主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2013/05/01 (Wed)10:11
↑BLOOD2オープニングムービー。カッコイイよなあ。
このゲームはムービーシーンにもうちょっと力を入れても良かったと思う。
先日BLOODを紹介した手前、せっかくなのでBLOOD2も久しぶりに遊んでみた。
1年くらい前に再インストールしたとき、すでに最新のパッチを当ててAUTOEXEC.CFGも調整済みだったのでスムーズにプレイできたことは過去の俺に感謝したい。
ちなみにグレさんが所持しているのはソースネクスト版の日本語マニュアル版、実をいうとグレさんがBLOODに触れたのはこの2が先である。現在はダウンロード販売で安く手軽に購入できるそうだが、形として手元に残しておきたい主義のグレさんとしては、やはり昔(もう何年前か忘れた)そんなに安くなかったにも関わらず中古を見つけたときに購入した自分を褒めてあげたい。
↑遠くに見える月が非常に美しい。
舞台は前作から100年後の2028年(つまり前作は1928年の出来事)、あと15年くらい先の未来ですね。ちなみにBLOOD2の発売は今から15年前です、なんか奇妙な因縁を感じる。あと15年程度ならM16もまだ現役だよなぁきっと。
とりあえず舞台がガラリと変わったことで前作ファンからの評価はあまり高くないんですが、前作とはまったく別モノ、というか、趣向の異なる作品として遊べばかなり楽しめると思います。というか今回ひさしぶりにプレイしてみて、結構フツーに楽しかったのが自分でも意外でした。
前作がゴシックホラー、本作がSci-fiアクションということで。SFホラーと言うには、ちとホラー要素が薄い気がする(けど序盤のマンションのステージなんかはかなりホラー)。一応、最後らへんでDOOMのHELLっぽいステージは出てくるんですけどね。元々SFとブラッド&ゴアはよくある組み合わせなんで、血が出て内臓飛び出せばホラーかっていうと、そうでもないのがなんとも。
↑最初のステージが電車から始まるという映画的シーケンス。
もちろん一般人も巻き込みまくりです。
相変わらずケイレブの魅力がぱないですね、前作以上によく喋るし、台詞がいちいちカッコいい。いかしてる。Monolithはこんな魅力的なキャラを過去の遺産にしとくのは勿体無いよホント。
まあその反面、他のキャラでプレイする意味がまったくないってのは…うん、まあ、仕方ないね。
本作では、前作で死亡したザ・チョーズンの3人が復活してプレイヤーとして使用できるんですが、イシュマエルはともかく、恋人のオフィーリアのキャラ変わり過ぎ問題。ガブリエラ(=ガブリエル)に至っては性別変わってるし。ジョジョか。本人は「It's a long story.」とか言って誤魔化してますけど。たぶん前作ファンの評判良くなかったのは、このへんのキャラ改変が一番大きかったんじゃないかと思うんですけどね。イシュマエルはいいキャラしてるんだけど、他がなぁ…というか、オフィーリアがなぁ。
↑スタイリッシュに生まれ変わったファナティック。
背のシリンダーの薬液を体内に注入すれば、自爆兵器に早変わり。
グラフィックは、当時のものとしてはかなりキレイですね。
よく言われる、エフェクト関連については正直あまりピンと来ないんですが、一人称視点での武器のモデリングとか、テクスチャなんかがすげぇなと。いや他と比較してどうこう、てんじゃないですけどね。当時FPSって他に何が出てましたっけ?
あとは薬莢ですよ!Monolithといえば薬莢、これは外せない。とにかくすげーリアルなんですよ、まずパッと見で角ばって見えないってのが凄い。テクスチャも美しい、透明感のある質感といい、先端の焼けた感じの表現とかも素晴らしい。こんだけ美しい薬莢がドバドバ出るゲーム、他に知りませんよ俺は、未だに。でもって薬莢が落下したときの効果音もすげーいいんだコレが。
そうそう効果音、効果音も外せないね。このゲーム、効果音にもすげーこだわってます。なんせ(ボイスデータ含む)効果音が格納されてるSOUND.REZを解凍してみたところ、2400近いwavデータが入ってたからね。なんに使ったんだよそんなに!(笑)ボイスデータと合わせても多すぎる。
こういう、一見無駄にも思えるコダワリがMonolithたる由縁だと思ってるんだけど、最近はどうも、そういう執念というか、ゲーム製作にかける妄執のようなものが感じられなくて辛い。もう初期のメンバーとかほとんど残ってないのかな。
↑これがMonolith謹製の薬莢だぁーっ!
効果音と合わせて、未だにグレさん的ベストオブ薬莢の座は揺るがない。
あとはやはりあれですな、パッチについても触れておかねばなりませんな。
最新のパッチを当てると、なんとゲームプレイ中にBGMが再生されるんですよ!というか、以前プレイした古いバージョンだとBGMが再生されなかったんですよね。ひょっとしたら環境依存の問題だったのかもしれないけど。
BGMの有無はプレイのモチベーションにかなり関わってくるので、もし古いバージョンでプレイしていてBGMが再生されない方は最新のパッチを当てましょう。「2.x~以降のパッチはキーバインドがめんどくさいからヤダヤダーっ!」という人も、めんどくさがらずにちゃんと設定しましょうね。とりあえずAUTOEXEC.CFGをまっさらにしたら、あとはゲーム中にオプションで設定すればいいだけなので楽勝です。別にノートパッドとにらめっこしながら手打ちでバインドする必要はありませんので。
あと、新しいバージョンだとオートセーブ機能が実装されてます。たしか古いバージョンだとオートセーブなかったと思うんですよね。けっこうエラー落ちとかもありますし、わりと死にやすいゲームでもあるので、ステージ開始時にオートセーブされる仕様は有り難いハズ。ただしステージ開始直後にエラー落ちした場合は前のステージから始めることになります。さすがMonolith、詰めが甘いッ…!
それと、これはパッチとは別に気になっていることなんだけど、デモ版では人間キャラをバラバラにすると初代BLOODみたく目玉が飛び散るんですが、なぜか製品版だとオミットされてるっぽいんですよね。最新パッチ当てると追加されるのかなーと思いきや、そんなことはなく。
とにかく、他のプレイヤーはちゃんと目玉が飛び散っているのか、それともあれはデモ版のみの仕様だったのか、それが長年ずっと気になっているんですよ。誰か情報持ってないですか?製品版だと目玉の形したアイテムが存在するんで、それとの混同を避ける形でオミットされたのかなーとか思ってるんですが…でもあれ、ぶっちゃけ使わないしなあ。うーむ。
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