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2013/03/17 (Sun)10:44
どうも、グレアムです。
今回はArmAのユーザー製作Mission Pack「War in Serbia -2009-」の感想をちょっとだけ書いてみようと思います。
じつはこれ最初、ボスニア紛争を題材にセルビア側で戦う話かと思ってたんですが、どうもそうではなく、2009年にアメリカがボスニアに軍を派遣する…という架空戦史モノなんですね。なんで…?
まあ題材そのものはちょっと置いとくとして、内容はSingle Mission4つとAddon1つが収録された、非常に軽量なMODとなっています。基本的にデフォルトの素材を使って製作されているので、他のMODに依存せず単体で遊べるところは評価できます(OFP/ArmAのMODはとにかく他者製作のコンテンツに依存するものが多い)。Addonはセルビア兵のUnit Modelかと思われます。
どうもこのMODはチェコ製らしく、Mission自体は英語表記なのですが、しばしばスペルミスや文法に怪しい点が見られます(笑)とはいえ、コソボを舞台にMissionを製作するのはチェコらしいセンスなのかな~と思わなくもない(まぁ、実際に使用するMapはSahrani Islandなんだけど)。
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今回は収録Missionの1つ「Airstrike」をPlayしてみたので、その体験記を書いてみます。
4本収録されている内の最初のMissionであるAirstrikeは米軍のセルビア侵攻の皮切りとなるもので、PlayerはAH-1(コブラ攻撃ヘリ)に搭乗し、基地に駐屯しているセルビア軍機甲部隊を壊滅させることになります。
Mission開始時に仲間が3人指揮下につき、そのうちの2人は既に別のAH-1に搭乗しています。
セオリーとしては、Playerはもう1人の仲間とAH-1に乗り込むのが正解なのですが、ArmAではGunnerをつけずにPilotがManual Fireで攻撃したほうがラクで確実なので、Gunner役は地上に残ってもらいます。
別に、Gunnerを乗せた状態でもManual Fireは可能なのですが、1人称視点にしたときGunnerの頭が邪魔で前が見えなくなるのがイヤなので。Gunnerは基地に待機させておいても良いのですが(1-6)、せっかくなので徒歩で敵の基地に向かってもらいましょう(1-9)。鬼畜。
↑深夜の浪漫飛行。飛び回れ~この~MyDream~♪
さてヘリに搭乗したら、僚機にもGo to Next Waypoint(1-9)で敵の基地に向かってもらいましょう。
夜間での飛行、それも標高の高い渓谷を抜けた先に向かうので、高度を維持しながら飛ぶことを奨めます。というか、途中で僚機が山に激突して死亡しました。役に立たない過ぎる……
ちなみにPlayerがGunner席に搭乗し、NPCに操縦を任せた場合、Playerの操作では到底不可能と思える見事な低空飛行を披露してくれますが、運が悪いと木に引っかかって墜落することがあります。
え~と…今回、敵勢力に対空車輌は存在していないのですが、それでも油断していると機銃で狙い撃ちされて撃墜されます。されました。大変だ…!
もし敵戦車に発見されずに基地に潜入できた場合、駐留している3輌のトラックのうち1輌にRPGやSatchel Chargeが積まれているので拝借します。
さすがにUser Missionというか、この基地に歩兵戦力は一切配置されていない(Official Missionなら有り得ないことだ!)ので、建物の影から影へ移動しつつ攻撃していけば、敵を全滅させることはそう難しくありません。T-72を4輌とBRDM-2を1輌撃破すればTaskが更新され、基地に戻るよう指示されます。
↑RPGとSatchel Chargeで敵戦車部隊を壊滅し、悠々と逃走。
とはいえ、ここから味方の空軍基地までは5~6kmも離れています。徒歩で走破するには相当時間がかかるので、トラックを拝借して基地まで帰還しましょう。Scoreを稼ぎたいなら、他の2輌は破壊してしまっていいです。
さて…徒歩では時間がかかると書きましたが、それはトラックに乗っても同じこと。貴方はTime Acceleration/Time DecelerationにちゃんとKey Bindをしているだろうか?
↑フランスの田園風景を思い起こさせる…
延々と何事もなくSahraniを走る気分は観光というより、むしろ長距離トラックの運転手です。何もない湾岸沿い、平和な田園地帯を走りながら、Mission Editで長距離トラック運転や、Crazy Taxiのような非戦闘Missionが作れるのではないか、などと妄想。
道半ばというところ、何気なくMap画面を開くと、すっかり存在を忘れていたGunner(壊滅した敵基地に徒歩で向かっている途中)がすぐ近くにいるのを発見。せっかくなので一度停車し、Gunnerにトラックに乗るよう指示します(4-2-1)。
ところが、時間を4倍速にしてもなかなか到着しない。何事かと思いきや、なんとGunnerは重症を負っていて、立ち上がることができずにずっと匍匐で移動していました。いったい、彼の身に何が……
↑全身血塗れのGunner。いったい何が…
↑助手席にGunnerを乗せ、Corazol市街を後にする。
直線距離で5~6km、ということは、実際はもっと長い距離を走行することになります。
このGameでは車両は舗装路でないとマトモにスピードが出ないため、無粋なショートカットは逆に時間の浪費に繋がることが多いです。ハンドリングも良くなく、ちょっとした破損で性能が劇的に下がるので、GTA系統のクライムアクションの感覚でPlayしているとすぐさま徒歩での長距離走破を余儀なくされるでしょう。
あと、これはOFPのときから気になっていたのですが、車輌搭乗時のHUDにFuelゲージが存在しないのは何故?おかげで現在燃料があるのか、ないのかがまったくわかりません。一応、燃料の概念が存在しているだろうことは理解できるのですが…
↑無人のGas Stationで燃料補給。美しい日の出とともに。
無事、基地に帰還するとMission Compliteです。Official Campaignの某Missionのように、最初に乗っていた機体で帰還しないとFailed扱いになる、ということもない親切設計です。
ちなみにDebriefingのあとOutroが表示されるのですが、どうもセオリー通りだとAH-1で基地上空に到達した時点でMissionの成功判定が出るらしく、どこかの森で大破したはずのAH-1が着陸し、機体から降りてくるPlayerとGunnerの姿を拝む破目に。
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えーまぁ、そんなわけで。
Missionの解説をするのにセオリーから外れた攻略内容を紹介するやつがあるか、という話ではありますが、実質特徴のないAir Assault Missionなので、他に語るような要素もなく。
一応IntroとOutroはありますが、簡単な背景がSubtitleで表示されるほかは特に見るべきところはありません。というかHUDが表示されているせいで最初それとは気づかず、Esc画面のSkipの項を見てようやく気がついたという。
残る3つのMissionの記事を書くかどうかは未定。
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