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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/03/29 (Fri)09:59
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2015/06/15 (Mon)02:12

>Read Log

Cataclysm : Dark Days Ahead – Replay 3rd
[ Lazy Surviver ]



キャラクター:アイダ・ニコルズ
 元ギャングの少女。数多の犯罪に手を染めた過去があり、持ち前の能力で不毛の地と化したラスト・シエラでのサバイバルを試みる。

- Chapter _03 : Offensive -

【攻撃的】不快や興奮、あるいは両方の感情を想起させる意思の傾向。


>Day_13
 あちこちの家具を分解して回ってるけど、「目当て」の部品が見つからない。いや、屋内でも調理ができるようホットプレートを作ろうかと以前から画策してたんだけども、材料の発熱体がどうしても見つかんねーんだよね。そのへんのコンソールや洗面台から取れるかとも思ったんだけど。
 このままでは埒があかないので、ひとまず研究所へ戻ろうと思う。道中で犬や狼の肉を調理し、充分とは言えないけど、当面の食料を確保する。研究所の地下二階へ潜入…とある部屋で、ホットプレートを発見。これだよ、ずっと探してたのは!作るより探すほうが簡単だったなんて、まあ、そんな気はしてたけどさ。あとは情報を調べるためにコンソールをいじったけど、駄目だ、ここのはあたしのスキルじゃ歯がたたない。電流を身体に流されて終わった…なんてセキュリティだ。
 さらに下階へ降りる、幸い気温は安定してるみたいだ。これが冷凍庫みたいな有り様だったら目も当てられなかったけど…バケモノが捕えられている強化ガラス製のケージの近くで、研究員のゾンビと、大量のマンハックに遭遇した。幾つかグロックで破壊した、扉を利用して一体づつ誘き寄せて撃ったんだけど、これがまずかった…マンハックの残骸が扉の閉鎖を邪魔したせいで、逃げられなくなった!すぐに拳銃の弾が切れる、このマンハックってやつは厄介で、銃撃以外の攻撃をいとも容易く避けやがる。仕方ないから、虎の子の5.56mmを持ち出して相当した。本当は、こんな雑魚相手に使いたくないけど…
 身体中にできた切り傷に包帯を巻いて、今日はもう寝ることにした。

>Day_14
 突然の銃撃音で目が醒める。いったいなんだ!?音のした方角からは確か、ケージの中で暴れてるミ=ゴしかいなかったはず…ああ、いや、そいつの仕業か。くそったれめ。二度寝したら昼過ぎになっていた。あー、もう。
 さらに下階へ進む。途中でゾンビと戦いながら…ただのゾンビはナイフで充分だな、科学者ゾンビも酸を吐かれる前に仕留めればオーケイだ。複数種のCBMを入手し、自身に移植していく。ソーラー発電システム、網膜保護レンズ、エトセトラ…いまのところ、バッテリーに充電する手段がないのは変わらない(地上に出れば別だけど)。
 この研究所、フロアあたりの広さはそれほどでもないけど、意外と深い。いまは地下四階あたりか…まだまだ降りれそうだ。道中でCBMの格納庫を発見、何度か警報を鳴らしてマンハックや警備ロボットを破壊しつつ、悪戦苦闘の末にケースの解放に成功した。体内炉に、新陳代謝相互変換装置…これらがあれば、どんなシチュエーションでもバッテリーへの充電が可能になる。これが新時代の人間の有り方ってね。
 食料の確保は未だに大きな問題だけど、この研究所はあまり複雑な構造ではないし、環境も安定してるから、それほど慎重にバックアップを考える必要もないだろう。今日はここで寝るとするか。おっと、その前に…さっき入手した、変異原物質を試してみよう。こいつ飲むと、いやに気分が悪くなるから、日中じゃなくて就寝直前にやろうって決めてたんだ。さて…なんか、全体的に自分の能力が伸びた気がする。ただ…オエッ、さすがに二連続はきついな!寝よう、その前にちょっと小腹が空いたから、ブリトーでも温めて食べるか…

>Day_15
 なんか、いままでよりも短い睡眠時間で気分がスッキリしたような気がする。それと、変な夢を見たな…昔の、自分の夢が叶ったような、そんな感じ。もう詳しいことは覚えてないけど。とりあえずハチミツがけのオートミールを調理して水で流し込む。やっぱり場所を選ばず手軽に料理ができるってのはいいね。
 しかしこの研究所、どこまで深いんだ?まだ底が見えない…で、不快に感じない程度の寒さだと思って油断してたら、また風邪をひいたみたいだ…勘弁してくれ。幸い睡眠薬代わりに咳止めシロップを携行してるからまだ良いものの、あまり好ましい状況じゃあないのは確かだ。
 やがて最深部と思われる地下七階へ到着した。CBMの保管庫はサブマシンガンを装備した警備ロボットによって厳重に守られている、危険だけど、あのお宝を黙って見過ごす手はない。幾度か攻撃を受けながらもショットガンやライフルを駆使して相手を撃退し、保管ケースの解放に手間取りながらも、どうにかCBMを入手することができた。かなり貴重なものまで揃っているようだ。指向性EMP発生装置、こいつがあれば強力な火器がなくても、接近さえできれば警備ロボットを止めることができる。音波共鳴装置は鍵やスレッジハンマー等の重い道具がなくても住居への侵入を可能にしてくれる。
 一通り作業を済ませたところで(幾つか移植に失敗して痛い目に遭ったけど)、地上階へ戻る。今日はここで夜を明かして、翌日に施設を出よう。ただ、5.56mm弾が尽きてしまったから、軍の前哨地を突破するのは困難になっちまったけど…
 ランタンの明かりで本を読み、さあ寝るかと思ったとき、周囲の気温が急上昇していることに気がつく。外は雪で、さっきまで異様に寒かったのに?扉を開けると、なんと火の手がすぐそこまで迫っていた!そういえば料理をするため、外で火を焚いたことはあったが…一週間くらい前だっけ?あのときの残り火が今さらになって延焼したのか!?これはまずい、閉じ込められた!
 万事休すか…と思ったけど、そう、さっき研究所で、壁も破砕できる音波共鳴装置のCBMを埋め込んだじゃあねーかよ!さっそくそいつを使うときだ!火の手がすぐそこまで迫るのを感じながら、あたしはCBMモジュールを起動して壁を粉砕し、外へ脱出した。
 燃え盛る研究所を見つめながら…えーと、なんか映画みたいなドラマチックな光景だけど、あれボヤなんだよなぁ…あたしは寝床を失ったことに気づく。仕方がない、ちょっと歩いて、近くの前哨地まで戻るか。くっそー、こっちは病人なんだぞ…

>Day_16
 前哨地のベッドで目を醒ます。外は雪、かぁ…でもここにはもう何も残ってないから、移動せざるを得ないんだよねぇ。とりあえずコーヒーと、オートミールで朝食を済ませて町へ戻る。弾薬が欲しいな…使い道のない雑多な口径の弾が半端に手元にあるから、工具さえあれば分解して手詰めの.223口径弾が作れるんだけど。
 こうなったら毒食わば皿まで、もう一つの、町の南にある研究所にも侵入してやろう。ちょうどIDカードはもう一枚あるし、厳重警戒フロアも、音波共鳴装置があれば楽に侵入できる。効果は先日証明済みだ。道中で幾らか動物の肉を確保しつつ、あたしはふたたび研究所へと入っていった。
 くそ、今度のは寒いな!ブランケットを羽織った状態でないと、とてもじゃないけど行動がままならない。もっとも敵と戦うときは脱ぐけどね…地下一階を一通り捜索したけど、とりあえず目新しいものは見当たらない。武器庫はないのかな…?
 あまり無理はできないから、今日のところは本を呼んで夜を過ごすことにした。

>Day_17
 風邪は治ってないけど、そんなことをウダウダ言っても仕方がない。コーヒーとオートミールで朝食を済ませ、行動を開始する。肉は昨日のうちに食べきってしまった…二日分はあったと思ったけどなあ。オートミールもそんなに手持ちがない、このままだと食料が尽きるな。何か考えないと。
 地下二階に武器庫を発見!音波共鳴装置で壁を破壊し、兵士のゾンビをコンバットナイフで滅多刺しにしたあと、さらに壁を破壊して到達する。よし…弾薬加工に使える工具は見つからなかったけど、5.56mm弾を100発あまり見つけることができた。これでしばらくは弾の不足に悩まされずに済みそうだ。
 それと、幾つかCBM保管庫も発見した。目新しいものはなかったけど…そういやあ、こいつも壁をぶっ壊せば簡単に手に入ることに気がついた。わざわざリスクを犯して端末をハッキングしなくても。うわ、こいつはイージーモードだな…ついでに、体温管理は体内環境制御装置をオンにしておけばいいってことにも。バッテリーの充電に使えそうなモノは研究所内に幾らでもある、本にブランケットに…経口摂取ってのが、ちょっと気に食わないけど。腹の足しにはなんないしなー。
 さらにもう一つ武器庫を発見、ショットガン用の散弾と拳銃用の9mm弾を入手。このあたりで体調がえらく良くなったような気がする、まさかもう風邪が治ったのか?それとも、体内環境制御装置のおかげ?たまげたな、CBMってのはそんなにどえらい代物だったのかい。

>Day_18
 武器庫の手前、兵士の詰め所で目を醒ます。そう、昨日はここで本を読みながら過ごしたんだっけな。オートミールとコーヒーで優雅な朝食、優雅?うん、たぶん…終末世界では、ね。そろそろ本当に食料が尽きそうだ、人肉だとかゾンビの腐肉を食べる破目になる前にここの捜索を終わらせたいところだ。
 ゾンビとの戦いもだいぶ慣れてきたけど、油断は禁物だ。たとえば、バイオオペレーター…改造兵士相手にはナイフで立ち向かわないこと。油圧式筋肉モジュールを駆使すれば楽勝だと思ってたけど、装備がいいせいか、なかなか死なない。むしろ、こっちが大ダメージを受けて…たぶん、相手も似たようなCBMを埋め込んでたんだろう。危うく殺されるところだった。もっともこの研究所では医療品はたくさんあるから、致命傷を負わない限りはまあ、なんとかなるんだけどさ。
 しかしこの、研究所ってのは色んな資料が残ってるけど、どれもチンプンカンプンだな。研究員の日誌とか、どれもヤバそうな内容が載ってるのはわかるけど…持ち出すにはかさばるし、残しとくのもナンだから、体内炉で消化しちまうけどね。そうそう、マンハックの残骸なんかもけっこういい燃料になるんだ、これが。…人間のやることじゃあないな、これ。
 音波共鳴装置は便利だけど、あまり屋内で濫用しないほうがいいみたいだ。強化ガラス越しのバケモノをぶっ飛ばすために使ったら、天井が崩れてしばらく生き埋めになった…このときの相手がザコで良かったよ、本当に。
 いよいよ最深層、地下七階へと降りる。降りた先は武器庫だった、本来ならコンソールをハッキングしなきゃ来れない場所だ。武装したゾンビどもをショットガンで吹っ飛ばし、弾薬と食料を確保。MRE…味のまずさじゃ評判のメイドインUSA糧食だ。でも、食料が尽きかけた今じゃ有り難い。ホットドッグとラビオリ、とりあえず中身をバラして余計なものは捨て、必要なものだけダッフルバッグに詰める。
 さて隣の部屋が騒がしいな、ゾンビでもいるのか…音波共鳴装置で破壊した壁の先には、複数の警備用ロボットが。なんてこった、この先は研究所の最重要警戒エリアか!一目散に壁の向こうへ逃げ、モスバーグにスラッグ弾を装填する。ベンツのドアも抜ける代物だ、こいつを使って一撃で装甲をぶち抜いてやる…!連中の攻撃は喰らったらまずい、接近してきたところを一撃必殺で仕留める必要がある。
 結果的に…あたしは勝った。無傷では済まなかったけど、それでも途中で拾ったオキシコドンの世話になるまでもない傷だ。よかった。よくなかったのは、このフロアにはあたしが求めていたような物がなかったってこと。量子ソーラーパネルに…原子力バッテリーの製造法?興味ないよ、こんなの。
 一晩越すだけの食料はあるから、今日はここで夜を過ごして、明日の朝になったら外へ出よう。装備もかなり揃ったことだし、明日こそ東へ向けて出発するとしますか。



>After Stats

[ Skills ]
Marksmanship : 7 (7%)
Melee : 6 (94%)
Piercing Weapons : 6 (66%)
Survival : 6 (30%)
Electronics : 6 (26%)
Bashing Weapons : 5 (68%)
First Aid : 5 (61%)
Rifles : 5 (4%)
Tailoring : 5 (1%)
Mechanics : 3 (99%)
Throwing : 3 (85%)
Fabrication : 3 (50%)
Computers : 3 (27%)
Shotguns : 3 (13%)
Dodging : 2 (66%)
Cooking : 2 (34%)
Driving : 2 (0%)
Handguns : 2 (0%)
Unarmed Combat : 2 (0%)
Construction : 1 (0%)
Cutting Weapons : 0 (29%)

[ Inventory ]
Mossberg 500+++ (8)
.223 Remington (30
.22 FMJ (200)
.22 LR (300)
5.56 NATO (135)
9mm (258)
9mm +P (75)
9mm +P+ (20)
9mm FMJ (50)
00 Shot (26)
Shotgun Slug (70)
Reinforced Combat Knife
Reinforced Pair of Binoculars
Reinforced Cash Card (282299)
E-Ink Tablet PC (100)
Reinforced Electric Lantern (400)
Reinforced Flashlight (100)
12 Glowsticks (1400)
Hacksaw
Hammer
Hotplate (196)
Lighter (81)
Basic Repair Kit (200)
3 Picklock Kits
Reinforced Pot
Wood Saw
Screwdriver
Reinforced Soldering iron (200)
Reinforced Tailor's Kit (400)
Reinforced Towel
Vibrator (100)
Wrench
Reinforced Gas Mask
Chewy Candy (5)
Coffee Powder (105)
Oatmeal (2)
Plastic Canteen of Protein Drink (2)
Gallon Jug of Clean Water (9)
First Aid Kit (7)
Antibiotic (37)
Antifungal Drug (5)
Antiparasitic Drug (10)
Aspirin (19)
Bandage (55)
Ciger (4)
Cocaine (8)
2.5L Canteen of Disinfectant (16)
2 Joints
Low-grade Methamphetamine (81)
Plastic Canteen of Cough Syrup (14)
Oxycodone (10)
Vitamin (41)
Modern Rifleman
The Flecher's Friend
The Bowyer's Buddy
Chemistry Textbook
First Responder Handbook
2 Underbarrel Laser Sights
2 Rail Laser Sights
Plastic Canteen
11 Military ID Cards
Science ID Card
.223 Casing (103)
Battery (3488)
Charcoal (30)
Duct Tape (1350)
Gold (150)
Shotgun Hull (106)
Silver (320)
Solder (1200)
Thread (512)

[ Items Worn ]
Ruger Mini-14++ (10)
Reinforced Bra (fits) (L) (K)
Reinforced Long-Sleeved Shirt (fits) (L) (K)
Reinforced Shoulder Holster with Glock 19++ (fits) (L) (K)
Reinforced Duster (fits) (L) (K)
Reinforced Tool Belt (fits) (L) (K)
Reinforced Tactical Dump Pouch (fits) (L) (K)
Reinforced Duffel Bag (L) (K)
Reinforced Pair of Sunglasses
Reinforced Balaclava (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Leather Groves (fits) (L) (K)
Reinforced Boy Shorts (fits) (L) (K)
Reinforced Cargo Pants (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Drop Leg Pouches (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Foot Rags (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Combat Boots (fits) (L) (K)
Holy Symbol

[ Kill Count ]
Total : 421
Giant Ant : 1
Soldier Ant : 1
Giant Bee : 4
Black Rat : 1
Small Blob : 29
Broken Cyborg : 3
Police Bot : 1
Coyote : 1
Crawler : 1
Dog : 4
Rot-Weiler : 1
Eyebot : 1
Giant Fly : 6
Kreck : 1
Manhack : 128
Mi-Go : 3
Security Bot : 9
Skeleton : 1
Skitterbot : 21
Wolf Spider : 1
Giant Wolf Spider : 1
Turret : 33
Milspec Turret : 6
Giant Wasp : 1
Wolf : 5
Grim Howler : 1
Zombie : 60
Zombie Bio-Operator : 3
Zombie Brute : 3
Zombie Child : 3
Zombie Cop : 2
Zombie Dog : 7
Hazmat Zombie : 9
Zombie Hulk : 1
Zombie Scientist : 43
Smoker Zombie : 2
Zombie Soldier : 15
Spitter Zombie : 1
Swimmer Zombie : 3
Antlered Horror : 2
Decayed Pouncer : 2

[ Newer Traits ! ]
Dextrous
Less Sleep
Smart
Very Perceptive
Very Strong

[ Newer CBMs ! ]
33 Power Strage CBM
3 Power Strage CBM Mk.II
Protect Lenses
Soler Panels
Internal Climate Control
Dielectric Capacitance System
Alloy Plating – Torso
Internal Furnace
Joint Torsion Ratchet
Metabolic Interchange
Alarm System
Internal Chronometer
Alloy Plating – Head
Sonic Resonator
Directional EMP
Nictating Membrane
Hydraulic Muscles
Fingerhack
Anti-Glare Compensators
Ethanol Burner
Internal Storage


>Active Report




>End Log








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2015/06/13 (Sat)22:12

>Read Log

Cataclysm : Dark Days Ahead – Replay 3rd
[ Lazy Surviver ]



キャラクター:アイダ・ニコルズ
 元ギャングの少女。数多の犯罪に手を染めた過去があり、持ち前の能力で不毛の地と化したラスト・シエラでのサバイバルを試みる。

- Chapter _02 : Flag -

【旗印】ゴミ捨て場を意味する標識。

>Day _09
 天気は快晴、身体の調子も良い。出だしでちょっとつまづいたけど、そろそろ運が上向きそうだ。
 調理した肉(なんの肉かは聞くな)と豆の缶詰で朝食を済ませ、家を出る。とりあえず取るもんは取ったし、ここに長居をする理由もない。このへんにはシェルターが多いようだ、どれも無人みたいだけど…それから、すぐ東に大きな屋敷が見える。どうせゾンビだらけだろうが、なにか貴重品が置いてあるかもしれない。昔はよく、宅急便の配達を装ってああいう屋敷に押し込み強盗に入ったもんだ。
 まずは北にあるシェルターの確認からいこう。なんか、やたらコウモリが多いけど…敵意がないなら放っておこう。あるなら殺すけど。そんな感じで、ゾンビ犬や巨大毒蜘蛛を.22口径で始末しながら森を移動する。
 二つあったシェルターはいずれもロクに物資が残っていなかった。たんなる骨折り損、というヤツだ。さらに北へ行けば電波塔があるけど、あまり…お宝の匂いはしないな、うん。屋敷のほうへ行こう、なにか武器、銃、弾薬なんかがあるといいけど。そろそろ手持ちの弾がなくなる。ナイフは嫌いじゃないけど、ゾンビ相手に近接格闘をしたいとは思わない。
 屋敷へ近づいたとき、小雨がパラついてきた。鬱陶しいな…いや、これから屋内へ行くんだから、べつに関係ないか。案の定ゾンビが大量にたむろしていて、.22口径やグロックで応戦したものの、あっさり弾が尽きる。あとはルガーmini14が残ってるけど、こいつも弾が少ないし、軍の前哨地を突破するときのために温存しておきたい。仕方がない!あたしはナイフを抜いてゾンビに切りかかる、なるべく窓や茂みなど相手の動きを阻害する地形を利用して立ち回る。と、意外にも傷を一つももらわずに殲滅することができた。周囲にいる連中は。なんとかなるもんだ。
 とりあえず屋敷周辺のゾンビをすべて掃討し、一息つく。それなりに食料が備蓄されてるし、大量の書物が保管されてたんで、しばらくはここで本を読みながら過ごすのも悪くないかもしれない。水場はプールがあるから飲料水の確保もできるだろう。ストーブがあれば、本当は一番よかったけど…屋外での火の扱いは難しいし、天候が崩れると作業ができなくなる。晴れてるうちにあれこれやっておいたほうがいいんだろう。
 安全を確保したところで、衣類に革の生地をあてて強化する方法を試してみる。最初はうまくいかなかったけど、何回か試すうちになんとか形にはなった。糸は大量に無駄にしたけど。それと、トレンチコートからダスターコートに着替える。あまり意味はないけど。たんに好みの問題。
 やがて暗くなったので、睡眠薬入りの咳止めシロップをなめて眠ることにした。

>Day_10
 午前10時、天気は雷雨。外出する用事はないけど、今朝はコーヒーを作ろうと思ってたからテンション下がった。昨日のうちに作っときゃよかった…でも、ブリオッシュと熱いコーヒーで朝食なんて、オツなもんじゃない、ね。というか、雨天だと光源の確保が大変なんだよな。いま常備灯として使えそうなのは電動式ランタンだけど、電池の持ちがいいのはともかく、電池のストック自体がそんなに多くないから、あまり使わないに越したことはないんだよね。
 とりあえず屋敷中を探してスティックライトやらフレアをかき集め(それでも一、二個しか見つからなかったけど)、幾つかの書物を手に取る。蔵書量がかなり多いから全部をチェックするまでには時間がかかりそうだけど、今のところ興味を惹いたのは応急手当に関する本だけだな。
 夜を待って軍の前哨地へ偵察に行こうかとも思ったけど、雷雨から雪に変わったことで予定を変更せざるを得なくなった。今日はヒキコモリになるしかないな…

>Day_11
 今日は良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースは、天候が回復したこと。悪いニュースは、この屋敷にはほとんど食料が残っていないことだ。キッチンが二箇所にあったから豊富にあると思い込んでただけで、実際は調味料ばかりで腹の足しになるものはほとんどないことに気がついた。迂闊だよ、まったく。
 とりあえず…そうだな。最初に行った町へ戻ろう。たしか地下の武器庫にショットガンの弾が幾つか残ってたはずだ。屋敷で殺したゾンビがモスバーグを持ってたから、そいつに息を吹き返してやろう。モスバーグ…タタキのときはいつもそいつを使ってたっけな。で、夜になったら軍の前哨地へ向かおう、雨さえ降らなきゃね…
 今回は道路を使わず、直線距離を移動して町へ戻ることにした。道中、蟻の大群を見つける。忘れてた…そういえばこいつらの巣が近くにあるんだった。どうにか遠巻きにやり過ごしつつ、大勢の死体を発見する。ゾンビじゃない、動物でもない、人間のものだ。近くにはグラッケンと、そして…「助けて!」人間の声で叫ぶ、異形の物体ミ=ゴ。そいつは凄まじいスピードで追ってきた、逃げられない!咄嗟にmini-14を構えたあたしは、そのピンク色の肉の塊を連続で撃ち抜いた。どうにか殺せたけど、たぶん運が良かっただけなんだろう。フゥ…
 周囲に散らばっていた死体はどれも古く、腐敗が進んでいる。どうもこの付近は地雷原のようだ、そいつにやられたのだろうか?調べている途中、野生のピューマに襲われた。動きが素早い!とはいえ、さすがにこれ以上の弾薬を無駄にはできない、と考えたところで、あることを思いつく。わざと地雷原に誘い出し、吹っ飛ばしてやった。ざまみろ。
 町に着いて弾薬を回収し…といってもたいした量じゃないけど…夜を待つ。日が落ちたときには小雨が降っていたけど、うーん…いつまでも「待ち」の姿勢でいるのはスタイルじゃない。まずは西の森の近くにある前哨地へ行こう。移動の途中で雨量が増し、さらに雪へ変わったけど、いまさら後へは引けない。
 前哨地は軍用タレットに守られていた。あいつに攻撃されたらひとたまりもない。暗闇に紛れ、タレットの視界ギリギリ外からルガーmini14で狙撃していく。どうにか残り少ない弾が切れる前に殲滅できた、僅かだけど5.56mm弾の確保にも成功。基地の周辺には兵士ゾンビの死体が転がっていた、何者かの襲撃を受けたのだろうか?まさかタレットに撃たれたわけはないだろうが…死体からは軍用のIDカードが回収できた、こいつはいい。軍用施設へ合法的に出入りができる。それと、改造兵士のゾンビからCBMを回収できた。死体から水を摘出できるユニットだ。
 CBM…新型のサイバー・モジュールだ、普通は病院で手術して埋め込む代物だけど、複雑なソフトウェアでない限りは素人仕事でも移植可能だったと記憶している。あまり自信はないけど、やってみるか…移植手術には成功したけど、蓄電ユニットがないから使用はできない。まあ、そのうちにね。ついでにモジュール式防弾ベストを裂いてケブラー生地を取り出し、コート等の衣類を補修する。防弾ベストは重いから、常時着用には向かないんだよな。たしか昔付き合ってた元軍人のツレも、このでかくてかさばる装備を有り難がるヤツはそういないって言ってた気がする。
 そういえば想定はしてなかったけど、この前哨地ってちゃんと宿舎が用意されてるんだよな。寝床があるとは考えてなかった、物資を取るだけ取ったら町に戻る予定だったから、手間が省けていいや。

>Day_12
 午前六時に目覚め、ピザと水で朝食を済ませる。外が明るくなったんで改めて基地周辺の物資の内訳を確認していたところ、なにやら研究所のほうが騒がしいことに気づいた。様子を見に行くと、そこには無人機マンハックと、研究員のゾンビが…研究所から脱走してきたのか?人間の死体も散らばってる、いつものようなヤク中じゃなく、研究員のものだ。白衣に、研究所へ入るためのIDカード。
 マンハックとゾンビをショットガンで片付け、持ち物を探る。体内から蓄電装置のCBMを取り出して移植した。これで、あとは充電さえできればCBMの運用が可能になるってわけだけど…それはまだ先のようだ。
 さて、これで行動に選択肢ができたわけだ。昨日までは夜を待って東の前哨地を突破するつもりでいたけど、研究所へ侵入が可能となったいま、そっちを探索するっていうテもある。雨も降りはじめたことだし…屋内探索?悪くない。
 研究所内は快適な温度だったけど、たいしたモノは見つからなかった。最初のフロアは、だけど。これ以上地下に降りるなら、それこそ準備が必要になるだろう。水はそこそこ手に入るけど、食料がまったく見つからない。夜が更けてきたから一度研究所を抜け、食料の確保も兼ねて町へ戻ることにした。幾つか手に入れたキャッシュカードの残額もATMに下ろしておきたいしね。
 町に戻ると、いままでいなかったはずの監視用無人ロボットが飛び回っていた。それから、警備ロボットも。暗闇に乗じて物陰でやり過ごしたあと、モスバーグにフレシェット弾を装填して迎え撃つ。分解して調べたところ、どうもこいつは非殺傷用のテーザーガンしか装備してないみたいだ。といって、油断していい相手じゃないけど。標準的な火器で武装した軍用モデルじゃなくてよかった。



>After Stats

[ Skills ]
Marksmanship : 6 (9%)
Survival : 4 (94%)
Tailoring : 4 (69%)
Melee : 4 (34%)
Rifles : 4 (27%)
Piercing Weapons : 4 (1%)
Electronics : 3 (91%)
First Aid : 3 (31%)
Mechanics : 3 (16%)
Fabrication : 3 (2%)
Throwing : 2 (98%)
Bashing Weapons : 2 (84%)
Cooking : 2 (24%)
Dodging : 2 (13%)
Computers : 2 (3%)
Driving : 2 (0%)
Handguns : 2 (0%)
Unarmed Combat : 2 (0%)
Shotguns : 1 (30%)
Construction : 1 (0%)
Cutting Weapons : 0 (20%)

[ Inventory ]
Ruger Mini-14++ (8)
5.56 NATO (50)
9mm (15)
Flechette Shell (9)
Reinforced Combat Knife
Reinforced Pair of Binoculars
Reinforced Cash Card (104312)
Reinforced Electric Lantern (399)
Reinforced Flashlight (100)
Hacksaw
Hammer
Lighter (91)
Basic Repair Kit (100)
Reinforced Pot
Wood Saw
Screwdriver
Soldering iron (41)
Reinforced Tailor's Kit (333)
Pair of Aluminum Tongs
Reinforced Towel
Wrench
Reinforced Down-Filled Blanket
Plastic Bag of Bolognas (32)
Hip Flask of Coffe (1)
Coffee Powder (55)
Plastic Bottle of Honey (10)
Oatmeal (14)
Gallon Jug of Water (15)
Gallon Jug of Clean Water (15)
First Aid Kit (8)
Antibiotic (42)
Antiparasitic drug (5)
Bandage (27)
2.5L Canteen of Disinfectant (16)
2 Joints
Low-grade Methamphetamine (75)
Plastic Canteen of Cough Syrup (20)
Vitamin (38)
Ham Radio Illustrated
Modern Rifleman
What's a Transister?
Glass Flask of Mutagen (1)
11 Military ID Cards
Science ID Card
3 SD-Memory Card
Pocket Watch
.223 Casing (20)
Amplifier Circuit
Battery (1165)
Copper Wire (22)
Duct Tape (200)
Gold (100)
21 Kevlar Plates
Shotgun Hull (22)
Silver (320)
Sinew (80)

[ Items Worn ]
Mossberg 500++ (4)
Reinforced Bra (fits) (L) (K)
Reinforced Long-Sleeved Shirt (fits) (L) (K)
Reinforced Shoulder Holster with Glock 19+ (fits) (L) (K)
Reinforced Duster (fits) (L) (K)
Reinforced Tool Belt (fits) (L) (K)
Reinforced Tactical Dump Pouch (fits) (L) (K)
Reinforced Duffel Bag (L) (K)
Reinforced Pair of Sunglasses
Reinforced Balaclava (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Leather Groves (fits) (L) (K)
Reinforced Boy Shorts (fits) (L) (K)
Reinforced Cargo Pants (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Foot Rags (fits) (L) (K)
Reinforced Pair of Combat Boots (fits) (L) (K)
Gold Earring

[ Kill Count ]
Total : 130
Giant Ant : 1
Soldier Ant : 1
Giant Bee : 4
Black Rat : 1
Small Blob : 6
Police Bot : 1
Coyote : 1
Dog : 3
Rot-Weiler : 1
Eyebot : 1
Giant Fly : 4
Manhack : 14
Mi-Go : 1
Skeleton : 1
Wolf Spider : 1
Giant Wolf Spider : 1
Turret : 3
Milspec Turret : 6
Giant Wasp : 1
Wolf : 3
Grim Howler : 1
Zombie : 45
Zombie Child : 3
Zombie Cop : 2
Zombie Dog : 6
Hazmat Zombie : 4
Zombie Hulk : 1
Zombie Scientist : 3
Smoker Zombie : 2
Zombie Soldier : 2
Spitter Zombie : 1
Swimmer Zombie : 2
Antlered Horror : 1
Decayed Pouncer : 2

[ Newer CBMs ! ]
4 Power Strage CBM
Water Extraction Unit
Blood Filter




>Active Report



>End Log








2015/06/11 (Thu)21:46

>Read Log

Cataclysm : Dark Days Ahead – Replay 3rd
[ Lazy Surviver ]



キャラクター:アイダ・ニコルズ
 元ギャングの少女。数多の犯罪に手を染めた過去があり、持ち前の能力で不毛の地と化したラスト・シエラでのサバイバルを試みる。

- Chapter _01 : Misfortune -

【不運】逃れることのできない運命。

>Day _02
 目覚めの気分は最悪だった。
 夜中降った雪とクスリの影響か、どうやらあたしは風邪をひいたみたいだ。今朝もやけに冷える。まだ周囲にはバケモノが残ってるはずだというのに…まだ町の捜索はほとんど済ませていない。たしか食料品店もあったはずだ。しばらく篭城できる程度の物資は残ってるだろう、それだけは僥倖だ。
 すきっ腹を抱え、喉の渇きを覚えつつ煙草に火をつける。ビタミン入りのグミを幾つか雑に口の中に放りこみ、グロックの弾倉に弾をこめる。こういう最悪な気分のときはヤクが欲しくなる、けど、やめたほうがいいのはもうわかってる。健康に気を遣ってるわけじゃない、またこの粗悪なシロモノに手を出したら本当に死にかねない。
 ブルーベリージャムを口にかきこみ、それをワインで流しこんでから、あたしはブランケットを羽織って外に出た。なるべくゾンビどもと遭遇しないよう移動し、あちこちの家を捜索する。そのうちの一軒で、地下室に武器の保管庫を発見した。とりあえず.22LR弾とルガー10/22を持っていこう、しばらくこのあたりで過ごす予定だから、いますぐ大量に持ち運ぶ必要はないはずだ。それと、痛んだ飛び出しナイフのかわりにコンバットナイフを持っていくことにしよう。
 その後食料品店を見て回ったけど、驚いたことに、飲料品がまったく残ってなかった。これはけっこうヤバいかも…最悪、便所の水を飲んで過ごすハメになる。便所水への生理的嫌悪はさておき、溜まった生水をそのまま飲むのはまずい。
 雨が降りだしたので、遭遇したゾンビどもをルガーで片づけながら衣料品店に駆け込む。いくらかマシな服を調達したあと、天気が好転したのを見計らって生水の調理をすることに決めた。近くの茂みに火をつけ、便所水を鍋で煮沸する。また天気が崩れないうちに幾らか作り置きしておいたほうがよさそうだ。
 水を入れる容器を探していたとき、レストランを発見。食材はほとんど、まったく残ってなかったけど、ストーブが利用できることに気がついた。これがあれば屋内で、安全に火が使える。プラ製のガロンジャグ一杯分の水を煮沸消毒して、この日はもう寝ることに決めた。また雪が降ってる…

>Day_03
 疲労感と空腹、渇きで目が醒めた。外はまだ暗い、早朝だろうか…そういえば時計を身につけていないことに気がついた。天気は相変わらず雪のようだ。ついてない。
 外は虫が多いようだ。近くに湿地帯でもあるのだろうか。療養の片手間で、レストランのストーブの近くであれこれ細かい作業を進める。仕立て用のキットで衣服の丈を調整し、布を重ねて補強。それから読書も…「現代のライフル銃兵」なる本を読んだけど、そこに載ってる弾薬の製作技術についてはほとんど理解できなかった。
 適当なところでもう寝ることにした。しかし…こう、だらしないというか、何もしない日が続くと退屈で…

>Day_04
 今日も雪だ。あまりひどくはないけど…風邪も相変わらず治まらない。
 まだ捜索してない家があったことに気づいたので、今日はそこへ行った。風邪薬か、できれば医薬品の類があると嬉しいんだけど。地下を探すと、殺菌薬と包帯が見つかった。医薬品といっても、あたしが探してたのは外傷治療用じゃないんだけどな…でもまあ、これは先々役立つはずだ。それと大麻を見つけたので、バラした本から巻紙を作って手製のマリファナ煙草をこしらえた。見てくれは悪いけど、ニコチン煙草よりはいい気晴らしになるはずだ。
 洗面台を調べたところ、常備用の風邪薬を発見した。これがあればだいぶ楽になる…安全な寝床へ戻ろうとしたところ、ハルクばりの巨大なゾンビに襲われた。念のために地下室からM14を持ち出しておいてよかった!しかし相手の動きはかなり素早く、他のゾンビと違って距離を置きながら戦うことができない。このままだと殺される!車を遮蔽物がわりにすることで、なんとか無傷で倒すことができた。
 このあたりですこし休むとしよう。明日は風邪が治っていることを祈って…

>Day_05
 外は相変わらず雪だ。風邪も。昨日となにも変わらない、むしろ寒くなってるような気さえする。
 今日は食料品店にあった肉や卵を調理したほかは何もしなかった。風邪を治すなら寝てるのが一番だという結論に達しただけだが。

>Day_06
 連日の雪で気が滅入る。が、それよりも朗報だ。風邪が治った!油断は禁物だけど、これでようやく幾らか動けるようになったわけだ。とはいえすぐに行動するのは軽率な気もするので、もうしばらくこのあたりで息を潜めていよう。
 せめて、天候が回復するまでは…

>Day_07
 今日は雷雨だ。少しはマシになった…と言えるようなもんじゃない。遠出をするには不向きな天候だ。
 この日はダッフルバッグの製作を試みた。レストランの窓を解体してシーツを剥がし、そいつを材料に縫製する。バックパックよりも遥かに多くの物が入るこいつがあれば、多少の遠出も楽になるはずだ。
 作業が終わった頃には雨も止んでいた。このまま晴れてくれるといいけど。

>Day_08
 どうやら風邪は完全に治まったようだ、あれから体調を崩す兆しもない。
 天気は曇り、行動するには丁度良い頃合だ。やたらに寒いのを除けば!とはいえ贅沢ばかりは言ってられない、ずっとこの場に留まってはいられない。
 とりあえず周囲の偵察からはじめることにしよう。道路は東、西、北の三手に分かれている。南の森のはずれには研究所があるらしい。まず東を目指したが、軍の前哨地に阻まれて…正確には機銃を搭載した無人タレットに阻まれて、先には進めなかった。北は蟻塚があるようで、大量の蟻が湧いててこれも通行不可。蟻なんかたいしたことないって?近くに散らばってる大量のゾンビの死体を見ても同じことが言えるかい?
 残るは西ルートのみだけど、こっちにも軍の前哨地が…といっても、こいつは道からすこし離れてるから見つからずにやり過ごすことは可能だ。問題は道が森に囲まれてるってことだ。こっちも虫や凶暴な野生動物がうろついてる。だけど、他に選択肢はなさそうだ。
 狼やゾンビ化した犬を捌きながら先へ進むと、そこには…ミサイルサイロに、研究所?いや、必要ないよ、こういうのは…道はそこで途切れていた。参った…どうすればいいんだろう。あるいは日没を待って、軍の前哨地を突破したほうがいいだろうか。くそっ、こんなことなら昨日の夜の間に行動しておくんだった。
 念のために研究所の近くも漁ってみたけど、これといった収穫はなし。正規に侵入する手段も、まして不法に侵入手段もいまは持ち合わせていない。ガード堅いんだ、政府施設ってやつは。日はまだ高く、夜をじっと待つにはあまりに退屈だ。しばらく周囲を歩いていると、北東に道があるのを発見した。そっちを行くことにしよう。
 ところが、少し進んだ先で木々やアスファストが薙ぎ倒される怪現象を見る…なんだ!?視線の先には、フライングアイと呼ばれる奇妙な物体があった。生物なのか機械なのか、あたしには判別がつかない。敵意はないようだから、放っておくことにした。背中を見せた瞬間に視界を焼かれ、手に震えが走る。けど、あいつを相手に戦うのはヤバイ!手をさすりながら、あたしはその場を離れることにした。
 どうやら近くに無人シェルターがあるようなので、そこへ向かうことにした。シェルターの前ではグラッケンが強酸ゾンビに襲われてるのを発見する。強酸ゾンビを殺し、グラッケンを厄介ごとから解放してやる。このグラッケンってのも、なかなか妙なヤツだ…手足を高速で動かす、ゾンビだか人造人間だかよくわからない、たぶん普通の人間じゃないやつ。敵意はない。近くにヤクを持った連中の死体が散らばってるところを見ると、あるいはクスリでハイになった連中の変異体なのかもしれない…なんてね。
 シェルターに入ると、そこには大量の物資と、そしてソンビがいた。ちょっと待って…閉鎖空間での戦闘は骨が折れるんだってば。強力な武器がない限りはさ…ただのゾンビは.22口径で始末し、重武装の警官ゾンビだけはルガーmini14の5.56mmで始末する。あまり弾数はないから、できるだけ取っておきたいんだけどね…特に、機銃タレットとやり合うことを想定するなら。
 幾らかの食料を回収したあと、近くの交差点に一軒だけある家へ向かうことにした。シェルターにはコンソールがあるから、本を読む明かりにも使えるんだけど、人員収容スペースってわりにベッドの一つもないんだよな、あそこ。
 家の地下には様々な工作用具が置いてあった。その中で一際目を惹いたのは、フラスコ入りの液体。変異原物質…とラベルに書かれてる。試しに飲んでみた、面白そうだし…すぐに後悔したけど。気分が悪くなって、その場に倒れこむ。他に悪影響は?わからない、ただいままでより力が強くなったような気が、それと肌も綺麗になったような気がする。たぶん気のせいだろう。



>After Stats

[ Skills ]
Marksmanship : 5 (56%)
Rifles : 3 (79%)
Tailoring : 3 (48%)
Survival : 3 (40%)
Fabrication : 3 (2%)
Mechanics : 2 (81%)
Piercing Weapons : 2 (42%)
Melee : 2 (41%)
Cooking : 2 (24%)
First Aid : 2 (16%)
Throwing : 2 (12%)
Dodging : 2 (7%)
Electronics : 2 (2%)
Computers : 2 (0%)
Driving : 2 (0%)
Handguns : 2 (0%)
Unarmed Combat : 2 (0%)
Construction : 1 (0%)
Cutting Weapons : 0 (7%)

[ Inventory ]
Ruger 10/22+ (10)
Ruger Mini-14+ (9)
.22 FMJ (9)
5.56 NATO (30)
9mm (13)
Reinforced Combat Knife
Reinforced Pair of Binoculars
Reinforced Cash Card (40083)
Reinforced Electric Lantern (376)
Reinforced Flashlight (99)
Hammer
Lighter (100)
Basic Tool Kit (100)
Reinforced Pot
Wood Saw
Screwdriver
Soldering iron (193)
Reinforced Tailor's Kit (292)
Pair of Aluminum Tongs
Reinforced Towel
Brioche (5)
2 Tin Cans of Canned Tomatoes (flesh)
Coffee Powder (20)
Plastic Bottle of Honey (10)
Oatmeal (14)
Tin Can of Mashroom Soup (flesh)
Gallon Jug of Water (13)
Gallon Jug of Clean Water (9)
First Aid Kit (6)
Antibiotic (28)
Antiparasitic drug (5)
Bandage (9)
4 Plastic Bottles of Disinfectants (4)
3 Joints
Low-grade Methamphetamine (44)
Plastic Bottle of Cough Syrup (4)
Plastic Bottle of Cough Syruo (10)
Vitamin (43)
Modern Rifleman
What's a Transister?
2.5L Canteen
Plastic Canteen
Hip Flask
2 SD-Memory Card
Pocket Watch
Battery (683)

[ Items Worn ]
Glock 19 (15)
Reinforced Bra (fits)
Reinforced Trenchcoat (fits)
Reinforced Tool Belt (fits)
Reinforced Duffel Bag
Reinforced Pair of Sunglasses
Reinforced Balaclava (fits)
Reinforced Pair of Leather Groves (fits)
Reinforced Boy Shorts (fits)
Reinforced Cargo Pants (fits)
Reinforced Pair of Socks (fits)
Reinforced Pair of Boots (fits)
Reinforced Down-Filled Blanket

[ Kill Count ]
Total : 38
Giant Ant : 1
Soldier Ant : 1
Giant Bee : 1
Black Rat : 1
Dog : 1
Rot-Weiler : 1
Giant Fly : 2
Skeleton : 1
Wolf : 3
Grim Howler : 1
Zombie : 4
Zombie Child : 3
Zombie Cop : 2
Zombie Dog : 4
Hazmat Zombie : 1
Zombie Hulk : 1
Smoker Zombie : 2
Zombie Soldier : 2
Spitter Zombie : 1
Swimmer Zombie : 2
Antlered Horror : 1

[ Newer Traits ! ]
Pretty
Strong




>Active Report



>End Log







2015/06/09 (Tue)00:43

>Read Log

Cataclysm : Dark Days Ahead - Replay 3rd
[ Lazy Surviver ]

- Prologue : Cunning -



>Regulation

Version : 0.C

Size of Cities : 2
Spawn Rate Scaling Factor : 1.0
Item Spawn Scaling Factor : 1.00
Default Region Type : Default
Initial Time : 8
Initial Season : Spring
Season Length : 91
Static Spawn : True
Wander Spawns : False
Classic Zombies : False
Surrounded Start : False
Static NPCs : False
Random NPCs : False
Mutations By Radiation : False



>Debug Options

Distance Initial Visibility : 15
Initial Points : 30
Maximum Trait Points : 30
Skill Rust : Off



>Mod Load List

Dinomod
No Antique Firearms
No Energy Weapons
No Medieval Weapons
No Rivtech Guns
Slow Zombies



>Scenario
Evacuee



>Actor Profile

Name : Ida Nichols
Gender : Female
Profession : Gangster

[ Stats ]
Base HP : 96
Carry Weight : 82.3 kg
Melee Damage : 7
Strength : 12
Dexterity : 10
Intelligence : 10
Perception : 12

[ Traits ]
Addiction Resistant
Animal Discord
Disease Resistant
Fast Learner
Fast Metabolism
Fast Reader
Heavy Sleeper
High Thirst
Light Step
Optimist
Packmule
Poor Hearing
Psychopath
Robust Genetics
Self-Aware
Slow Healer
Strong Back
Strong Scent
Thin-Skinned
Trigger Happy

[ Skills ]
Marksmanship : 4 (0%)
Computers : 2 (0%)
Cooking : 2 (0%)
Dodging : 2 (0%)
Driving : 2 (0%)
Electronics : 2 (0%)
Fabrication : 2 (0%)
First Aid : 2 (0%)
Handguns : 2 (0%)
Melee : 2 (0%)
Piercing Weapons : 2 (0%)
Survival : 2 (0%)
Tailoring : 2 (0%)
Unarmed Combat : 2 (0%)

[ Inventory ]
Glock 19
9mm (50)
Switchblade
Lighter (100)
Cigarette (20)
Playboy (4)

[ Items Worn ]
Bra (fits)
Panties (fits)
Suit (fits)
Bowler Hat (fits)
Pair of Socks (fits)
Pair of Dress Shoes (fits)
Knit Scarf
Pair of Sunglasses
Shoulder Holster (fits)

World Name : Last Sierra



>Introduction

【狡猾】所有者に精神的幸福と物質的不幸をもたらす能力。

 あたしは昔から悪ガキだった。物心ついたときには窃盗の常習犯で施設へ出入りを繰り返していて、成長するにつれて強盗や麻薬の密売に手を染めるようになったのも自然な流れだった。
 あるとき学校でエリック・ハリスとディラン・クレボルトを礼賛する内容の作文を発表し、教師と両親にこっぴどく叱られたのをきっかけにあたしは家を飛び出し、そのまま二度と戻らなかった。トモダチ…そう地元のギャング仲間の家を転々としながら盗みやタタキで荒稼ぎし、夜ごとパーティを開いたっけ。
 やがてそれなりの規模の組織の末端で働くようになってからは、もっと悪どいこともやらかすようになってた。抗争があれば進んで参加し、クソガキどもの頭をバットで叩き割って回った。気に入らないやつがいれば、車の助手席からけったいなTEC-9の銃口を突き出して蜂の巣にしてやった。それがあたしの日常だった。
 で…「そんな生き方をしてたら地獄へ落ちる」なんて、みんな言ってたけど。神への信仰とか法律の尊守とか、あるいは自家製ニューエイジの戯言であたしを更正させようとしてた連中が真っ先に生きた屍になってるってのはいったい、どういうわけだい?
 それとも、こんな世界で生き延びちまったことが地獄だと…罰だという気なのかな?ま…死んじまった連中のことなんか、もう、どうでもいいけどさ。



>Day_01
 頼れるものは何もない、信じれるのは自分と銃だけ。
 無人のシェルターを発見したから中を覗いてみた。あったのはバックパックと包帯、トマトの缶が一つだけ。たぶん、物資が尽きて住民が出払ったあとなんだろう。
 地図を見ると、どうやらすぐ近くに小さな町があるようだ。煙草をふかし、準備を整える。なにか物資や、あとは武器なんかがあるといいけど。バケモノ連中を相手に、9mm弾一箱は決して用意がいいほうじゃない。グロックは頼りになる銃だけど。
 シェルターを出て町に近づくと、煙幕を身体に巻いたゾンビ二体と遭遇した。あんなの相手にできるか…無視しようと思ったけど、相手はあたしを逃がす気はないみたいだった。殺るしかない!銃は当たらないから、飛び出しナイフを片手に煙幕へ突っ込む。殺すには殺したけど、右腕に深い傷を負った…ナイフもすこし損傷したようだ。
 大通りに出ると、そこには大破した車と、複数の死体が転がっていた。ゾンビ…じゃないみたいだ。人間の死体だ。ポケットにヤク…メス、アイス、呼び名はなんでもいいけど…品質の良くない、混ぜモノだらけの結晶体が入った袋を持ってたところを見ると、どうも同輩らしい。ラリッって交通事故でも起こしたか。まあいい、このクスリは有り難く頂戴していく。ひとまず鎮痛剤代わりに一発…キクにはキクけど、怪我そのものはすぐに治療しないとまずいみたいだ。
 あちこちの民家を探し回り、ようやく救急キットを見つける。こいつと、シェルターの地下で見つけた包帯でいちおう怪我の処置は完了した。ついでに喉が渇いたんで、そのへんの棚にあったビールを飲む。吐いた。忘れてた…ヤクと酒は一緒にやったらまずいんだった。
 吐いたせいか、まだ日が昇りきらないうちからえらく疲れる。バッドトリップか…迂闊だったかもしれない。このままだとまともに動けそうにないから、周囲の安全確認もままならないうちに適当なベッドを探し、眠りにつく。一回ゾンビに襲われたものの、深手を負わないうちにぶっ殺してもう一度眠りにつく。
 なんだろうな、これ…



>After Stats

[ Skills ]
Marksmanship : 4 (0%)
Piercing Weapons : 2 (28%)
Melee : 2 (27%)
Survival : 2 (20%)
First Aid : 2 (13%)
Dodging : 2 (5%)
Computers : 2 (0%)
Cooking : 2 (0%)
Driving : 2 (0%)
Electronics : 2 (0%)
Fabrication : 2 (0%)
Handguns : 2 (0%)
Tailoring : 2 (0%)
Unarmed Combat : 2 (0%)
Throwing : 0 (10%)
Construction : 0 (7%)
Cutting Weapons : 0 (7%)

[ Inventory ]
9mm (17)
Marked Switchblade
Cash Card (40083)
Hammer
Lighter (100)
Matchbook (19)
Pot
Wood Saw
Screwdriver
Gallon Jug of Cheap Wine (103)
3L Glass Jar of Blueberry Jam (22)
Oatmeal (15)
Cigarette (39)
Gummy Vitamin (9)
Low-grade Methamphetamine (17)
Vitamin (20)
SD-Memory Card
Battery (100)
Thread (50)

[ Items Worn ]
Glock 19 (13)
Bra (fits)
Hoodie
Shoulder Holster (fits)
Backpack
Pair of Sunglasses
Wool Scarf
Panties (fits)
Cargo Pants
Pair of Socks (fits)
Pair of Dress Shoes (fits)

[ Kill Count ]
Total : 7
Zombie : 1
Zombie Cop : 1
Hazmat Zombie : 1
Smoker Zombie : 2
Swimmer Zombie : 2

>Active Report




>End Log





 どうも、グレアムです。ひさしぶりにCataclysm : DDAのリプレイなぞ書いてみようかと思いました。いきなり風邪ひいたけど。大丈夫かなこれ…立地はそんなに悪くないんですけどね。ヤクがキマッたのとたまたまごっ寒い日が重なってヤバイことになったみたい。なんで春にガンガン雪降るんですかね…
 あと個人的にはゾンビ以外のモンスターの出現頻度をもうちょっと下げてほしい(Mod対応でもいいんで)。ゾンビアポカリプスがテーマなのに気づいたら虫と植物と胞子と粘液と機械相手に戦うゲームになってるのはちょっと勘弁してほしい。
 ちなみに今回の女の子キャラのグラフィックはサバイバーゾンビをベースに改造しました。敵同士が戦うようになったのって0.Cからでしたっけ。気づいたらサバイバーゾンビが蟻の大群相手に奮闘してたりしてつい応援したくなっちゃう。けっきょく数には勝てなくてミンチになってたりするんですけども。







2015/04/04 (Sat)19:45


 ちょっと待って…

 どうも、グレアムです。
 けっきょくCataclysm:DDAに戻ってきちゃいました。やっぱり楽しいよこれ。リプレイ中断してからも開発版触りつつ0.Bまでは追っかけてたんですが、そこからちょっと離れてたんですよね。
 現在は安定版の0.Cをプレイしてるんですが、今回もけっこうダイナミックに色々変わってますね。アイテムの追加はもちろん、銃使いにとってはエイムの概念追加が大きなファクターでしょうか。いままでと同じ感覚で撃ってたらゾンビが全然死ななくてビビッたぜ。
 職業もボチボチ追加されてまして、おそらく新規に追加されたであろうSWAT隊員ってのが気になったので今回はそいつを選んでプレイしてます。

 で、このSWAT隊員の初期装備ってのがけっこう強力なんですよ。以下箇条書き。
・ボクサーパンツ
・靴下
・SWATアーマー
・肩用ホルスター
・タクティカルフルヘルメット
・コンバットブーツ
・タクティカルグローブ
・SWAT身分証明バッヂ
・USP
・H&K MP5
・負い紐
・9mm弾
・9mmFMJ
・閃光手榴弾
 最初からサブマシンガンと拳銃装備で初手の立ち回りが楽(射撃スキルもついてるし)で、レア装備のSWATアーマーは大抵のダメージをブロックしてくれる優れものなんですが、実はそんなことはどうでもいいんですよ。
 たぶん勘の良い人はもう気づいてると思うんですが、この職業の装備、欠陥があるんですよ。

 このSWAT隊員、下半身にボクサーパンツしか履いてねえんだよ。

 イヤだよこんな法執行機関員!どこの探偵物語だよ!
 しかもニューイングランドは春スタートでも頻繁に雪降るから、フツーにゲームプレイで困るんだよ!仕方ないからゾンビから奪ったボロボロのコンプレッションパンツを履いたよ!なんてポストアポカリプスだ…!
 そんなこんなで、まぁ、けっこう楽しんでます。








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