主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2015/10/15 (Thu)02:12
仲間を引き連れるときの心象は引率の保父のようだ
どうも、グレアムです。バイトの前夜に徹夜したら超グロッキー状態になりました。もうヤバイ、「中途半端に寝るよりずっと起きてたほうがむしろ目が冴えるよね」とか考えてた俺が甘すぎました。
俺をそんな超ピンチ状態にしてくれたゲームは、旧OFP用のユーザー製作キャンペーン「Final World War」。Battle Over Hokkaidoをベースに製作されたキャンペーンで、大東亜戦争を現代戦装備で再現するというもの。設定はやや荒唐無稽であるものの、ゲームである以上はこれくらいの思い切りのよさは必要だと思う。今となっては、ドイツとロシアが共同してアジアを侵略するっていうガングリフォンのシナリオもけっこうファンタシーだしなぁ。
内容は公式キャンペーンを手本に丁寧に作られたもので、遊んでいて素直に楽しめる出来になっている。製作者は公式キャンペーンをかなりやり込んでいるらしく、ミッションのパターンやお約束事などを忠実に踏襲しているのは好感が持てた。カットシーンは凝ったものが用意されているが、数自体は多くないのもマル。ユーザーはゲームがやりたいわけだからね。
本来、これがユーザーミッションの正しい姿だと俺は思ってる。何度も書いたようだが、旧OFPやArmAは公式がやろうとしなかったパターンのミッションを作ると、ほぼ例外なく内容が破綻する。そもそも旧OFPの面白さは行動の自由度の高さと、そしてNPCのフレキシブルなAIにすべてがかかっているので、基本のゲームプレイ(索敵、襲撃、破壊、防衛等)だけでも充分に面白いはずなのだ。
だからユーザーミッションなんていうのは、基本的なゲームプレイを変えずにシチュエーションだけ違う程度のもので充分なのだ。それで、というか、それが一番面白いのだから。まあ、先述した「公式がやろうとしなかったパターンのミッション」というのを積極的に取り入れちまったのが、ArmA2だったりするんだが…ナニカンガエテンダイッタイ。
動作環境に関して。本キャンペーンは古いバージョンのBOHをベースに製作されているため、最終版の1.46だと多少の不具合が出る。装備品(対戦車用のカール・グスタフ)に関するエラーはほぼ全てのミッションで出るためこれは無視していいとして、それ以外のメッセージが出たときはすこし注意が必要だ。これは個々の環境によるかもしれないが、俺は一回だけ、セーブデータを読み込むとほぼ確定でOFP自体が停止するミッションに遭遇し、ロードなしの一発クリアを余儀なくされたことがある(しかもそれがけっこう難易度の高いミッションだった)。
それと、これはFWWではなくBOH固有の問題なのだが、NPCにジャベリン系のランチャーを撃たせるとほぼ確実に自爆して周囲に甚大な被害をもたらす。これはブースターに着火するまで弾体が落下するため照準を上に向けて撃たなければならないのだが、NPCのAIが対応していないらしく普通に水平に向けて発砲してしまうため。FWWではほぼすべてのミッションで分隊指揮を任されるため、ロードアウトの時点でジャベリン(自衛隊のはLMATだっけ?)を所持している部下がいる場合は必ず外しておくこと。
現在キャンペーンを半分ほど攻略したところだが、細かい不具合はあるものの、クリアできないほどではない、という印象。今日びは商業ゲームでもこれより酷いバグに悩まされるゲームは少なくないので、充分に許容の範囲内である。
あるいはFWWのために古いバージョンのBOHを入れ直そうかとも思ったのだが、どうも現在はBOHのHPのほうが死んでいるらしく、断念せざるを得なかった。
しかしFWW(BOH)に限らず、旧OFPはいま遊んでも充分に面白いね。まったく色褪せることがない。というかむしろ、グラフィックが進化した順当なアップグレード版であるはずのArmA/ArmA2を同じように言えないのが問題なんだが…
それとも、これはたんなる思い出補正というやつなんだろうか。
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