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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
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2010/08/05 (Thu)13:43
 歴代ゾンビ映画中興行収入第一位、というのがだいたいわかる作品。ホラー描写やスプラッター描写を抑え目に描かれているのが良い方向に作用しているという稀有な例(ゾンビ映画なのに?)。スプラッター描写抑え目といってもR15指定だけどナー。いやほらゾンビ映画って内臓引きずり出すシーンが定番じゃないですか、ああいう、思わず目を背けたくなるような酷いシーンはないよ、ってこと。苦手な人でも最後まで観れるレベル。
 ある程度マニアックな作りにはなっているものの、この映画は明るい雰囲気の、ライトなファミリー向け映画だ(だからR15だってば)。本作の監督ルーベン・フライシャーはゾンビ映画をまったく観たことがないそうで、それが「ゾンビ映画なんてマニア向けじゃん。暗いし残酷だし、観てるだけでキノコが生えそう(…悪かったな!)」なんて先入観を吹っ飛ばしてくれる作品に仕上がった好例になったんじゃないかと思う。
 ゾンビ映画でコメディというと「ショーン・オブ・ザ・デッド」があるが、あれですらゾンビ映画マニアが撮ったために、既存のゾンビ映画の枠からと飛び出すことができなかった。お約束とか、セオリーを守らなければ気が済まないのだ、マニアってやつは。
 その点、本作は赤の他人同士が集まって国内を行脚する、というだけで既存のゾンビ映画とは随分と違う印象を与えてくれる(いわゆるロード・ムービーというやつだ)。最後もハッピーエンドで、誰にでも安心して観せることができる映画なんじゃないだろうか。
 最後に、ビル・マーレイについて書かなければなるまい。カメオ出演なんてものじゃない、かなり出番がある。是非笑って観ていただきたい。
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無題
お久しぶりです。

ショーン・オブ・ザ・デッドはDVDで持っていました。(笑)
確かあの2人が主人公の田舎町で起きる連続殺人の犯人を探すコメディ物があった様な(?)
ルーベン・フライシャー監督って初めて聞く名前なので後で調べてみようと思います

個人的にグロすぎるスプラッタ映画は苦手なんですよね
日本のホラー物なら1人でも観れるのによぉおおおお!!
この暑い夏はホラーの一本でも借りてみようかな
ドン 2010/08/08(Sun)02:55 編集
暑さで液状化
 田舎町の連続殺人事件は「ホットファズ」ですね。あれもなかなか面白い作品でしたよ、相変わらずスプラッタ描写があるので万人には薦められませんが。
 基本的に私はスプラッタ描写は万歳オールオッケーなんですよね。物理至上主義者なので、「知恵と銃があればなんとかできる!」な状況であれば恐怖は感じないです。
 逆にジャパニーズ・ホラーは物理攻撃が通用しない無敵キャラなんでダメムリです。ものの見事にドンさんとは逆?の趣向ですなあ。
リキッドグレさん 2010/09/01(Wed)10:56 編集
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