前回「SFPS3.20」にムリヤリ「ICP0.9β」をぶち込んでみたわけであるが、今回はさらに一歩踏み込んで「ICP0.9β」用のMOD(つまりMOD用のMOD用のMODというわけ)…である「7sAStMod for 0.9β rev11」を組み込んでみた。
そこまでするなら最初から「SFPS3.11」を入れ直せ、という話なんだけれども、いまさら昔のバージョンを入れ直すのもなんか悔しいなあ、ということで、あえて3.20での挑戦である。
とりあえず「7sAStMod for 0.9β rev11」のデータを上書きしてゲームをはじめてみるものの、ムービー再生前にクラッシュ。これが「SFPS3.20+ICP0.9β」にムリヤリ組み込んだからなのか、あるいは「7sAStMod for 0.9β rev11」固有の問題なのかは確認できなかった(wikiにそれらしいことが書かれている)。
仕方がないので改めて「ICP0.9β」のデータを上書きするというダイナミックかつ短絡極まりない手段で起動、sidrovitchとの会話を終えてセーブしてから一度終了し、改めて「7sAStMod for 0.9β rev11」のデータを上書きする。
すると、なんとか無事にゲームをはじめることができた。
ちなみに「7sAStMod for 0.9β rev11」に収録されている「テストプレイヤーMOD」だが、これがどうもプレイヤーのステータスに関わる「actor.ltx」と、ユニーク装備や多額の現金を得るために必要と思われる「escape_dialog.script」に問題があるらしく、ゲームが起動しなかったり、ゲーム開始時にsidrovitchが喋らず(こちらから話しかけることもできない)最初の部屋から出れなかったり、会話の途中でクラッシュしたりと問題が多発したので導入を断念してしまった。
さて「SFPS3.11+ICP0.9β」に「alpha_arsenalmod-testing_version」の武器を追加するというゲテモノ仕様のMOD用MOD用MOD「7sAStMod for 0.9β rev11」だが、さわりだけプレイしてみてもタイトル画面の音楽や変わっていたり、sidrovitchの部屋で流れるラジオが名曲(美曲と言ってもいい)「Dirge for the planet」から、なんともロシアロシアな香りのするラジオ放送に変わっていたりと、なかなかに面白い。
追加された武器の多くは第二次世界大戦中(あるいは第一次世界大戦中)に活躍したモノたちで、有名どころからマイナーな代物まで一通り揃っている(Lewis機関銃なんつーどマイナーなものまである。これが発砲するたび上部のマガジンが動いて楽しいのだ)。
とりあえずスプリングフィールドM1903を購入し、神に仕える狙撃兵へと変貌するグレさん。セカンダリをM1911ではなくモーゼルC96にすれば、イーストウッド主演の西部劇「シノーラ」になるよ。
↑神の使徒と化すグレさん。しかしすぐ、ミュータントの群れは戦車砲よりも恐ろしいと思い知るはめに
しかしまあ、ICPってゲーム開始してからいきなりmilitaryの連中が襲ってくんのね…当時のSFPSがそういう調整だったっけ?そういえばはじめてSFPSをプレイしたとき、ゲーム開始して早々にハインドが飛んできて新人キャンプの面子を殲滅し、機銃やロケットの弾幕に晒されながら呆然とした記憶があったような。
おかげで最初からAK74だのAN-94abakanだのが手に入って財布には優しいんだけど、まずはゴミみたいなAK47で心臓ドキバクいわせながらセミオートで狙撃…みたいな初心な行動ができないから困る。
あとtushkanoの襲撃。イキナリすぎる。序盤から新人キャンプ大ピンチですよコレ。あと車両工場跡のbanditsを壊滅させてWolfから報酬をもらうと、すぐにbanditsの復讐があるのすっかり忘れてた。素の3.20プレイしてたときは警戒してたんだけど。
とまれ、今回はクリアなんか目指さずにのんびりまったりプレイしようと思ってます。だんだん動作が重くなって、しまいには夜が明けなくなる破目になるってのはわかってるけども。まぁーICPは名有りNPCも頑丈になってるんで、素のSFPSみたいに「気がついたら『くろこりん』が死んでた」なんてこともないと思うんで。しかしアレ、マジにarmy warehousesに直行しないとあっという間に犬の餌になんのね。はじめてFreedomの基地に行ったとき、一回全滅したと思しき量の死体が転がってたのを見たときは戦慄したもの。