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2014/08/18 (Mon)08:12
せっかくなので慣れないペンタブでルビー・ローズちゃんを描いてみた。さらりと。強くてカワイイけど授業中にハ○クソほじくったりする残念な娘。
そんな感じでどうも、グレアムです。
以前RWBYの感想記事を書いたりしたわけですが、今回はRWBYを初めて観たときの純粋な感想なんかを思い出しながら書きたいと思った次第で。なんとなく。
いちおう、Red Trailer公開前に出てたシルエットのみの画像で存在だけは最初から知ってたんですよね。たしか「童話をモチーフにした、四人の少女が主人公のアニメ」っていうコンセプトも同時に発表されてて、そのときはどんなアニメになるのかがまったくわからなかった。
でまあ、Red Trailerが公開される前にその存在をすっかり忘れてしまって、Episode1の終了直後あたり?にYouTubeでなんかまったく関係ない動画を観たとき、なぜか関連動画の候補にRWBYのTrailerが表示されてて存在を思い出したという。あればっかりはどういう巡り合わせだったのかまったくわからん。
それで最初にRed Trailerを観ることにしたんですけども、俺はてっきり、観る前はアート系のアニメだと思ってたんですよ。ていうか、ルビーが銃をぶっ放す直前までそう思ってた。もっとも製作がRooster Teethで、最初にMonty Oumの名前がハッキリでかく出てた時点で、それこそRed VS Blueからのファンなんかは「そういうアニメだ」とわかってたと思いますけどね。
で、Trailer公開前のキャラ情報はシルエットのみだったんで、女の子の造型についてはほとんど、まったく全然期待してなかった。「どうせケバイ顔の、オバサン声が出てくるんだろ。ハイハイワロスワロス」って感じだった。
↑この時点でも「どうせ素顔は残念なんだろうな…」とか思ってた。
あるいは、最後まで顔出さないのかな、とか。
↑グリム初登場。「物語のモチーフはどう見ても赤頭巾だけど、狼多いな!」と思った。さっきから画面を横切ったり飛んでたりしてたのはこいつか、みたいな。
まさかバトル物だとは思ってなかったから、この怪物から逃げる展開か、でなければ惨殺→場面転換って流れだと予想してたんですけどね。というかアレだ、赤頭巾モチーフの物語っていうと「The Path」の印象が強かったから、ああいう話だとばかり思い込んでた。
↑「えっ、避けた?」からの、まさかの素顔公開。
「え、うそメッチャ可愛いじゃん」と思いましたともさ、ええ。この憂いを帯びた表情なんか最高じゃないですか、まさか本編だと典型的な落ちこぼれ系主人公だとは思いませんでしたが。
もっとも、予想外のキャラ造型を目の当たりにした直後にその上を行く衝撃的な展開が待っているわけで。
↑このシーンを見たときの衝撃といったら、もう。唖然とするほかなかった。
脳の理解が追いつかなかったですもの、「…へ?」と、でまあ米製なので当然欠損表現もありますよと、エグイ破砕音とともにグリムの頭部が半壊するという。
あとはもう、呆然としながらずっと眺めてましたね。いやまあ実際は途中から外人四コマみたくハッスルしましたけど。この後で銃が鎌に変形するとかいう超絶ギミックが炸裂して、さらに衝撃を受けたりはするんですが(本当はあのときが衝撃度MAXだったり)。
初見の感想はもうとにかく、「オイオイオイオイちょっと待て。これってアリなのか!?」という、それに尽きます。いやもちろん、そういう作品だと最初からわかってて観たなら、また違った感想も出たかと思いますが、俺これ直前までずっとアート系の作品だと思って観てたからね!?そりゃ、「パリより愛をこめて」の日本版予告と本国版予告くらいの認識の差があるってもんです。ちなみにあの映画、日本版の予告では「ヒロインの夫(=リース・マイヤーズ)は見かけは一般人。しかしその正体は…彼は本当は何者なのか?」みたいな、ミステリーっぽいというかあからさまに女性客を意識したものになってるんですが、本国版ではトラボルタが無双してたっていう。日本版の予告はもうほとんど詐欺だなアレ。
あとこれはYellow Trailerまで観たあとの感想なんですが、声がちゃんとアニメ声だ!と感動しました。
この、「アニメ声」ってものに対する認識はアメリカは諸外国に比べて一歩先んじてますね。いやたとえばアジア圏の事情なんかはまったく知らないんで、ひょっとしたらそっちのほうが進んでるのかもしれませんが。
そんな感じで、まあかなり得したというか、ほぼ理想的な形でエンジョイしまくったってことは理解して頂けたかと思います。これはRooster Teeth(というかRed VS Blue)の知名度が低い日本ならではの楽しみかたなのかもしれんなー、などと思いつつ。Haloidは公開当時日本でもそれなりに話題になった気はするんですが、それでも製作者の名前がクローズアップされることはなかったので(まあ、ふつうMAD動画の作者に興味は持たんわな)。
そんなことを思い返しながら、以前書いた自分のレビュー読んでみると、けっこう偉そうというかヒデーこと書いてるな俺。なんかもう悪い癖が出まくってる。自重しなきゃ。
賛否あるとは思いますが、やっぱりこの四本のTrailerはアクションがメインの短編としてはトップクラスに出来がいいなと俺は思いますね。商業作品と比べても。「やりたいことをやった結果」ってのが大きい。コンセプトがブレてないって意味でね。
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