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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2016/01/03 (Sun)09:09





 スカイリム南部、帝国軍の砦を擁する村ヘルゲンへと続く街道を行く馬車には重苦しい空気が漂っていた。
 御者は作物を乗せた農民や交易品を抱えた商人ではなく帝国軍兵士で、荷車に乗せられているのは、いずれも手を拘束され動きを封じられた囚人たち。
 皮鎧に瑠璃色の布を巻いた兵士…スカイリム独立のため集結し、帝国やアルドメリと戦うため組織された反乱軍ストームクローク。その名の由来であるウィンドヘルム首長、決闘によって上級王トリグを殺害した反乱軍の指導者ウルフリック・ストームクロークもまた、厳重な拘束のもと荷台に押し込められていた。
 そのほかにも馬泥棒、密入国者などの犯罪者が捕えられている。




 ヘルゲンには多数の帝国軍兵士とともに、血塗れの斧を持った大柄な処刑人と、罪人の魂の救済のため祈りを捧げる神官が馬車の到着を待ち侘びていた。
 一人、また一人と馬車を降りていく囚人たちが呼び出され、処刑台へと向かっていく。
 必死な命乞いも虚しく首を落とされ、また逃走を図り背中を射抜かれる犯罪者たちとは違い、ストームクロークの兵士たちは死の寸前まで気丈な態度を崩すことはなかった。
 最後まで臆すことなく自らの正義を信じた彼らの姿は尊く…そしてそれが、それゆえに、「私にとって大変気に入らない、我慢ならないもの」だった。

 くだらない、なにをチンタラやっているのだ。さっさと皆殺しにすればいいものを、仕様のない格式にこだわって丁寧に一人づつ処刑するなどと…
 私が兜の下で不快な気分を噛み締めたとき、天空から獣の嘶きのような声が聞こえた。
 まさかそれが、これから起きる災厄の種になるなどとは、このときの私にはわかりようのないはずのことだった。そしてそれを理解する瞬間は、わずか数刻後に訪れた。




 漆黒の鱗に覆われた巨大な飛龍が砦の上に舞い降り、炎を吐いて村ごと人間を焼き払っていく。
 果たしてこれは偶然か、あるいは何者かが仕組んだことなのか。
 突然の来訪者に対抗する術を持たぬまま、私は帝国軍の兵士とともに砦の内部へと逃げ延びた。








「いったい…あれは、なんだ!?」
 重い鎧を着たまま村中を奔走した私は息せき切らせながら、隣の男…帝国軍兵士のハドバルに尋ねた。
 砦には帝国軍だけではなく、混乱のさなか拘束を解き難を逃れたストームクロークの兵士たちも避難している。ハドバルは剣を手に油断なく周囲を見回しながら、口を開いた。
「あれは…ドラゴンだ」
「ドラゴンだと!?スカイリムにはドラゴンがいるのか!?」
「いるというか…伝承には残っているが、この数百年、もしかすると数千年、誰もその姿を見た者はいなかった。俺でさえ未だに自分の目が信じられないほどだ」
「くそう…なんという失態!あの忌々しいウルフリックを逃がすとは!しかし、まさかとは思うが…あのドラゴンは、ウルフリックを助けるために来たのではあるまいな!?」
「いまのところは何とも言えないな。ただ、反乱軍がドラゴンを利用しているというのなら、一刻も早くテュリウス将軍にこのことを伝えなければなるまい。協力してはくれないだろうか?」
 その言葉とともに差し伸べられた手を、私は乱暴に叩く。
「勘違いするなよ貴様、私はあくまで本部からの命令で帝国に協力しているに過ぎん!それですら、我々に滅ぼされる寸前だった貴様らが泣きながら詫び命乞いをし和平なんぞというものを結んだゆえに首の皮を繋いでやっているのだ!そうでなければ、誰が耳の丸い連中なぞ…!」
「わかった、わかった。あんたがノルドを嫌いなのはよくわかった。ただ、いまは双方の利害のためにも助け合ったほうがいいと思わないか」
 私の苛烈な罵倒に面食らいながらも、ハドバルは努めて冷静に諭そうとしてくる。
 忌々しいことに、いまここでハドバルと争っていても事態は決して良くならないし、なにより私は本部から「できるだけ帝国を手助けしろ」という命令を受けている。
「ノルドめ…忌々しいノルドどもめ……!!」
 私の怨嗟の声を聞き流すハドバルとともに、安全な出口へと通ずる砦の地下へと向かう。




「死ね、帝国の手先め!」
「邪魔者は殺す!」
 途中で合流した帝国の尋問官とともに、私は行く手を阻むストームクロークの兵士たちを屠っていく。
「スカイリムはノルドのものだ!」
「ほう…」
 ザンッ!
 雄々しい叫び声を上げながら襲いかかってくるストームクロークの兵士を一刀のもとに斬り伏せ、私は血溜まりに転がる死体を見下ろして言った。
「ならば、タムリエルはエルフのものだ!」








The Elder Scrolls V : SKYRIM
スカイリム外典『アイレイドの逆襲:The Ayleid Strikes Back』



>>to be continued...








 どうも、グレアムです。あけましておめでとうございます。
 新年早々にSkyrimをニューゲームで始めてました。今回はいちおうストーリー仕立てで書いてますが、次回で基本設定を紹介したあとはゆるいプレイ日記に終始すると思います。SS書くつもりはないというか、いい加減一度はクリアしとかないとっていうコンセプトで作ったキャラなので。
 以前プレイしていたアルゴニアンのアーケイドもデータは残っているんですが、環境を再構築した手前、ちょっとモチベーションが下がってるんですよね…ただ今回は帝国ルートで進める予定なので、いずれストームクロークのルートで再開するだろうとは思います。

 キャラの基本情報は次回に譲るとして(今回名前も出さなかったのは意図的にやってます)、今回は装備について触れておきたいと思います。
 この装備のベースはLuxlucis armorというModで、Hellgate Londonに登場した装備を再現したものです。元は銀のボディに青い光を放つというものでしたが、これを画面写真のように黒いボディに赤い光へとリテクスチャ。さらに今回はMeshもいじってます。
 まずEmissive Color(発光部分の色)が青く設定されているので、これを赤に再指定。数値は適当に入力しました。【R: 0.95, G: 0.05, B: 0.05】くらいだったかな?またEmissive Multiple(発光の強さ)が2に設定されているのですが、個人的にこれはちょっと弱すぎる、もっとギンギラギンに眩しいくらいがハッタリきいてて好きなので10にしました。おかげでめっちゃ光ってます。
 さらに鎧本体もリッチに光ってほしいので、Specular Strengthを0.6から2へ変更。いい感じのグロス仕上げになりました。テッカテカです。
 ちょっとした改造ですが個人的にめっちゃ気に入ってます。モチベーション上がるぜえぇ。














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