主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。
http://reverend.sessya.net/
2014/06/02 (Mon)15:04
どうも、グレアムです。
昨今Stalker界隈で非常に話題になっている期待の新作MOD「Lost Alpha」を序盤だけプレイしたので、まずはその感触をお伝えしたいと思います。
起動時のトラブルが多いという話は聞いてたのですが、俺の場合も「Engine error. Last line in stack trace:
TF_GetInputScope()+5394 byte(s) C:\Windows\syswow64\MSCTF.dll」というメッセージとともに落ちる現象に見舞われました(Win7_64bit)。といっても互換モード(XP_Service Pack2)ですんなり起動したので良かったですけど。
MODとはいえスタンドアローンで、データはGamedataフォルダではなくdbで圧縮されているのでファイル構成は非常に簡潔に纏まっています。とはいえ改造に手間がかかる仕様なのは言うまでもなく、いちいちデータを展開するのも面倒なので今回は一切の改造ナシで挑んでおります。たまにはこういうのもいい。
オープニングは味のある手描きムービーです。モーションコミックに近いかな?内容はSoC冒頭のムービー通りになぞっているだけなので、わざわざ新規で書き起こす必要はあったのか…などと思いつつ、ひょっとしたら権利関係の問題があるのかもしれない。
GSCからX-Ray Engineのソースコードを貰い、バリバリにチューンしてお出しする…という話だったのですが、ベースはCoPではなくSoC!大丈夫かなぁ。
今回俺はグラフィック設定をFull Dynamicにしていますが、Sun ShadowsやDynamic Wet Surface、Depth of Fieldあたりの重いオプションは切ってます。しかしまあ、SoCってほとんどノーマルマップ使ってないからCS以降と比べるとどうしても見劣りするのよねぇ。
内容はというと、SoCの改造でストーリーラインも基本的にSoCをなぞったもの、ということで単なる小改造の域を留まらない代物かと思いきやさにあらず!マップからタスクの内容からバニラとはほとんど別モノと言って差し支えない。
Lost AlphaはBuild版の再現を目指しているということで、まず最初にシド爺からアノマリー地帯のアーティファクト捜索を頼まれる。以前、Build版のタスクやマップを追加したMODをプレイしたときはいきなり初心者村に入ろうとすると容赦なく発砲されたためつい警戒してしまったが、本作はそこまで厳しくはなかった。
本作の弾薬は、アーティファクトのように装備スロットにセットしないと機能しない。巷では「余計な手間を増やしただけ」と不評のようだが、個人的には気に入った。むしろARMAやR6(旧シリーズ)のような弾倉内残弾の概念があってもいいくらいだ。
それからフラッシュライトの使用にはバッテリーが必要だったり、空腹ゲージに加えて水分ゲージも追加されているなど、全体的にサバイバル感を演出する要素が追加されている。ただ水分ゲージに関しては、Cataclysmみたく塩分の強い食べ物を摂取すると低下するとか、アルコールを飲むと逆に低下するなどといった要素はない。アルコールでも回復するし、低下は時間経過によってのみだ。それほどシリアスに考える必要もないだろう。
ゲームバランスはきつめと聞いていたが、基本的にはバニラ準拠であり、数多の高難度化MODと比べるとそれほど意地の悪い代物ではない。いままでの長い歳月でシリーズ三作と多数のMODをプレイしてきた熟練Stalkerにとっては難しく感じる要素はないだろう。
英文もそれほど長いものや難しいもの、文法が怪しいものがあったりするわけではなく、読み飛ばしただけでタスクが詰まるようなことも(今のところ)ない。次の目的地にはきちんとマーカーもつく。このあたりは、基本的にはバニラ準拠であることの面目躍如か。
ただ、セーブに時間がかかるのが…というより、セーブそのものではなくメニュー関連のアクセスにかかる時間が長いのは気になる。
しかしまあ、あらかじめ聞いてた前評判(曰く、えらく不安定、難易度が高いetc)よりはまったく普通に遊べているので、ちょっと拍子抜けというか。いや有り難いことなんだけどね。
今回は攻略を焦らず、ゆっくりじっくり進めていこうと思う。ひさしぶりにゾーンを等身大で楽しむのも悪くない。
PR
Comment