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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/05/18 (Sat)19:36
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2011/11/09 (Wed)16:13
 HPにイラストupしました、これでキャノンエンジェルのメインキャラが一通り揃った感じで。

http://reverend.sessya.net/zl.html

↑ついでにモノクロヴァージョンも。

 テクノロジーが発達し、あらゆる技術を意のままに操ることができるメガ・コーポ(大企業)にもただ一つ、思い通りに扱えないものがあった。魔法だ。魔法を理論化・システム化し、機械との融合を計る試みは早くからはじまっていたが、各企業で研究が開始されてから20年以上の時を経てもなお、成果はまったく上がっていなかった。
 そこでノヴァ・テクノロジーは魔法そのものではなく、魔法使い(イニシエート=覚醒者、補助機器の支援なしで魔法を操れる者)を計画的に製造・運用するプロジェクトを立ち上げた。

 プロジェクト名「キャノン・エンジェル」。
 かつてカイエル紛争で命を落とした伝説の殺し屋ブラック12の遺体から採取した遺伝子情報をもとに大量のクローン人間が製造され、それぞれの箇体にA1~Z5までのロット番号を振って実験を繰り返した。
 ノヴァ・テクノロジーが欲したのは、操者の命ずるままに魔法を使う、「ただの道具として機能するイニシエート」だった。しかし計画は失敗し、力を暴走させた披検体の手によって研究所は壊滅。総勢130体存在した実験体もほとんどが死亡し、僅かに生き残った箇体も何処かへと姿を消してしまった。

 破壊衝動のみを抱えて活動していた披検体Z-2は、ある日自らがこしらえた大量虐殺の現場で一人の青年を目にする。青年は大量に散らばる死骸と、傷つき醜く汚れきったZ-2を見て、こう言った。「美しい」と。
 はじめて触れる「美」という概念にZ-2は心を奪われ、彼女は偶然出会った青年…ファトジョージに保護される形で生活を共にするようになる。

 ズィーロットというストリート・ネーム(通り名)を名乗り、無為な虐殺行為をやめた彼女ではあったが、破壊衝動がなくなったわけではなかった。行き場をなくした欲求はやがて自身に向けられ、ズィーロットは自分自身を傷つけることで破壊の欲求を満たすようになった。
 日増しに身体の傷は増え、目を潰す、内臓をえぐるなど行為が過虐になるにつれ、ファットジョージの手によって肉体のパーツが機械に置き換わっていく。人間ではなくなっていく彼女の姿をファットジョージは「美しい」と賛美し、その賞賛の声に応えるように自身を傷つけるうち、ズィーロットは自傷行為で性的な快楽さえ得るようになる。

 過去の経験から性的不能者となっていたファットジョージと、生まれつき生殖機能が破壊されているズィーロット。二人の歪み狂った恋の物語は、オリジンと彩の介入で新たな変化を見せることになる…



 そんな感じで、えーとまあ狂ってるなあこれ。
 最後発にしてもっともサイバーパンクな雰囲気が出ているであろうドールメイジ(人形導士)のズィーロットです。妖艶なフェロモンを発しながら近づき、「あなたの身体の中身が見たいわぁ」とか言って爆破してくる、そんな魔法使い。
 彼女の肉体はボロボロですが、実はこれ、全部自傷行為によってついた傷です。ヤク決めながらアヘ顔でナイフ使って傷をえぐったりします。メンヘラ?ヤンデレ?おっかないっていうかちょっと人間やめてませんかねこれ。
 サイボーグ化技術が発達した時代ならではの愛の形ですね。

 もとは表題の「キャノンエンジェル」ってのはオリジンの特殊部隊時代のコードネームという設定だったんですが、現行のほうがドラマチックだし名称が持つ意味も大きいのでこれで。
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2011/11/07 (Mon)16:08
 HPにイラストを追加しました、ついでにモノクロヴァージョンをここに載せときます。

http://reverend.sessya.net/fg.html


 ファット・ジョージはもともとソーマ・コーポレーションのマトリクス・ネットワーク開発に関わっていた一線級の技術者だった。巨大な演算装置に大量のコード類、無数の電子部品…そういったものに偏執的なまでの愛着を抱いていた彼は、やがてコードの無線化やデザインの小型化・スマート化に特化していく新型機器の開発に熱意を持てなくなり、ひっそりと表舞台から姿を消す。
 ノースウィンド王国中部の商業都市マイルタウンに旧式の電子機器ばかりを扱うショップを建てたファットジョージは、冴えない電気店を経営する傍ら、趣味ではじめたハッキング活動に序々にのめりこんでいくようになる。

 ハードウェアは進化してもネットワークの形そのものに変化がないと気がついたファットジョージは、かつて自分が構築したマトリクス・ネットワーク・システム内を自分の庭のように闊歩するようになる。
 それだけなら、ただの悪戯好きのギークで生涯を終えていたかもしれない。しかし買い物の途中で偶然出会ったドールメイジ、そして自分の評判を聞きつけて接触してきたフェイスの存在が、自己満足で完結していた彼の運命を変えることになる。



 というわけで、前回、前々回に引き続きキャノン・エンジェルの面子の一人であるハッカー「ファットジョージ」の登場です。
 オリジン、彩と比べてかなりサイバーパンク色が強いデザインになったと思います。新しい技術に拒否反応を示し、古い技術を愛好する変わり者です。大量のコード類とでかくて低性能なタンマツ(PC)に囲まれた環境に愛着を持つ変人。

 似顔絵とかが大嫌いなグレさんにしては珍しく、彼にはモデルになった人物がいます。俳優のニック・フロスト。ショーン・オブ・ザ・デッドやホットファズに出演してた愛すべきデブです。あと、ちょっとメタボーイが混じってる。
2011/11/04 (Fri)13:33
 えー、またHPにイラスト載せました。前回の続きみたいな感じで。

http://reverend.sessya.net/ta.html

 ノースウィンド南東部のエル・マナエフ自治区(長命種メトセラの居住地) 出身である透真彩は、30年前のエル・マナエフ虐殺事件の数少ない生き残りの一人だ。難を逃れ、グンマ帝国に亡命した彼女は名前と姿を変え、持ち前の行動力で表社会と裏社会の狭間を危ういバランス感覚で渡り歩いてきた。
 
 やがて5大企業が台頭するようになると、彩はアレックス・ウィンゲート率いるノヴァ・テクノロジー社と契約して表沙汰にはできない仕事の数々を代行するようになる。ノヴァ・テクノロジーの人員とは別に、ハッカーのファット・ジョージ、ドールメイジのズィーロットというフリーランスの傭兵を仲間に引き入れた彩は、やがてとある任務で過激な殺戮マシーンと化した男オリジンとコンビを組むことになる。



 そんなわけで、指先容器にモノフィラメントワイヤー(単分子鋼糸)を仕込んだフェイス(交渉人)の彩です。
 実はオリジンと彩のコンビのイラストは以前にも描いたことがあります。

http://reverend.sessya.net/ca.html

 この時点ではオリジンの顔の造型に関してそれほど設定が固まっていたわけではありませんでしたが。
 とりあえず今回の彩のイラストに関しては、当時のイメージを崩さず全体的に洗練された感じが出せればなぁとか考えながら描きました。チャームポイントはふともも。
 弾丸とか切断してますが、これは絵的なインパクトを優先させたもので、実際にはそれほど戦闘力が高いわけではありません。あくまで交渉にステータスを極振りしたキャラなので。



 あーそれと以下は個人的な雑記を。
 なんとサブで使用していたノートPCも使用不能になってしまいました。事前にリカバリしたのでHD内のデータも消失。特に重要なデータはなかったよなーとか思ってたらノートPCにしか保存してないイラストや文書があったよファック!
 どうしてこうもアクシデントが重なるのか。グレムリンの資質でも取得したのか?不利な資質取得で得られるBPはどこいったんだクソがァ!おいGM出てこいGM!(シャドウラン4版のルールブック読みながら)

 腰を痛めているグレさんにとって、寝ながら文章が打てるノートPCの存在はわりと重要だったりしてたり。ていうかどーすんだよオイ金も得物もない狩人の行く先は何処かや?
 しかしなんだ今年は厄年か…?
2011/11/02 (Wed)13:16
 HPにイラストをうpしました。

http://reverend.sessya.net/or.html

 まだ新暦ではなく西暦だった頃の地球…
 米国特殊部隊デルタフォースの一員だったローランド・ブルックスは、作戦中の過失を問われて軍法会議にかけられる。有罪がほぼ確定し処分を待つ身だったローランドに、上官から罪の不問と引き換えに超兵士製造計画への参加を持ちかけられた。

 まだ技術的に不完全だったチタニウム骨格や反射神経強化などのサイバーウェア、筋肉の強化や調律といったバイオウェアの移植に伴い、改造部位が肉体に定着するまでローランドは休眠装置に入ることになる。
 しかしヘルゲート解放によるケイオスの侵略、機械文明マシニマによる人類粛清計画、そして地上文明の消滅を経てもなお、調整不足と誤作動による休眠装置の不具合によってローランドが目覚めることはなかった。

 結局6世紀以上の時を経て地下研究所で目覚めたローランドは記憶の大部分を失っており、また鏡に映った自身の変わり果てた容貌を見て愕然とする。
 取るものもとりあえず地下研究所から脱出したローランドは、賊の襲撃を受けているカンパニーマン(企業人)を偶然助けることになる。ローランドが助けた男こそ大企業ノヴァ・テクノロジーのジョンソン(非合法活動に関わる人員との交渉人)で、ほとんど裸同然の姿で武装した賊を撃退したローランドの戦闘能力を評価したジョンソンは当面彼の面倒を見ることを約束する。

 かつて自分が活動していた世界との差異にとまどいながらも、ローランドは自身を「オリジン」と名乗り廃ビルの一室を根城に傭兵として活動することになる。



 …とまあ、そんな感じのバックストーリーで。ちなみに廃ビルを占拠していたストリートギャングとツルんで麻薬の密売も手伝っていて、謝礼として神経を鋭敏化する薬物を横流ししてもらっているというヤバイ設定もあります。
 もとはシャドウラン4版での使用を想定して作ったキャラでして(外観の醜悪さは冷凍睡眠中にゴブリナイゼーションの影響を受けたせい、というのが元の設定。そのためキャラシートでの種族設定はオークとなっている)、今回のイラストにおいて武器はシャドウラン4版のものを持たせました。
 シャドウランを代表する大型拳銃アレス・プレデター4に、ショルダーホルスターにフルオート改造型のフェチェッティ・セキュリティ600を。

 キャラの基本コンセプトは「F.E.A.R.のポイントマン&ウォーゾーン版パニッシャー&原作版WANTEDのウェズリー・ギブソン」という3身合体。あとスポーンもちょっと混じってるかな。
 性格は超攻撃的なロールシャッハ。救いようがない…なんせ資質に「社会不適応」が入ってるくらいで。

 いかにもアメコミのヴィラン的な怪人なんで、影をバリバリ入れました。今回は一度色数を2色(!)にしてから縮小しましたんで、色の塗りムラが出なくて良い感じです。
 ちなみに「CANNON ANGEL」は表題っぽい感じで。元ネタはcorrupterの曲から。
2011/10/30 (Sun)07:43
 いやーウォンテッドいいですわ。絵がめっちゃ上手い。参考になる。

 そんなんで今回は勇者屋の短い総集編漫画(名場面集みたいなの)を描こうと画策。とりあえず1ページだけ描けたよ。


 アメコミっぽく。カラーリング前のモノクロヴァージョンみたいな感じで。
 今んところHPに載せる予定はないです。勇者屋の小説のほうを推敲&誤字脱字の修正&背景設定のすり合わせなんかをした後でHPに載せたいので、そんときに併載するかもしれないです。

 いままでずっと更新が遅れてたのはゲームやってたからです。いつものこと。
 グレさんが珍しくシミュレーションゲームなんかやってましたよ。シヴィライゼーション・レボリューション。廃人量産機と呼ばれるゲームの家庭用機版ですね。システムまわりはかなり簡略化されている模様。
 いやもうハマりまくって困った。どれくらいハマッたかというと、夢の中でもやってたくらい。
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