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2018/01/05 (Fri)21:34
Mount and Blade: Warband 「Call to Arms」
Diary of a Noble's Daughter - Part.XI -
これはロドック地方の没落貴族カバル家の当主オフィーリアと
その臣下たちが繰り広げる珍道中の経緯を描いたものである
ボルチャ:
「お嬢、どうやらベージャーの連中が休戦の提案に応じたようですぜ!」
オフィーリア:
「あれだけボコボコにやられたうえ、リヴァチェグまでスワディアに取られてはのう。まァ当然の判断と言えるであろうよ。さて、ゆっくり村々を巡りながら兵隊を集めて次の戦争に備えるとするかのう」
マルニド:
「お嬢様、大変です!」
オフィーリア:
「どうしたマルハゲ、そんなに慌てて」
マルニド:
「私はハゲではありません!いや、そんな冗談を言ってる場合じゃないんですよ本当に!」
マルニド:
「スワディアが宣戦布告してきました!」
オフィーリア:
「…… …… ……」
ボルチャ:
「…お嬢?」
オフィーリア:
「スワディアには…スワディアには、いっぱい贈り物してやったのに!あのハルウララ王にも、個人的に何度か頼みを聞いてやったのに!あの陰険ジジイの口臭にも耐えたのに!もういいもん!金輪際スワディアのご機嫌取りなんかしてやんないもん!諸侯は全員牢獄送りにしてやるもん!絶対生かして返さないもん!二度と休戦なんかしてやるもんか!やーい!」
ボルチャ:
「お嬢!?」
オフィーリア:
「ボルチャ、戦争用意。近所の酒場にいる兵隊、戦えるやつなら誰でもいいから全員連れてきて。いまからスワディアの肩書きつけた貴族を全員ぶっっっ殺しにいく」
と、意気込んだは良いものの…
実際はスワディア諸侯の度重なる侵略を受けカバル教国軍は防戦一方、自ずから打って出る機会を得られぬまま苦しい戦いを強いられる日々が続く。
さらに、そこへ追い討ちをかけるような事件が発生。
ボルチャ:
「お嬢!どうやらサランとの国境沿いでトラブルが発生したらしいですぜ!」
オフィーリア:
「なにぃ!?うーぬ、ロドックと仲の悪いサランとは懇意にしておきたいところ…それにいま、サランをも敵に回すのはまずい。仕方ない、とりあえずグロジスク城とティルバウト城を進呈してご機嫌を取っておけい!それとリブニク城はロドックに、あやつらも今敵に回すべきではないからの。それにロドックとサランはいま戦争中、隣接した領土をそれぞれ進呈すれば勝手に潰しあってくれることじゃろう!」
ボルチャ:
「ベージャーとの戦争で奪取した城でやすね!?ディリム北部の、まあ確かに戦略上重要な場所ではねえッスからなあ」
これが功を奏したのか、カバル教国はサラン朝から宣戦布告をされることなく、さらにこの後の展開はカバル教国にとって非常に有利な運びとなる。
ボルチャ:
「お嬢、朗報ですぜ!ベージャー、カーギット、ノルドの三国がスワディアに対して宣戦布告いたしやした!」
オフィーリア:
「ホウ?」
ボルチャ:
「そして現在、スノをノルドが包囲中ですぜ!戦力比はノルド有利、おそらくスノはノルドの手に落ちることでやしょう」
オフィーリア:
「なるほど、それは好都合じゃ。よし、その隙に我らは…プラヴェンへ進行する!」
サラン朝とロドック王国へ進呈した城からあらかじめ引き揚げておいた兵を率い、プラヴェンへ攻め入るカバル教国軍。
そしてプラヴェンを陥落させた直後、スワディアから停戦の提案が持ち込まれたのであった。
ボルチャ:
「そういやあついさっき、スノがノルドに落とされたらしいですぜ。おそらく、プラヴェンとスノが同時に落とされたことがスワディアにとってかなりの打撃になったんでしょう。どうしやすか?」
オフィーリア:
「ふん、いまさら泣き言を言っても容赦せんわい。そうじゃのう、手打ちに10000デナルでも要求してやろうかのウ」
ボルチャ:
「お嬢~…いくらなんでも、そんな条件をハルラウス王は飲まないと思いやすぜ?」
オフィーリア:
「それなら戦争を続けるまでよ。さあ、どうなるかのう」
ボルチャ:
「駄目ですお嬢、やはりスワディアは金を払ってまで和平を望む気はないみたいですぜ」
しかしこの後、オフィーリアにとっても意外なことが起きる。
スノに続き、なんとウクスカルまでもがノルド王国の手に落ちたのだ。
オフィーリア:
「ノルドの連中、いままでずっとやられっぱなしだったからのう。スノ攻略はラグナール王自らが指揮しておったし、よほど腹に溜め込んでいるものがあったのだろう」
ボルチャ:
「お嬢、スワディアがふたたび停戦要求をしてきやしたが…どうするんで?」
オフィーリア:
「決まっておろう、手打ちにしたいなら現金10000デナルを持参せよと伝えておけい。それ以外に停戦の道はない、なにせいま我らが戦争を止める理由はないのじゃからな」
ボルチャ:
「…オーケーだそうですぜ」
オフィーリア:
「え、マジで?なんじゃあ、つまらん…まあ、スワディアの連中にとってはさぞかし屈辱なことであろうよ。ひとまずきゃつらの面目を潰したことで溜飲を下げるとするかの」
レザリット:
「新興国に和解金を払うなどというのは、スワディアはじまって以来の醜態でしょうからな。それに我々と和平を結んでも、まだスワディアはベージャー、ノルド、カーギットの三国と交戦状態にあります。連中にとってはここからが正念場でしょうな」
オフィーリア:
「とか言って、どうせ他の国ともすぐに和解するのであろう?」
レザリット:
「うーん…」
オフィーリア:
「まあよい。こちらも次の展開を考えねばのう」
どうも、グレアムです。
Steamウィンターセールが終了してしまいましたね。俺は今回は参加がかなり遅かったので、バッヂを作り損ねたのと、購入タイトルをあまり吟味できなかったのが残念です。
とりあえず今年勝ったのはVa-11 Hall-AとSubterrainの二本、かなりオトナ締め大人しめな感じです。まあメインPCが逝ってるのが主原因でもあるんですが、非ゲーム用のノートPCでも動くタイトルとなると、かなり範囲が狭まるもので…そうでなければSatellite Reignとか、かなりの狙い目だったんですけどね。
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