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2017/12/20 (Wed)19:12
Mount and Blade: Warband 「Call to Arms」
Diary of a Noble's Daughter - Part.VII -
これはロドック地方の没落貴族カバル家の当主オフィーリアと
その臣下たちが繰り広げる珍道中の経緯を描いたものである
かつてロドック領だったイブデレス城は裏切り者ゲルルクス伯爵の謀反によってスワディア領となり、スワディア本土から離れた飛び地であるこの場所に目をつけたカバル家当主オフィーリアはゲルルクス伯爵を撃破しスワディアと交戦状態に突入。イブレデス城を奪取し、新生カバル教国を打ち立てた。
しかしここでロドック王国からの宣戦布告を受け、カバル教国は早々に苦しい戦いを強いられることになる。
ロドックの諸侯を撃破しつつ首都ジェルカラを奪取したそのとき、ベージャー王国から不可侵条約の打診を受けたオフィーリアはこれを承諾。また時を同じくしてサラン朝がロドックに宣戦布告し、僅かながら希望の光が見えはじめていた…
ニザール:
「Hey, your majesty!お嬢様、どうやらスワディアは我々との休戦を受け入れてくれるようだNe!」
オフィーリア:
「おおニザール、大義であったぞ。フムン、40日間の休戦か。良いじゃろう、承諾するぞい」
マルニド:
「お嬢様、何時の間にニザールをスワディアへ…意外と慎重というか、けっこう手回しが良いですよね」
オフィーリア:
「なんじゃマルニド、いままで妾をバカだと思っていたのか?さすがにロドックとスワディアを同時に相手にするのはきついでのう、なにより今はスワディアと喧嘩する理由がないし、二カ国分の工房を差し押さえられたとあっては財政にも悪影響が出るからな」
レザリット:
「これでロドックの背後に怯える必要もなくなったわけですし、遠慮なく戦の駒を進めることができますな!次なる戦場はヴェルカですぞ!」
破竹の勢いでジェルカラの北に位置する街ヴェルカを陥落させるカバル教国軍。
ボルチャ:
「さてお嬢、略奪の件ですが…」
オフィーリア:
「ウウム、皆で富を分かち合いたいのは山々じゃがな。ここで略奪してしまうと、町の繁栄度がワンランク下がってしまうのだよ。略奪したところでたいして儲かるわけではないしのう、だいいち、これから自分の領地となるとわかっているのに、略奪してどーするというハナシじゃ」
マルニド:
「所謂、罠選択肢というやつですな。ここは素知らぬ振りして『次へ』を選択するのが賢い領主の判断というものでしょう」
レザリット:
「それよりお嬢様、たったいま大変な報せが入ってきましたぞ」
オフィーリア:
「ホウ、スワディアがロドックに宣戦布告し、同時にベージャーとカーギットがスワディアに宣戦布告、とな?なんとも、妾にとって都合の良い展開になってきたではないか!」
レザリット:
「これでロドック、スワディアともに三正面作戦を強いられる形となったわけですな」
オフィーリア:
「さてロドックが敵に囲まれた状態になったということは、妾が無理に戦を仕掛ける必要も薄くなったというわけじゃなこれ?案外、このまま放っておいたらスワディアとサランが滅ぼしてくれるのではないかのう」
レザリット:
「左様ですな。このところ多少無茶な侵攻スケジュールだったので、ここいらで小休止するのも悪くないかもしれません」
オフィーリア:
「まったくもってその通りじゃな。焦らない、焦らない。一休み、一休み…」
オフィーリア:
「というわけで、一休みがてら観光も兼ねてペーチ城を侵略してみたぞ」
マルニド:
「ひ、一休みとは…?」
オフィーリア:
「さァて、このあたりの諸侯も片っ端から牢獄にぶち込んだことだし、攻め入られる心配が少なくなったんで、ちょいとサラン方面へ足を伸ばしてみようかのう」
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