主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2012/09/14 (Fri)08:19
海外のゲームサイトをふらふらしているときに偶然見つけたフリゲー「Return of the Triad」をプレイしてみた。
当作品はZDoom(Doom用の拡張ポートエンジン)で製作されたトータルコンバージョンMODで、1995年にApogee Software(Duke Nukem3DやMAXPAYNE等の製作で有名な、今は亡き3D Realmsの前身)によって製作されたゲーム「Rise of the Triad」のファンメイドの続編だ。
プロジェクトは2004年に発足し、完成までに6年の歳月を費やしている。現在公開されているバージョンは1.6。マルチプレイとCO-OPモードをサポートしている。
ゲームの起動にはZDoomかGZDoomのいずれかが必要で(いずれもフリーウェア)、オリジナルの「Rise of the Triad」はなくてもプレイが可能だ。
プレイヤーは特殊部隊HUNTの一員として、ふたたび世界の危機に立ち向かうことになる。
ゲーム開始時に5人のキャラクターから1人を選択して戦うことになるが、性能に差があるのかどうかは不明。
デフォルトの武器はピストルで、ゲームを進めるごとに2挺拳銃、シュマイサーSMG(MP40)、各種ランチャーなどの武器が入手可能。
敵キャラクターはほぼすべてが人間で、クリーチャー等は一切登場しない。
ゲームプレイ自体は扉を開けるために必要なキーを集めて進めるという、Doom準拠の至極まっとうなオールドスクールのFPSである。
原作「Rise of the Triad」が製作された当時では、現実的な舞台背景で、銃火器で武装したただの人間を相手に戦うゲームというのは非常に珍しいものだったと思われる。
そのため他のDoomフォロワーとは違った感覚で楽しめる稀有な作品ではあるが、敵のバリエーションの少なさから後半に進むにつれてゲームプレイが単調になってしまう感は否めない(他のメーカーが意地でもモンスターを敵役に据える理由はここにある)。
ただし一部の敵は横転しながらこちらの攻撃を避けてきたり、命乞いをした後に不意打ちをしてきたりと、どうにか単調さを打破しようとした形跡は見られる。また後半には魔法使いも登場する。
登場武器は魔法の杖や、妙に強力なベースボールバットなどユニークなものも少数存在するが、他はとにかくランチャー系の武器が多い。これだけランチャーばかり無闇に多いゲームというのも珍しいだろう。
ランチャーで敵を倒すとバラバラに吹っ飛び、近距離で攻撃した場合には飛び出した目玉が目の前に降ってくるなどの演出がある。が、見た目の派手さに反して爆発によるダメージ範囲は狭いのでほとんど敵1人につき1発を直撃させて倒していくことになる。
ステージ中に配置されているアンクを取得するとポイントが加算されていき、ポイントが100まで溜まると一定時間強力な魔法が使えるようになる。が、ポイントを溜めた頃には周囲の敵を既に殲滅している、という状況が多いので、いまいち効果的に使えない気がする(発動は任意ではなく強制的)。
また各ステージには回転ノコギリや火炎放射器などのトラップが配置されていることが多いが、たいていはプレイヤーではなく敵が引っ掛かるような造りになっている。勝手にミンチになったり消し炭になったりしている敵の姿は哀愁を誘う。
BGMはやたらにカッコイイものが多く、特に各エピソードの最初のステージの音楽は出色の出来。
見た目はユニークだが、ゲーム自体はそつなく纏まっており、難易度もそれほど高くないため(グロ描写が苦手でなければ)わりと万人に薦めることのできるゲームだと思う。
とりあえず作品の雰囲気を掴むために、このへんの動画が参考になるかもしれない。↓
当作品はZDoom(Doom用の拡張ポートエンジン)で製作されたトータルコンバージョンMODで、1995年にApogee Software(Duke Nukem3DやMAXPAYNE等の製作で有名な、今は亡き3D Realmsの前身)によって製作されたゲーム「Rise of the Triad」のファンメイドの続編だ。
プロジェクトは2004年に発足し、完成までに6年の歳月を費やしている。現在公開されているバージョンは1.6。マルチプレイとCO-OPモードをサポートしている。
ゲームの起動にはZDoomかGZDoomのいずれかが必要で(いずれもフリーウェア)、オリジナルの「Rise of the Triad」はなくてもプレイが可能だ。
プレイヤーは特殊部隊HUNTの一員として、ふたたび世界の危機に立ち向かうことになる。
ゲーム開始時に5人のキャラクターから1人を選択して戦うことになるが、性能に差があるのかどうかは不明。
デフォルトの武器はピストルで、ゲームを進めるごとに2挺拳銃、シュマイサーSMG(MP40)、各種ランチャーなどの武器が入手可能。
敵キャラクターはほぼすべてが人間で、クリーチャー等は一切登場しない。
ゲームプレイ自体は扉を開けるために必要なキーを集めて進めるという、Doom準拠の至極まっとうなオールドスクールのFPSである。
原作「Rise of the Triad」が製作された当時では、現実的な舞台背景で、銃火器で武装したただの人間を相手に戦うゲームというのは非常に珍しいものだったと思われる。
そのため他のDoomフォロワーとは違った感覚で楽しめる稀有な作品ではあるが、敵のバリエーションの少なさから後半に進むにつれてゲームプレイが単調になってしまう感は否めない(他のメーカーが意地でもモンスターを敵役に据える理由はここにある)。
ただし一部の敵は横転しながらこちらの攻撃を避けてきたり、命乞いをした後に不意打ちをしてきたりと、どうにか単調さを打破しようとした形跡は見られる。また後半には魔法使いも登場する。
登場武器は魔法の杖や、妙に強力なベースボールバットなどユニークなものも少数存在するが、他はとにかくランチャー系の武器が多い。これだけランチャーばかり無闇に多いゲームというのも珍しいだろう。
ランチャーで敵を倒すとバラバラに吹っ飛び、近距離で攻撃した場合には飛び出した目玉が目の前に降ってくるなどの演出がある。が、見た目の派手さに反して爆発によるダメージ範囲は狭いのでほとんど敵1人につき1発を直撃させて倒していくことになる。
ステージ中に配置されているアンクを取得するとポイントが加算されていき、ポイントが100まで溜まると一定時間強力な魔法が使えるようになる。が、ポイントを溜めた頃には周囲の敵を既に殲滅している、という状況が多いので、いまいち効果的に使えない気がする(発動は任意ではなく強制的)。
また各ステージには回転ノコギリや火炎放射器などのトラップが配置されていることが多いが、たいていはプレイヤーではなく敵が引っ掛かるような造りになっている。勝手にミンチになったり消し炭になったりしている敵の姿は哀愁を誘う。
BGMはやたらにカッコイイものが多く、特に各エピソードの最初のステージの音楽は出色の出来。
見た目はユニークだが、ゲーム自体はそつなく纏まっており、難易度もそれほど高くないため(グロ描写が苦手でなければ)わりと万人に薦めることのできるゲームだと思う。
とりあえず作品の雰囲気を掴むために、このへんの動画が参考になるかもしれない。↓
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