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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/03/29 (Fri)14:20
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2016/09/13 (Tue)21:29





 最近になって、エナジードリンク「モンスターカオス」がパッケージをリニューアルして再登場した。
 バイト帰り、近所の薬局でオレンジ色の缶を見かけたとき、俺は目を疑ったものだ。
「まさか…」
 なぜなら、そう、かつて俺はモンスターカオスを愛飲していたからだ。むしろ、愛していたと言ってもいい。今回はその馴れ初めと、モンスターカオスへの想いを綴りたい。

 俺がはじめてモンスターカオスと出会ったのは、あれは俺がまだコンビニ店員やってたときだから…いや、だめだ、思い出せん。そもそもが自分の生年月日でさえ時折忘れる男、地理と暦にはめっきり弱いのだ(歴史年表も全然覚えられない)。もちろん他人の生年月日なんてまったく覚えていない。家族の年齢と誕生日も例外ではない、みんな何歳だったっけ?
 ああ、いや、俺の健忘症アピールなんて、どうでもいいんだよ。
 ともかくモンスターカオスをはじめて飲んだときの衝撃たるや、いまでも忘れることができない。
 エナジードリンクといえば「ちょっと豪華なコーラ」程度の認識しかなかった俺にとって、モンスターカオスのフルーティな味わいと、脳にガッツリとくるパンチの強さはまさに革命的だった。
 一口飲んだだけで「これだ!」と思った…例えるなら、クラブでたまたま見かけた女の子に声をかけたところ、瞬く間に意気投合し、明日のデートの約束まで取りつけてしまったような…いわゆる、運命的な出会いだった。俺は一瞬でモンスターカオスと恋に落ちた。
 笑顔の似合う、活発、快活な娘…モンスターカオスを女の子に例えるなら、俺はそう表現するだろう。楽しいことが大好きで、エネルギーに溢れている。それでいて慎み深さも持ち併せており、自分を押しつけようとせず、他者を理解しようとする懐の深さがある。そんな印象を受けた。
 それ以後、俺はモンスターカオスを毎日のように飲み続けた。彼女が好きだったから。彼女と一緒にいると楽しかったから。

 だが突如としてモンスターカオスは店頭から姿を消しはじめ、やがて俺の周囲には緑色のモンスターエナジーしか見かけなくなった。
 いつもそうなのだ。俺が愛すると、それは姿を消すのだ。アナログで彩色していた頃に愛用していたマーカーがそうだった。多用していたスクリーントーンの品番が、ピンポイントで廃盤になったこともあった。画材、食品、例を挙げればキリがない。なにより、リアルの彼女がそうだった。
「なぜカオスは姿を消したのか?」
 俺の疑問に答える声はなかった。友人に訊ねたところ、「まずかったからじゃない?」という、ストレートな声が返ってきた。それは「だってお前の女、趣味悪かったし」と言われたようなもので、俺は大層に憤慨した。
 もっとも俺は俺で、友人の愛飲していたエナジーを「緑色のやつのほうがまずいじゃねーか!カオスよりあっちのが美味いなんて言うヤツは神経回路がぶっ壊れてるんじゃねーのか!?」などと言って顰蹙を買っていたので、他人のことをどうこう貶す資格はない。
 その後も幾つかのエナジードリンクを飲んではみたものの、どれもいまいちピンとこなかった。やがて俺はエナジードリンクを飲まなくなり、その存在すら忘れていった。

 なぜなら俺が好きだったのはエナジードリンクではなく、モンスターカオスだったのだから。

 だから最近になってリニューアルしたモンスターカオスを見つけたとき、俺は奇跡を目の当たりにしたような感覚に捉われた。ドッキリではないかと思った。見た目が変わっているし、味もまったく別モノになっているかもしれない。
 リニューアル版のモンスターカオスを買った俺は、すぐさまそれに口をつけた。
 彼女はいた、そこに。
 それはたしかにモンスターカオスだった。あのときの、あのときのままの。
 リニューアル前と比べて若干成分が変わっているとか、そんなことはどうでもよかった。俺にとって彼女は彼女のままで、そして、俺にとってはそれで充分だったからだ。

 いまではまた、二日に一本程度の割合でモンスターカオスを飲んでいる。毎日じゃないのは、単純に経済的に厳しいからだ。贅沢が許されるなら、俺は一日に二本だって三本だってカオスを飲んでいるだろう。水のかわりに飲んだっていいくらいだ。
 失われた恋はいま、ふたたびここに華開いた。昔に比べて少しだけ距離を感じるが、それはそれで、ベタベタしすぎない大人の恋という風情でそれもまた宜しい。
 ありがとう、モンスターカオス。戻ってきてくれて。
 俺はおまえが好きだよ。他の誰がなんと言おうとも。
















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2016/08/06 (Sat)18:20





 なんで…なんで俺が買ってきたアイス食うんだよ…
 他にもいっぱいあるのに!おまえらが自分で買ったアイスが何種類も冷凍庫に入ってるのに!よりによって!バイトから帰ったあとに食おうと、前の日の夕方に買った、まだ買ってから二十四時間しか経ってない、俺しか買わないようなアイスをピンポイントで狙って食うかフツー!?信じられんぞ貴様ら……!!



 えー、どうも。グレアムです。
 いきなり恨み節な前置きはさておき、またしてもキーボードが認識しなくなりました。ドライバの状態を確認しようとデバイスマネージャを開いたら、そもそもキーボードの項そのものが無くなってる罠。
 いままではハードウェア側のトラブルを想定して対処に当たってたんですが、ことここに至ってはもう原因が一つしか考えられません。たぶんキーボード自体がダメになってるんだこれ。

 そんなわけで土曜の休日を利用して、ひさしぶりに古巣へ舞い戻ってきました。画材の調達も兼ねて。
 まずは画材屋へ行ったのですが、なんと!俺が愛用しているマルマンのスケッチブック(スケッチパッド)が!俺が使っているA4サイズだけ見事に品切れになっている!!そこだけ、俺が必要としているその部分だけ不自然にスペースが空いている!他の商品はどれも品切れになんかなってないのに!
 これは陰謀だ!俺はオレンジを押したのに、なんでレモンライムが出てくるんだチクショウ!などと、わかりにくいDeus Exネタを持ち出しつつ…じつはあれ、マジで陰謀だったらしいですね。Invisible Warでそれ関連のエピソードが出てくるらしいですが、よく覚えてないです。あとGuntherってもともとHuman Revolutionに出てきた傭兵集団の仲間だったらしいです、小説版「Icarus Effect」に関連エピソードが出てくるらしいですが。邦訳してくんないかなスクエニ。自社で出版できるだろうに…
 それはともかく。
 仕方がないので、ひさしぶりにデリーターの110kgのケント紙を購入。じつはこれ、あんまり良い思い出がないんだが、今使ってみたらどう感じるのかなとテスト的に。ひさしぶりにつけペンを使ってみようかしら。

 お次は本屋へ。ブルース・スターリングが読みたくなったので探してみるも、本屋を二軒、古本屋を三軒回っても著書が一冊も発見できず。どういうことだ。
 あとウィリアム・ギブソンの紹介本が出てたけど、こんなもん出すなら著作を再販しろよ!クローム襲撃とかカウントゼロとかさぁ!いつまで「ニューロマンサーだけ本屋の棚に置いてある作家」にしとくつもりだよ!ディファレンス・エンジンは数に入れねーからな!
 エッ、クローム襲撃は再販してる?じゃあなんで本屋にないんだよチクショウ!!

 最後に電気屋へ寄り、キーボードを購入。店の中で一番安いやつをチョイス、エレコム製である…歩兵なら靴に金をかけろ、PC使うならキーボードに金をかけろ、とはよく言ったもんですが、それで納得してポンと金を出せれば苦労はねーのだ。
 肝心のキーボードはテンキー標準装備、USB接続式である。どちらかといえばPS/2規格のほうが好きなんだが、今回のトラブルに限ってはPC側のPS/2コネクタがイカレている可能性もあり、わざわざ新品を買って「やっぱり使えなかった!」という悲劇は回避したいわけである。
 個人的にワイアレスは不許可、トラブル以外の原因で接続が切れるなんてのは個人的感覚では「有り得ない」し、そもそも根っから信頼していない。俺はワイアードが好きなんだよ。

 帰宅のちPCの電源を入れてみるが、やはり古いキーボードは認識しない。これで「あれー今頃になって普通に動いたぞ?」とかなったら笑い話もいいところだったが。いやまあ、キーボードのスペアがあるに越したことはないし…ともかく現実はそうはならなかったわけで、さっそく買ってきたUSBキーボードを接続。ドライバをインストール、のち再起動。
 再起動した直後はキーボードが入力を受けつけず焦ったり、入力に遅延があったりで冷や汗をかいたが、現在はフツーに使えている。いままで通りの感覚で打っているとBackspaceを押したつもりでInsertを押してたり、といったことが既に何回か起きているものの、まあ、そのうち慣れるだろう。



 そんな感じで、今回は取り留めのない雑記でした。















2015/12/02 (Wed)18:22





 どうも、グレアムです。またPCトラブルの話だよ。
 先週末の話なんですけども、PCの電源を入れたらですね、起動すらせずに停止。そこから再起動してまた起動せず停止、再起動の繰り返し。
 また週末で心が暗黒色ですよ。しかも今度は間違いなくハードウェア・トラブル。この前書いたけどハードウェア面は俺の守備範囲外なんだよ!俺は自作とかしない人種なんだから!
 まぁ嘆いても仕方ないのでまたPCケースをバラしたけどさ。

 症状を正確に書くと、電源ボタンを押して起動、ファンの回転がはじまったものの、BIOSが起動せず停止、再起動。その繰り返し。ディスプレイに信号は行ってないようだ。この再起動ループを止めるにはケース背面の電源スイッチを切るしかない。
 どうも以前電源トラブルやHDDトラブルでPCを買い換えたときとはまた症状が違うように思える。なによりBIOSが起動しない、これが非常に示唆的だ。
 電源やHDDが原因だった場合、たいてい、動作が不安定でタスク進行がまちまちであることが多い。また電源が入る場合は、少なくともBIOSは起動するはずだ。HDDトラブルの場合は異音がシグナルだったりするのだが、今回はそうした前兆もない。
 アテにならない俺の素人直感によると、こいつは電源やHDDではなくCPUかGPU依存のトラブルのように思える。ので、そっち方面で調査を進めることにした。

 まずPCケースを開き、コンデンサを確認する。
 起動トラブルの原因として可能性が高いのはコンデンサの破損だ。まずマザーボードのコンデンサを確認し、次いで前回は手をつけなかったグラボを外し中を確認する(ついでに掃除もしておく)。しかし、見た目でわかるような異常は確認できない。
 電源ボックスも外装を外して中を確認するが、これといって妙な部分は見当たらなかった(解体するにあたってネジ部分に安全シールが貼ってあったが、もとより保障期間外でメーカーに修理を出す気もないので剥がしてしまった)。
 コンデンサはどれも破損していない。それどころか、僅かに膨張してすらいない。向こう数年は問題なく戦えそうな面構えだ。まったく頼もしい。
 せっかくなので前回のトラブルで試さなかったCMOSクリアもしておく。マザーボードにセットされているボタン電池を外すのだが、これがまた固い!外すのに一苦労する、が簡単に外れるようでは困るので、こればっかりは仕方がない。それに固いといってもセガサターンほどではない(あれはマジで外させる気ねぇだろうってくらい難儀する)。ボタン電池を外しマザーボードの電源が完全に切れるまでの間、念のため幾つかのファイルをサブPCにバックアップしておく。
 毎度お世話になっているSATA/USB変換機を使ってデータをコピーするわけであるが、やはりHDDそのものは快調に動いている。こいつは原因ではなさそうだ。
 バックアップを終え、ボタン電池をふたたび入れたらPCケースを組み立てて作業は終わりだ。

 はっきり言って、今回俺がやったこと(というか、俺にできたこと)と言えばグラボの掃除とCMOSクリアだけだ。これで問題が解決したようには思えないが…とりあえず、電源を入れる。が、やはりBIOS起動前に落ちる。
 だめか…
 再起動をはじめるPCに、俺が諦めてケース背面の電源スイッチを切ろうとした、そのとき。

 …ファンが止まらねぇぞ?

 俺がスイッチを切ろうとした、その直後、こんどはファンの回転が続いていることに気づく。ディスプレイを見ると…正常に起動してるじゃないか!
 だが、俺の心は晴れなかった。なぜなら一発で起動しなかったということは根本原因は解決していないということであり、二回目の再起動で無事に立ち上がったのはたまたま、運が良かっただけというのが容易に想像できたからだ。

 しばらくPCを操作していたが、動作そのものは安定している。ためしにFOOK2+MMMにMidhrastic ENBというヘヴィ設定のFallout3をしばらくプレイしてみたが、フレームレートの低下や不具合は見られなかった。
 どうやら起動に成功しさえすれば動作は安定しているようだ。さて、これをどう見るか。
 しかしCMOSクリアは役に立ったのか、立たなかったのか…

 ……

 …… ……

 …… …… …まてよ?

 そういえば、CMOS用ボタン電池の寿命ってどれくらいだ?
 調べてみたところ、もののページによっては五年前後で劣化するという。しかし「なにをもって五年とするか」が書かれていなかったため、あるいは電池の個体差や、PCの使用状況(利用頻度)によってはそれより早く劣化するのではないか、と判断。以前書いたように、俺のPCはちょうど購入して四年を迎える。充分に射程範囲内と考えていいだろう。
 もしCMOS用ボタン電池の劣化が原因なら、BIOSが立ち上がらず再起動を繰り返していたのも、今回たまたま起動できたのも、起動後は動作が安定しているのも、すべてに説明がつくんじゃないか?
 たとえるなら、切れかけの電池が入った手のひらピカチュウ(懐かしいな!)が普段は「びがぢゅう゛…」という、地獄の亡者のような声を上げるのに、稀に「ぴかちゅう♪」という美しい声を聞かせてくれるときがあるように。
 なにが言いたいかっていうと、声が出るおもちゃは切れかけの電池を入れて遊ぶと楽しいよそうじゃなくて、劣化して電圧が不安定な電池を使っているため、今回起動に成功できたのは本当に運の産物だった、ということだ。
 そうとわかれば対応はやりやすい、新しい電池に交換すればいいのだ。

 後日、新しいボタン電池を購入しPCにセット、動作確認をする。
 果たして、結果は…一発で起動に成功!


 原因は…CMOS用ボタン電池の劣化だったか!
 もちろん、まだそうと断定できるわけではない。今後似たような不具合が出る可能性はあるし、そのときは今回たまたま起動に成功しただけで根本原因はなにも解決していないのに俺がぬか喜びしていただけということになるが、そうでないことを祈りたい。
 なんにせよパーツを交換、ってことになると、PC買い替えとまでいかずとも大層な出費になるので、俺はかなりネガティヴな精神状態だったのだが、当面は安心できそうでなによりだ。
 いちおう原因を調査していたとき、最悪のケースも考えてPCの値段を調べたりもしていたのだが、いや、高くなったね、PC。
 というか俺がいまのPCを買ったのがちょうどタイの洪水が起きた直後で、価格調整が入る前の一番安い時期だったんだよね。当然予測はできたことだけど、こう数字で見ちゃうとショックだね。
 なにより今の経済状況では新しいPCなんぞ買えません。ただでさえ本買うために食費削ってる状況なのに。

 そんなわけで最近の恒例となっているPCトラブル記事でしたが、なにが酷いって、どれも関連性がなくて原因が独立してるトラブルだっていうのがね。なぜか直接関係のないトラブルが立て続けに降りかかってきてるという。今年の年末は天中殺かなにかか。













2015/11/16 (Mon)18:32

 どうも、グレアムです。なんとかOSの復旧作業を終えたものの、まだまだ問題が続く昨今ですが皆様は快適なPCライフを送られておられるでしょうか。俺はなんかもう週末が灰色で心が折れそうです。
 とりあえず先日のPC終了時にもWindowsの自動アップデートが施行され、前回PCが起動できなくなったときもWindowsアップデートの直後だったので恐る恐る電源を入れたところ、特に問題もなかったので安堵。しかし、安心するのはまだ早かった。

 しばらくPCをいじっていたところ、画面が突然硬直し数秒間操作不能に。一度暗転したのち、ディスプレイドライバの停止と復旧を告げる旨のメッセージが表示される。そのときは、まだ「たまにはこんなこともあるだろう」と、さして重要視していなかったのだ、が。
 しばらくすると、マウスの動きが異様に鈍くなりマウスカーソルの挙動がおかしくなる。こいつは…えーと…まずくないか。
 とりあえずマウスの抜き差し、ペンタブを外すなどの対処を試みるも効果はない。しかし見たところ、どう考えてもデバイスではなくシステム側に問題がある感じだ。そのときはChromeを開いていたのでブラウザに問題があるのかと考えたが(類型のトラブルで、ブラウザを再インストールしたら直ったという報告もあったので)、ためしにIEを開いてみるも症状は変わらず。ブラウザ固有の問題ではなさそうだ。
 また直前にOpen Officeの最新版を入れたので、そいつが不具合を起こしているのかとも思ったが、まさかオフィスソフトがそんな不具合を起こすとも思えず、別の原因を探してみることに。
 ひとまず再起動で直るかチェックしてみるが、やはり起動後しばらくするとディスプレイドライバが不具合を起こし、その後しばらくPCを操作していると(その内容に関わらず)挙動がおかしくなる。なんというか、Stalkerでいうザ・ワールド、プチフリーズのようなものが頻発するのだ。
 やはり原因はドライバ周りにあると考え、PCのエラーログ(「コンピュータ」を右クリックで「管理」を選択、「システムツール」→「イベントビューアー」→「Windowsログ」→「システム」の順に参照)を見たところ、問題を起こした時刻に「ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」というメッセージが記載されている。

  nvlddmkm…こいつか。
 このワードで検索したところ、前回の不具合の原因たるclasspnp.sysと同様、似たような不具合で悩まされているユーザーが多いことを知った。
 今回の場合はどうも、NVIDIAのドライバと、Windowsアップデートによって更新されたドライバが干渉して起きる不具合らしい。
 とりあえず簡単な対処法として、NVIDIAコントロールパネルからPhysX構成の設定を選び「自動選択」から現在使用しているGPUに変更、その後Windowsエクスペリエンス・インデックスを更新して様子を見るも、症状は治まらず。
 解決方法を書いた記事によってはセーフモードからファイルの削除やドライバの削除/再導入など書かれているものがあったが、この期に及んでそんな面倒臭いことはしたくない。
 けっきょく消極的な解決策として、最新のドライバを入れなおすことを決める。オプションからクリーンインストールを選択するついでに、3D Vision関係やGeforce Experienceといった余計なものも消しておくことにした。

 んで、現在に至るわけだが…とりあえず、いまのところ症状が再発する気配はない。
 記事によっては「ドライバを再インストールするだけでいい、その他の余計なことはするな」と書かれているものがあるので、その通りだといいのだが、どだいPC環境ってのは千差万別、どんな状況にでも対応できる万能な対策など存在しない。もし(まかり間違って)この記事を参考にする人がいたとしても、決して鵜呑みにはしないように。
 というかもう、俺はWindowsの自動更新があまりに怖いから(たいてい不具合を引き起こすだけなんだもんよー)、自動更新機能を切ってしまったよ。
 と、いうかね…

 今回の件でWindowsアップデートについて調べていたところ、「Wacom社製のタブレットを接続したままアップデートを行うとPCが正常に起動できなくなる」という記事を発見。日付は…ちょうど俺のPCが正常起動できなくなった日と一致している。タブレット?もちろん接続していたとも!
 また参考動画も公開されていたが、画面が明滅し画面左上のIMEタスクバーが点滅するさまは、まさしく俺の身に起きた出来事とまったく同じであった。
 先日の時点では、「たぶんWindowsアップデートが原因だろうが確証はないので批難は控えることにする」と書いたがな…

 てめェーだよ てめェー

 ふざけんじゃねェ、このばでおれいしちゃうよ。
 つうか、もう、マジ、なんなんだよ。けっきょく俺の場合はタブレット外しても改善しなかったというか八方手を尽くしても解決しなかった(先日の記事を参照のこと)から、さんざ苦労してOS再インストールしたんじゃねぇか。いい加減にしろよ。













2015/11/15 (Sun)22:57

 どうも、グレアムです。
 すでに某所では告知してたんですが、メインPCが起動しやがらなくなりました。以前ウィルスに感染して対処に手間がかかったことは記事に書きましたが、じつはそれ以外にもマウスが(物理的に)壊れたり、キーボードがきかなくなってドライバを入れなおしたりとトラブル続きだったんですよ(ちなみに、そのときPS/2規格がレガシーデバイス扱いされていることを知った。時代かね…)。ちなみにPS/2規格のキーボードの抜き差しをした場合は一度電源を落とさなければ再認識されないんですが、どうやら再起動ではダメなようで、そこで引っかかってかなり時間を無駄にしたのでいちおう豆として書いておきます。
 まあそんなのはともかく、ついに、である。奇しくもOperation Flashpointに再びハマッた直後の出来事、過去にOFPをプレイ中にOSごと巻き込んでクラッシュした苦い記憶のことは記事に書いたと思う、今回は直接の原因ではないと思われるが、とにかく俺とOFPにまつわるイヤなジンクスは現在進行形であるらしい。

 とりあえず何が起きたのかを書かねばなるまい。
 バイトから帰宅後にPCの電源を入れると、パスワード入力の直前(Windows起動後の画面)で画面が明滅しハングするという奇妙不可解な光景に遭遇。その後何度か電源を入れ直してみるものの、状況はまったく変わらなかった。
 じつはつい先日Windowsの自動アップデートが施行されており、原因はこいつなんじゃないかと思っているのだが、なにせ確たる証拠もないので、おいMSふざけんなと文句を言うことも憚られるわけであるが、責任の所在云々よりはまず現状の改善が最優先である。
 とりあえずセーフモードでの起動を試みるが、なんと起動中にブルースクリーンを吐いて起動できず。
 その後、前回正常起動時の構成で起動をしてみるが挙動に変化はなく、コンピュータの修復からシステムの復元やスタートアップの修復を試みるが、いずれもエラーを吐いて作業を正常に完了できなかった。
 おいおいおいおい、こいつはちょいとマズすぎやしねぇか。
 頭を抱えながらもふたたびセーフモードを試してみたとき、俺はあることに気がついた。毎回、同じ部分で引っかかってブルースクリーンを吐いていることに。該当ファイル名は「windows\system32\drivers\classpnp.sys」。
 このclasspnp.sysという単語をスマホから検索してみたところ、色々な情報が見つかった。どうもWin7固有のトラブル…なのか?Win7は基本的なパフォーマンスは優れているが、他のOSではまず有り得ないような妙な不具合やバグが散見されるという話を聞いたことがある、こいつはその一種だろうか。どうもUSBドライバ関連の不具合らしいのだが(確実な情報ではない、鵜呑みにしないように)、そういえばWin7はやたらとUSB関連の不具合が多いように思える(外部機器の接続を認識しないなど。これはUSB3.0のドライバが2.0に干渉して起きる不具合らしいが)。
 とりあえず原因究明のとっかかりを掴んだはいいが、このclasspnp.sys関連の不具合、個人差がかなりあるようだ。
 曰くPCに接続されたUSB機器をすべて外したら正常に起動した、classpnp.sysをリネーム及び削除したら直った、BIOS設定からintel VTを有効化したら改善された、など…
 とりあえず確定的なのは、セーフモードでの起動やシステムの復元等では解決できないらしい、ということだ。
 単純な措置で改善したという報告もあれば何をしても駄目という報告もあり、俺の場合は残念ながら後者のようだった。
 まずUSBを含む外部接続機器を可能な限り外して起動してみたが、状況は変わらず。次にコマンドプロンプトからclasspnp.sysをリネームしてみるが(俺の場合はclasspnp.sys.old。ゲーマー的慣習である)、セーフモードで強制終了こそしなくなったものの、今度は通常起動時と同じくパスワード入力画面の直前で画面が明滅を繰り返しどうにもならない状態に。内部的に前進できたかはともかく、原因の切り分けが難しくなった時点でユーザー的には大きな後退である。またBIOS設定画面(これがよくある画像で示されるようなMS-DOSライクなUIではなく、えらくグラフィカルな見た目でびっくりしてしまった)からintel VTを有効化してみるも、状況に変化はなし。ついでに俺は使わないのでUSB3.0を無効化するが、これも原因ではないようだった。メモリ診断ツールも異常を検出しない。

 ここまでくると、もう俺ができることは何もない。八方塞がり、お手上げである。
 いちおうSATAケーブルの破損や接触不良、メモリの交換で改善されたという報告もあったが、俺はそんなモノの予備は手持ちにはない。
 もとより俺は自作PCを組むタイプの人間ではないため、そういうハードウェア面でのサポートは守備範囲の外なんである。また新たにパーツを購入するにせよ、該当部分を交換すれば確実に直るという確証もない以上は、現実的な手段ではないだろう。

 まぁ以前から、一度HDD内を綺麗にしておきたいとは思っていたので…OSの再インストールしかあるまい。唯一の心残りといえばbethesda製ゲームのmod環境の再構築がいやに面倒なことくらいだが、そのくらいはなんとかしよう。もちろんデータのバックアップも可能ではあるが、こちらも一度再構成して環境を整備し直したいとは考えていたので。modファイル自体は(いつ配布が停止されるかわからない関係上)バックアップを取ってあるので、それほど手間はかからないはずだ。
 そうと決まれば、まずは重要なファイル(創作関連一式)だけバックアップを取っておこう。以前、古いPCからぶっこ抜いたHDDからデータをサルベージするために購入したSATA-USB変換器が手元にあるので、そいつを使ってサブPCにデータを避難させようって魂胆である。
 HDDを外すため、まずはPCケースを解体しなければならないのだが、部屋が散らかっているためそんな作業をするスペースがない。まずリアルでの作業領域を確保するため部屋の掃除をする。といっても最低限ではあるが。俺がものぐさなのもそうだが、本気で部屋を綺麗にしようとすると近隣住民から苦情が来るレベルのゴミを一度に出さなければならないため。
 そんなどうでもいい情報はともかく、作業領域の確保を終えたらPCケースのご開帳である。
 まずはサイドパネルを外すのだが、なんとプラスネジをプラスドライバーで外そうとしたところ、しっかりハマらずぬるりと空回りしてしまった。
 まさか、今回が初めてだってのにもうネジがナメちまってるのか!?と動揺したが、マイナスドライバーを使ったところ普通に外すことができた。なんなんだいったい。

 このテのレポートでは、PCケース内部がどろどろに汚れててローチ様の繁殖場になっていたり…という悲惨な光景の報告が定石ではあるが(?)、幸いにも俺の場合はそれほど汚れていなかった。日頃の行いが良いからか、あるいはしたくもない禁煙の賜物か。ありがたくもねぇ話だ。
 とはいえPCケースを開けるなど滅多にない機会だし、おそらく次に開けるときは物理的にPCがイカレてHDDを取り外すときだろうと思われるので、念のため綺麗に掃除しておく。俺は普段、道具の扱いが荒いため、こういうときくらいは労わってやらないとな。
 清掃中、CMOSクリアだの、埃の埋積による熱暴走といった単語が頭をよぎるが、今回に限ってはそれらは原因ではないと思ったため再起動を試す気にはなれなかった。どだい、PC関連のトラブルというのは環境によって原因や解決法が百も千も存在する。いちいち思いつく限りを試していたらきりがない(本当はやるべきだろうが)。
 なにより俺は夏場でも平気でPCをブン回しているが、熱暴走で難儀した記憶はついぞない。というのも俺が使っているPCはケース内部が空洞だらけでスカスカというAK-47みたいな構造なので熱がこもりにくいというのもあり、まあそれは冗談だが、BIOS設定画面からCPU等の温度に異常がないことは確認済なので、熱暴走の件は無視してもいいだろう。清掃中にマザーボードやグラフィックボードを点検したが、歪んだり溶けていたりといった形跡はまったくなかった。

 さて、肝心のHDDの取り外しだが…これが難題だった。
 現在使用しているPCのケースはHDDがネジ止めされているのだが、そのネジを外すにはフロントパネルを外さなければならず、そのフロントパネルを止めているネジが、通常の工具では外せない位置で固定されていたのだ。
 結論から言えば…俺はフロントパネルを、HDDを取り外すことができなかった。部屋中かき回して模型用の精密ドライバーなんぞを持ち出してもみたが、まったく歯が立たない。
 以前、おなじメーカーから購入したPCでHDDの取り外しに難儀した記憶はなかったので、こんな事態はまったくの想定外だった。まさかファイルのバックアップが取れないだと……!
 そんなとき、俺の脳内にジョースター卿が降臨した。

「なにグレアム?フロントパネルが邪魔でバックアップが取れない?グレアムそれはHDDを外すことにこだわるからだよ。逆に考えるんだ、「そのままでいいさ」と考えるんだ」

 ハッ…そうか。
 俺はHDDを外すことにこだわっていた(従来はそうやって作業をしていたせいだ)が、俺の目的はバックアップを取ることで、HDDを外すことではない。
 つまりHDDをケースに固定したままサブPCに接続すればいいんじゃないか!これが逆転の発想というやつか…!
 とりあえずSATA-USB変換器を接続して創作関連のファイル、ツール、ゲームのセーブデータ等をサブPCにサルベージし、ふたたびPCケースを組み立てる。しかし、HDDが取り外せないのか…これは、次にPCを買い替えるときに対処を考えたほうが良さそうだな。
 ともかく、PCのリカバリで一番面倒で時間がかかるのが、このバックアップ作業だ。必要なファイルの取捨選択もそうだし、データのコピーに単純に時間がかかる。ファイルの置き場所によっては管理者権限の取得に時間を取られる場合もあるし。
 バックアップが終わったら、PCケースを組み立て、念のため起動してみる。うん、駄目だ、なにも変化はない。時間やタイミングで解決する問題じゃあなさそうだ。

 というわけで、あとはPCのリカバリ作業を残すのみだ。
 OSを再インストールすると、PCは無事に再起動した。classpnp.sys関連の不具合について、「リカバリしても状況が改善されなかった」という恐ろしい報告も少数だがあったため心配していたが、さすがにそこまで悲惨な状況には至らなかったようだ(まだわからないが)。それにしても、以前は容量の半分を使っていたHDDがまっさらになるというのは、なんというか清々しい気分だな。都合四年分の垢が落ちたかと思うと感慨深いものがある。
 しかし、まだ問題は残っていた。
 画面の解像度を変更しようとするが、選択肢が異様に少なくモニタのサイズに変更できない。いったい、どういうことだ…?DirectX診断ツール(dxdiag)を使って確認してみたところ、GPUを認識していない!?というか、音も出てないじゃねーか。
 なんてこった、ビデオドライバとサウンドドライバが入ってないのか!
 この時点で俺はOSのインストールディスクとリカバリディスクを混同していたため(素人はだしの誤認である)、想定していない事態に少し焦る。が、PCに関する問題でネットを使って調べられないことはないということはわかっているので、ひとまずネットを接続してセキュリティソフトを入れ、解決策を探す。



【つまり、こういうことである。】

           YES → 【ヒットした?】 ─ YES → なら聞くなよ。死ね。
         /                \  
【検索した?】                     NO → なら、ねぇよ。死ね。
         \                   
            NO → 死ね。



 目の前の箱は有効利用せんとな。
 さて、マウスコンピュータの製品には原則としてリカバリディスクは付属せず、あらかじめHDD内に格納されているサプリメントデータのバックアップを取らなければならなかったらしい。そんなことはしてねぇ。
 とはいえ救済策がないってことはないだろうと思い調査を進めたところ、「マウスコンピューター ビデオドライバ」のワードでヒットする「mouse computer ドライバ・マニュアル各種ダウンロード」というページから、PCのシリアルナンバーを入力することで必要な各種ドライバのダウンロードページへ行けることがわかった。なんだ、問題ねぇじゃん。
 さっそく各種ドライバをダウンロードし、展開する。が、ファイルを実行しようとしたところ「OSが対応していません」云々という旨のメッセージが表示されてしまった。こいつは、たとえば64bitOSに対応していないファイルの実行でよく目にする文言だが…間違って32bit用のドライバを落としたのかと思ったが、何回確認しても、ダウンロードしたファイル自体が間違っているとは思えない。
 であるなら、だ。
 まさか…いや、まさか。
 まさか!
 コンピュータのプロパティを確認すると…やはり!
 やっぱりッ!
 俺がOSインストール時に間違えて32bitを選択していたァーッ!!??
 つまり、これでPC版ハウスオブザデッドやゴーキーゼロを遊べるってことじゃんか!やったぜ!
 そうじゃねぇよ!

「逆に考えるんだ、32bitでもいいs…」

 よくねぇよ!あんたはもういい何も喋るな!
 と、ひとしきり一人ノリツッコミしたところで、都合二度目のOS再インストールをする破目に。先にバックアップしたデータの移行とかやらなくてよかった…どれだけ時間が無駄になったか知れん。
 今度こそ64bitOSをインストールし、ドライバのインストールも無事に終え(ゲフォに蟹さん、またよろしく頼むぜ)、スキャナやペンタブといった各種周辺機器のドライバも入れ、最後にバックアップしたデータを移して無事に一件落着と相成ったわけである。
 ちなみにペンタブのドライバは付属のディスクではなく、HPから対応機種の最新版を落としたほうがいいかもしれない。それとWin7の場合はシステム構成(スタートメニューの検索窓に「システム構成」と打てば直接実行できる)からスタートアップのタブを選択し、「Tablet PC Input Service」のチェックを外してもいいかもしれん。意味はわかるね?それと、実行は自己責任でな。

 まぁそんなこんなで、とりあえず現在はメインPCが問題なく稼働するようになったというわけである。いや、疲れた。
 ゲーム環境の再構築(主にBethesda社製ゲーム)についてはおいおいやっていくことにしようか…












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