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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/04/26 (Fri)23:31
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2013/01/12 (Sat)13:23
 543NE…クレイド・マクドゥーガルは、はじめて「怒り」の感情をおぼえた。
 最愛の父が、事故に偽装した巧妙な手口で殺された。まだ外界の空気に触れて4年しか経っていないクレイドは、ほとんど奇跡と言っても良い頭の回転の早さで同じ手口を使い、父を殺した犯人を抹殺した。
 
 562NE…クレイド・マクドゥーガルは、はじめて「憎悪」の感情をおぼえた。
 いままで自分こそが舞台の主役だと思っていたのに、土壇場で「そうではない」ことを思い知らされたのだ。世界を救うために死地へと赴く英雄たちを、クレイドは「てめぇら、ふざけんなよ」と罵った。
 
 585NE…クレイド・マクドゥーガルは、はじめて「絶望」の感情をおぼえた。
 かけがえのない仲間が致命傷を負った。自身も死にかけながら、クレイドは持ち得るすべてを投げうって仲間を救おうとした。結果として仲間は助かったが、その肉体はもう人間のものではなかった。

(略)

 だが、もし。
 もしも。
 もしも、デイビスとイリアが死んでいたら?
 病院に搬送されたときには、すでに手遅れだったとしたら。クレイドの行動が、すこしでも遅れていたら。デイビスとイリアが、過酷な手術に耐え切れなかったら。
 これから始まるのは、そんな<もしも>の物語だ。
 そしてそれは、正史とは異なる平行世界において、実際に起きた出来事なのだ。




  **  **  **


 どーも、グレアムです。
 現在、勇者屋本舗(青年版)におけるマルチヴァースでの出来事を描いた小説「ダーケスト・エルス」を執筆中です。
 ん~、マルチヴァースとパラレルワールドって、ニュアンス的には別モノになるんだろーか?などと考えつつ、これ書く前に本編である元祖勇者屋本舗をHPに掲載すべきなんじゃないかという。校正が全然進んでない…
 HPに載せるときは、完成原稿にて削除したパートもオマケ的に掲載する予定です。プロローグと第一話の別視点からの話、ザコ的との戦闘、没になった戦闘シーン、牢獄を脱出した姫様の脱出行の模様、など。
 あとTextフォルダを漁ってたらけっこう未掲載の短編とかが出てきたんで、折を見てそれらも公開しておこうかなー、とか。
 べつに完成度が高いわけでもないのだが。いまさら恥も外聞もないぜ。といっても、もっと文章が見易いフォーマットにHPを改造しなおすべきなんじゃないか、などと考えもするのだが…


 
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