主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2020/11/25 (Wed)05:10
Fallout 3: Reloaded
"Mercs Effect: Replaced Edition" #XX
"Mercs Effect: Replaced Edition" #XX
- フォールアウト3:リローデッド -
【マークス・エフェクト改】第XX回
どうも、グレアムです。今回はFallout 3リプレイ記のリブート版にまつわる構想メモを書き残していこうと思います。
過去記事ではモイラの依頼で地雷原の調査を終えたところまで書きました(マジで序盤も序盤じゃねーか!)。メガトンへ戻る途中、偶然遭遇したキャラバンの商人からアレフの住民の安否を確認してほしいという依頼を受けたところで終了。同行していたカーチャは寄り道をよしとせず先にメガトンへ帰る、というわけで各々単独行動を取ることになるのでした。
以下、構想。
【Blood Ties】
高架橋の上にある集落へと向かったクレイブは、アレフの住民が全滅している姿を目撃する。瀕死の状態で発見された集落の代表者エヴァン・キングはクレイブに対し、ファミリーという集団の襲撃を受けたことを知らせ、連れ去られたイアン・ウェストの救出を依頼して息絶える。
ファミリーの潜伏するメレスティ・メトロ駅へと到着したクレイブはファミリーの歓待を受け、アレフとの交戦は吸血衝動を抑えきれず両親を殺したイアンを宥める姿を他の住民に目撃され、誤解から発展した事故であったことを説明される。しかしクレイブはファミリーのことを信じきれず、またファミリーのメンバーもクレイブを全面的に信頼していなかったことから、最終的に交戦。クレイブはファミリーを全滅させる。
「イアン、家族(ファミリー)のもとへ帰るんだ!」
「よくもファミリーを殺したな!」
エヴァン・キングからイアンの姉ルーシーがメガトンで暮らしていることを聞かされていたクレイブは、イアンをメガトンへ連れ帰ろうとするが、すでにファミリーに帰属意識を見出していたイアンからも襲われ、イアンを殺害。
人助けをするつもりが、けっきょく、自分がやったことはただの虐殺だ…クレイブは自分の行動に疑問を抱く。
【Those!】
無益な人助けに関心がないカーチャはメガトンへと戻る道中、ブライアン・ウィルクスという少年と出会う。故郷のグレイディッチがファイヤーアントの襲撃を受けて壊滅したという話を聞き、怪物退治を引き受けたカーチャだったが、彼女は義侠心から少年を助けようとしたわけではなく、どちらかといえば火を吐く蟻そのものに興味があるようだ。
グレイディッチ周囲を徘徊するファイヤーアントを掃討し、情報収集を行ったカーチャは、トラブルの根源がマリーゴールド駅にあることを突き止め、調査に向かう。地下鉄内の一室で蟻の研究をしていたDr.レスコと出会い、彼の依頼でネスト・ガーディアンの掃討と蟻を無力化する制御パルスの発振を行う。
その後Dr.レスコが行っていた研究の数々(蟻由来の強化能力を人間に移植する等)を知り、その内容を賞賛するカーチャ。
「素晴らしい研究成果ですわ!Dr.レスコ、あなたはまさしく天才です!これだけのものを…"地元の野生動物"の手に委ねておくのは、あまりに宝の持ち腐れというものです」
カーチャはDr.レスコを射殺し、彼の研究データをすべて奪取する。その時点で、カーチャの頭にブライアン少年の安否などまったく関心の内になかった。
【Wasteland Survival Guide】
その後、クレイブとカーチャは引き続き共同でモイラのウェイストランド・サバイバルガイド執筆のためのデータ収集に奔走。ようやく完成の運びとなり、クレイブは報酬として特注のドラゴンスキン・タクティカルアーマーを進呈される。
その頃にはすでにカーチャはメガトンを発っていることを知り、別れの挨拶もなしに姿を消したカーチャに内心で呆れながらも、クレイブは新たなる冒険を目指して自身もメガトンを旅立ったのだった。
【Operation: Anchorage】
メガトンを発ってからそう時間が経たないうちに、クレイブはアウトキャストの一団に遭遇する。以前にインディペンデンス砦のキャスディン護民官と物資の取引を持っていたクレイブは友好的に接しようとするが、アウトキャスト達はクレイブを強硬的に拘束し、アウトキャスト前哨基地へと連行する。
基地内のロストテクノロジーが保管された兵器庫を解放するため、旧時代に設計された戦闘シミュレータへの参加を強制されるクレイブ。シミュレータを実行するにはピップボーイが必要らしい。渋々ながらクレイブはシミュレーションポッドに入り、戦闘シミュレータ「オペレーション・アンカレッジ」を開始する。
ガバプレイで観戦していたアウトキャスト達を度々呆れさせながらも、どうにかシミュレータを攻略したクレイブ。しかし彼が目覚めたときには、開放されたロストテクノロジーの配分を巡ってアウトキャスト達が内乱を起こしていた。レーザーの火線が飛び交うなか、クレイブはメガトン付近で自分を発見し拘束した凶悪なアウトキャスト隊員と遭遇し、交戦。戦いのさなか、爆発の衝撃で頭部を覆っていたヘルメットが外れたアウトキャスト隊員の素顔を目の当たりにしてクレイブは驚く。
クレイブを捕らえたアウトキャスト隊員はカーチャだった。彼女はシミュレータを攻略可能な実力を持つピップボーイ装着者を探すため、身分を隠して活動していたのである。カーチャは最初からクレイブを狙っていたのだ。
数々の困難をともにした相棒を相手に攻撃を躊躇するクレイブ。しかしカーチャが容赦なく銃口を向けてきたとき、クレイブは反射的に彼女を撃ち殺してしまう。正体を知られた直後だけに、情に訴えることができたにも関わらず無言のまま自殺行為に等しい手段に打って出たことをクレイブは訝る。まるで、殺されることを望んでいたかのように…
彼女の握っていた拳銃を回収し、クレイブは騒乱冷めやらぬアウトキャスト前哨基地から脱出する。
その後、ことの次第をインディペンデンス砦のキャスディン護民官に報告。事態の収拾と物資の回収を提言する。また、彼の同胞であったカーチャの拳銃を差し出すが、キャスディン護民官は受け取りを拒否した。
「そいつはお前が持っておけ。俺は、そういうのは背負わない主義だ」
クレイブの手元には、殺した女の拳銃だけが残った。
【Head of State】
あてもなく各地をさまよっていたクレイブは、ユニオン・テンプルという脱走奴隷たちのコミュニティに遭遇する。彼らへの協力を申し出たクレイブは、用心棒のブレンダという女狙撃手とともに各地の奴隷商人の拠点を襲撃し、奴隷解放に尽力する。
はじめクレイブとブレンダは犬猿の仲だったが(これはVaultで何不自由なく暮らしてきたクレイブと、幼少より奴隷として凄惨な体験を繰り返したブレンダとの境遇の違いから生じた不仲でもあった)、滅多に他人を信頼せず攻撃的な性格のブレンダが内面的には慈愛に溢れ、同胞への思いやりが強いこと、そしてクレイブも純粋な正義感から奴隷解放に協力していることを互いに知り、ともに死線を幾度も掻い潜ったこともあり、固い信頼と愛情で結ばれることになる。
度重なる解放運動で仲間が増え、隠れ家が手狭になったこともあり、ユニオン・テンプルのリーダーであるハンニバル・ハムリンはリンカーン記念館への移住を提案する。一度に全員で移動すると目立つため、ハンニバルとクレイブ、そしてブレンダがそれぞれ別チームを率い三手に分かれてリンカーン記念館へ向かうことになった。
最初にリンカーン記念館へと到着したクレイブは奴隷商人たちの待ち伏せを受け、チームは壊滅状態に陥る。クレイブはリンカーン記念館が奴隷商人の根城であることを知らされていなかった。不穏な予感をおぼえたクレイブはブレンダのチームと合流すべく道を引き返す。
ブレンダのチームも道中で別の奴隷商人の待ち伏せを受けており、奴隷たちは全滅。ブレンダも全身をばらばらに引き裂かれて瀕死の状態にあった。これまでに多くの奴隷商人を血祭りにあげてきたことに対する復讐だった。
「そんな、俺は…俺は、ただ…みんなを助けようと…正しいことを、良いことをしたかった、それだけなのに…どうして、こんな……!」
悲嘆の声をあげるクレイブに、ブレンダは静かに、自分にとどめを刺すよう頼む。
これ以上苦しみたくない、あなたの手で殺して欲しい、と懇願するブレンダの頭をクレイブは撃ち抜く。
ふたたびリンカーン記念館へ赴くと、そこには奴隷商人たちを排除して無事に到着したハンニバルのチームがあった。
「クレイブ、ブレンダ。君たちはやりすぎたんだ。君たちの活躍は当初の想定を超えていた。あまりに奴隷商人たちの恨みを買い過ぎたし、仲間を増やしすぎた。どうしてあれだけ大勢の人間を食っていかせることができると思ったんだ?口減らしが必要だったんだ…」
クレイブとブレンダが奴隷商人の待ち伏せを受けたのは、他ならぬハンニバルが情報を漏らしたからだった。
クレイブはハンニバルとユニオン・テンプルのメンバー、生き残った奴隷たちをすべて撃ち殺す。それはただの私怨による虐殺だった。
「正義だとか、信念だとか…俺は、そんなことのために戦うべきじゃない。そんなことをしても、けっきょく、俺は最悪な方法でなにもかもをぶち壊しちまうんだ」
絶望の末、クレイブは信念を持たず、ただ金のためだけに仕事をする存在になることを決意。利益のためなら他者を平然と犠牲にする残虐な「傭兵」クレイブは、この瞬間に誕生したのだった。
というわけで、ここまでがリブート版のおおまかな構想となります。ここからはメインクエストの攻略を進め、最終的にBroken Steelを経てニューベガスへと続くリブート前の展開をなぞっていくことになります。
じつはウェイストランド・サバイバルガイドの調査でリベットシティを訪れたときにハークネスが連邦のアンドロイドであることを突き止めるのですが、その時点では事態に干渉をせず、ブレンダの死後、Dr.ジマーが持つ連邦の技術(強化反射神経の移植手術)を目当てにハークネスを売り渡すといった行為をやらかしています。そのためリベットシティの住民からは「自分の利益のために平然と他人を売る外道」という悪評を被ります。
クレイブにとってはブレンダの死が人生観の変化や人格形成における大きな役目を果たしている、人生のターニングポイントにあたる出来事なので、ブレンダが死んでいない他ゲームのリプレイ出演ではだいぶ険の取れた、たんなる気の好いニーチャンと化すことも多々。
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2020/10/15 (Thu)21:49
The Elder Scrolls IV: Oblivion
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-B
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-B
- エルダースクロールズ4:オブリビオン -
Side Story【クロッシングオーバー】第XX-B話
どうも、グレアムです。前回に引き続き、今回はオブリビオンの二次創作「クロッシングオーバー」の九話~十二話までの構想を書き連ねていきたいと思います。
なお例によって掲載する画像はイメージ的なもの(というか過去に試行錯誤していた最中にテスト的に撮影したスクリーンショット)であり、文中の情景を忠実に再現したものではない点を留意願います。
第九話「ブルーマ防衛」
ブルーマ軍と民兵、マーティン率いるブレイズたちに街の防衛を任せ、アリシア&エロール&ドレイクはオブリビオン界へ突入します。そこには化け物の軍勢と、攻城兵器クロウラーが控えていました。
クロウラーの動力である印石を外すことで侵攻を止め、同時にオブリビオン界からの脱出が可能であると考えたエロールは、アリシアとともにキャットウォークから飛び降りて直接クロウラーの背に着地します。その間、ドレイクは雑魚の相手を引き受けます。
はじめは凄まじいエネルギーを放出する印石に触れることすらできませんが、エロールは聖戦士のメイスの力を使って印石のエネルギーを吸収することに成功、あとは印石を外しさえすればクロウラーの侵攻を止めオブリビオン界から戻れるところまで段取りを進めます。
しかしドレモラの大軍に囲まれたドレイクは身動きが取れず、二人と合流できません。かつてクヴァッチの門からドレイクのみが帰還したこと…先に突入したクヴァッチの兵士たちが死体すら戻らずオブリビオン界に取り残されたことから、印石を使ってタムリエルへ戻るにはある程度近い距離にいなければならないことを三人は前もって推測していました。
このままではクロウラーが門を越えてブルーマに到着してしまいます。ドレイクはオブリビオン界に取り残された恋人を探すためシロディールに来たことを思い出し…「ここでなら彼女を探せるかもしれない」そう思い、二人に自分を置いて行くよう伝えます。
ドレイクを助けようと無謀な加勢を試みるアリシアを引きとめ、エロールは強引に印石を外します。その瞬間、すでにブルーマへと姿を現しはじめていたクロウラーの一部とともに二人は帰還に成功します。しかし、その心情は決して晴れやかなものではありませんでした。
二人はドレイクという犠牲を伴いましたが、地上でブルーマの防衛にあたっていた軍勢もおびただしい数の犠牲者を出していました。大量の返り血を浴びたマーティンは、楽園へ向かうための最後のアイテムが判明したこと、それはまさにいまエロールたちが手にしている印石…「偉大なる印石」であることを伝えます。
「我々はようやくマンカー・キャモランに追いついた」
第十話「楽園」
数々の強力なマジックアイテムを用い、マンカー・キャモランと深遠の暁信者たちが潜む楽園への転移門を開けたマーティン。そこへアリシアとエロールが挑みます。
楽園では不死の存在となった信者たちがドレモラから永遠の責め苦を受ける地獄のような光景が広がっていました。同情するエロールに対し、当然の報いだと一蹴するアリシア。エロールはアリシアの様子がおかしいことに気づきます。
途中、エルダミルという信者がマンカー・キャモラン打倒のための強力を申し出てきます。クヴァッチで命を落とした彼はエロールのかつての同僚であり、エロールはエルダミルを素直に信用しますが、アリシアは決して心を許そうとしません。
楽園の最深部へと到着した三人。マンカー・キャモランの姿を目にした途端、アリシアは殺意を剥き出しに襲い掛かります。これまでの戦いで大勢の人々の死に直面し、さらには盟友であったドレイクを見捨てざるを得なかったことが、マンカー・キャモランや深遠の暁信者への殺意となって彼女を駆り立てていたのです。
これまで使命感や優しさから戦っていたアリシアが、憎悪や破壊欲といった悪意から戦う姿にエロールは動揺を隠せません。なんとかアリシアのサポートを試みるエロールですが、彼とエルダミルの前にマンカー・キャモランの魔力で蘇ったレイヴン・キャモランとルマ・キャモランが立ち塞がります。
数々の魔法攻撃を巧みに避けつつ接近するアリシアに、マンカー・キャモランが強力無比な一撃を叩き込みます。しかしアリシアは決して怯むことなく、ついにマンカー・キャモランの頭に手をかけたのでした。彼女の精霊座の加護が、魔法攻撃を吸収していたのです。
「その可能性を忘れていた…!」驚嘆するマンカー・キャモランの頭を破壊し、胴体を真っ二つに引きちぎるアリシア。その瞬間、楽園にいたすべての深遠の暁信者たちが炎に包まれ絶命していきます。マンカー・キャモランの魔力によって与えられていた仮初めの不死が失われた結果でした。
「助けてくれ、死にたくない!」不可能な助命を懇願するレイヴン・キャモランとルマ・キャモラン。そしてエロールに協力していたエルダミルもまた、その命を終えようとしていました。「ありがとう。これでようやく死ねる」そう言って、エルダミルは静かに燃え尽きていきました。
楽園が炎に包まれるなか、エロールはアリシアに駆け寄ります。自らが解体したマンカー・キャモランの血で汚れたアリシアは、宿敵を倒しても失われた命が戻ることはないと嘆き、その理不尽に悲しみと怒りを顕わにします。しかし、その怒りをぶるける相手も、もう存在しません。
「行こう。俺たちにはまだ、やるべきことが残っている」そう言ってエロールはアリシアを抱きしめ、マーティンの待つ曇王の神殿へと戻ります。
第十一話「魔神降誕」
ドラゴンファイアを灯すため、マーティンとジョフリーはブレイズたちとアリシア&エロールを伴って帝都へ凱旋します。王宮で総書記官オカートと話をしている最中、帝都の至る所でオブリビオンの門が発現をはじめたとの報告が入ります。メエルーンズ・デイゴンはマーティンを確実に仕留めるため、彼が帝都へ戻ってくるタイミングを計っていたのです。
デイゴンがオブリビオンからタムリエルへやってくる前に、最高神の神殿へ向かいドラゴンファイアを灯さねばなりません。一行は急いで最高神の神殿へ向かいますが、アリシアは帝都を防衛する戦力が不足していること、このままでは王宮を守備する衛兵たちが魔物の軍勢に殺されることを予期し、この場に残ることを決意します。
エロールたちと別れ、アリシアは衛兵隊とともに王宮へ攻め入るデイドラと果敢に渡り合います。しかしオブリビオンの門から絶え間なく溢れてくるデイドラたちを前に衛兵は一人、また一人と倒れ、ついにはアリシアもデイドロスの強力な爪の一撃を受けて倒されてしまいます。
深手を負ったアリシアは身動きが取れず、助けを求めますが、誰も彼女に救いの手を差し伸べようとはしません。自分はいつもこうだ、どれだけ他人のために戦っても、自分のために何かをしてくれる人は誰もいない…そう悲嘆しますが、すぐにアリシアは思い直します。「自分が戦っているのは、誰かに助けてもらうためじゃない。誰かを助けるためだ…!」
最後の力を振り絞ってアリシアは立ち上がろうとします。…しかし、アリシアが立ち上がることは二度とありませんでした。彼女はデイドロスの攻撃で胴体が真っ二つに切り離されていたのです。
一方、最高神の神殿へと向かったエロールたちは目の前に顕現したデイゴンの姿を目の当たりにして絶望します。「間に合わなかった…!」ドラゴンファイアはデイドラがオブリビオンからタムリエルへ来るのを防ぐためのもの。すでにタムリエルへ現れてしまった者に対しては、何の効果もありません。
こうなったら、もう自分たちの力でデイゴンを倒すより他に方法はありません。エロールたちはいっせいにデイゴンへ挑みかかりますが、デイゴンの一喝により吹き飛ばされ、戦闘不能に陥ります。現世へと姿を現したデイドラロードを前に、人間は無力です…
第十二話「エピローグ」
デイゴンが勝ち誇ったような哄笑をあげるなかで、マーティンは何かを思いついたように王者のアミュレットを握り締めます。「すべては神の思し召しだったのだ。私がなぜこの場にいるのか、その意味がようやく理解できた」そうつぶやいたマーティンの真意を察し、エロールは決死の思いで声をかけます。「やめろ、殿下」
しかしエロールの声など聞こえなかったかのように、マーティンは王者のアミュレットを破壊すると、秘められていたアカトシュの力を解放して自らを犠牲にデイゴンを倒します。「よせ、マーティン!」仲間や主従関係ではなく、一人の友人として…その行為を制止しようとしたエロールの声が、虚しく響きます。
一週間後、復興の兆しを見せながらも未だに暗い空気の漂う帝都にて、マーティンはオカートから呼び出しを受けていました。「このたびにおける君の献身には感謝しているが、君はかつて深遠の暁信者だった男だ。我々がそのことを公表することはないが、いずれは誰かの口から噂が広まることだろう。身の安全を考えて、君はこの国を出るべきだ」その台詞を予期していたかのように、エロールは特にショックを受けた様子もなくこたえます。「俺も同じことを考えてた。スカイリムにでも行こうかと思ってる」「ノルドの土地へ?なぜ」「ちょっとした思いつきさ」
オカートと分かれたエロールは、花束を持って緑皇通りを訪れます。やがて彼は、ある墓石の前で足を止めました。墓石の碑文にはこうあります。『アリシア・ストーンウェル、帝都を守るため魔物の軍勢に果敢に立ち向かい命を落とす。常に勇敢だった』
「出て行け、とさ。まったく、俺は英雄になったんじゃなかったのか?ひでぇ仕打ちだ、なぁ?」墓石の前に花束を供え、エロールはまるで本人が目の前にいるかのように話しかけます。「スカイリムへ行こうかと思ってる。君がどんな風景を見て育ち、どんな文化とともに生きてきたのか、ちょっと興味が湧いてね」
立ち去り際、エロールは別れを惜しむようにつぶやきます。「おまえは良いヤツだったなぁ。本当に…良いヤツだった」
そして、百七十年後…オブリビオン界にて恋人のシレーヌと再会し、産まれたばかりの赤子を抱くドレイクの姿がありました。彼は魔界の瘴気によってすでに人ならざる者へと変わりつつあり、このままでは不死性を得た肉体のみならず、心までも魔物に成り果ててしまうのは時間の問題です。
ドレイクは僅かに残された力を振り絞り、赤子をタムリエルへ送ることを決意します。「俺はこいつを、こんな死しか存在しない世界しか知らないやつに育って欲しくはない。送った先で誰かに拾われるか、あるいは野垂れ死ぬか…いずれにせよ、容易なことではない。こいつは俺たちを恨むだろう、だが、それでも強く逞しく生きていくはずだ。なんたって、俺とお前の息子なんだからな」
出産と同時に命を落としたシレーヌの亡骸に向かって語りかけ、ドレイクは転送術を用いて赤子をタムリエルに送ります。ブラックマーシュ南部の都市リルモスへと送られた赤子はビルという名の老婆に拾われ、やがてアーケイドと名乗る商人としてスカイリムの動乱に巻き込まれることとなりますが…それはまた、別の話。
…というわけで、以上がオブリビオン二次創作「クロッシングオーバー」の全容となります。最後の最後でスカイリム・プレイ記の主人公アーケイドがドレイクの息子であったことが明かされるというサプライズを用意していたのですが、それも今となっては…です。
エロールがスカイリムへ向かったのは、彼の子孫となるサイラス・ヴェスイウスがなぜシロディールではなくスカイリムで活動しているのかという理由付けが欲しかったからです。なおサイラスの依頼でメエルーンズのカミソリのパーツを回収したさい、アーケイドはサイラスを守るためにドレモラではなく、デイゴンの傀儡と化した父ドレイクと戦うことになります。最終的には自我を取り戻したドレイクがアーケイドの一撃をわざと受けて倒れるのですが、アーケイドは父が正々堂々と戦わなかったことに怒ります。「ふざけんな、アンタ、今手ェ抜いただろ!?それで俺を勝たせたつもりかよ!」「それがわかったのなら…お前もまんざら、ただのボンクラじゃあねぇってことだ。本当は俺自身の手で稽古をつけてやりたかったが、それも叶わぬこと…あばよ。達者で生きろ、息子よ」そう言ってドレイクは成仏します。
エロール自身はスカイリムで結婚し、妻子をもうけるのですが、その後ニベン湾に出現した扉の調査のために総書記官オカートの召喚を受け、単身シロディールへ帰還。シヴァリングアイルズへ向かい、そのまま行方を絶つ(シェオゴラスとなる)…という顛末です。
アーケイドがドレイクを倒したあと、激昂したデイゴンがさらなる手勢を差し向けようとするのですが、そこへシェオゴラスとなったエロールが待ったをかける、という構想もありました。「かつての盟友の息子のピンチを黙って見てはいられんなぁ」「いつぞや俺の鼻息一つでやられて手も足も出なかった定命の者が、シェオゴラスの名を拝命したくらいで随分とでかい口を叩くじゃないか」といったやり取りの末に、渋々デイゴンが引き下がるといった具合で。
その後、サイラスの運営する博物館にエロールの残した手記を発見し、オブリビオンの動乱に関する真実(というには相当に脚色の加わった日記)をアーケイドが知ることになる、というところまで考えていたんですが、まあ何かと手間がかかるので実現には至らず。
あとはまあ、アリシアがノルドということで、ブルーマの英雄の一人としてソブンガルデの末席にいる、というような設定もボンヤリと考えてはいました。
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2020/10/10 (Sat)10:18
The Elder Scrolls IV: Oblivion
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-A
Fan Fiction "Crossing Over" #XX-A
- エルダースクロールズ4:オブリビオン -
Side Story【クロッシングオーバー】第XX-A話
どうも、グレアムです。今回はオブリビオンの二次創作である「クロッシングオーバー」の構想を紹介していきます。とりあえず現時点では全十二話中の第四話、クヴァッチ城での戦いまで終了したということで、それ以降の展開をつらつらと書き連ねていくことになります。
いやーコレも本当は完成させたかったんですけどね…ただ、やっぱり納得のいくSSを撮影するのに非常に手間がかかるっていうのがネックで。たしか馬車を作ったり、馬車内での会話を再現するためのポーズを作ってるあたりで力尽きたような記憶があります。
今回は五話~八話までの四話分を掲載し、次回に九話~十二話までの構想を掲載します。なお掲載する画像についてはあくまでイメージ的なもので、実際に文中の情景を再現したものではありませんので悪しからず。
第五話「セプティムの血統」
単身クヴァッチのオブリビオン界に乗り込んだドレイクが帰還し、アリシア&エロール&マーティンの三人と合流。それぞれの旅の目的を明かし、利害の一致により行動を共にすることになります。ドレイクはマーティンが皇帝の隠し子であることに半信半疑ですが、マーティン自身もそのことが信じられない様子で戸惑っています。
馬車に乗ってウェイノン修道院へと帰還する一行、到着直後に強力な魔法攻撃を受けます。修道院は深遠の暁信者による襲撃を受けており、指揮しているのは宿敵マンカー・キャモランの息子レイヴン・キャモランでした。
かつての上司であり、自らを追放し家を焼いた張本人を前にエロールが奮闘します。
「ぶっ殺してやる、このソフトクリーム頭!」
「私はソフトクリーム頭ではない!」
「……本当だ!」
エロールに髪型を馬鹿にされ、思わず頭部を守る魔法兜を解除してしまうレイヴン。その瞬間にジョフリーのアカヴィリ刀が一閃し、レイヴンは首を刎ねられて命を落とすのでした。
全員の奮戦も虚しく、ジョフリーが修道院に隠していた王者のアミュレットが持ち去られてしまいます。一行は次の戦いに備えるため、ブルーマよりさらに北にあるブレイズの本拠地「曇王の神殿」へと向かいます。
第六話「メサイア・パーティ」
曇王の神殿へ到着した一行は改めて互いに自己紹介をします。スクゥーマの闇取引で牢に囚われていた傭兵アリシア、元深遠の暁信者エロール、帝国の未来にはまったく関心がない異国の剣士ドレイクと、問題のある人物ばかりで頭を抱えるジョフリーを、いまは頼る味方を選んでいられる状況ではないとマーティンが諌めます。
深遠の暁の活動拠点を探るため各地に密偵を送っているが成果がない、と嘆くジョフリーに、エロールが名乗りをあげます。かつて深遠の暁信者であった彼は、信者たちがアリアス湖の洞窟に潜んでいることを知っていたのでした。
王者のアミュレット奪還とマンカー・キャモラン暗殺のため、アリシア&エロール&ドレイクの三人がシェイディンハル北西のアリアス湖へ向かいます。
一人が囮の入信希望者となって他の二人の侵入を手助けする、という計画を立てる三人。囮役に選ばれたアリシアは抗議の声をあげますが、入信のさいに武装解除されることを知っているエロールは徒手格闘に長けているアリシアこそが適任であると言います。またエロールは他の信者に面が割れており、ドレイクは愛刀を手放すことに強い抵抗を示したことから、アリシアは仕方なしに囮役を引き受けます。
洞窟に侵入したアリシアは門番のハロウの指示により、その場で服をすべて脱ぎ信者のローブに着替えることを強制されます。影ながら様子を伺っていたエロールとドレイクは、裸身となったアリシアの顔半分が火傷で醜く爛れていること、両腕に深刻な傷を負っている姿を見て驚きます。
第七話「デイゴンの祠」
入信希望者を装い侵入に成功したアリシアは、祭壇に生け贄として捧げられているアルゴニアンを助けるため無謀にも攻撃をはじめてしまいます。影ながら様子を伺っていたエロールとドレイクも黙って見ているわけにはいかず戦闘に参加、マンカー・キャモランの娘ルマ・キャモラン率いる暁の信者たちを相手に大立ち回りを演じます。
生け贄を助け信者たちを倒したはいいものの、肝心のマンカー・キャモランがザルクセスの神秘の書の中に逃げ込むことを許してしまいます。三人は神秘の書を回収し、曇王の神殿へ戻ります。
帰還したあと、ドレイクは道中でこっそり購入してあったスクゥーマをアリシアに渡します。彼はアリシアの傷が厳しい鍛錬と過去の戦闘の結果によるものであること、麻薬の常用が傷の痛みを和らげるためのものであることを一目で見抜いていたのでした。その心遣いにアリシアは感謝し、涙を流します。
一方、エロールは父を殺した一味の仲間であった自分に不信はないのかとマーティンに問います。マーティンはかつて放蕩を重ね、サングインの信者であったときに不手際から友人を死なせてしまった過去を話し、いっときの心の迷いで道を踏み外す若者の気持ちに理解があるという心情を吐露。「俺はあんたを友達と思っていいのかな?」と問うエロールに、「ジョフリーが見ていないところでは、殿下ではなくマーティンと呼んでくれて構わない」と微笑みかけるのでした。
第八話「神々の血」
マーティンとエロールは互いのデイドラの知識を駆使して神秘の書の解読に挑みます。やがて二人はマンカー・キャモランが逃げ込んだ「楽園」へと向かうために、「デイドラの秘宝」「タイバー・セプティムの鎧」「大ウェルキンド石」が必要であることを突き止めます。
デイドラの秘宝…エロールがモラグ・バルのメイスを所有していることを知っているマーティンはそれを譲渡するよう説得しますが、エロールは難色を示します。現在ブレイズ達が各地に散らばって強力なアイテムの捜索を行っており、そのうちにモラグ・バルのメイスに代わるものを見つけるという条件でエロールは渋々納得するのでした。
大ウェルキンド石はブレイズたちが探しているということで、アリシアとドレイクはタイバー・セプティムの鎧を回収するためサンクレ・トールの遺跡へ向かいます。
悪霊と化したブレイズの霊と対峙することになりますが、ここでアリシアが大の幽霊嫌いであることが発覚し、ドレイクは苦戦を強いられつつもどうにか鎧の回収に成功します。
曇王の神殿へと戻ろうとした二人はブルーマにオブリビオンの門が開いているのを目撃します。ブルーマ軍と民兵による決死の防衛が行われているなか、マーティンは二人が持ち帰ったタイバー・セプティムの鎧を着用し、ブレイズを指揮して加勢に入ります。
また大ウェルキンド石の回収へ向かっていたボーラスとレノルト指揮官が帰還し、エロールにモラグ・バルのメイスに代わる武器を進呈します。なんと、それはかつてペリナル・ホワイトストレークが所持していた聖遺物「聖戦士のメイス」でした。
というわけで、ここまでが中盤戦となります。以降はブルーマ防衛、楽園、帝都での最終決戦へとノンストップで続く怒涛の展開となりますが、それは次回に。
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2020/10/07 (Wed)00:49
The Elder Scrolls IV: Shivering Isles
"Ghost in Madness" #XX
"Ghost in Madness" #XX
- エルダースクロールズ4:シヴァリングアイルズ -
【狂気の島と死霊娘】第XX回
さてブログ更新終了決定記念(イヤな記念だな!)ってわけで、最初に構想を語るのは死霊娘ジアンが活躍したりしなかったりする、オブリビオンのシヴァリング・アイルズ編だ。とはいうものの、基本的にはゲーム本編の筋書きのまま、たまに横道に逸れるというだけの、二次創作要素の薄いプレイ記なので、これといって多く語れるようなこともないのだが…
実際、残すところフリンジ奪還してゲートキーパー復活させたあと色々すっ飛ばしてジャガラグ倒して終了にする予定だったので、そんなに先は長くならないはずだったんですけども、そのための小道具の用意やら何やら色々やってるうちに力尽きてしまったという。あと丁度ノートPCからデスクトップに環境を切り替えたこともあって、データ移行が面倒臭かったというのもある。
フリンジ奪還ではバイクで爆走しながらガトリングガンをぶっ放す暴虐ぶりを発揮する、ということで、トレーサーを曳きながら飛ぶ弾丸、薬莢、バラバラに吹っ飛ぶオーダーの騎士や着弾で抉れる地面など色々作ってたんですが、何をどこまで作ってたのかちょっと俺ももう思い出せない。
ゲートキーパー復活ではジアンが色々と余計なモノを混ぜたせいで、エンジンを背負いパイルバンカーを装備した超兵器が誕生する予定でした。これはいちおうテスト的に撮ってあったスクリーンショットがHDDに残っていたのでここに掲載する。
見た限り、肌の色とか傷跡?紋様?をグロウマップで光らせようとしてあんまり上手くいかなかったりとか、試行錯誤の途中だったような気もする。
でまあ、シェオゴラスの杖を入手せずにジャガラグとの最終決戦に突入するわけですが、ここでジアンが少しづつ修理を続けていた宇宙船(という話を挟む予定だった。そのため修理中の壊れた宇宙船と完治し飛行するモデルの二つが必要に…)がついに修理完了し、搭載火器の一斉掃射でオーダー軍とジャガラグをもろとも破壊したのち宇宙の彼方へ消えていく…
廃墟と化した宮殿で、グレイマーチを止めることには成功したもののシェオゴラスの崩御はならず、嘆息するハスキルに再びシェオゴラスとして君臨したジャガラグが「まあいい、また二千年待つさ」と言って終了となる予定でした。
ちなみにこれは平行して進めていたオブリビオンの二次創作「クロッシングオーバー」の二千年前という設定で(だいたい第一紀1500年あたり?このあたりは年表でもかなり長い期間何も観測されていなかったりする)、クロッシングオーバーの終了後に生き延びた元深遠の暁信者の青年エロールが帝都からの要請でシヴァリングアイルズに向かい、最終的には彼がシェオゴラスとなる、といった構想もあったのですが、それについてはまた別の機会に。
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2020/10/04 (Sun)17:25
どうも、グレアムです。突然だが今日で最終回だ 突然ですが、忍者ツールズ上での活動を年内で終了したいと思います。要は忍者ホームページと忍者ブログですね。理由はまあ兼ねてから告知していたように鯖の容量が一杯になってきたのと、あとは個人的な事情が少々といったところでしょうか。たんに忍者ツールズが時代に全然対応できてなくて当サービス上で活動することに限界を覚えたとかいうのはここで言っちゃイカンねうn
俺は自分の健康状態や寿命にあんまり自信や希望がないので、とりあえず来年あたり突然くたばったりしないうちに一度区切りをつけておきたかったというのもある。
過去ログとかは特に保管してないので、俺が更新しなくなったあとで本ブログがどれだけWEB上で生き永らえていられるかはひとえに忍者ツールズ様のご意向にかかっています。いちおうゲームの攻略やなんかで今もって役に立つような情報は幾つか残ってると思ってるので、自分からデータを消去するような真似はしないです。なお活動を終了したあとにコメント欄が業者のスパムだらけになるのは心苦しいので、スデにコメントは承認制に切り替えてあります。たぶんもうコメントに返信することもないと思います。
ブログに関しては年末あたりを目途に最終更新してから放置という方向性で、ホームページはほぼ完全消去するつもりです。どうせ誰も見ないだろうし、ていうかアレ自分の黒歴史の集大成みたいなもんなので残しておきたくないというか。
ただコンコレの二次創作小説に関しては鯖のデータを消去したあとで、二次創作の投稿が可能なサイトにでもログを掲載しようかと考えています。間もなく最終回を迎えるという微妙な時期ではありますが。アレも自分的にはべつに闇に葬っちゃってもいいかなあと思ってるんですが、いちおう足掛け七年…七年?もうそんなになるか…連載を続けていた、ほぼライフワークに近いシロモノだっただけに、そう無碍に扱うのも躊躇われるといいますか。
いままで記事を書いてきた、完結していない二次創作プレイ記に関しては、構想があるものについては予定していたストーリーの概説を紹介していきたいと思ってます。たぶんもう続きは書かないと思うので。年末まではそんな感じで構想メモみたいなものを書き残していこうかと。
また更新終了後の予定についてですが、特にWEB上での活動を休止するとかそういうのではなく、場所を変えて新しく活動をはじめる予定でいます。たぶんFC2あたりになると思います。
あ、えーっと、コメント欄で紹介頂いたDelivery From The Painについてですが、アレ実は日本語化がくるちょっと前あたりのタイミングで買ってプレイしたんですけど、どうもゲーム性が合わなくて序盤で止めちゃいました。スイマセン。10年くらい前のMMOみたいな古臭いグラフィックは結構好きだったんですけどね。
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