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2018/05/19 (Sat)19:03
どうも、グレアムです。今回はローグライク版GTAことGrand Rogue Autoを紹介したいと思います。
読んで字の如く、本作はかの有名なGrand Theft Autoのローグライク版を目指して製作されたフリーゲームなわけですが、肝心のAuto(車輌)が登場しないため、これをもってローグライク版GTAと言うには少し苦しい。
さらに言えば本作の開発版が最後に公開されたのは2012年、それ以降は製作者のSerial Kicked氏が開発停止を公式に宣言しているので、おそらくは完成版が日の目を見ることはないでしょう。
そうした点を差っ引いても、ギャングや警察の跋扈する現代を舞台に、人目を偲んで冷蔵庫から食料を盗んだり、命懸けで銀行から大金を盗んだり、あるいは軍や怪しい研究所で大立ち回りを演じるといったゲームプレイは中々面白いものがあったので、今回紹介しようと思い至った次第です。
本作は食事や睡眠の概念があることから、サバイバル系ローグライクの亜種にあたると思われますが、難易度はそれほど高くない(というかバランスがガバガバ)のと、基本操作をすべてマウスで行うので面倒な操作を覚える必要がないという点で、ライトユーザーにもとっつきやすいのではないでしょうか。
*なお今回の紹介記事で使用している画面写真はプレイヤーのスプライトを差し替えています。
まずは本作のゲームプレイの根幹を成す手配度システムを説明しましょう。
本作は鍵のかかった住居に侵入する、住居の冷蔵庫や棚からアイテムを盗む、一般人や警官を殺すといった犯罪行為によりプレイヤーのランク(Wanted Level)が変化します。これは時間経過とともに減少し、犯罪を犯しても警察や軍隊に発見されることなく身を隠していればやがてステータスが犯罪者から一般人へと戻ります。GTAらしいですね。
不法侵入や窃盗はだいたいの場合、誰かに見られていなければお咎めなしです。なので、ゲーム序盤はひたすら空き家に侵入してアイテムを漁ることになるでしょう。なお店や銀行に設置してある金庫にはアラーム機能があり、警報が発せられると即座にWanted Levelが上昇します。またアラームに惹きつけられて警官が集まってくるので、強力な装備を身につけていなければすぐに逃げたほうが良いです(画面下のログを常に意識しましょう!)。
特に警官の持つショットガンは強力で、ショットガンは命中と同時にスタミナを大幅に削ってくるので、一度喰らってしまうと反撃も逃亡もできずハメ殺されてしまうことが多々あります。ある意味では、単純にダメージがでかいだけのライフルより脅威度が高いといえるでしょう。
またFake IDを使用することで即座にWanted Levelを引き下げることができますが、一度敵対状態になったNPCはプレイヤーが犯罪者から一般人に戻っても敵対したままなので、油断は禁物です。
なおWanted Levelの上昇率はプレイヤーのStealth値で緩和することが可能です。Stealth値が高いと一度の窃盗や殺人では犯罪者にまでランクが下がることはなくなるため、かなり有利にゲームプレイを進めることが可能です。
次はゲームモードの紹介です。
Standardはもっとも基本的なゲームプレイを提供します。これについては説明は不要でしょう。
Police Stateはゲーム開始時に配置される警官の数が増え、死亡したNPCが警官として復活します。犯罪者として生計を立てるのは困難になるでしょう。
Zombie Modeはゲーム開始時に少数のゾンビが配置され、ゾンビに殺害されたNPCはゾンビとして復活します。ゾンビは毒攻撃と強力な再生能力を持っているため、生半可な装備では倒しきれないでしょう。
Gang Warは警官が一切配置されなくなります。犯罪を犯しても法執行官があなたのもとへ駆けつけてくることはありません。犯罪者ライフをエンジョイしましょう。
次は各種ステータスの紹介です。
Statisticsは五種類の項目が存在し、1~20の間で設定可能。これらはゲーム中に増減することがないため(装備による一時的増幅を除く)、慎重に決定する必要があります。
Strength:近接攻撃のダメージ、スタミナ、最大所持重量に影響する
Agility:近接攻撃の命中&回避、解錠と窃盗の成功率に影響する
Perception:遠隔攻撃の命中率、解錠の成功率に影響する
Endurance:体力とスタミナ、最大所持重量に影響する
Charisma:ショップでの売買価格に影響する
Skillsは九種類の項目が存在し、0~1000の間で設定可能。これらはゲーム中に特定の動作を行うことで成長します。
Hand to Hand:近接攻撃の命中率
Lockpick:解錠の成功率
Stealth:手配度の上昇を抑える
Handgun:拳銃の命中率
Shotguns:散弾銃の命中率
Rifles:ライフルの命中率
Trade:ショップでの売買価格に影響する
スキル成長の条件はそれぞれ、攻撃系スキルは該当の武器を使用する、Lockpickは解錠を行う(失敗しても成長する)、StealthはNPCから窃盗することで上昇します。
なお現時点でHeavy WeaponsとMedicは機能していないので、ポイントは振らないほうがいいでしょう(Tradeも機能していない模様?未確認)。
スキル最大値は1000ですが、ナイトビジョンやアーマー等のスキル値を底上げする防具を装備することで1000を越えることは可能です。
また、ある程度ゲームに慣れてきたら自由にステータスを振れるCustom Classではなく、既存のプリセットを使用することをお薦めします。
これらはたんに最初からステータスが決まっているだけでなく、初期装備や各派閥との友好関係がCustomとは異なるほか、専用Class特有の能力を持っています。
たとえばCopやSoldierといった政府機関に所属するClassは犯罪を行ってもWanted Levelが上昇しません。またZombieは殺害したNPCをZombieに変化させることができ、さらに食事や睡眠を必要としなくなります。
これらの変化はゲームプレイにメリハリを与え、きっと楽しい体験を提供してくれるはずです。
最後に、ゲームプレイにあたってのTipsを幾つか列挙していきます。
・Restricted AreaのMilitary Base最上階には、Shopで扱っていない最強の武器Gauss Rifleを装備している特殊な兵士が一人いる。倒すとGauss Rifleと専用弾薬Batteryを150発落とすが、相当な強敵なので入念に準備をしてから挑もう。
・NecroTechビルには殺害相手をゾンビに変化させる特殊な近接武器Necro Syringeを装備したNPCや、敵専用武器Sentry Laserを装備したSentry Bot等が出現する。回復アイテムが豊富に手に入るので、Military Baseほど攻略は難しくないはず。
・本作のセーブデータはプレイヤーのステータスとインベントリ、マップの基本設定しか保存されないため、ロードするたびにマップの状態が初期化される。
・扉に鍵がかかっている場合は窓を破壊して侵入するのも可。オブジェクトの破壊が犯罪行為に問われることはない。
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2018/05/01 (Tue)18:36
どうも、グレアムです。ゴールデンウィークですね。
現在、オブリビオンのSS書いたりコンコレの怪文書書いたりサークル用の原稿書いたりしながら、片手間でBrigade E5をプレイしています。以前クリアした7.62 High Calibreの前作にあたる作品です。
舞台は次作Algeiraの南部、Palineroです。7.62に登場したPalinero北部の都市Cali-Cantinosも出てきます。あの強欲オヤジRico Reyesも主要キャラの一人として登場しますよ。
プレイヤーキャラの傭兵6人、及び酒場で雇うことのできる傭兵たちも7.62とほぼ同じ面子が登場します。
肝心のゲーム内容に関しては…あの7.62を一回り下回る完成度の低さ、という時点でお察しください(笑)バグや強制終了が多いとか、カメラ操作に難があるとかはまあ予想通りだったんですが、それよりもストーリー性の薄さやクエストの妙な難易度が如何ともし難い。
7.62は賞金首Ippolit Bashirovの行方を追う過程でAlgeiraの内戦に巻き込まれ、情報を集めるために政府軍か反政府軍どちらかに加担するという、非常に明確なストーリーラインが存在し、少なくとも次に何をすれば良いのかわからなくなる、というようなことはなかったのですが、前作であるE5は冒頭から既に投げっぱなしジャーマンで何をすれば良いのかわからない有様。
ゲーム開始時に地元ギャングのアンブッシュを受け、たった一人生き残ったプレイヤーはPalineroで傭兵として活動する…概ねそんな感じなんですが、そもそもなぜPalineroに来たのか、Palineroにはどんな勢力が存在するのか、国家状勢は、どんな連中が権力を握っているのか…そういった部分にまるで説明がなく、とてつもなく漠然とした状態から手探りでゲームを進めていくことになるんですよね。
混乱に拍車をかけるのがクエストの難解さで、7.62もきちんとダイアログを読まなければ次に何をして良いかわからないという点で難易度が高かったんですが、E5はきちんとダイアログを読んでも何をして良いかわからないクエストが多いのでげんなりします。
たとえばスタート地点に近いPorto-Torro Customs Officeで税関吏から荷物を特定の人物に届けるミッションを受けることができるんですが、これ依頼人はどこへ配達すべきかちゃんと言ってくれなくて、ジャーナルを見てもSan-MiguelのNDF Campへ運べとしか書かれてません。実際に渡す相手は誰かっていうと、San-Miguel The Residenceにいる大統領補佐官Dalila Acostaであるという。こういうのをノーヒントでやらされます。
Rico Reyesから最初に受けられる、Tomas Tellezという盗人から金を取り返すクエストもなかなか酷い。まずAirportにいるTomasと話をし、金はSan-Miguel Banking Districtの銀行の金庫に預けてあることを聞き出し金庫のキーを受け取ります。それからSan-Miguel Banking DistrictのUrbano Lemasと会話し金庫を開けてもらうのですが、金庫の中身は空であることを知らされます。
ふたたびAirportへ戻りTomasと話をするのですが、彼は「俺は金を盗んでない!Ricoが嘘をついている!」と言うだけで他に選択肢が表示されず、クエストはそこでストップしてしまいます。
どうやって解決するのかというと、実はこれ、Tomasを殺して金の入ったブリーフケースを奪うしか手段がないんです。ジャーナルにはTomasが金を持っているとか、彼を殺すべきだといった情報は提示されず、プレイヤーが自主的にそうした手段を思いついて実行に移すしかないようになっています。
斯様にE5というゲームは、「クリアに必要な情報はゲーム内で提示される」というセオリーが存在しません。どのクエストもこんなのばっかりなんで、はっきり言ってうんざりします。
大昔のPCゲームならいざ知らず…もっとも、このテの謎解きが好きな人には歯ごたえのあるゲームに感じられるかもしれません。個人的には、優れた戦闘メカニックが売りのゲームでやるような内容じゃないと思いますが。
他方、アイテムのマネジメントや戦闘メカニックは7.62と比べても遜色なく、その点においてゲームプレイの核はE6の時点で確立していることが窺えます。
とりあえず現在はImmortal Badass v2.10を導入してプレイしています。なお画面写真の縦横比が4:3なのは、ワイドスクリーンでプレイするとUIのレイアウトが崩れるためです。
7.62と比べても不満が多くていろいろ頭を捻りながらプレイしてるんですが、まあ楽しいことは楽しいんですよ。ただ、なにせプレイヤー自身に明確な指針が与えられないので(これを自由度と言って良いもんか…?)、手探りが強過ぎる感が否めない…
ちなみにデータ改造に関してですが、7.62と違って今回はテクスチャやポートレート画像などの改変はしていません。なぜかというと…E5用のアンパッカーが32bitOS専用で現環境だと動かなかったから…ッ!!
やろうとはしたんだよ!一応!モチベーション維持に一番重要な部分だからッ!ちくしょう!!
Mod製作に興味がある場合、某所で公開されているImmortal Badass v2.10に英語圏用のModding Toolが同梱されているので、興味のある方はDLしてみると良いですよ。
2018/01/29 (Mon)20:36
どうも、グレアムです。ここんところブログが放置状態で申し訳ない。
しょうもない雑記はつぶやきったーのほうで事足りるっていうのと、それとは別にこの一ヶ月近くコンディションが最悪な状態だったので、こっちまで手が回らなかったのです。ネタがないわけじゃあないんだけどね、Day R SurvivalとかStar Tapあたりがまたアプデで色々変わってるので記事書きたいとかは考えてるんですが。
そんななか、最近はじめたゲームが面白かったので、今回ちょっと気合を入れて記事を起こしてみようとそういうわけでございます。
今回紹介するのはAndroid用ゲーム「マフィアリベンジ」。
互いに車に乗った状態で撃ち合うカーチェイス&ドライブバイに特化したシューターで、プレイヤーの操作は照準と攻撃のみ。身を乗り出して照準している間は敵からも攻撃を受けるリスクが高くなり、威力の高い手榴弾や個性的な武器スキルの存在もあって、単純なルールながらアツイ駆け引きが楽しめる作品となっている。
PvPモードでは基本的に同ランクのプレイヤーとマッチングするようになっており(上位ランクはわからないが)、極端に性能に差のある相手とは当たらないようになっている。また経験値によるレベルアップや装備の強化要素もあって「課金すればするほど強くなる」ゲームではあるものの、無課金でも強化に必要な金やアイテムは割と気前良く手に入るほうで、微課金程度ではそうそう差が開かないレートになっている。
試合終了後には自分と相手のレベルや使用火器、それぞれが与えたダメージ等をリストで参照できるので、たんに性能差で負けたのか、実力や立ち回りで上を取られたのかがパッとわかるのも良い点。
本作は数多く存在する武器の固有スキルにそれぞれ特徴があり、自分の装備に合った戦い方、また相手の装備に合わせた戦い方をする必要がある。強力なレア装備もレベルが低かったり、スキルの使い方に問題があれば宝の持ち腐れでしかない(逆に言えばコモン武器でもレベルやスキルの使い方次第で一線級に投入できる)ので、きっちり特性を理解しておくのが重要だ。
また本作にはPvPモードとは別にストーリーモードも用意されており、PvPとはまた違った立ち回りを要求される本モードも中々にやりごたえのある内容となっている。
組織を裏切って父を殺害し、暗黒街のボスへとのし上がった男ゴールデン・トゥースに復讐するため、正義漢クラウスとその相棒の運転手フランクリンがカーリー・シティで活躍するさまが語られるグラフィック・ノベルを中心としたストーリー・パートも面白く、話の軸そのものは王道ながらも、組織や個人の利害・愛憎入り混じる展開はつい先が気になってしまうところだ。
なにより各キャラクターの個性が立っており、掛け合いを見ているだけでも楽しい。惜しむらくは一度クリアしてしまうとストーリー部分が見れなくなってしまうところか。
またストーリーモードの各チャプターは一度クリアすると高難易度のハードモードが解禁され、敵のレベルや数が増えた状態で戦うことができる(勿論クリア報酬も別途用意されている)。ノーマルモードとは基本的な立ち回りから変えていく必要があるので、挑戦し甲斐があるぞ。
というわけで、今回はストーリーモードの攻略について重点的に書いていこうと思う。ストーリーモードには幾つか難所があり、的確な攻略法を見つけないとなかなかクリアできないようになっている。登場する敵の強さは固定のため、レベルを上げて物理で殴るという究極的な方法もないではないが、それではあまりに脳がない。
きっちり頭を使って攻略していこう…とはいうものの、キャラの育成を進めないまま先へ進むと戦術如何ではどうにもならないほど性能が開くこともあるので、その場合は素直にPvPモードなりで経験値や武器を強化してから挑むことにしよう。
PvPとストーリーモードでは手に入る報酬が違うので、どちらか一方に偏ったプレイでは強くなれないという点も注意が必要だ。
では、まず戦闘の基本となる部分からおさらいしておこう。
>>キャラと車の強化は最優先で!
これはPvPモードにも通じるが、アカウントのレベルが上がったらまず使用キャラクターと車のレベルを最大まで上げておこう。武器のレベルアップに比べてかかる費用は微々たるものだし、体力や装甲といった基本性能に関わるので、ここをケチる理由はない。>>手榴弾は相手が立ち上がってから投げろ!
対戦相手に直接当てると大ダメージを与えることができる手榴弾だが、相手がシートに座っている状態では車に微々たる損傷しか与えることができない。特にストーリーモードでは敵の数が多く、時間制限もあるため、いちいち車を破壊してから相手を倒す…などと悠長なことをやっている暇はない(特にハードモードでは)。幸いストーリーモードでの敵の挙動は画一的で、ほぼ身を晒したままの状態で攻撃してくるため相手に直接手榴弾をぶつけるのは難しくない。相手の動きをよく見て、冷静に対処しよう。
また投擲の強度(ゲージの強さ)でもダメージは大きく変わってくるので、ラグ等による入力の遅延を意識しつつ常にパーフェクト・スローを狙えるようになっておきたい。
>>ヘッドショットを狙え!
言うまでもないが、相手の頭部に銃弾を叩き込むことができれば大きなダメージを与えることができる(武器によってダメージ倍率が異なり、ヘッドショットに特化した武器も存在する)。特にストーリーモードではコンスタントにヘッドショットを狙えるかどうかで難易度が大きく変わる。ストーリーモードはPvPモードと違い相手があまり頻繁に動かずヘッドショットを狙いやすいので、練習のつもりでヘッドショットを積極的に狙っていこう(どの位置を狙って撃てばヘッドショット判定になるのかを感覚で覚えておこう)。
さて、ここからはストーリーモードにおける難所(所謂初見殺し)について幾つかTipsを書いておく。お役に立てれば幸いだ。
>>狙撃手に気をつけろ!
なんかわからんけどいきなり一発で殺された!理不尽じゃねぇ!?おそらく、チャプター1の途中で遭遇する第一の難所に当たったときの第一声であろう。
狙撃ライフルは一撃のダメージが大きく、ヘッドショットされれば体力MAXから即死の危険もあるデンジャラスな武器だ。ただの雑魚キャラが持っているからといって油断してはいけない(というか、ぶっちゃけボス戦よりも脅威)。
狙撃ライフルは射撃の間隔が長く、一発撃ってから次の攻撃に移るまでに時間がかかる。その隙を利用し、うまくシートに隠れながら断続的に攻撃を加えていこう。短気は損気だ。
ストーリーが進むと狙撃ライフルを持った敵が二人同時に出てくることもあるが、焦ったり短気を起こしたりせず冷静に対処できるようになろう。これはストーリーモード全般、ひいてはPvPでも役に立つテクニックなので要習熟。
一度自分でも狙撃ライフルを使い、その照準のやりづらさ、相手にどう動かれるとイヤかを身をもって体験し、研究するのも有用だろう。
ハードモードでは敵が武器を構えてから射撃するまでの間がかなり短くなっている。重火器を装備していると、相手が武器を構えてから避けたのでは間に合わない場合があるので、強力な拳銃を装備するといった対処も有効になるだろう。
狙撃ライフルに限らず、相手の武器をよく見て対処するのはこのゲームの基本なので、特に意識しておく必要がある。
>>二挺拳銃が強い!俺にも使わせろ
チャプター1の後半に登場するジャモウ・クランのマ・ゴウ、そしてボスのジャモウは、バルパインという強力なレア武器(マシンピストル)を二挺装備して襲い掛かってくる(敵専用)。バルパインのスキルは三連バーストの三発目がクリティカルヒットになるパッシブ系で、自分で使ってみるとわかるが、瞬間火力が恐ろしく高い。それを二挺で運用しているのだから、その火力の高さたるや推して知るべしだ。迂闊に身を晒すと瞬殺されることだろう。
これはもう、相手がリロードしている瞬間、またアルコールのような瓶を煽る妙な動作をしている隙に一気に片付けるしかない。
幸い拳銃は車輌へのダメージはそれほど高くないので、猛攻を受けても焦らず冷静に対処すべし。
>>バイクは優先して倒すべき?
チャプター2の前半では戦闘能力を持たないものの、敵の能力を強化するバフを使ってくる厄介なバイカーが登場する。ロード画面でも優先して倒すようヒントを与えられるはずだ。とはいうものの、ノーマルモード時点ではさしたる脅威にならないため、サポート用のバイカーを無視して戦闘要員を先に始末することも充分に可能である。ところが、ハードモードになると勝手が違ってくる。
ハードモードではプレイヤーのダメージ半減と、武器スキルの体力回復を併用してくるので、サポート用のバイカーを倒さない限り効果的にダメージを与えることができず、そのまま時間切れになってしまう。
ノーマルモードではあまり意識することがないが、ハードモードでは敵が体力回復スキル等を使い泥仕合に持ち込むことで積極的に時間切れを狙うイヤな戦法を取ってくることが少なくない。
場合によっては先に倒すべき相手の見極め、あるいは多少のダメージを覚悟してでも一気に攻めるべき状況など、ノーマルモードよりも攻略に判断力が求められる。
>>強敵パープル・ジョー
チャプター2のボスであるパープル・ジョーは強敵であり、倒すのにかなり苦労することになる。ステージ開始時に雑魚の始末に手間取っていると、どんどん雑魚の数が増えていくうえにパープル・ジョーが登場することになり、いきおい一対多数の不利な戦いに持ち込まれ、あっという間にやられてしまうのだ。特にこのステージで敵が所持する主な武器はサブマシンガンであり、車輌と人間両方にダメージを与えることができるため、器用貧乏である反面、わかりやすい対処法がない。狙撃ライフルやバルパインほどの火力はないと迂闊に身を晒すと、瞬く間に蜂の巣になってしまうだろう。
パープル・ジョーと戦う場合、彼が登場するまでのあいだ、いかに雑魚を多く始末できるかが鍵になる。集中力を研ぎ澄まし、手榴弾の直撃やヘッドショットを狙って素早く雑魚を葬っていこう。それでも対処しきれない場合、根本的にレベルが足りてない可能性がある。そのときは残念だが、キャラや武器の強化に専念したほうがいいだろう。
ひとまず駆け足的にストーリーモードの攻略を紹介したが、本作はほかにも地域に構成員を配置してみかじめ料を徴収したり、武器パーツを集めるといった要素がある。そのすべてを解説するとなると膨大な文章量になるし、どのみちプレイすればすぐに理解できるようなことなので、今回の記事では割愛させていただく。
ともあれ一風変わった作風のシューター、ここまで触れなかったが、そのアートワークのセンスの良さもなかなかのものだ。特に2Dイラスト、3Dモデルともに女の子がかわいい、これは大事。西洋コミック的作風でありながらアジア人的センスが活かされており、カートゥーン調ながらバタ臭くない絵作りなので日本人にもとっつきやすいグラフィックであると言えるだろう。
ともあれ現在ボチボチ攻略を進めているマフィアリベンジ、おすすめです。
2017/10/12 (Thu)20:44
どうも、グレアムです。今回はAndroid用シューティング「血まみれの島」(なんて邦題だ…)こと「Bloody Island」を紹介したいと思います。本作はウェーブ形式で迫り来るゾンビを銃火器で迎え撃つFPSで、移動は無くエイム&シュートのみを行う、所謂Beachhead系の亜種。
ゲームプレイはスタミナ制となっており、1ステージのプレイにスタミナを1消費する(サバイバルモードは2、PVPモードはスタミナ消費なし)ほか、ボス戦への挑戦にもスタミナを1消費する。
スタミナは8分で1回復し、5までは自動回復。レベルアップ等で追加のスタミナを入手した場合は5を超えることがあり、その場合は時間による回復はなくなる。
ヘッドショットで通常の二倍のダメージを与えることができ、基本的に弾薬の補給が存在しない本作では少ない弾数で的確に頭部をぶち抜いていくことが重要となる。とはいえ武器の種類が増えてくれば、通常のステージ攻略で弾数不足に陥ることはそれほどないだろう。
武器は最大6つまで同時に所持することが可能で、所持弾数(=所持武器数)がそのまま継戦能力となる本作においては、まず新しい武器を購入することが火急の課題となるが、どの武器も初期状態ではほとんど使い物にならないので注意が必要だ。
敵を倒すことでプレイヤー自身のレベルが上がり、スコア倍率が上昇するほか課金で開放できる各種要素のアンロックにも必要になってくる。またアイテム購入画面でコインを支払うことにより体力/攻撃力/スコア倍率の強化が可能となっており、ほかにも銃火器の購入やアップグレード、一般ガチャなどコインの使い道は多岐に渡る。
コインはステージをクリアするほか、一定回数ヘッドショットを決めたりゾンビを一定数倒す等の課題をクリアすることでも稼ぐことができ、普通にプレイしているだけでもそれなりには貯まる印象。
なおオプションのグラフィック設定は最大にしておいたほうがいい。
ある程度ゲームを進めると半透明のゾンビが登場するようになるのだが、グラフィック設定を低くしているとこいつの視認性が非常に低くなり、攻略の難易度が上がってしまう。
またプレイ環境によってはダメージを受けた際などのエフェクト(半透過処理)がうまく描画されず画面がブラックアウトすることがある。これは設定ではどうにもならず、この状態でスタンをしてしまうと数秒間画面がブラックアウトしたままという致命的事態になってしまう。まあ、頑張れ。
本作のユニークな点はプレイヤーの能力を強化するカードの存在であろう。
これは一般ガチャorプレミアムガチャのいずれかから引けるもので、同じ種類のカードが出れば重なって強化させることができる。一般ガチャはD~Aクラス(ただしほぼ確実にDクラスが出ると思ったほうが良い)、プレミアムガチャはC~Sクラスのカードを引けるが、引けるカードの種類そのものに変わりはない(プレミアムガチャでしか入手できないという物は存在しない)。なので、根気良く一般ガチャを引き続けて強化を重ねれば、プレミアムガチャを利用しなくても強力なカードの入手は可能だ(膨大な時間がかかると思うが)。
装備することでプレイヤーの能力を強化させることができるカードは各種武器の威力/リロード速度/クリティカル率などを上昇させることができ、他にもスコア倍率や耐久力上昇などのカードも存在する。また全武器を強化できるカードよりも、特定の銃種のみ強化できるカードのほうが強化倍率が高い。
そして所持しているだけで効果を発揮するパッシブ系のカードは非常に種類が多く、ゾンビへのダメージ追加、スコアやコインの追加入手、携行弾薬増加等、強力なものが多い。それらを集めていると、あっという間にカードデッキがパンパンになってしまうだろう。
カードの最大所持数を増やすにはダイヤを支払うしかないので注意が必要だ!
本作では有料通貨であるダイヤを入手する手段は少なく、確実に入手できるのはボスレイド攻略時のみ(それも、それほど多くはない)。あとはログイン報酬でたまに入手できるほか、ログイン時にダイヤを追加で入手できるカード、そして稀にだがステージ攻略中に少数入手することができる。
本作の課金要素は基本的にレベルを上げてコインで購入する等でフォローが可能であり、ダイヤを使わなければ不可能というものは少ない。そして、ダイヤでなければ購入できない稀な要素というのが、じつはこのカードデッキ拡張なのである。
強力なカードを入手するためプレミアムガチャを回したくなる衝動をグッとこらえ、地道にダイヤを集めてカードデッキ拡張に費やすのが堅実であると言えよう。それに、カード30枚所持で解禁される武器MP5はカードデッキを拡張しなければ解禁条件を満たすことができない。
以下は各種モード別の雑感。
【ステージ攻略】
全20ステージからなるエリアを攻略していく。
1ステージにつきSランクを取得すれば一回だけ一般ガチャチケットが報酬として得られるほか、10ステージ攻略毎にボス戦への挑戦権が得られる。またエリア攻略深度が新武器開放の条件ともなっているので、可能な限りジャンジャン攻略していこう。前のステージに改めて挑戦することも可能。
またデイリー報酬で得られるオートプレイ(一回クリアしたステージを全自動で攻略してくれる超ものぐさ向けチケット)についてだが、こいつの挙動はちょっとクセがあるので注意。無駄弾を使わず正確にエイムするので超チート級腕前と錯覚しそうになるが、「常に最前面の敵を狙う&弾倉内の弾を撃ち尽くしてからリロード&使用中の武器の弾をすべて撃ち尽くさないと武器変更しない&必ずヘッドショットを狙うわけではない&ドラム缶を利用しない&エイム速度が遅い」という諸々の挙動が裏目に出ることがあり、プレイヤーがSランクを取れるようなステージで平然とダメージ喰らいまくりDランクor死ぬという真似をやらかすことも。なので過信は禁物。
オートプレイが考慮しない戦術としては「厄介な敵が後方にいる間に狙い撃ちする」「敵によって武器を使い分ける」「強敵がいない間にリロードしておく」「ドラム缶を適切なタイミングで利用する」「アイテムを使用する」等が挙げられる。
【サバイバルモード】
死亡するまでひたすらウェーブを捌いていく漢らしいモード。通常のステージ攻略以上に弾薬管理が重要となる。一回だけダイヤを20支払っての復活が可能であり、弾薬は最大所持数の半分ほどが回復する。
このモードで一定スコアを獲得することが新武器開放の条件ともなっているので、なるべく早いうちに高いスコアを獲得できるようになっておきたい。とはいうものの、ハイスコアを入手する一番の近道は「強力な武器を入手する」ことだったりするのだが…
たいていは敵に殺されるより先に弾が尽きると思うので、シールドはあまり役に立たないかもしれない。また、このモードを攻略中にスタンしたときのフラストレーションの溜まり具合は半端ない。
【PVPモード】
オンラインで他のプレイヤーとステージ攻略の早さを競う、「どっちが先にゾンビ全員ぶっ殺せるか」ゲーム。マッチングに要する時間は最大25秒で、時間内にプレイヤーが見つからなかった場合はAIとの対戦になる。
全5ウェーブのあとにボス戦が控えており、それなりに強力な武器やカードを揃えておかないと弾薬不足で泣きを見ることになるだろう。
だいたいがAIとの対戦になるだろうが、運よく他のプレイヤーとマッチングしたとしても、ほぼ全員ミニガンLv.MAX所持&クラスSカード5枚所持とかいう連中ばっかりなので、競技性にあまり期待をしてはいけない。
【ボス戦】
特定条件を満たすことで挑戦できる。制限時間があり、一回で倒せなかった場合、再挑戦するまでにクールタイムを要するので注意。挑戦するたびに難易度が上昇するが、攻略パターンは毎回同じでボスのHPのみ上がっていく仕様なので、一度パターンを構築して相応の武器を用意できればさほどの苦労はない。早く倒したければバレットタイムがとにかく有効。
注意すべきは目玉を大量に飛ばしてくる攻撃。面倒だがきちんと撃ち落としておかないと、複数残っていた場合は「全弾多段ヒット」してアッという間に昇天する破目になるぞ。
そんな感じで、現在それなりに楽しくハマッております。とりあえずエリア6までは全ステージSランク取ったけど、エリア7から急に強敵の登場数が増えて(それもデブや巨大ゾンビなど洒落にならない相手が多い)ちょっと攻略が難しくなってきたところ。
最後に、現在所持している武器の雑感を書いておきます。
【COLT M1911】…初期装備のハンドガン、唯一の弾数無制限武器。とりあえず最大まで強化すれば序盤はかなり役に立ってくれる。リロードも早い。が、ダメージとファイアレートの低さから、ある程度攻略を進めるとほぼ用無しになる。弾薬の節約が切実なサバイバルモードでは序盤の雑魚を掃討するために持っておくと吉。
【THOMPSON】…初期装備のサブマシンガン。最大まで強化すればそれなりに強力だが、やはりダメージとファイアレートの低さから、序盤以降は少し性能的に心許なくなってくる。
【UZI】…サブマシンガン。威力はそれほどでもないがファイアレートが高いため、雑魚の掃討や強敵の撃破に役立ってくれる。いまのところ一番信頼している武器。
【FAMAS F1】…標準的な性能のアサルトライフル。どんなシチュエーションでも過不足なく役立ってくれる。
【K-2】アサルトライフル。所持弾数が多く威力もそれなりに高いがファイアレートが低いため、強敵が登場したときに捌ききれないことがある。今一つ信頼しきれないか。
使用武器を見ればわかる通り、俺はフルオート火器が大好きなのです。特にサブマシンガン。銃弾の嵐!薬莢の雨!積み重なる屍の山!やっぱり銃撃戦は派手じゃないとなあ!
2017/09/21 (Thu)21:24
彼女の旅路は太陽系を越え、銀河の果てへ…
「彼女は僕のことを覚えていない」
「けれど、僕は彼女の決意を忘れない」
「もう彼女の心を覗いたりはしない」
「もう一度最初からやり直そう」
「僕たちが出会ったところから…」
どうも、グレアムです。油断してウッカリ半月ほどブログを放置してしまった。いやーDay R Survivalもね、ずっとプレイを継続してるんだけどマジで書くことないんですよ。いちおうノボシビルスクまでは行ったんですが、お遣いクエストについて一々書くのもなんかなーという…
ということで、今回はAndroid用のアプリであるタップゲー(クリックゲー)である「Star Tap」を紹介したいと思います。核戦争後のロシアを延々彷徨うゲームといい、広大な宇宙を延々と彷徨うゲームといい、なんか孤独なゲームばっかやってんな俺は。
Star Tap - Official Trailer
本作は宇宙飛行士の少女ステラをサポートしつつ、彼女を銀河の果てまで導くゲームです。ベースメカニックはかの有名なクッキーババアことクッキークリッカーと同じであり、クリックによって宇宙船の速度を上げつつ資源採取用のドローンを製造&レベルアップさせ、宇宙の旅を続けていきます。
クリッカー系には珍しくストーリーを重視しており、ステラの旅の目的、彼女が胸に下げている鉱石Starsoulの正体、ステラが地球から離れた直後に彼女と接触し旅のサポートを続ける宇宙人の真意など、多くの謎がプレイヤーの前に提示されます。
基本システムについて軽く触れておきましょう。
まず宇宙船には三つのモードがあり、移動速度特化のThruster、資源採取特化のResource、Starsoulのチャージに特化したStarsoul、これらを状況によって使い分けることになります。また新しい種類のドローンを製造するときにこれら三つのうち一つを強化することができます。これはゲーム内通貨であるダイヤモンドを5つ支払うことで変更が可能です。どれか一つに特化するか、バランス良く振り分けるかは貴方次第。
ドローンは各種機能のパワーアップに必要な資源を一定時間毎に自動で回収してくれるもので、攻略になくてはならない存在です。基本的には上位のドローンほど資源採取量が桁外れに増加し、下位ドローンを延々と強化するより遥かに効率良く資源を獲得できます。また、ドローンはLv.10、25、50、100、200、400、800、1000、2000と強化する毎に特殊なアップグレードを購入することが可能になり、一秒あたりの資源採取量増加、各種モードの強化など、有用なものが揃っています(特にLv.10、25で取得できるDrone RPSは資源採取量を爆発的に増加させるので、まずはここまでLv.を上げることを目指しましょう)。
宇宙船の基本速度Shuttle Levelを上げることで購入が解禁されるアビリティは5種類存在します。自動でタップしてくれるAuto Pilot、冷凍睡眠によって時間を進めるCryonap、移動速度を早くするSuper Boost、ドローンの資源採取効率を高めるDrone Overdrive、タップ効率を上昇させるGrav Netです。それぞれ作動と同時に一定時間効果を発揮し、その効力はLv.を上げることで強化することができます。
Advancementと呼ばれる特殊強化はExotic Matterを消費することで開発&強化が可能で、Exotic Matterは各惑星到達時に極少量入手可能なほか、Shuttle Levelを600まで上げることで可能となるRedetermination、所謂リセットをしたときにドローンの強化状況や入手したUnusable Exotic Matterの量に応じて多数獲得することができます。
RedeterminationによるリセットはAdvancement、Exotic Matter、ダイヤモンド以外の資源やアップグレードを全て初期化してスタート地点の地球からやり直すことになります。こうしたリセット要素は通常、このテのクリッカー系においてはやり込みの類に入るのですが、シナリオ要素やゴール地点が用意されている本作に関して言えば、避けては通れない行程となります。
また画面右上に表示されているDrone Enhancementsは二時間おきにDroneのLv.を+3してくれる機能で、これもRedeterminationにおるリセットの影響を受けず恒久的な強化となります。
Shopはゲーム内通貨であるダイヤモンドを支払って各種強化等の恩恵を受けることができるのですが、残念なことにその多くはその場凌ぎにしか使えず、リセットによる周回を前提とする本作のゲームプレイにはあまり噛み合ってないように思えます。また、本当に強力なアイテムはゲーム内通貨では購入できず、課金でしか入手できません。この点はもうちょっと、配慮してほしかった。
さて…先に述べた通り、本作はストーリーを重視したゲームです。
おそらくは次々にインフレしていく必要資源量、移動距離に呆然としつつも苦労して太陽系の最終到達点であるEdge of Oortに到着したとき…あなたは本作が、見た目通りのただの癒し系ではない、何かを秘めたゲームであることに気がつくでしょう。
Stellaをサポートする宇宙人の能力であるRedetermination…それはたんなるゲーム上の仕様ではなく、本作のシナリオに深く関わる要素でした。
最初にStellaがEdge of Oortに到達したとき、長い長い旅路の果てに彼女はすっかり年老いていました。そこへ隕石が飛来、ドローンと宇宙人は隕石を食い止めようとするものの失敗し、ドローンは破壊され、宇宙船は大破してしまいます。
Stellaの命が消えようとする直前、宇宙人は彼女の心を読み取り、彼女の持つStarsoulの正体、そして彼女の旅の目的を知り…彼女を助けるため、Redeterminationを発動させます。
今度こそ、彼女の旅を成功させるために。
ここからは太陽系を越え、その先にある南天の星座へと宇宙船は進みます。
心してください、Stellaの旅はまだはじまったばかりです!
そう、まだはじまったばかり…本当に…僕はもう疲れたよパトラッシュ…
エートですね…ストーリーが素晴らしい本作、ゲームとして見ると欠点がいっぱいです。
まず、滅茶苦茶、とにかく、途方もなく攻略に時間がかかります。携帯アプリ用ということを考慮に入れてか、オフライン中も自動でゲームが進むようになっているのですが、それを前提に長期間遊ぶデザインになっているらしく、たんに一日中タップし続けるだけではまったく埒があきません。
他にも色々欠点はあるんだけど、とにかく…長ぇ!この一言に尽きます。いやーまあ、その途方もないプレイ時間の長さが、作中のStellaと宇宙人の長い長~い旅路とシンクロして、「思えば遠くへ来たもんだ…」と、目的地に到達したときの感慨もひとしおだったりはするんですが。
長いと感じるのは、ゲームプレイそのものは開始してそう間もない頃からそれ以降まで、一貫してやることが変わらないせいもあります。このあたり、もうちょっとプレイフィールに工夫があっても良いんじゃないかと思う。
あとはまあ、ドローンの数が増えるに従ってガンガン処理速度が重くなっていくとか、Advancementの開発に必要なExotic Matterの量が乗算で増えていくせいでアッという間にとんでもねー量を要求されるようになるとか、ゲーム内通貨がそんな大量に手に入らないわりにしょっぱい使い道しかないとか、音声がブツ切りになるようなノイズが頻繁に入るとか、色々あったりはするんですが。
ぶっちゃけ、あんまり他人には薦められんです、コレ!
とにかくストーリーに魅力を感じて、Stellaちゃんの旅を応援してあげたい!という一点を原動力にできない限りは恐ろしい時間の浪費にしかならないんじゃないかと思います。俺はいちおうその一人なんで、Stellaちゃんのかわいい独り言にニヤニヤ(ときに涙)しつつ、「でもやっぱりダリィー!」と叫びながらプレイを続行しているところです。
そのうちクリアしたらネタバレを交えた記事を書こうと思います。できたらね…