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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/04/07 (Sun)06:51







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.08











Day 08, Point J9. 0800.



 アルマの鉱山主マット・ダンカンの兄弟が収監されているティクサ刑務所へ到着した傭兵たちは、東側からフェンスを破って敷地内に侵入。女看守を殺害し、刑務所のセキュリティの一つである催涙ガス発生装置をオンにした。


  >>クレイブ:
「本来は対侵入者用の設備だろうが、逆に利用させてもらうぜ。警報もなしにいきなり作動させたんじゃあ、看守たちがガスマスクを装着する余裕もないだろうからな」


  >>トゥインキー:
「よっし、みんなガスマスクはつけたね?じゃ…突っ込みますか」




 狙撃銃を持つナターシャ、長射程のFALを装備するジアンを屋上に配置し、他の四人は突入チームとして屋内に侵入する。


  >>ノーマン:
「看守を皆殺しにしながら囚人を解放するっていうのは、やってることがテロリストそのものじゃないか?」


  >>トゥインキー:
「自由闘争ってそんなものである。戦いのなかに正義があるわけじゃあなく、勝ったほうが結果的に正義となるわけであってやね、ましてや俺らタダの傭兵ですし」


  >>クレイブ:
「タダの傭兵がタダ働きにならないようにしねーとな」




 女王に忠実な看守をすべて始末した傭兵たちは、独房のなかからマットの兄弟ダイナモを発見する。


  >>クレイブ:
「ボッコボコじゃねーか。エリオットみたいだ」


  >>ナターシャ:
「エリオット…?」


  >>トゥインキー:
「ダイナモなんて紛らわしい名前してるから、最初、刑務所から発電機を取ってこいってミッションかと思ったんだよねぇ。まソレはともかく、ご無事でなにより」




 刑務所には地下が存在していた。
 ダイナモを地上に残し、傭兵たちは地下牢を探索する。そこには武装した看守と数人の囚人の姿があった。
 囚人の一人シャンクは日給20ドルで雇ってくれと言い、ここから西にあるエストニまで連れていってくれれば地元住民にガソリンを売ってくれるよう説得することができると提案してきた。


  >>クレイブ:
「どうするよ?」


  >>トゥインキー:
「いいんじゃないの、人手は多くて困るもんじゃないし。貴重なガソリンを安定して確保できるってのもイイ話だ」


  >>ジアン:
「アルルコのガソリンの流通は女王が厳しく規制しているのである。その多くは軍や富裕層へ優先的に回され、一般人が購入するのは非常に難しいのであるな。それというのも、反政府勢力の手に渡らないための手段なのであるよ」


  >>ノーマン:
「民間人としても、なまじ自由闘争なぞ続けられているせいで困窮に拍車がかかっている部分もあるだろう。それすらゲリラへの協力者を減らそうという女王の意図には違いないが、まあ、いいツラの皮だよな。いつだって犠牲になるのは無力な民だ」


  >>イヴ:
「自衛もできない雑魚連中はどーでもいいとしてよ。どうすんだこれから?行動の選択肢が多いぜ、1:全員でアルマに帰る、2:北のSAMサイトを落とす、3:西のエストニへ向かう、あるいはいっそ4:カンブリアに攻め込む」


  >>ナターシャ:
「カンブリア侵攻は論外として、SAMサイトは一度陥落させてもすぐに敵の反撃部隊が出動することが予想されます。なんといってもアルルコの中心都市のすぐ傍ですしね、それを防ぐためにはある程度の戦力をSAMサイトへ残す必要がありますが、現状で戦力を分散するのはあまり得策ではないように思えます」


  >>クレイブ:
「戦力の分散って意味じゃあエストニへ行くのもそうだな。全員で仲良くってわけもねぇし、精々2~3人で向かうことになるだろうが、それでもアルマからはかなり距離が離れる。戻るにはそれなりに時間がかかるようになるぜ」


  >>トゥインキー:
「戦力の分散はたしかに問題だけど、あんまり悠長に構えてもいられないんだよね。SAMサイトを潰す、急ぎガソリンを確保する、ボコボコのオッサンを連れ帰る、全部やらなくっちゃあならないのが傭兵の辛いところだ」








Day 08, Point I8. 1440.



 ダイナモとシャンクを連れ、傭兵たちはティクサの西…カンブリア南部に位置するSAMサイトへ向かった。施設周辺に仕掛けられた地雷を避けつつ、守備兵を倒しエリアを制圧する。


  >>クレイブ:
「てっきり前のようにSAM周辺に固まってるもんかと思ってたが、配置はかなりバラけてたな。フェンス外周をパトロールしてる兵が多かったのは意外だが、まあ不都合はなかった」


  >>ナターシャ:
「狙撃兵の存在を警戒して先に屋上を制圧しましたからね。敵の兵力が分散していたのはむしろ好都合でした」


  >>ジアン:
「これからどうするであるか?」


  >>トゥインキー:
「ジアンはシャンクを連れてエストニへ向かってくれ、でもってクレイブとノーマン、そしてイヴはダイナモを連れてアルマへ帰還してほしい。俺とナターシャはここで義勇兵の訓練にあたる、ジアンたちが用事を済ませたら合流して俺たちもアルマへ向かうよ」


  >>ノーマン:
「戦力を分散させる形にはなるが、まあ、いきなり大軍に襲われでもしない限りは問題ないだろう」




 その後、エストニでのシャンクの働きかけでガソリンの売買が可能になり、スカイライダーのヘリの中継(燃料補給)地点としても利用できるようになった。すでにアルルコ中心部のSAMサイトは陥落しているため、空路でアクセスできる範囲がかなり広がったことになる。


  >>トゥインキー:
「ところで、なんか一人増えてない?」


  >>ジアン:
「マッドドッグという、エストニのジャンク屋の息子である。私の美貌に惹かれて勝手についてきたのである」


  >>クレイブ:
「美貌ねェ…」




  >>アラン:
「カッパー、ちょっといいか?ドラッセンの民兵の訓練が終了した、以降の指示を頼む」


  >>トゥインキー:
「エッ、マジ?ちょっと早くない?ていうか、もうちょっと鍛えられるんじゃないの?」


  >>シルヴィア:
「訓練だけで兵の能力を伸ばすには限界がある。これ以上は実戦を経験させないと駄目だ」


  >>トゥインキー:
「そっか、そういうことか。んじゃあー、そのまま南のアルマまで来てくれないかな。そこで同じように新兵の訓練をしてもらおう、徒歩だと時間かかるだろうけど…いや、そうか、スカイライダーのヘリがあったな。それ使えば、一時間もあれば来られるか。てなわけで、そんな感じで頼みます」


  >>ナターシャ:
「思ったより早かったですね?」


  >>トゥインキー:
「うん、彼らがすぐにでもアルマに来られるっていうなら、万一政府軍の反撃があったとしてもリカバリに入れるだろうし、うちの面子が慌てて戻る必要はなくなったね。つーわけで、せっかくだからカンブリア落としちゃおうか?」


  >>ナターシャ:
「…は?」


  >>トゥインキー:
「ゴールドよりシルバー、ダイナモさんだけ一人で帰して、他の皆はSAMサイトまで戻ってきてくれない?教育係がアルマまで来れるっていうんで、俺らでカンブリア取っちゃおう」


  >>クレイブ:
「なに言ってんだオマエ!?砂漠を右往左往させやがって、冗談じゃねーな」


  >>ノーマン:
「ダイナモ一人で大丈夫か?」


  >>トゥインキー:
「俺らが通った道だし、このあたりに政府軍兵士の姿は見えないからね。それに一人だったら、パトロールに遭遇してもコッソリ通り過ぎるくらいはできるでしょ」


  >>イヴ:
「よっしゃ、派手にぶっ潰してやろうぜ!街を焦土にしてやる!」


  >>ナターシャ:
「駄目ですって、だから、そういう任務じゃないんですってば!」






 [次回へつづく]

















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2019/04/04 (Thu)00:57







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.07











Day 06, Point I14. 1730.



 マップ移動直後に敵グループと対面したでござる。







 運良く負傷を免れ敵を全滅させたあと、フェンスをワイヤーカッターで切断しアルマ鉱山地区へ侵入。市街戦がはじまった。


  >>イヴ:
「見ろォ、まるで人がゴミのようだッ!」


  >>クレイブ:
「おまえーなーッ!?迫撃砲をバズーカがわりに使うんじゃねぇ!」


  >>トゥインキー:
「おーおー、人体がキャットフードみたいな有り様になってるわ。ていうかここ住宅街なんで、あんまり二次被害が出そうな攻撃は控えてほしいんだけど…」


  >>イヴ:
「民間人には当ててないぜぇ?それと、建物にもな。良心だ」


  >>ナターシャ:
「…頭痛い」




 付近一帯を制圧、鉱山を開放したことで、収入が増える…と思ったのだが、鉱山の管理人はティクサの刑務所に捕らえられている身内を解放してくれなければ協力はしない、と交換条件を提示してきた。
 また街の老婆から、ブラッドキャットなる動物…怪物…の被害に脅かされているという話を聞く。そのうち、遭遇することがあれば狩ることもあるかもしれない。


  >>ノーマン:
「残るは南西のI13だが、すぐに動くか?」


  >>トゥインキー:
「いや、夜まで待とう。さすがにちょっと疲れたよ、敵の強さが空港とは比べ物になんないもの。幸いI13は軍事施設が一つあるだけの立地ぽいし、あちこちに兵がバラけて配置についてるってことはないでしょ。夜襲を仕掛けやすい」




 怪我の治療や装備の修理などをしつつ夜を待っていると、スカイライダーからアルルコ各地のSAMサイトの位置情報が送られてくる。




 日付が変わったころ、以前落としたD15地点のSAMサイトが政府軍の襲撃を受ける。


  >>アレックス:
「カッパーからゴールド、敵の奇襲を受けた。どうにか退けたが数人の新兵がやられた…敵の数は少なかったが、精鋭のようだ。特殊部隊のようだな、夜戦装備にフラッシュバン。黒服に注意しろ、オーバー」


  >>トゥインキー:
「コピー、ゴールド・オーバー。…連中も多少キバりだしてきたかね。さあ、俺たちもそろそろ仕上げをやろうか」







Day 07, Point I13. 0540.





 夜明け前、傭兵たちは南側からフェンスを破って屋上に展開。狙撃兵を始末し、中庭にスティックライトを投擲して敵の姿を浮き彫りにしつつ上から銃撃を加えていく。
 そうやって敵を釘付けにしながら、屋上に二人残し他の四人は突入チームとして建物西側の壁をTNTで破壊し侵入した。


  >>トゥインキー:
「兵舎と…刑務所かな?誰かが収監されてるわけじゃなさそうだ」


  >>イヴ:
「HEYトゥインキー、トーキーボーイ。やたら頑丈な装備のヤツがいたぜ、黒服のよ。9mmのAP弾を豆鉄砲みたいに弾きやがった」


  >>ジアン:
「おそらくSAMサイトを襲撃した精鋭部隊と同種の兵であろうな」


  >>ノーマン:
「あまり真正面から戦いたくないものだ」


  >>ナターシャ:
「それで、これでアルマの開放に成功したわけですが。これからどうしましょう?ドラッセンと同じように義勇兵の訓練をはじめますか?」


  >>トゥインキー:
「そうしたいのは山々なんだがネー。鉱山収入をアテにしてたからなぁ、こんな難物を片づけてまで…ドラッセンの収入だけで今のペースで訓練してたら、金、足りなくなるよ。キミらに払う給料がなくなる、タダでやってくれるんならいいけど」


  >>クレイブ:
「そんなわけにいくか…ティクサの刑務所つったか?たしかSAMサイトも近くにあったよな、そっちを先に叩きに行くか?」


  >>トゥインキー:
「そーするしかなかろうよなあ。できれば敵の追撃部隊が届くまえに戻ってきたいところだね」





 [次回へつづく]

















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2019/04/01 (Mon)03:18







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.06











Day 04, Point D14. 1630.



  >>ナターシャ:
「間もなくドラッセン鉱山へ到着します。バックパックにワインが残っていたので、せっかくだから皆で回して飲みましょう」


  >>イヴ:
「いいねェ、気が利くじゃねーのよ」


  >>クレイブ:
「それは油断じゃないか?珍しいな、そういうことするヤツだったのか?」


  >>ナターシャ:
「イヤなら飲まなくても良いのですが?もちろん、万全を期すなら行軍中の飲酒など言語道断とわかっています。けれども、うー、私も常に品行方正というわけではないのです。いいじゃないですか、死んだら私を恨んでください」


  >>ノーマン:
「スデにちょっと酔ってないか?…おいおい、マイナートランキライザーとアルコールを同時に摂取するんじゃない!ジアゼパムだろうそれ、とんでもないやつだな」


  >>ナターシャ:
「あばばばばばば」










Day 06, Point H13 1200.



 SAMサイトでの訓練を終えドラッセンで合流したトゥインキー達はヘリを使い、アルマ付近に着陸した。燃料の問題があるためヘリは近くへ停めたままにしておけず、傭兵たちを降ろしたあとはドラッセン空港へ帰還させねばならない。







 H13地点、アルマ北西部へ侵入した傭兵たちは二手に分かれて行動する。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴは北東から爆薬を使用、クレイブ/ノーマン/ジアンはワイヤーカッターでフェンスを破壊して施設内に侵入する。


  >>クレイブ:
「なんてこった、ここは軍の駐屯基地だぜ!いままでの連中とは装備が全然違う、防弾服にアサルトライフル…さっきの爆発音はなんだ?イヴのTNTだって、あんな派手な音しないはずだぞ」


  >>トゥインキー:
「格納庫のミサイルに流れ弾が当たったようだ、核じゃなくて良かったよ…アルルコって核保有国だっけ?」


 敵を殲滅後、三人の生存者を確認。
 一人は政府軍所属の軍曹で負傷しており、傭兵たちの手当てを受けたあとでアルマから出て行った。どうやら軍隊生活に疑問を抱いていたらしく、引退して家族のもとへ戻りたかったらしい。
 残る二人は基地の責任者と思われる将校と、女王に雇われて新兵の訓練をしていたというコンラッドという名の傭兵だったが、彼らは会話を続けていると敵対し、こちらに向けて銃撃してきた。




 コンラッドの不意打ちでイヴが重傷を負いながらも、二挺拳銃で射殺。
 将校はクレイブから至近距離でショットガンを撃たれ昇天した。


  >>イヴ:
「クソッ、油断したぜ畜生…いきなり撃たれるとは思わなかった。オレの人生、こんなのばっかりだな」


  >>ジアン:
「すこし出血は酷いけれど、急所は全部外しているようであるな。これなら、治療してしばらく呼吸を落ち着ければ問題なく動けるようになるであるよ」


  >>トゥインキー:
「動けそうか?」


  >>イヴ:
「おいおい、オレ抜きでパーティを続行しようって気じゃないよな?こんだけ派手に風穴空けられたんだ、すこしはやり返さないと気が済まねーよ」














Day 06, Point H14. 1700.




 イヴの傷が癒えるのを待ち、東のH14エリアに進攻。そこは軍事物資が保管された二棟の倉庫が建っており、屋上の狙撃兵に警戒しつつ爆発物を利用して政府軍兵士を倒していく。




  >>ノーマン:
「凄まじい戦いだった。一年分の爆発音を聞いたようだ」


  >>トゥインキー:
「貴重な物資が色々あるね。見てこの、ガーディアン・ベストっての?女王の親衛隊が使うようなやつだ、ライフル弾でも止められそうな頑丈さだねぇ。それとこの、リジェネレーション・ブースターってのはなんだろうね?使ってみる?」


  >>クレイブ:
「ヤバイ薬じゃないだろうな…?」


  >>ナターシャ:
「この後はどうしますか?このあたりにいる政府軍兵士はかなり錬度も高いですし、休憩を挟んで夜襲をかける手もありますが」


  >>トゥインキー:
「いや、日没前にカタつけちゃおう。あんまり暗いと地形の把握ができないんだよね…ドラッセン攻略がかなり手探りで、夜襲のメリットを活かせなかった」


  >>イヴ:
「ここいらは民間人がほとんどいねーから、気軽になんでも吹っ飛ばせていいぜ」


  >>クレイブ:
「オマエ、迫撃砲なんていつ手にいれた?」






 [次回へつづく]

















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2019/03/29 (Fri)18:37







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.05











Day 04, Point B15. 1440.




  >>ノーマン:
「カッパー(第三分隊)からゴールド(第一分隊)へ、パイロットを発見。これよりポイント・ブラボー・サーティーンへ帰還する。現在地はブラボー・フィフティーン」


  >>トゥインキー:
「ゴールドからカッパー、了解。気をつけてな」


 他のメンバーがドラッセンでの義勇兵訓練に当たるなか、ノーマンはただ一人、沼地へ向かったというパイロットの捜索を続けていた。
 分隊のコードはそれぞれがゴールド(第一分隊)、シルバー(第二分隊)、カッパー(第三分隊)と呼ばれ、それらはアルルコが金及び銀の産出地であることに由来する。銅が採れるかどうかは知らない。
 スカイライダーと呼ばれるパイロットは政府軍の目から逃れるために湿地帯の隠れ家へ避難していた、いわゆる脱走兵というやつである。ふたたび政府軍に発見されれば命は無い。すでにドラッセンは反政府ゲリラの支配下にあることを説明し、身柄の安全の保証を条件に空港へ連れ帰ることに成功した。




  >>ノーマン:
「アァ、疲れた…俺一人、沼を駈けずり回る破目になるとは。スカイライダーは協力してくれると言ったが、金は取るようだ。軍人としてではなく私人として、いちパイロットとして仕事でやる、ということらしい。それと、D15地点に政府軍のSAMサイトがあるらしい、ヘリを使うならまずそいつを潰す必要があるだろうな。…メンバーのリストに見慣れない名前があるな?」


  >>トゥインキー:
「追加で二人ほど傭兵を雇ったんだ。そのうちオメルタも政府軍の標的になると思ってね、いつまでも反政府軍の隠れ家の存在がバレないとは思えない。ドラッセンからの食糧供給ルートがパトロールに発見される恐れもある…なにより、制圧した街の義勇兵を訓練するたびに進攻の足が止まるのはあまり良いことじゃない」


  >>クレイブ:
「実働部隊の六人はいつでも動けるようでないとな。訓練教官を別に雇っておくのは悪いアイデアじゃないな」


  >>トゥインキー:
「そーいうこと。そろそろドラッセンの義勇兵も定員に達するし、いまのところ、専門的な戦闘訓練に時間をかける理由もないと思うんで、明日には六人でSAMサイトを落としに行こう」


  >>ナターシャ:
「川向かいにあるのが嫌ですね。かといって、陸地をぐるりと回ると時間がかかりますし」


  >>トゥインキー:
「最短距離で行って、潰して、帰ってくる…って手順なら、まあ、一日仕事で終わるでしょ」










Day 05, Point A10. 0730.




 新たに雇った傭兵たちがオメルタに到着。彼らはオメルタの義勇兵訓練のため呼ばれた非戦闘要員だが、敵襲のさいには先陣を切って地元の民兵を統率することだろう。


  >>アラン:
「挨拶はなし、自己紹介も不要だ。俺たちはアルルコの反政府勢力を訓練するために雇われた、かつてパキスタンでCIAがやったようにな。結果がどうなろうと知ったことじゃない、要は…注文通りに事を進めるだけだ。理解したな?」


  >>シルヴィア:
「愛想を悪くしなければならないっていう指示でもなかったはずだけど。それと立場上、私とあなたは対等なはずなんだけど、なぜあなたはそんなに偉そうにしてるの?その、嫌味じゃなく、純粋に興味本位で聞くんだけど?」


  >>アレックス:
「無駄口はそこまでだ。仕事にかかろう」







  アラン・ノースコッド(アラン)
『米国人傭兵。元グリーンベレーで、のちに中央情報局のエージェントとして世界各国で暗躍する。仕事は荒事専門で目的のためには手段を選ばず、たびたび命令系統を無視することから局内で忌み嫌われていた』
【メインウェポン】Colt Commando
【スキル】Auto Weapons/Stealty



  シルヴィア・シルクスター(シルヴィア)
『出身地不明、名前もおそらく偽名と思われる。化物専門の賞金稼ぎであり、アルルコに出没すると噂される怪生物の調査も兼ねて今回の作戦に参加した。大人しく控え目な性格だが、あまり空気を読まない』
【メインウェポン】Automag III  x2
【スキル】Ambidextrous/Martial Arts



  アレックス・グリーン(アレックス)
『米国人傭兵。ブラックアルファと呼ばれる私設傭兵部隊の隊長であり、高い統率力と戦闘能力を持つ。特殊な延命措置を受けており、ヴェトナム戦争に一兵卒として参加して以来見た目が変わっていないという噂がある』
【メインウェポン】Colt Commando
【スキル】Teaching/Camouflaged







  >>アレックス:
「ところで、我々が訓練すべき連中はどこにいるんだ?」


  >>シルヴィア:
「…どこかに?」








  >>トゥインキー:
「はい、こちらゴールド」


  >>アラン:
「シルバー、たったいまポイント・アルファ・テンに到着した。ここに居るのはガキと女だけだ、銃を握れるやつが居ない。我々の仕事はここにはない、行動指示を頼む」


  >>トゥインキー:
「エッ、ウソぉ!?」


 なんと、オメルタでは民兵の訓練が不可能であった。なんという誤算。


  >>トゥインキー:
「えーっと、じゃあ、ドラッセンまで来てくれないかな?こっちでトレーナーの仕事をしてもらおう」


  >>アラン:
「わかった、了解、くそったれ、ふざけるな。これより移動を開始する、シルバー・アウト」


  >>トゥインキー:
「…うん?」


  >>クレイブ:
「どうした?」


  >>トゥインキー:
「いや、オメルタで訓練できそうな人材が居ないっていうもんだからさ。新しく雇った連中、こっちに向かわせることにした」


  >>クレイブ:
「どうせなら西側の都市を攻略させても良かったんじゃないのか?あそこは鉱山あっただろう」


  >>トゥインキー:
「三人でェ?今回はあんまし戦力を分散させたくないんだよねぇ、質より量でいこう」










Day 05, Point B10. 0920.




 オメルタを出て道路沿いにドラッセンへ向かう途中、アラン率いる第二部隊は政府軍兵士のパトロールと遭遇。これを無傷で撃破。
















Day 05, Point D15. 1120.




 ドラッセン鉱山から東へ2ブロック、政府軍のSAMサイトへ到着した傭兵たちは二手に分かれて行動する。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は南の正面ゲートから、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は北側からワイヤーカッターを使って侵入…する予定だったが、SAMサイトへ向かう途中で交戦してしまい、金網越しでの銃撃戦となってしまう。
 木やバリケードを遮蔽に利用しつつ接近、イヴはグレネードランチャーを使って密集する敵を攻撃する。
 無傷とはいかなかったが、比較的軽微な損傷で戦闘を終えることができた。





  >>トゥインキー:
「いやー殺したねぇ。これで多少はヘリを安全に飛ばせるようになったかな」


  >>ナターシャ:
「どうやらこの施設には義勇軍への参加希望者が多数いるよう(=民兵の訓練が可能)ですが、どうしますか?」


  >>トゥインキー:
「ウーン…ここが落とされたってのはすぐ女王の耳に届くだろうし、取り返しに来るよなあ。かといって、こんな場所に俺たちの誰かを置いとくわけにもいかないし、とりあえず俺とジアンで10人ほど鍛えて、あとはアレックスじーさんに任せよう」


  >>クレイブ:
「アレックス?ああ、新しく雇った傭兵の一人か。とりあえず、俺たち四人は先にドラッセンへ戻っていればいいんだな?」


  >>トゥインキー:
「ああ。後日、全員揃ったところで南のアルマに進攻しよう」










Day 05, Point B13. 1400.



  >>アラン:
「ドラッセン空港へ到着した、指示を頼む」


  >>トゥインキー:
「鉱山へ…あーいや、ヘリを守ってもらったほうがいいかな。そのまま空港で待機、民兵の訓練をはじめてくれ。アレックスじーさんだけポイント・デルタ・フィフティーンへ送ってくれないかな?」


  >>アレックス:
「爺さん呼ばわりはやめろ…D15?」


  >>トゥインキー:
「SAMサイトがある。守備隊を置いておきたいんだけど、ここにあまり余分な戦力を割きたくないんだよね。てなわけで、この場所で民兵の訓練を頼みたい」


  >>アレックス:
「了解した。移動を開始する」






 [次回へつづく]

















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2019/03/26 (Tue)18:42







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.04











Day 02, Point C13. 0130.




 B13ドラッセン空港を制圧した傭兵たちはそのまま南下し、C13ドラッセン中心部に侵攻。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は中央ゲートを越えて北側へ、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は南側のフェンスの破れた部分を通って巨大な建物へ向かう。途中、ナターシャもクレイブ・チームへ合流し、建物の屋上がら周囲を警戒する。




 敵との遭遇を警戒していたが、建物内にいたのは大勢の民間人であった。


  >>クレイブ:
「紡績工場、か?避難民ってわけでもなさそうだな。それにしても、居るのがガキばかりってのはどういうわけだ?」


  >>ノーマン:
「安くてこき使える労働力ってことだろう。貧困国では珍しい光景でもない、アルルコでは19世紀が未だに続いてるようだ」


  >>ジアン:
「子供たちを解放するか?」


  >>クレイブ:
「ガキどもを顎で使ってるクソったれな監督者がたまたま流れ弾で死ぬって可能性はあるよなあ?」


  >>ノーマン:
「よせ。俺たちの目的は女王暗殺だ、アルルコを救うことじゃない。俺たちは正義のヒーローなんかじゃない、それはいつぞやナターシャも言った通りだ。それに子供たちの親が、我が子を労働に出さねばならぬほど困窮している国の現状を鑑みれば、ただ工場を潰して子供を解放すればハッピーエンドってことにはならないのはわかるだろう?」


  >>クレイブ:
「そうは言うがな、この光景を見てただ放っておけってのか?」


  >>ノーマン:
「子供に厳しい肉体労働を強いてまで安価な洋服を欲しがってるのは誰だ?チョコレートやコーヒーはどうだ、生産者にとって採算が取れないような安価で原料のカカオやコーヒー豆が手に入るのはなぜだ?

子供たちを苦しめてるのは、この工場の責任者なんかじゃない。俺たちなんだよ」



  >>クレイブ:
「種を蒔かず実を食む者こそ禍罪、か?クソッ…」


  >>ノーマン:
「偽悪的になれと言っているわけじゃない。ただ、ここの子供たちを救いたいなら…俺たちがやるべきことは、暴力や銃以外の方法で何かをすることだ」




 その後、アルルコ中心部をパトロールする政府軍兵士をすべて排除。一人も被弾することなく制圧を完了した。


  >>イヴ:
「Another one bite the dust!…おいどうした、暗い顔しちまってよ」


  >>クレイブ:
「なんでもねぇ。それよりよ、さっき酒場を見つけたんだよ。後で飲もうぜ」


  >>トゥインキー:
「あと一箇所エリアを落としてからね、酔わないと仕事できないほど酷い状況なら話は別だけど。それと、例の神父はここにも居なかった」










Day 02, Point D13. 0200.




 ドラッセン鉱山地区へ侵攻、駐留していた政府軍兵士を撃破しドラッセン全域の解放に成功する。


  >>クレイブ:
「屋上にいるヤツがすこし厄介だったな」


  >>トゥインキー:
「手こずりはしなかったでしょ?にしても、鍵のかかった建物の多いこと。真夜中だからかね?とりあえず酒場へ行こうぜ、このエリアにもあるみたいだし。祝勝会だ」




 ドラッセン鉱山地区北東の酒場でアルコールを購入し、乾杯する傭兵たち。


  >>トゥインキー:
「そんじゃまあ、エー、今回の作戦のいちおうの指揮官として、乾杯の音頭なぞをね。まずは第一の目標であるドラッセン開放が成功したことを喜ばしく思う、と同時に、これはまだ始まりに過ぎない!女王の首がその胴体から落ちるその日まで、誰一人欠けることなく任務が完遂されることを祈って!乾杯ッ!」


      >>他五人:

「「「「「Cheer!!」」」」」



  >>ノーマン:
「それで、今後の予定は?」


  >>トゥインキー:
「まずは地元住民から義勇兵の志願者を募って訓練したいんだが、カネがないんだな…朝になったら鉱山のほうに顔出して、責任者と話をせずばなるまいよ。神父も探さなきゃいけないし、例のパイロットも探してやらなきゃね」


  >>ジアン:
「おそらくドラッセン開放の報は女王の耳にもすぐ届くはずであろう。オメルタのような廃墟とは違い、ここは空港と鉱山があるよって、必ず軍を派遣して取り返しに来ると思われるな」


  >>ナターシャ:
「アルルコでの今後の活動を考えると、ドラッセンの陥落はなんとしても防がなければなりません。女王は反乱者への見せしめも兼ねて大軍を送ってくるはずです、ここで我々が敗走すれば反乱勢力の士気は下がり、市民は我々への協力を拒否するようになるでしょう。正念場ですよ」


  >>イヴ:
「いまのうちに街中に爆薬でも仕掛けておくか?」


  >>ナターシャ:
「街を破壊してどうするんです…」


 そして夜は更けていく…







Day 02, Point D13. 0700.





  >>トゥインキー:
「なんというか、こう、明るくなると死体が目立つね。誰か片づけてくれないかなあ…放置しておくのは衛生上良くないよ」


 夜明けとともに教会へ向かい、ウォーカー神父と接触した傭兵たち。彼は現在反政府軍の一員として活動しているジアンの説得を受け、オメルタへの食糧援助を約束してくれた。翌日には荷物が届くよう手配してくれるらしい。





 鉱山の管理人に会うため鉱山へ。


  >>トゥインキー:
「ここは銀鉱か、これ勝手に持ってっちゃってもいいのかなぁ。どうせ収益は俺たちのモノになるし、ここは自由闘争のための資金源としてだな」


  >>クレイブ:
「どこで現金化するつもりだよ?」


  >>トゥインキー:
「ソレなんだよねぇ、このへんに故売屋とかないかな?いままで回収した政府軍兵士の装備とか現金化しておきたいんだけど。さすがに通販で出張買い取りとかはしてなさそうだし」


 管理人は鉱山の中にはおらず、地上の事務所で待機していた。事情を話し、今後の事業の収益は政府ではなく反政府軍に回すよう説得する。


  >>ノーマン:
「管理人は政府軍の逆襲を懸念してたな。いまのところ影も形もないが、やはり、もう一戦は避けられそうにないようだ」




 義勇軍を鍛えようにも金がないので、鉱山の収益が分配されるまでドラッセン東部の沼地へパイロットの捜索に出る。
 B13ドラッセン空港から東へ向かい、B14からC14、D14、E14と南下したが、パイロットは見つからず。仕方がないのでE13からふたたびドラッセン鉱山へ戻ることになった。思っていたより厄介な用事になりそうだ。






Day 03, Point D13. 2300.





 沼地から戻ったあと、幾らかの現金収入を得たことを確認したため義勇軍の訓練を開始。1セクターにつき二人までしか訓練に当たることはできないが、B13、C13、D13にそれぞれ二人づつ訓練教官として配置し、一斉に訓練開始。
 支配エリア内(今回の場合はドラッセン空港、住宅街、鉱山の3セクター)であれば民兵の共有と再配置が可能である。
 周囲にはドラッセン奪還に来たと思しき政府軍の部隊が複数接近していたが、結局彼らはドラッセンへ入ることなく、翌日にはどこなりと姿を消してしまった…





 [次回へつづく]




















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