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2014/11/24 (Mon)19:11
「In memory of Paul Castle(from YouTube)」
どうも、グレアムです。CAR(Center Axis Relock)の考案者Paul Castle氏が三年前に他界していたことを最近知りました。ご冥福をお祈りします。
CAR関連の動画を探していると、移動しながらのシューティング・ドリルがけっこう多い。それらを見ていて今更気づいたのだが、どうもCARは移動と射撃を同時にこなすことを念頭に考案されたスタンスらしいのだよね。
たとえば競技射撃だと、MoveとShootは別のステージとして数えられることが多い。Moveを必要とされる種目でも、Shootの際には動きを止めてShotに集中するからだ。
もちろんコンバット・シチュエーションを想定した射撃ではMoveとShootを同時にこなすケースもあるが、チャップマン・スタンスやモダン・アイソセレスの場合はどうしても動作がぎこちなくなる。
あれらは静止射撃の際に重心を低く構えることからわかるように、反動を全身で受けるスタンスなのだ。だから移動しながらだと反動を下半身に流せず、必ずMoveかShootのどちらかに弊害が生じる。反動をうまく処理しきれないためだ。
しかしCARというのは、反動処理が上半身のみで解決している。つまり下半身の動きに制約がないため、静止射撃と移動中の射撃でShootingの条件が変わらないのだ。これは銃を横に構えることで、反動を流す方向が他のスタンスと違うことも関係していると思われるが、CARはShot後の再照準が他のスタンス(orグリップ)より圧倒的にやりやすい。
独特なグリップに気を惹かれていたときは気づかなかったが、CARの優位性というのは即応射撃やコンパクトな姿勢などではなく、Move&Shootにおける反動処理や素早い再照準にあるのではないか、と思った。
「Grayson: Earth One(from YouTube)」
ちと趣旨からは外れるけど、上の動画はアースワンでのディック・グレイソンを描いたプロモーション?らしい。Fun Fictionとは違うようだが…後半でグレイソンがピストルをCARらしきスタンスで構えるシーンがある。
ディック・グレイソンは初代ロビンとして誕生したキャラクターだ。バットマンのサイドキック(相棒)…といえば、だいたいの人はわかって頂けると思う。アースワンにおけるグレイソンはバットマンに保護されることなく、ゴッサムの過酷な環境で孤独ながらも逞しい若者として成長したらしい。
かなりのハイクオリティな動画だが、なぜか日本ではまったく話題になってなかったので紹介までに。
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