主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2017/12/29 (Fri)21:46
Mount and Blade: Warband 「Call to Arms」
Diary of a Noble's Daughter - Part.X -
これはロドック地方の没落貴族カバル家の当主オフィーリアと
その臣下たちが繰り広げる珍道中の経緯を描いたものである
ロドック王国と休戦協定を交わし、平穏を得たカバル教国。しかしあまりに長く続く平和に痺れを切らした女皇オフィーリアは現在大陸でもっとも強大な勢力を持つベージャー王国に宣戦布告すると、軍勢を率い大陸中央部の都市ディリムへと向かったのであった…
レザリット:
「おや?お嬢様、どうやらディリムの都市をスワディアの軍勢が包囲しているようですぞ」
ボルチャ:
「北方からベージャーの軍勢も集まってきやしたぜ。どうも、こいつぁひと悶着ありそうな予感がしやがるなあ」
オフィーリア:
「うむう、しばらく様子を見るとするかのう」
マルニド:
「あっ、ベージャーの連中が蜘蛛の子を散らすように逃げていきますよ!おそらくはディリム包囲の報を聞いて集まったはいいものの、数のうえで不利なので慌てて逃げだしたというところでしょうか」
オフィーリア:
「でもって、スワディアの連中はディリムを放って逃げた連中の追撃に向かったようじゃな。ようし、妾たちもベージャー狩りに参加するぞい」
スワディア騎兵:
「(グアーを見て)なんだ、あの変な生き物は!?」
オフィーリア:
「スワディアの兵たちよ!かつては敵として戦った間柄だが、いまは共通の敵と戦う仲!そなたらと肩を並べて戦場に立てることを誇りに思うぞよ!」
スワディア騎兵:
「えっ?あ、ああ…どうも」
オフィーリア:
「しっかし、やはりスワディア騎兵はカッコええのう」
レザリット:
「お嬢様、諸外国に派遣していたカミーユとニザールとマルニドが戦列に復帰いたしましたぞ!」
カミーユ:
「お嬢様、サラン朝のハキム帝は我がカバル教国との不可侵条約に調印してくださるそうだよ!以前、彼らのシャリズ奪還に協力したのが功を奏したのかもしれないね!」
ニザール:
「Heil your majesty!スワディアのZIZZYは我々と不可侵条約を結ぶ気がないそうだよ!そういえば前に親善の意を伝えに行ったとき、お嬢様の統治権を認める気がないみたいなことを言っていたネ!」
マルニド:
「お嬢様、残念ながらロドック王国のグラヴェス王は我々と不可侵条約を結ぶ気がないようです。やはり、ロドックの領地の半分を奪ったことを根に持っているのでしょうか」
オフィーリア:
「うむ、ご苦労であった。そうか、サラン以外は空振りか…まあ良かろう。後顧の憂いがなくなったわけではないが、気休め程度にはな。スワディアの連中はあのままどっか行っちまったようじゃし、ディリムは我々が頂くとするかのう!」
レザリット:
「了解いたしました。教国兵団武装信徒隊、包囲戦用意!」
レザリット:
「お嬢様、ディリムに続いて北のデルキオス城、ティルバウト城、リブニク城の制圧に成功しました。これで大陸中部の領地は我々のものとなり、ベージャー王国の連中は雪の中に尻を蹴り込まれた形になります」
ボルチャ:
「まずは良い打撃を与えられたってことじゃないですかねエ。ただ城攻めだけじゃあなく、野戦も何度かやったんで、こっちの損耗もそれなりに大きくなってやすが」
オフィーリア:
「そうじゃなあ、ところでベージャーの現状は…んん?おい、何時の間にかリヴァチェグがスワディア領になっておるぞ」
ボルチャ:
「ええっ!?」
レザリット:
「たしか、ここ暫くの間スワディアとベージャーは休戦状態にあったはずです。となると、我々が宣戦布告をする前からリヴァチェグはスワディア領だったと考えられますが…」
オフィーリア:
「っかしーのう。こんな場所、持ち主が変わったらすぐに気づくはずじゃがのう」
マルニド:
「たしか以前もこんなことがありませんでしたっけ?我々が最初に奪ったイブデレス城とか、あとは…」
ボルチャ:
「ハハッ、そうか、そういうこった!わかりやしたぜお嬢、こいつは戦争で取られたわけじゃない、おそらくは俺たちが戦争をやってるあいだ、ベージャーの誰かさん…そう、リヴァチェグの持ち主がスワディアに寝返ったってこったよ。それで、そいつの持ってる領地もろともオセロの駒みたいにパッタリ引っくり返っちまったってことでさア」
オフィーリア:
「ああ、なーる。しかし、ならば、ベージャーは必要以上に戦力が下がったというわけじゃな。これ以上やりすぎると、ほれ、勢力の拡大を懸念して…じゃったか。必要以上に周辺諸国の危機感を煽りかねんからのう、このあたりで手打ちといこうかの」
マルニド:
「それが妥当でしょうね。それに我々もかなり消耗していますし、このあたりで一度兵の補充をする必要があります」
オフィーリア:
「というわけで、ニザール?ちょいとひとっ走り頼むぞよ」
ニザール:
「オゥケエイ?」
こうしてベージャー王国に休戦を打診することとなったカバル教国軍。
しかしこのあと、彼女たちに恐ろしい運命が待ち受けているのであった…!!
どうも、グレアムです。
いよいよ年の瀬が差し迫ったということで、本当はゲームの記事を一旦うっちゃって今年一年の出来事を振り返ろうかなぞと考えていたのですが、えーと、めんどくさいのでやめた。わりと色々あった一年なんだけど、なんというかこう、思い出すだけで胸糞悪くなるようなファッキンスカムなことも多かったんで…せっかくのプライベートをそんなハナシに費やすのも…ねぇ?
というわけで、近況報告めいたことは年明け一発目にやろうかなと思っています。
おそらくは今回の記事が2017年最後の更新になると思います、それではサラバ!また来年!良いお年を!
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