主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。
http://reverend.sessya.net/
2011/08/11 (Thu)11:01
完成する完成する詐欺状態だった「デッドシティ・レクイエム」がついに完成したんじゃ。したんじゃい。
http://reverend.sessya.net/dstop.html
前作とおなじくらいの文章量になると思ってたけどトータル見たら4分の1くらい多くなってた。
個人的にハンスとリンの犯罪者カップルは嫌いじゃないので(カズミと違って、人間的に弱い部分が出やすいキャラなのも私としては珍しくて、扱ってて楽しいのかも)、いつか駆け出しから腕利きになるまでのイチャイチャ物語を書きとうござる。
ちなみに次回作「デッドシティ・レッドライン」も始動中。こっちはいつ完成するかまったく目処が立ってないけど。今度はカズミとコサメの愛の物語だよ!…本当だよ。
あと懐かしいキャラが出てくるかも。過去作の使い回し的な意味で。
** ** ** **
世のなかは変わった、とホン・イーは言った。
サクラマ街の南東はずれに位置するスラム地区の、居住区域のさらに奥まった場所に「ホン・イー定制火槍店」はある。
地元民向けに型落ちした軍用銃を売っている、小汚くてみすぼらしい店だが、常連向けに有名ガンスミスの手からなる希少なカスタム・ガンを仕入れることがあるため、一部では「穴場」として知られている。
フリーの傭兵であるファブリカ・ニエウォルニク、通称ファブもカスタム・ガンを目当てにこの店の常連になった数少ない客の一人だった。
野球帽に白のパーカー、泥だらけの軍用ブーツというさながらチーマーのような格好で、その黒い肌はモノクロ写真から飛び出してきたようなこの店に奇妙に溶け込んでいる。
「世のなかは変わったよ」
ガンオイルにまみれた前掛けを垂らし、持ち主とおなじくらいくたびれたモップに寄りかかるようにして立っていた初老の店主ホンはため息をついた。
壁にかかった最初期型のハイパワー・ライフルを検分していたファブは、保存状態さえ良ければ美術品としての価値が出たかもしれない錆だらけの銃を片手に言った。
「たしかにそうだ。世相は変わる、気がついたときにはな。いつだってそうだ、ところで…世の中の変化ってのは、この歴史の遺物みたいな店の景気にも影響するもんかね?」
「嫌味な口を聞きゃあがる」
http://reverend.sessya.net/dstop.html
前作とおなじくらいの文章量になると思ってたけどトータル見たら4分の1くらい多くなってた。
個人的にハンスとリンの犯罪者カップルは嫌いじゃないので(カズミと違って、人間的に弱い部分が出やすいキャラなのも私としては珍しくて、扱ってて楽しいのかも)、いつか駆け出しから腕利きになるまでのイチャイチャ物語を書きとうござる。
ちなみに次回作「デッドシティ・レッドライン」も始動中。こっちはいつ完成するかまったく目処が立ってないけど。今度はカズミとコサメの愛の物語だよ!…本当だよ。
あと懐かしいキャラが出てくるかも。過去作の使い回し的な意味で。
** ** ** **
世のなかは変わった、とホン・イーは言った。
サクラマ街の南東はずれに位置するスラム地区の、居住区域のさらに奥まった場所に「ホン・イー定制火槍店」はある。
地元民向けに型落ちした軍用銃を売っている、小汚くてみすぼらしい店だが、常連向けに有名ガンスミスの手からなる希少なカスタム・ガンを仕入れることがあるため、一部では「穴場」として知られている。
フリーの傭兵であるファブリカ・ニエウォルニク、通称ファブもカスタム・ガンを目当てにこの店の常連になった数少ない客の一人だった。
野球帽に白のパーカー、泥だらけの軍用ブーツというさながらチーマーのような格好で、その黒い肌はモノクロ写真から飛び出してきたようなこの店に奇妙に溶け込んでいる。
「世のなかは変わったよ」
ガンオイルにまみれた前掛けを垂らし、持ち主とおなじくらいくたびれたモップに寄りかかるようにして立っていた初老の店主ホンはため息をついた。
壁にかかった最初期型のハイパワー・ライフルを検分していたファブは、保存状態さえ良ければ美術品としての価値が出たかもしれない錆だらけの銃を片手に言った。
「たしかにそうだ。世相は変わる、気がついたときにはな。いつだってそうだ、ところで…世の中の変化ってのは、この歴史の遺物みたいな店の景気にも影響するもんかね?」
「嫌味な口を聞きゃあがる」
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Comment
無題
今回はアレですね
グレアムさんのこの映画のこのシーンがやりたかったんだよ感が満載でしたな(*^□^*)
共感する部分も多かった(つか全部だよ)からニヤニヤニャンコで読ませていだきましたわよ!!!!!!
前半の終わりから後半の始まり方は上手いと思いました(*^□^*)
リンに何があったんだと!!!?なかなか読み手を引っ張ってくれたじゃねーですか
リンねーさんの女性の部分(母親の様な感情?)は何か新鮮でしたよ(*^□^*)
そしてウィリアム率いる第七特戦チーム!!!!!
ヤバイよ!!!!!ウルヴァリン観たせいかストライカーの部隊と重なってしまうよ!!!良い意味で!!!!
刃物に頼るウィリアムもなかなかイカシテル!!!!
そしてやはり居るか!!!サムライ!!!サムライ!!!ブシドウ!!!
そして三作目もあるのですか!!!!!
それは楽しみだぁ!!(^^)v
グレアムさんのこの映画のこのシーンがやりたかったんだよ感が満載でしたな(*^□^*)
共感する部分も多かった(つか全部だよ)からニヤニヤニャンコで読ませていだきましたわよ!!!!!!
前半の終わりから後半の始まり方は上手いと思いました(*^□^*)
リンに何があったんだと!!!?なかなか読み手を引っ張ってくれたじゃねーですか
リンねーさんの女性の部分(母親の様な感情?)は何か新鮮でしたよ(*^□^*)
そしてウィリアム率いる第七特戦チーム!!!!!
ヤバイよ!!!!!ウルヴァリン観たせいかストライカーの部隊と重なってしまうよ!!!良い意味で!!!!
刃物に頼るウィリアムもなかなかイカシテル!!!!
そしてやはり居るか!!!サムライ!!!サムライ!!!ブシドウ!!!
そして三作目もあるのですか!!!!!
それは楽しみだぁ!!(^^)v
無題
メタルギア・ライデンを書いてたときも感じたんですが、じつは俺ってこういう「未成熟なパーソナリティ」を書くのが好きなのかなあ、と思いましたデス。
基本的に得体の知れないやつか、ほとんど完璧超人の戦闘マシンしか書かないんで(というか、人間離れしたやつ)、こういう人間味のあるキャラは書いてて勉強になります。
俺っちは基本的に映画を意識して小説を書くんで、それっぽいオマージュが(良くも悪くも)バリバリ出るのは仕様でありんす。ウフフ。
今回は若いカップルのイチャイチャ話を書きたかったんですが、話の流れとか尺的にそっち方向にあんまり振れなかったのが残念至極のスーパー至極。
最初にもっとラブラブしてれば、途中からの心の擦れ違いも引き立ったのかな~とか思います。
リンねーさんはきっと良いおかーさんになれたに違いありません。ハンスがどっかズレてるやつなんで余計に。
そういえばストライカーって、フルネームが「ウィリアム・ストライカー」…
ね、狙ってたわけじゃないよ!本当だよ!
そしてサムラーイ、サムラーイ、ブシドーゥ(変な発音&3段キック)
本当はストライカー側の視点での戦闘シーンも書きたかったんですが、さすがに尺が長くなるのと流れをブッタ斬ることになるので自粛しました。
機会があればストライカー率いる第7特戦隊が主役の話を…とかいうふうに話を繋げていくと、永遠にデッドシティでネタが作れるわけですよ!ぐえー。
3作目はかなり先になるかもしれないです。まあ気分次第なんで、そのへんはナントモ。
基本的に得体の知れないやつか、ほとんど完璧超人の戦闘マシンしか書かないんで(というか、人間離れしたやつ)、こういう人間味のあるキャラは書いてて勉強になります。
俺っちは基本的に映画を意識して小説を書くんで、それっぽいオマージュが(良くも悪くも)バリバリ出るのは仕様でありんす。ウフフ。
今回は若いカップルのイチャイチャ話を書きたかったんですが、話の流れとか尺的にそっち方向にあんまり振れなかったのが残念至極のスーパー至極。
最初にもっとラブラブしてれば、途中からの心の擦れ違いも引き立ったのかな~とか思います。
リンねーさんはきっと良いおかーさんになれたに違いありません。ハンスがどっかズレてるやつなんで余計に。
そういえばストライカーって、フルネームが「ウィリアム・ストライカー」…
ね、狙ってたわけじゃないよ!本当だよ!
そしてサムラーイ、サムラーイ、ブシドーゥ(変な発音&3段キック)
本当はストライカー側の視点での戦闘シーンも書きたかったんですが、さすがに尺が長くなるのと流れをブッタ斬ることになるので自粛しました。
機会があればストライカー率いる第7特戦隊が主役の話を…とかいうふうに話を繋げていくと、永遠にデッドシティでネタが作れるわけですよ!ぐえー。
3作目はかなり先になるかもしれないです。まあ気分次第なんで、そのへんはナントモ。