりはないがな!イヴ、おまえの臼の出番だ!」


  >>イヴ:
「おうよ!」




  >>ノーマン:
「一寸待て、それ迫撃砲じゃなくて40mm…いやいやいや、サイズと威力がおかしいぞ!核弾頭でも装填したのか?」


  >>イヴ:
「迫撃砲弾を装填できるよう改造したのよ。ハンディ・モーターとでも言うかな」


  >>クレイブ:
「そんなもん使って、手首や肩が壊れるぞ」


  >>イヴ:
「俺の肩は大リーガー並の強さだからな、そこいらの軟弱者と一緒にしてもらっちゃあ困るぜ!」


  >>ナターシャ:
「そういう問題でしょうか…貴女ならニー・モーターを脚に乗せて撃っても痣くらいで済みそうですね」




  >>ジアン:
「ひとまず鉱山周辺の敵の掃討は済んだようであるな」


  >>トゥインキー:
「まだ何人か潜伏してるみたいだけどね。ズレたやつが森の中にでもいるのかな」


  >>クレイブ:
「俺が見てくる。にしても、夜襲なんぞ仕掛けなくて良かったよな。明かりがないから地形が把握できないし、ここの連中はよく訓練されてて装備も良い。たぶん夜戦装備も揃えてるだろう、ま、やたら画面の暗い2Dアイソメトリックでなけりゃあ、もう少しやりようもあるんだがな」


  >>ノーマン:
「スクショが暗いのはブログ的にも良くないしな」


  >>ナターシャ:
「何を言ってるんです…?」




  >>クレイブ:
「いたぜ一人、7020キロ、じゃない南西20キロ…もとい。南西の森のなかに一人、ポツンとな。罰ゲームの最中かね?あるいは立小便でもしてたかな」


  >>トゥインキー:
「ワーオ、敵のなかにLAWを持ってるやつがいたよ。こっちに向けてぶっ放してこなくて良かったよねェ。せっかくだ、メドゥナ侵攻のさいには有効に使わせてもらうとするかな」










Day 16, Point H2. 0750.



  >>トゥインキー:
「さてポイント・ホテル・ツーへ到着したわけだが、ここは倉庫か何かかね?南側の建物二軒は警察署と酒場、そこに兵隊が立て篭もってるとは考え難い。おおかた、北側の巨大な建物に居座ってるんだろう」


  >>クレイブ:
「屋内戦は厄介だな、なにせ敵が銃を構えてる前に飛び出す格好になるわけだからな」


  >>トゥインキー:
「基本に忠実にいこう、出て、撃って、隠れる。まあ、面白味はないけど…」







  >>ノーマン:
「どうもここは、倉庫…ではなく工場のようだな」


  >>クレイブ:
「迂闊に爆薬で穴を空けなくて良かったよな、民間人まで巻き込むところだった。おまけにホラ、見ろ、ちょうど爆薬を製造しているところだったようだしな…この建物にある爆薬全部に引火したらニュージャージーまで吹っ飛んでたところだぜ」


  >>イヴ:
「ところで、トゥインキーとナターシャはどこ行った?」


  >>ジアン:
「酒場へ向かったみたいであるよ」




  >>トゥインキー:
「オーナーが昨日雇ったバーテンダー、ね。愛想は良いし仕事もできるようだが、どっかで見たようなツラなんだよなあ。だいいち、チャーリーって名前の顔かね」


  >>ナターシャ:
「カルメンの賞金首リストにありました。本名サリー・エルギン、英国人テロリストです。食品に毒を混入するのが彼の得意な暗殺手段で、過去、英国貴族院に潜入し四人の要人を毒殺しています」


  >>トゥインキー:
「オックスフォード出のインテリがねェ。親が泣くぜ、アイリッシュでもあるまいに」


  >>ナターシャ:
「始末しますか?」


  >>トゥインキー:
「いや、止しにしておこう。気が進まない、まあ、毒殺テロリストをバーで働かせておくのは気が咎めるけどさ。クビをチョン切って、どこをフラついてるかわからないカルメンを探して、また金を受け取るのに手間がかかるわけでしょ?いいや、ヤツの首の皮は繋げておくさ。
 そうそう、例の女テロリストの賞金については、M.E.R.C.から適当な傭兵を雇って受け取りに行かせることにしたよ」






 [次回へつづく]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019/05/02 (Thu)04:50







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.13











Day 15, Point A2. 1140.



 A2地点、チツェナ北部の遺跡地区を制圧した傭兵たちは、民間人のなかに外国人観光客の姿を発見する。


  >>トゥインキー:
「アメリカ人?なるほど、観光に来たはいいものの内戦で閉じ込められて帰るに帰れなくなった、と。ドラッセン空港まで送ってほしいそうだ」


  >>クレイブ:
「それなら護衛なんぞつけなくても、ストライダーのヘリで送ってもらえば万事解決だな」


  >>トゥインキー:
「せっかくだから途中まで送ってあげれば?」


  >>ノーマン:
「どういう意味だ?」


  >>トゥインキー:
「いやなに、俺とジアンは義勇兵の訓練のためにここに残るからさ、キミら暇になるじゃん?四人でグラムを落としに行くってんなら止めないけど。どうせならサン・モナの偵察にでも行ってもらおうかと思ってね」


  >>ジアン:
「サン・モナ…キングピンというマフィアが支配している地域であるな」


  >>ナターシャ:
「ここからサン・モナへは距離的に近いですが、道路が通ってないので車で移動するとなると、かなり遠回りをすることになります。かといって徒歩は時間がかかりますし、老夫婦をドラッセンまで送るヘリコプターに途中まで同道するのは合理的判断じゃないでしょうか」


  >>クレイブ:
「そういうことかい。四人でかい、危険はないんだろうな?」


  >>トゥインキー:
「女王軍が手出しできない、っていう事前のリサーチだからねェ。ま、キミらが下手を打たなければ余計な惨事にはならないんじゃあないの?」


  >>イヴ:
「言ってくれるね」










Day 15, Point D5. 1530.



  >>クレイブ:
「サン・モナへ到着、と。とりあえず一杯ひっかけようぜ」


  >>ナターシャ:
「油断しないでください、どこかに賞金首が潜伏してるかもしれませんよ」


  >>イヴ:
「その賞金首についてだがよ、C5の酒場で見つけたぞ、カルメンとかいうオッサン。ジアンから首を預かってきて良かったよな」


  >>クレイブ:
「報酬は受け取ってきたのか?」


  >>イヴ:
「いや、金を用意するのに時間がかかるから、24時間後にドラッセンの酒場へ来てくれとさ」


  >>クレイブ:
「ふざけてやがるな。金の受け取りのためにドラッセンまで行けって?しかもあそこ、たしか酒場が二軒あったろ。俺たちに探せって?面倒臭ェな、もう無視しちまうか。付き合いきれねェ」


  >>ナターシャ:
「それで、ノーマンさんは何をしているんです?」


  >>ノーマン:
「賭けボクシングだそうだ。参加料は1000ドルか5000ドル、勝てば倍額になる。こう見えて俺はかつてニューイングランドで最強の闘士を目指した男、腕を試すのも悪くないと思ってね」




  >>ノーマン:
「烈脚空舞!イヤーッ!」


 ナックルダスターを装着する対戦相手に素手で立ち向かうノーマン。ボコボコにされてロードしたり、買ったのに報酬が貰えないバグが発生しロードしたりといった苦難を乗り越え、三人の対戦相手を血の海に沈めたのであった。




  >>クレイブ:
「おまえ、技術者じゃなかったっけ…?」


  >>ノーマン:
「宗旨替えというやつだ、気にするな。ニューイングランドではよくあることだ」


  >>ナターシャ:
「あそこに居るのはキングピンじゃないですか?」


  >>イヴ:
「あのベジータみたいな額のオッサンか?マフィアのボスは闇ボクシングに御執心か、ステレオタイプだよな。ノーマンのことが気に入ったようだ、自宅に招待してくれるとよ。せっかくだ、御呼ばれに預かろうぜ。うまいマシが食えるかも」




  >>クレイブ:
「プールつきの豪邸とかじゃないのか。案外質素だな」


  >>ノーマン:
「歓迎パーティを開いてくれるって感じじゃあないな。俺たちの腕を見込んで仕事を頼みたいそうだ。なんでも、バリムの美術館に展示されてる幸運の聖杯だかいうブツを手に入れてほしいとか…どっか聞いたような話だな?」


  >>ナターシャ:
「あなたが盗んだんじゃないですか…どうするんです?たしか、チツェナの住民も聖杯を探していたと思いますが。もとはあの遺跡から出土したもので、地元の人たちにとって大切なものだと」


  >>クレイブ:
「関係ねェ、俺たちは女王を殺しに来たんであって、アルルコの文化の保護に来たわけじゃねーからな。キングピンは聖杯に20,000ドル出すと言ってるんだろ?軍資金の足しにしようぜ」


  >>ノーマン:
「俺のおかげで35,000ドルも稼げたわけだ。みんな、俺に感謝するように」







  >>ノーマン:
「それはそうと、街でちょっとした噂を耳にした。どうやらキングピンは廃鉱山に資金を隠してるらしい」


  >>クレイブ:
「ホォー。夜中にでも忍び込んで、コッソリ頂いちまうか?なに、どうせ内戦中だ。たとえバレたって、ドンパチやってるなかまで追っかけちゃあこないだろう。あとは女王をブッ殺して、この国からオサラバすれば万事オッケーってわけよ」


  >>ナターシャ:
「そんなに上手くいきますかね」


  >>イヴ:
「現役のギャングとして、一つ忠告だ。ギャングやマフィアって連中にとって何よりも大切なのは金だ、仲間だの忠義だの伝統だの、そんなものはオマケでしかねぇ。で、金の次に大切にしてるのは面子だ。プライドと言い替えてもいいが。なんたって、ナメられたらやっていけない稼業だからな。
 で、俺たちが金を奪うとどうなるか?連中は金と面子、両方のキンタマを同時に蹴り上げられたって格好になる。チンピラの外国人風情にそんな真似をされたら、それこそ手段を選ばず金を取り返しに来るだろうよ。
 そしてマフィアって連中は執念深い。必要があれば何十年だって追い続けてくる、アルルコから出れば大丈夫だって?外国に殺し屋を送り込むなんざ、連中にとっちゃ朝飯前だぜ。そうなったら最後、もう俺たちは枕を高くして眠ることはできねぇ。狙った獲物を追い詰めるってことに関しちゃ、刑事警察よりしつこいからな。
 こっそり盗めばバレないって?そんなはずがあるか。最初に言った通り、マフィアにとって何を差し置いても一番大切なのは金なんだからな。どんだけ大金を持ってたって、貧乏人から1ドル取り立てるにも容赦しない、それがマフィアだ。隠し金が消えて気づかないハズがねえ」


  >>クレイブ:
「…反対、か?」


  >>イヴ:
「いやいや。やるなら金を盗むだけじゃ足りない、と言ったんだ。組織ごと潰さなきゃあな、しかも、おそらくキングピンは街の名士だ。住民に慕われてる。ドンパチはじめたら敵はマフィアだけじゃきかなくなる、街ごとまっ平らにする必要があるだろうな」


  >>ノーマン:
「ウーム…」


  >>イヴ:
「どうする、やるならやるぜ?俺は悪ノリは大好きだ。ただ、中途半端な気持ちでやられるんじゃあ迷惑だ、ハラぁ括ってもらわないとな」


  >>クレイブ:
「…ハァ。いや、止めておこう。そこまでやるんじゃ、当初の目的から外れすぎる。兵隊は大人しく戦争ゴッコで満足しておこう、マフィア掃除は…まあ、またの機会にってことにしておくか」










Day 15, Point A10. 1850.



 チツェナへ戻るまえ、四人はオメルタ東部の反政府軍基地へ帰還しメンバーのカルロス、リーダーのミゲールを仲間に加える。


  >>クレイブ:
「この二人をチツェナの義勇兵訓練に充てれば、トゥインキーとジアンを雑用から開放できるな。グラムへ侵攻できるぜ」






 [次回へつづく]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019/04/30 (Tue)01:16







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.12











Day 13, Point L12. 1810.



  >>トゥインキー:
「建物同士の間隔が空いてるから移動が難しいな。美術館の屋根が絶好の狙撃ポイントになるかと思ってたけど、高すぎて登れないときたもんだ。民間人の住宅に立て篭もってる兵士もいるし、厄介だねコレは」


 バリム東部へ侵攻した傭兵たちはツーマンセルで三組に分かれ、それぞれ北、中央、南に分散して街の制圧を開始する。




 暫くして街の制圧を完了し、美術館へ足を運んだ傭兵たちは、その存在を見咎めた警備員に銃撃されてしまう。


  >>トゥインキー:
「へぇ~、コレがアルルコの誇る美術館か。たいしたもんだ…って、イキナリ警備員のオッサンにデザートイーグルぶっ放されたんだけど!?反射的に撃っちゃったけど、良かったの、これ?」


  >>クレイブ:
「知るか、俺が…この厳重に保護されてる展示品はなんだ?杯のようだが…聖杯か何かかね?」


  >>イヴ:
「せっかくだし、バリケードを爆破して取っちゃおうぜ」




  >>ノーマン:
「幸運の聖杯というらしい、アーサー王伝説とは関係ないシロモノだろうが、値打ちはありそうだな。丁度良いアルルコ土産になるか」


  >>ナターシャ:
「火事場泥棒はあまり感心しませんね…」


  >>ジアン:
「いまので反政府軍に対するバリムの支持率が0%になったであるよ…これでは義勇兵の徴集など、とてもじゃないけど不可能なのであるよ」


  >>トゥインキー:
「仕方ないね。とりあえずシャンクとマッドドッグを呼んで警備に当たらせることにしよう」










Day 14, Point L10. 1500.



  >>トゥインキー:
「さァて、そろそろガソリンスタンドで買った中古車の準備が出来てる頃かね。っと、オオッ!こいつぁ立派なHUMMERじゃあないの!」


  >>クレイブ:
「HUMMERっていうか、HMMWVじゃねーか?」


  >>ノーマン:
「詰めればどうにか六人は乗れそうだな。本来は四人乗りだと思うが」


  >>ナターシャ:
「どうするんです、これから?」


  >>トゥインキー:
「とりあえず制空権を確保したいからねェ…まず北西のSAMサイトを落として、それからチツェナ陥落かな」










Day 15, Point D2. 0420.



 新たに入手した車輌で一路北西へ向かった傭兵たちは、チツェナ南のSAMサイトを襲撃。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴは南側からフェンスを破り、クレイブ/ノーマン/ジアンは正面ゲートから侵入を試みる。


  >>イヴ:
「ひさびさの夜襲かな。まあ楽勝だった、街灯が俺たちに味方したな」


  >>ノーマン:
「地雷はなし、狙撃兵もなし。こんなところか」




  >>ジアン:
「これで島のほぼ全域を空路で移動できるようになったわけであるな。チツェナへ攻め入る前に、SAMサイトを守る義勇兵の訓練をはじめるであるか?」


  >>トゥインキー:
「いや、アルマに残してある四人を呼ぶ。ヘリを使えばすぐに来られるでしょ、その間俺たちは少し休ませてもらおうじゃあないの。でもってSAMサイトでの訓練はアレックス爺さんとダイナモに任せて、アランとシルヴィアはチツェナ侵攻に同道してもらおう」


  >>クレイブ:
「HUMMERには六人しか乗れないぜ?」


  >>トゥインキー:
「あの二人には歩いてもらうしかないね」


  >>ナターシャ:
「鬼畜…ところで、あのー、ジアンさん?その生首、いつまで持ち歩いてるつもりですか?」


  >>ジアン:
「仕方ないのである。道中でカンブリアのカフェに寄ったらカルメンが居なかったのである。正直、他人に仕事を任せてフラフラ出歩くのは勘弁して頂きたいのである」


  >>クレイブ:
「下手をすると女王を暗殺するまで生首を持ち歩き続ける破目になるかもな」


  >>ジアン:
「リピート。勘弁して頂きたいのである。人間の頭はけっこう重いのである」










Day 15, Point B2. 1120.



 アルマに待機させていた四人と合流したあと、傭兵たちはSAMサイトの北に位置するチツェナ南部、鉱山地区へ侵攻する。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴは西側、クレイブ/ノーマン/ジアンは東側からそれぞれ中央道路沿いに北上し、アラン/シルヴィアは東の鉱山入り口へ向かう。


  >>アラン:
「ひさびさのバン・バンか。訓練だけじゃ腕が鈍っていけない、女王軍もなかなか街まで攻めてはこないしな。存分に敵をぶち殺せるってわけだ」


  >>シルヴィア:
「血の気が多いと長生きできないよ。ああ御免、老後を豊かに生きたいって顔はしてないね。今のは気にしないで」


  >>アラン:
「おまえは背中から撃たれたいって顔をしてるな?」


  >>クレイブ:
「(遠くから)…仲悪ィなあ、あいつら」


  >>トゥインキー:
「歩かせたから気が立ってるのかな。いや、あの二人はいつもあんな感じだよ、愛想の良さで人を選んだわけじゃないし。それになんだかんだ面倒見はいいし、心配はいらないよ。でないと訓練教官なんか務まらない」




  >>トゥインキー:
「建物の屋根が平らじゃないんで高所からの攻撃ができなかったけど、裏を返せば敵の狙撃兵を警戒する必要もなかったわけでね」


  >>ナターシャ:
「木々の間をうろちょろされるのが少し鬱陶しかったですけどね。ただ、苦戦はしなかったですね」


 普段より仲間の数が多かったこともあり、さしたる苦労もなくチツェナ南部を攻略した傭兵たち。鉱山地区での義勇兵の訓練をアランとシルヴィアに任せ、六人の傭兵は間をおかず北部への侵略を開始する。






 [次回へつづく]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2019/04/22 (Mon)00:01







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.11











Day 13, Point F10. 1020.



 カンブリア大学東部に位置する農場にて、どういうわけかナターシャは農場主のオッサンから「息子の嫁にならんか?」と口説かれていた。


  >>クレイブ:
「結婚を承諾してくれれば、納屋に隠してある武器を持っていっていいってさ。どうよ、南国リゾートでのロハスな農場生活ってのは?」


  >>ナターシャ:
「絶ッッッ対にお断りですッ!!南国リゾートっていうか、ただの南部のど田舎じゃないですかッ!」


  >>トゥインキー:
「争いの日々から離れて、平和な農園生活を送るってのも悪くないかもよ?」


  >>イヴ:
「平和ねェー。大量の武器弾薬を持ってて、街を襲って物資を盗んで、女どもを攫っちゃあ納屋に監禁してべーすけなことしてる飢えた獣みてーなオスどもが1ダースばかりいる場所で、平和に暮らせたりするもんかね?」


  >>ノーマン:
「典型的なレッドネックだよな。まあ、俺たちがわざわざこんな場所に来た理由がそれだが」


  >>ジアン:
「こやつらを排除するのは街の治安のためであるが、大義名分を抜きにしても、こういった女の敵は個人的にも許せんであるな」


  >>イヴ:
「納屋で多人数プレイか。毎日はさすがに疲れるけど、たまにやるぶんには良いストレス発散になるぜ?なんなら俺のプロデュースでビデオ撮ってやるよ、新たな快感に目覚めるかもしれねーしな。酒とヤクも入れればそりゃあものすげーことになるが、たまに死人が出るから素人にはオススメできねー」


  >>ナターシャ:
「や・り・ま・せ・ん、ってば!」


  >>ノーマン:
「彼女が人身御供にならないのなら、実力行使しかないが。得物はだいたいがショットガン、防弾装備はないし錬度も低そうだが、数が多い。どうする?」


  >>トゥインキー:
「とりあえず、こっちから妙な真似しない限り無闇に襲ってきたりはしてこなさそうだしねェ。爆弾でも仕掛ける?」


 農家マンたちの目を盗みつつ(実際には目の前で仕掛けても何の問題もないが)、農場にリモート起爆装置つきの爆薬を仕掛けていく傭兵たち。
 起爆装置の設定はすべて同じチャンネルにセットしてあり、一度の起爆ですべての爆弾が同時点火する仕掛けになっている。


  >>ノーマン:
「非武装の民間人や、人質がいないからこそできる戦法だな」


  >>トゥインキー:
「あと、相手に敵意がなくて一方的に先制攻撃できる状況ね。そんじゃま、先生、お願いします!」


  >>イヴ:
「あいよー。汚い花火があがるぜぇ、ポチっとな」




  >>クレイブ:
「すげぇな、コマンドーみたいだ」


 爆薬に点火した時点で傭兵たちは農場を囲むような陣形で散開しており、爆発に巻き込まれなかった農家MENたちも遮蔽のない場所に飛び出したところを各個撃破され、呆気なく全滅したのであった。




  >>ノーマン:
「原型の残ってない死体があるぞ…」


  >>ナターシャ:
「やりすぎましたかね」


  >>トゥインキー:
「女は怒らせると怖いのよォー。おお、くわばら、くわばら」









  >>トゥインキー:
「さァて、HENTAI Comicsに出てくる竿役みてーな汚いオッサンどもをキレイに吹っ飛ばしたところでだ、HEYゾンビー・ガール?未だ反政府軍の制圧下にない地域について説明を頼む!そろそろ次の行動に移るときだからな!」


  >>ジアン:
「あいわかった。
 まずは距離的に一番近い、アルマの南部に位置するバリムであるな。ここは所謂高級住宅街とゆーやつで、住民は女王を支持する富裕層で占められておるよ。幾つかの商店と美術館が存在するものの、鉱山はなく、義勇兵の徴集も難しい。あまり戦略的価値のある土地ではないようであるな。
 次に、島の北西に位置するチツェナ。ここはバリム同様の小さなな街で、小規模な鉱山と古代遺跡が存在するようである。
 そしてチツェナとカンブリアの間に位置するサン・モナ。ここはキングピンと呼ばれる地元マフィアが支配しており、女王軍のかわりに武装したマフィアのメンバーが土地を守っているのである。キングピンに対しては女王も一目置いてるようで、いわゆる治外法権的な存在のようであるな。鉱山はすでに破棄されており、キングピンは地元民から高い忠誠を得ている。この街から何らかの収入を得たり、義勇兵を徴集するのは難しいであろうな。
 島の西部に位置するグラムは工業地帯で、現在は女王軍の装備を製造する軍需工場として機能しているのである。鉱山もあるし、ここを陥落させることは女王軍に多大な損害を与えるであろうが、当然、警戒も厳しく、非常に困難な道のりとなるであろう。
 島の南西部に位置するメドゥナは、もちろん、王宮を擁するアルルコの首都なのである。立派な景観と強力な軍隊、SAMサイト、機甲師団が我々を待ち受けているのである。メドゥナの陥落と女王の暗殺、この二つを達成できればゲームセットというわけであるよ。
 またメドゥナ北のオルタには軍の極秘研究所が存在するようである。ことによっては調査する必要があるやもしれぬな」


  >>クレイブ:
「別にその、なんだ。女王さえ殺せればメドゥナを落とす必要はないんだろ?まあ、そうもいかないんだろうが…」


  >>イヴ:
「昔の話を蒸し返すようで悪いがよー、この任務には車が必要じゃねーのか?俺が言い出したことじゃあねーがよ」


  >>ナターシャ:
「チツェナ南部とメドゥナのSAMサイトの脅威があるので、ストライダーのヘリも現在我々の制圧下にある地域内しか移動できません。次にどこへ向かうにしろ、徒歩でかなりの距離を歩く必要があります」


  >>ノーマン:
「以前、エストニのガソリンスタンドで…アルルコの燃料不足は女王軍と富裕層がガソリンを独占しているせいだと言っていたな?つまり、バリムの富裕層は自家用車を持っているということだろう?一輌か二輌ほど徴集できるんじゃあないのか」


  >>クレイブ:
「さあ、どうかな。なかなか冴えた提案だと思うが、どうするかねボス?」


  >>トゥインキー:
「決まりだ、バリムを落とそう。…すこし休んでからね」










Day 13, Point L10. 1430.



  >>トゥインキー:
「さて、ストライダーのヘリでバリム西の道路へ降下したわけだが…ガソリンスタンドかい、ここは。オッチャンに話しかけたら、あまり乗ってない中古車を10000ドルで譲ってもらえることになったよ」


  >>クレイブ:
「なんだ手に入ったじゃねーか、車。バリムを攻める必要もなくなったんじゃねーか?」


  >>トゥインキー:
「いやー、せっかくだし落としちゃおう。車の準備に一日かかるって言うしさ、それまでの暇つぶしがわりにでも」


  >>ノーマン:
「本屋の立ち読み感覚でゲリラ戦をやられたんじゃあ、女王軍もたまったものじゃないだろうな…」










Day 13, Point L11. 1750.



 アルルコの富裕層が住む高級住宅街バリムへと進攻した傭兵たち。
 敵兵を相当すべく民間人の邸宅へ侵入したナターシャは、そこで目撃した女性に不審を抱く。


  >>ナターシャ:
「(なんだろう、嫌な予感がする…扉にブービートラップが仕掛けられていたのは軍人が篭城してるせいかと思ってましたが。鍵つきの保管庫にはマスタードガス、催涙弾、40mmグレネード、防弾ベスト、ガスマスク。まるでテロリストの装備…夫が軍人?あるいは、別の理由が…)」




  >>ナターシャ:
「(たしか、カルメン・ダンシオの懸賞金リストに毒ガスを使って標的を殺害する女性テロリストのページが。本名不詳、最近ではサンタクロースのパレードにマスタードガスを投げ込み、120人を殺害。1500人が負傷。髪型が違うけど、こいつ…!)」




  >>ノーマン:
「おい、ロシア娘が民間人を撃ったぞ!」


  >>ナターシャ:
「危なかった…民間人?内戦に巻き込まれた富裕層が、高価な装備を身につけている可能性はあると思いますね。防弾ベストにG3ライフル。手投げ式の催涙弾、マスタードガス。じつに立派な自衛用の武器です」


  >>クレイブ:
「ちょっと待て、マスタードガスだと?」


  >>ナターシャ:
「彼女のトレードマークです。カンブリアのカフェで会った賞金稼ぎから渡されたリストに彼女の情報がありました、間違いないと思いますね。最近もマスタードガスを使って1000人以上の負傷者を出しています」


  >>イヴ:
「穏やかじゃねーな。バキュームカーの中身を撒き散らすくらいなら冗談で済むものを」


  >>ナターシャ:
「…ナンデスッテ?」




  >>トゥインキー:
「でー、コレが彼女の首?オエッ。だな。ずっと持って歩かなきゃならないワケ?シタデル・ステーションじゃあるまいし」


  >>ジアン:
「私が持つであるよ、死体の扱いは死霊にお任せなのである。バリム西側の制圧は完了、どうやら民間人の多くは我々の侵攻と同時にメドゥナへ避難したようであるな」


  >>トゥインキー:
「夜明け前に東部も落とせるかな」






 [次回へつづく]
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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