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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2019/03/29 (Fri)18:37







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.05











Day 04, Point B15. 1440.




  >>ノーマン:
「カッパー(第三分隊)からゴールド(第一分隊)へ、パイロットを発見。これよりポイント・ブラボー・サーティーンへ帰還する。現在地はブラボー・フィフティーン」


  >>トゥインキー:
「ゴールドからカッパー、了解。気をつけてな」


 他のメンバーがドラッセンでの義勇兵訓練に当たるなか、ノーマンはただ一人、沼地へ向かったというパイロットの捜索を続けていた。
 分隊のコードはそれぞれがゴールド(第一分隊)、シルバー(第二分隊)、カッパー(第三分隊)と呼ばれ、それらはアルルコが金及び銀の産出地であることに由来する。銅が採れるかどうかは知らない。
 スカイライダーと呼ばれるパイロットは政府軍の目から逃れるために湿地帯の隠れ家へ避難していた、いわゆる脱走兵というやつである。ふたたび政府軍に発見されれば命は無い。すでにドラッセンは反政府ゲリラの支配下にあることを説明し、身柄の安全の保証を条件に空港へ連れ帰ることに成功した。




  >>ノーマン:
「アァ、疲れた…俺一人、沼を駈けずり回る破目になるとは。スカイライダーは協力してくれると言ったが、金は取るようだ。軍人としてではなく私人として、いちパイロットとして仕事でやる、ということらしい。それと、D15地点に政府軍のSAMサイトがあるらしい、ヘリを使うならまずそいつを潰す必要があるだろうな。…メンバーのリストに見慣れない名前があるな?」


  >>トゥインキー:
「追加で二人ほど傭兵を雇ったんだ。そのうちオメルタも政府軍の標的になると思ってね、いつまでも反政府軍の隠れ家の存在がバレないとは思えない。ドラッセンからの食糧供給ルートがパトロールに発見される恐れもある…なにより、制圧した街の義勇兵を訓練するたびに進攻の足が止まるのはあまり良いことじゃない」


  >>クレイブ:
「実働部隊の六人はいつでも動けるようでないとな。訓練教官を別に雇っておくのは悪いアイデアじゃないな」


  >>トゥインキー:
「そーいうこと。そろそろドラッセンの義勇兵も定員に達するし、いまのところ、専門的な戦闘訓練に時間をかける理由もないと思うんで、明日には六人でSAMサイトを落としに行こう」


  >>ナターシャ:
「川向かいにあるのが嫌ですね。かといって、陸地をぐるりと回ると時間がかかりますし」


  >>トゥインキー:
「最短距離で行って、潰して、帰ってくる…って手順なら、まあ、一日仕事で終わるでしょ」










Day 05, Point A10. 0730.




 新たに雇った傭兵たちがオメルタに到着。彼らはオメルタの義勇兵訓練のため呼ばれた非戦闘要員だが、敵襲のさいには先陣を切って地元の民兵を統率することだろう。


  >>アラン:
「挨拶はなし、自己紹介も不要だ。俺たちはアルルコの反政府勢力を訓練するために雇われた、かつてパキスタンでCIAがやったようにな。結果がどうなろうと知ったことじゃない、要は…注文通りに事を進めるだけだ。理解したな?」


  >>シルヴィア:
「愛想を悪くしなければならないっていう指示でもなかったはずだけど。それと立場上、私とあなたは対等なはずなんだけど、なぜあなたはそんなに偉そうにしてるの?その、嫌味じゃなく、純粋に興味本位で聞くんだけど?」


  >>アレックス:
「無駄口はそこまでだ。仕事にかかろう」







  アラン・ノースコッド(アラン)
『米国人傭兵。元グリーンベレーで、のちに中央情報局のエージェントとして世界各国で暗躍する。仕事は荒事専門で目的のためには手段を選ばず、たびたび命令系統を無視することから局内で忌み嫌われていた』
【メインウェポン】Colt Commando
【スキル】Auto Weapons/Stealty



  シルヴィア・シルクスター(シルヴィア)
『出身地不明、名前もおそらく偽名と思われる。化物専門の賞金稼ぎであり、アルルコに出没すると噂される怪生物の調査も兼ねて今回の作戦に参加した。大人しく控え目な性格だが、あまり空気を読まない』
【メインウェポン】Automag III  x2
【スキル】Ambidextrous/Martial Arts



  アレックス・グリーン(アレックス)
『米国人傭兵。ブラックアルファと呼ばれる私設傭兵部隊の隊長であり、高い統率力と戦闘能力を持つ。特殊な延命措置を受けており、ヴェトナム戦争に一兵卒として参加して以来見た目が変わっていないという噂がある』
【メインウェポン】Colt Commando
【スキル】Teaching/Camouflaged







  >>アレックス:
「ところで、我々が訓練すべき連中はどこにいるんだ?」


  >>シルヴィア:
「…どこかに?」








  >>トゥインキー:
「はい、こちらゴールド」


  >>アラン:
「シルバー、たったいまポイント・アルファ・テンに到着した。ここに居るのはガキと女だけだ、銃を握れるやつが居ない。我々の仕事はここにはない、行動指示を頼む」


  >>トゥインキー:
「エッ、ウソぉ!?」


 なんと、オメルタでは民兵の訓練が不可能であった。なんという誤算。


  >>トゥインキー:
「えーっと、じゃあ、ドラッセンまで来てくれないかな?こっちでトレーナーの仕事をしてもらおう」


  >>アラン:
「わかった、了解、くそったれ、ふざけるな。これより移動を開始する、シルバー・アウト」


  >>トゥインキー:
「…うん?」


  >>クレイブ:
「どうした?」


  >>トゥインキー:
「いや、オメルタで訓練できそうな人材が居ないっていうもんだからさ。新しく雇った連中、こっちに向かわせることにした」


  >>クレイブ:
「どうせなら西側の都市を攻略させても良かったんじゃないのか?あそこは鉱山あっただろう」


  >>トゥインキー:
「三人でェ?今回はあんまし戦力を分散させたくないんだよねぇ、質より量でいこう」










Day 05, Point B10. 0920.




 オメルタを出て道路沿いにドラッセンへ向かう途中、アラン率いる第二部隊は政府軍兵士のパトロールと遭遇。これを無傷で撃破。
















Day 05, Point D15. 1120.




 ドラッセン鉱山から東へ2ブロック、政府軍のSAMサイトへ到着した傭兵たちは二手に分かれて行動する。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は南の正面ゲートから、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は北側からワイヤーカッターを使って侵入…する予定だったが、SAMサイトへ向かう途中で交戦してしまい、金網越しでの銃撃戦となってしまう。
 木やバリケードを遮蔽に利用しつつ接近、イヴはグレネードランチャーを使って密集する敵を攻撃する。
 無傷とはいかなかったが、比較的軽微な損傷で戦闘を終えることができた。





  >>トゥインキー:
「いやー殺したねぇ。これで多少はヘリを安全に飛ばせるようになったかな」


  >>ナターシャ:
「どうやらこの施設には義勇軍への参加希望者が多数いるよう(=民兵の訓練が可能)ですが、どうしますか?」


  >>トゥインキー:
「ウーン…ここが落とされたってのはすぐ女王の耳に届くだろうし、取り返しに来るよなあ。かといって、こんな場所に俺たちの誰かを置いとくわけにもいかないし、とりあえず俺とジアンで10人ほど鍛えて、あとはアレックスじーさんに任せよう」


  >>クレイブ:
「アレックス?ああ、新しく雇った傭兵の一人か。とりあえず、俺たち四人は先にドラッセンへ戻っていればいいんだな?」


  >>トゥインキー:
「ああ。後日、全員揃ったところで南のアルマに進攻しよう」










Day 05, Point B13. 1400.



  >>アラン:
「ドラッセン空港へ到着した、指示を頼む」


  >>トゥインキー:
「鉱山へ…あーいや、ヘリを守ってもらったほうがいいかな。そのまま空港で待機、民兵の訓練をはじめてくれ。アレックスじーさんだけポイント・デルタ・フィフティーンへ送ってくれないかな?」


  >>アレックス:
「爺さん呼ばわりはやめろ…D15?」


  >>トゥインキー:
「SAMサイトがある。守備隊を置いておきたいんだけど、ここにあまり余分な戦力を割きたくないんだよね。てなわけで、この場所で民兵の訓練を頼みたい」


  >>アレックス:
「了解した。移動を開始する」






 [次回へつづく]

















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2019/03/26 (Tue)18:42







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.04











Day 02, Point C13. 0130.




 B13ドラッセン空港を制圧した傭兵たちはそのまま南下し、C13ドラッセン中心部に侵攻。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は中央ゲートを越えて北側へ、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は南側のフェンスの破れた部分を通って巨大な建物へ向かう。途中、ナターシャもクレイブ・チームへ合流し、建物の屋上がら周囲を警戒する。




 敵との遭遇を警戒していたが、建物内にいたのは大勢の民間人であった。


  >>クレイブ:
「紡績工場、か?避難民ってわけでもなさそうだな。それにしても、居るのがガキばかりってのはどういうわけだ?」


  >>ノーマン:
「安くてこき使える労働力ってことだろう。貧困国では珍しい光景でもない、アルルコでは19世紀が未だに続いてるようだ」


  >>ジアン:
「子供たちを解放するか?」


  >>クレイブ:
「ガキどもを顎で使ってるクソったれな監督者がたまたま流れ弾で死ぬって可能性はあるよなあ?」


  >>ノーマン:
「よせ。俺たちの目的は女王暗殺だ、アルルコを救うことじゃない。俺たちは正義のヒーローなんかじゃない、それはいつぞやナターシャも言った通りだ。それに子供たちの親が、我が子を労働に出さねばならぬほど困窮している国の現状を鑑みれば、ただ工場を潰して子供を解放すればハッピーエンドってことにはならないのはわかるだろう?」


  >>クレイブ:
「そうは言うがな、この光景を見てただ放っておけってのか?」


  >>ノーマン:
「子供に厳しい肉体労働を強いてまで安価な洋服を欲しがってるのは誰だ?チョコレートやコーヒーはどうだ、生産者にとって採算が取れないような安価で原料のカカオやコーヒー豆が手に入るのはなぜだ?

子供たちを苦しめてるのは、この工場の責任者なんかじゃない。俺たちなんだよ」



  >>クレイブ:
「種を蒔かず実を食む者こそ禍罪、か?クソッ…」


  >>ノーマン:
「偽悪的になれと言っているわけじゃない。ただ、ここの子供たちを救いたいなら…俺たちがやるべきことは、暴力や銃以外の方法で何かをすることだ」




 その後、アルルコ中心部をパトロールする政府軍兵士をすべて排除。一人も被弾することなく制圧を完了した。


  >>イヴ:
「Another one bite the dust!…おいどうした、暗い顔しちまってよ」


  >>クレイブ:
「なんでもねぇ。それよりよ、さっき酒場を見つけたんだよ。後で飲もうぜ」


  >>トゥインキー:
「あと一箇所エリアを落としてからね、酔わないと仕事できないほど酷い状況なら話は別だけど。それと、例の神父はここにも居なかった」










Day 02, Point D13. 0200.




 ドラッセン鉱山地区へ侵攻、駐留していた政府軍兵士を撃破しドラッセン全域の解放に成功する。


  >>クレイブ:
「屋上にいるヤツがすこし厄介だったな」


  >>トゥインキー:
「手こずりはしなかったでしょ?にしても、鍵のかかった建物の多いこと。真夜中だからかね?とりあえず酒場へ行こうぜ、このエリアにもあるみたいだし。祝勝会だ」




 ドラッセン鉱山地区北東の酒場でアルコールを購入し、乾杯する傭兵たち。


  >>トゥインキー:
「そんじゃまあ、エー、今回の作戦のいちおうの指揮官として、乾杯の音頭なぞをね。まずは第一の目標であるドラッセン開放が成功したことを喜ばしく思う、と同時に、これはまだ始まりに過ぎない!女王の首がその胴体から落ちるその日まで、誰一人欠けることなく任務が完遂されることを祈って!乾杯ッ!」


      >>他五人:

「「「「「Cheer!!」」」」」



  >>ノーマン:
「それで、今後の予定は?」


  >>トゥインキー:
「まずは地元住民から義勇兵の志願者を募って訓練したいんだが、カネがないんだな…朝になったら鉱山のほうに顔出して、責任者と話をせずばなるまいよ。神父も探さなきゃいけないし、例のパイロットも探してやらなきゃね」


  >>ジアン:
「おそらくドラッセン開放の報は女王の耳にもすぐ届くはずであろう。オメルタのような廃墟とは違い、ここは空港と鉱山があるよって、必ず軍を派遣して取り返しに来ると思われるな」


  >>ナターシャ:
「アルルコでの今後の活動を考えると、ドラッセンの陥落はなんとしても防がなければなりません。女王は反乱者への見せしめも兼ねて大軍を送ってくるはずです、ここで我々が敗走すれば反乱勢力の士気は下がり、市民は我々への協力を拒否するようになるでしょう。正念場ですよ」


  >>イヴ:
「いまのうちに街中に爆薬でも仕掛けておくか?」


  >>ナターシャ:
「街を破壊してどうするんです…」


 そして夜は更けていく…







Day 02, Point D13. 0700.





  >>トゥインキー:
「なんというか、こう、明るくなると死体が目立つね。誰か片づけてくれないかなあ…放置しておくのは衛生上良くないよ」


 夜明けとともに教会へ向かい、ウォーカー神父と接触した傭兵たち。彼は現在反政府軍の一員として活動しているジアンの説得を受け、オメルタへの食糧援助を約束してくれた。翌日には荷物が届くよう手配してくれるらしい。





 鉱山の管理人に会うため鉱山へ。


  >>トゥインキー:
「ここは銀鉱か、これ勝手に持ってっちゃってもいいのかなぁ。どうせ収益は俺たちのモノになるし、ここは自由闘争のための資金源としてだな」


  >>クレイブ:
「どこで現金化するつもりだよ?」


  >>トゥインキー:
「ソレなんだよねぇ、このへんに故売屋とかないかな?いままで回収した政府軍兵士の装備とか現金化しておきたいんだけど。さすがに通販で出張買い取りとかはしてなさそうだし」


 管理人は鉱山の中にはおらず、地上の事務所で待機していた。事情を話し、今後の事業の収益は政府ではなく反政府軍に回すよう説得する。


  >>ノーマン:
「管理人は政府軍の逆襲を懸念してたな。いまのところ影も形もないが、やはり、もう一戦は避けられそうにないようだ」




 義勇軍を鍛えようにも金がないので、鉱山の収益が分配されるまでドラッセン東部の沼地へパイロットの捜索に出る。
 B13ドラッセン空港から東へ向かい、B14からC14、D14、E14と南下したが、パイロットは見つからず。仕方がないのでE13からふたたびドラッセン鉱山へ戻ることになった。思っていたより厄介な用事になりそうだ。






Day 03, Point D13. 2300.





 沼地から戻ったあと、幾らかの現金収入を得たことを確認したため義勇軍の訓練を開始。1セクターにつき二人までしか訓練に当たることはできないが、B13、C13、D13にそれぞれ二人づつ訓練教官として配置し、一斉に訓練開始。
 支配エリア内(今回の場合はドラッセン空港、住宅街、鉱山の3セクター)であれば民兵の共有と再配置が可能である。
 周囲にはドラッセン奪還に来たと思しき政府軍の部隊が複数接近していたが、結局彼らはドラッセンへ入ることなく、翌日にはどこなりと姿を消してしまった…





 [次回へつづく]




















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2019/03/23 (Sat)02:29







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.03










Day 01, Point A11. 0900.




 オメルタの反政府ゲリラと接触し、先にアルルコ入りしていたジアンと合流した五人の傭兵たち。彼らはオメルタから南東へ進み、空港と鉱山を擁する都市ドラッセンへ向かう…


  >>クレイブ:
「あのさぁ。この任務には、車が必要だったんじゃないのか?トラックとか、ハンヴィーとかよ…まさか、王宮までこうやって徒歩で行くつもりじゃないだろうな?」


  >>トゥインキー:
「もうちょい資金があればね、車輌もヘリで吊るしてきたかったんだけど。あるいは、みんなの給料を後払いにするとか…ま、アシはそのうち手に入れるさ。それまでちょっと我慢しててくんないかな」


  >>ノーマン:
「ないものねだりをしても仕方ないだろう。それより、状況はどうなっている?」


  >>ジアン:
「反政府軍は二ヶ月前に受けた攻撃で武器と兵力のほとんどを失い、政府軍の監視が続くなかで迂闊に外出もできない有り様なのである。然るに、目下は水や食料の確保が急務なのである。このままでは戦うまでもなく皆飢え死にしてしまうのである、よってドラッセンにいるウォーカー神父に協力を仰ぎ、まずは食料を調達せねばならないのであるよ」


  >>クレイブ:
「ゲリラは戦力としてアテにならないか。ま、予想されたことではあったがな。どのみち、ドラッセンを落とすっていう当初の予定に変更はないわけだな?」


  >>イヴ:
「ちょっと待ってくれ!そのー、なんとかいう神父はドラッセンに居るって言ったな?でもドラッセンは政府軍の支配下にあるんだろ?つまり、撃っちゃいけないやつが街の中にいるってことか?」


  >>ナターシャ:
「あの。どうして、目に入ったものは片っ端から撃っていいと思ってたんです?これから私たちが戦うことになるのは市街地です、当然、非武装の一般人に遭遇することもあるでしょう。これはただの戦争ではないんです、解放運動なんですよ?市民の安全を守るべき私たちが、市民の命を奪った、となれば、我々の戦いの正当性、その大前提が崩れることになります」


  >>イヴ:
「めんどくせーなぁオイ!青臭いこと言いっこナシだぜ、なあ?十字軍にでもなったつもりかよ?正義の騎士様ゴッコか?」


  >>ナターシャ:
「正義とかはどうでもいいです。ただ、今回私たちが受けた仕事、依頼、任務はそういうものだってことです。仕事だからやるんです、私がさっき言ったこと、私情から言っただなんて思わないでくださいね」


  >>クレイブ:
「ま、そーいうこった。べつに、相手を選んで撃つこともできるんだろ?そのうち派手に全部吹っ飛ばせるようなドンパチもあるさ」


  >>イヴ:
「わーかったよ!このフラストレーションは全部王宮にぶつけてやる、女王のバーベキューでも作ってやろう」












 A12地点の森にて政府軍のパトロール部隊と遭遇、これを撃破。
 イヴが一発被弾したが、すぐに治療し行動を続行。ふたたび東進する。




 1400時にA13、ドラッセン空港の北へ到着した傭兵たちは周辺を警戒しつつ休憩をとる。


  >>クレイブ:
「依頼人や、反政府軍から連絡は?」


  >>トゥインキー:
「いやーないね。メールの一通もなし。オメルタ開放したし、何らかリアクションあると思ってたんだけどね」


  >>ナターシャ:
「今から夜まで待つと、かなり時間がかかりますが」


  >>トゥインキー:
「慎重にいこうよ。オメルタから歩いてきたし、休むには丁度良いタイミングでもあるしね。装備の点検でもしながら暗くなるのを待とう」


  >>ノーマン:
「ウォークマンでも持ってくるんだった」


  >>イヴ:
「ヤクでも持ってくるんだった」


  >>ナターシャ:
「駄目ですからね。戦闘直前のメタンフェタミン少量摂取なら許しますけど」


  >>イヴ:
「持ってきてたわ」


  >>ナターシャ:
「駄目ですって!」







Day 02, Point B13. 0000.



 午前0時、A13から南下しB13地点…ドラッセン空港へ侵入。
 トゥインキー/ナターシャ/イヴの三人は左翼へ、クレイブ/ノーマン/ジアンの三人は右翼へそれぞれ展開し、まずは北側半分を制圧する。


  >>クレイブ:
「予想通り、民間人の数が多いな。というか、敵の数が少ねぇ。特に警戒されていたエリアではなさそうだな。爆発物とミスショットに気をつければ被害は抑えられそうだ」


  >>トゥインキー:
「この先にある検問所のゲートはさすがに戦力が集中してるだろうし、二手に分かれて挟み撃ちにしよう。ゲートの周囲はフェンスで覆われてるけど…えーと、誰かワイヤーカッター持ってる?」


  >>ノーマン:
「工作ならお任せ」


  >>イヴ:
「ゲリラの基地から持ってきたTNTで吹っ飛ばそうぜ」


  >>ナターシャ:
「敵を警戒させ、民間人に二次被害が及ぶ危険を冒してまでやることではないです。もちろん、そういう方法が役に立つシチュエーションも今後はあるのでしょうけど」






 
 つづいて南側の検問所を制圧する。
 トゥインキー・チームはゲート付近で待機し近づいてきた政府軍兵士を狙撃。一方クレイブ・チームは北東から接近しノーマンがワイヤーカッターを使ってフェンスを突破、建物を制圧しつつトゥインキー・チームと共同で検問所周辺の政府軍兵士を挟撃、殲滅する。


  >>トゥインキー:
「どうやらこれで全員かな。思ってたより警戒薄かったね、装備も貧弱だったし。まあ今日はこれから南2エリアの制圧も続けて行わなきゃならないし、幸運と思っておこう。相手がこちらに気づいて準備を整える前に制圧したい、そうじゃないと奇襲の意味がない」


  >>クレイブ:
「警戒し過ぎじゃねーのか?」


  >>ナターシャ:
「我々は軍隊ではありません、たった六人の傭兵だということを忘れないでください。過信は禁物です」


  >>ジアン:
「人員の質の問題ではなく、兵站の問題であるな。正規軍の充実した装備や設備、兵器を相手に正面から戦うような真似をしては、さしもの我々も鼻息一つで吹っ飛ぶであろう」


  >>ノーマン:
「その通りだ。弾より多い数の敵には勝てん」


  >>イヴ:
「おーい、このへんに、なんとかいう神父はいなかったぜ。それと、良いニュースと悪いニュースが一個づつあるんだがよー、どっちから聞きたい?」


  >>トゥインキー:
「良いニュースからにしよう」


  >>イヴ:
「発着場に無傷のヘリが一機ある、そいつはオレたちの役に立つだろう。悪いニュースは、そのヘリのパイロットはさっきの戦闘で死んだってことだ」


  >>トゥインキー:
「えぇ!?あー…軍のヘリに、軍のパイロットね。てことは、ここに居た連中は戦闘部隊じゃなかったってことか?それより、俺たちの中に一人くらい、ヘリの運転できるヤツいるんじゃあないの?」


  >>ナターシャ:
「私は地上部隊だったので…」


  >>クレイブ:
「ベルチバードなら乗れないこともないが」


  >>ノーマン:
「0.D以降の実装に期待してくれ」


  >>ジアン:
「個人用の小型宇宙艇なら操縦可能であるよ」


  >>イヴ:
「オレは運転できるぞ。運転方法は知らねーけど」


  >>クレイブ:
「それを運転できるとは言わねぇ!」




  >>トゥインキー:
「あーっと、事務所のオッサンに話を聞いたんだけどさ、別にパイロットが一人、どっか離れた場所にいるってさ。何日か前に沼地だかどっかに行ったまま帰ってこないとか…」


  >>クレイブ:
「なんだ、それ」


  >>トゥインキー:
「知らないよ。とにかく、そいつを説得して連れ戻せばヘリが使えるようになるんじゃあないの。ま、今はそれより南エリアの制圧を優先させるけどね」





 [次回へつづく]


















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2019/03/20 (Wed)02:15







Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.02








<< CAST >>






  天海 祐一郎(トゥインキー)
『日本人傭兵。学生時代に巻き込まれたナノマシン兵器漏出事件で肉体を失い、軍から義体を供与されると同時に強制入隊させられたが、規律が肌に合わず脱走。以後は世界各地を転々としながら傭兵として活動。ただし戦場で戦う機会はそれほど多くなく、どちらかといえばギャングやマフィアといった非合法組織との関わりが強い。物腰は柔らかく、事態には柔軟に対処する』
『オートマチック火器の扱いに習熟しており、高い統率力を発揮。今回は傭兵部隊のリーダーとして作戦全体をコントロールすることになる。訓練教官としての能力にも優れる』
【メインウェポン】FA-MAS
【サイドアーム】Desert Eagle
【スキル】Auto Weapons/Teaching



  クレイブ・マクギヴァン(クレイブ)
『米国人傭兵。ワシントン出身ということ以外は謎は多く、子供時代を地下核シェルターで過ごしたとも言われているが、詳細は不明。口は悪いが義理堅く、一度受けた任務は必ず遂行するというプロフェッショナル精神の持ち主』
『トゥインキーと同じくオートマチック火器の扱いに習熟しており、隠密作戦を得意としている。高い戦闘能力を有しており、戦場では非常に頼りになる存在』
【メインウェポン】C-7
【サイドアーム】SPAS-15
【スキル】Auto Weapons/Stealthy



  ノーマン・パトリック(ノーマン)
『米国人傭兵。ニューイングランド出身で、終末に備え訓練していた、所謂プレッパーと呼ばれる存在。寡黙な性格で、メンバー内では割と常識的な発言をするが、戦闘時には容赦のない一面を見せることも。妻帯者であり、二児の父。家族を溺愛しているらしい』
『ガラクタを修理し車輌をイチから建造する彼の能力は、戦場において精密機器の扱いや電子ロックの解除、施錠された鍵のピッキング等で活かされる。バックアップ担当であり、手先の器用さが必要な作業でおおいに活躍する』
【メインウェポン】P-90
【サイドアーム】Crowbar
【スキル】Electronics/Lockpicking



  ナターシャ・クロートキィ(ナターシャ)
『ロシア人傭兵。ストリートチルドレンからギャングを経て軍に入隊し、優れた訓練成績から歴代最年少の特殊部隊員(スペツナズ)に選抜されるも、紛争地帯での過酷な経験から精神を病み強制除隊。以後は義父の推薦でマフィアの一員となり、マスター・キラーと呼ばれる殺し屋として活動する。自己主張の少ない性格で、平時は慈しみに溢れた愛らしい女性だが、戦場では冷血な殺人者として行動する』
『殺し屋として培った暗殺能力は、戦場では音もなく敵を葬る死の暴威として発現する。特殊部隊の狙撃手だったこともあり、各種サバイバル能力にも長けているが、ときおり精神的に不安定な状態になる』
【メインウェポン】Dragunov
【サイドアーム】AKSU-74
【スキル】Night Ops/Stealty



  イヴリン・マッケンジー(イヴ)
『米国人傭兵。悪名高いギャング組織サードストリートセインツバーンド・イカロスの首領であり、その底抜けな悪辣さと破天荒ぶりは裏社会でも畏怖の的となっている。享楽主義者で、仲間に対してはフランク且つ寛大に接する』
『二挺拳銃と爆発物をこよなく愛する彼女はアクション映画のヒーローさながらであり、単身で数々の敵対組織を壊滅させてきたその戦闘能力は戦場でも色褪せることはない。とはいえ、一人殺すのに建物ごと吹っ飛ばそうとする派手好きな性格は評価が分かれる』
【メインウェポン】Grenade Launcher
【サイドアーム】Glock 18 x2
【スキル】Ambidextrous/Heavy Weapons











 アルルコ北部の街オメルタへ到着した傭兵部隊は、さっそく政府軍からの攻撃を受ける。
 有無を言わさず放たれた弾丸への返礼は、イヴの放った40mmグレネード弾だった。


  >>イヴ:
「あちゃー、浅いな。あれじゃ軽傷だ」


  >>クレイブ:
「おいおいこいつ、マジか!いきなりグレネードぶっ放しやがった!」




 その後、起き上がった兵士にクレイブの放った一発の銃弾が突き刺さる。


  >>クレイブ:
「悪いな、アンタを生かして帰すオプションは仕様書についてないんだ」


  >>トゥインキー:
「こいつ以外にもいるかな?大勢が待ち構えてるって感じはないな、二ヶ月前にここを襲った連中の残党かな」


  >>ナターシャ:
「おそらく見張りでしょう。殺し損ねたゲリラが出てこないとも限りませんし、政府軍はオメルタの住民すべてをゲリラへの協力者と見做しているはずです。怪しい動きがないか睨みをきかせる狙いもあったのでは」


  >>ノーマン:
「とはいえ、こいつらがそこまで仕事熱心だったとは思えないな。どちらかといえば、住民のいなくなった建物から金目の物を集めるのに夢中だったんじゃないか?そこいら中の棚の中身が空っぽなのは、爆撃のせいだけではないだろう」




 その後、手分けして街中を捜索し政府軍兵士二名を排除。オメルタから政府軍の影は消え去った。


  >>クレイブ:
「チェッ。油断したぜ、一発もらっちまった。幸いベストで止まったけどな、おい、そいつ何持ってた?」


  >>ノーマン:
「(兵士の死体の傍らに落ちていた銃を拾いながら).45口径だな。運がいい、こいつが防弾装備を抜くことは滅多にない」




 その後、傭兵たちはファティマという名の婦人と接触する。彼女は反政府ゲリラの協力者であり、ゲリラが潜伏しているアジトの場所を知っていた。前王エンリコ・チバルドーリから預かった手紙を渡し、自分たちが彼に雇われた傭兵であることを伝える。


  >>トゥインキー:
「昔はスリムな美人だったんだろーなあ。でも、今は太ってる。だからFAT-IMA(ファット今)」


  >>クレイブ:
「クダラネー!ていうか、この国の連中って顔が濃くない?むしろ俺たちが浮いてる?」


  >>ノーマン:
「その話題はキャッチ22だ」


 ファティマの先導で、傭兵たちはポイント・アルファ・テン、オメルタ東部へと移動する。
 北東の建物の入り口には武装した反政府ゲリラの見張りが立っており、その建物の地下室こそが反政府ゲリラの拠点、秘密のアジトであった。




 民間人を平然と巻き込む女王デイドラナの悪辣なやり口に、ゲリラの指導者ミゲール・コルドナは怒り心頭、激おこぷんぷん丸であった。


  >>クレイブ:
「つーかさ、なんか俺ら信用されてなくねぇ?入り口にいたヤツからも異様に警戒されてたけどよ」


  >>ノーマン:
「そりゃあ、死んだと思っていた前王が実は生きていて、なけなしの金で傭兵を雇って助けに寄越してくれる、なんて事態は夢想だにもしていなかっただろうからな。警戒もするさ」


  >>イヴ:
「それよりよォー、ここにいるのは女どもやガキばっかりじゃあねーか。こいつら戦えんのかよ?」


  >>ナターシャ:
「この人たちは戦闘要員ではありません、政府軍の攻撃から避難してきた人たちです。街に人影がないと思っていましたが、全員が殺されたわけではないのですね。よかった…」






  >>ジアン:
「無事に逃げ延びることができたのはほんの僅かなのである。ほとんどは女、子供、老人、見境無く虐殺されたのである。許されざる行為である、女王とかマジでクソビッチ」


  >>クレイブ:
「…エート。どちらさま?」


  >>トゥインキー:
「ここへ来るまえ、俺たちより先にエージェントを一人送り込んだと言ったろ?彼女がそう」


  >>クレイブ:
「またうっさんくさいヤツが出てきたなオイ!ていうか、こいつ人間なのか?めっちゃ顔色悪いし、ちょっと目が光ってるぞ」







  ジアン・シャン=ディ
『火星人傭兵(?)。新興カルトの戦闘司祭であり、義体化技術によって死から蘇ったサイバーゾンビ。アルルコでは人心を掌握し新たな信徒を獲得するために反政府勢力に協力している』
『徒手格闘を得意としており、サイバーインプラントで強化された肉体から繰り出される攻撃は強力。しかしながら、それが今回の作戦でどれだけ役に立つかは未知数である…』
【メインウェポン】FN-FAL
【サイドアーム】Throwing Knife
【スキル】Hand to Hand/Martial Arts







  >>クレイブ:
「ニンジャみたいだ、カンフーも強いぞ?」


  >>イヴ:
「ま、仲間が多いってのは賑やかでいいんじゃあねーの?」


  >>トゥインキー:
「これでようやく役者が揃ったわけだ。さ、こっからが本番だぜ!」





 [次回へつづく]










 そんな感じで、どうも、グレアムです。
 今回はキャラクター紹介を兼ねた序盤のデモンストレーションという感じで、次回以降はもうちょっとサクサク進める予定でいます。冒頭のCAST紹介は初代バイオハザードを意識してるので、PS版のファンキーなBGMを脳内で慣らしながら読んで頂けると雰囲気出るかと。
 傭兵たちは割と本ブログ的オールスターな感じで、クレイブはFalloutシリーズ&Elona Plusから、ノーマンはCataclysm: DDA&Shelteredから、イヴはSaints Lawシリーズから、ジアンはShivering Islesからの出演となります。トゥインキーとナターシャは…特定のゲームに出してるわけじゃないけど、けっこうあちこち顔を出してるかな(この二人はTwitterでの露出が多いかも)。
 本文の内容からわかるように、今回の企画のコンセプトはヒロイックな活劇をイメージしています。シビアなバランス且つハードコアな本作本来のイメージを損ねられるのは心外だ!というJA2ファンの方にはあまり面白くない内容かもしれません。
 あとデータ改造&シナリオを脚色している関係上、単純にゲーム攻略の役にも立たない可能性があります。仕方ないね。

















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2019/03/16 (Sat)23:51







 アルルコ国北部オメルタ、反政府軍基地。二ヶ月前。


 女王デイドラナ率いる政府軍の機甲部隊が展開し、街への大規模攻撃を開始。ゲリラだけでなく非武装の一般市民も攻撃対象となり、容赦のない虐殺が行われた。戦車砲弾と空爆により街は廃墟と化し、累々と横たわる死者が瓦礫のように折り重なる。



 現在。チェコ、プラハ。


 傭兵のもとへ、一人の男が訪れる。
 名をエンリコ・チバルドーリ、アルルコの前国王である。
 先のオメルタ襲撃は反政府軍のもとへ身を隠していたエンリコの殺害が目的であった。自らの死を偽装しその場を逃れたエンリコは、国から持ち出した隠し財産であるスーツケース一杯の現金をもとに、傭兵へ仕事を依頼する。
 その依頼とは…

「現女王デイドラナの暗殺」








Jagged Alliance 2 Classic

【 Mercs Never Die. 】Part.01











  >>トゥインキー:
「とまあ、そんなワケでやね。内戦やることになったよ」


  >>クレイブ:
「権力の座を追われた前王が、自分の妻を殺せって?一体全体そのアルルコだのっていう、クソ田舎の小さな島国はなんだってそんな、けったいな状況になってやがるんだ?」


  >>トゥインキー:
「もともとアルルコってのは、民主的な君主国家として知られててね。依頼人のエンリコは10年前、先代である父王の座を継ぐかたちで政権のトップについたんだが、妻であるデイドラナ、こいつがクセモノだった。彼女は父王を暗殺すると、夫であるエンリコを投獄し、自ら権力を握ったというわけさ。以来、平和だったアルルコは独裁的な軍事国家に様変わりってわけよ」


  >>クレイブ:
「計画的な犯行ってヤツかな。最初から権力の座を狙って結婚したんだろうな、そのデイドラナってのは。マジビッチ。まあ、そんなガチビッチの本性に気づかず結婚した前王にも責任はあるというか、可哀想なのは国民だよ」


  >>トゥインキー:
「殺しても心を痛めない標的(ターゲット)なのは確かだ、ありがたいことに。俺たちはヘリを使って隣国から低高度飛行で国境を越え、国境沿いの街オメルタへ降下する」


  >>ノーマン:
「密入国か?国際法違反だ、バレたら縛り首だな」


  >>ナターシャ:
「一度入国さえしてしまえば、その方法を問われることは滅多にありませんけどね。どのみち、我々は正規の軍人ではなく傭兵です。ジュネーヴ協定も我々を守ってはくれません…法律は、私たちにとって味方ではないのです」


  >>クレイブ:
「直接、王宮近くへ降下するんじゃ駄目なのか?」


  >>トゥインキー:
「ダメだ、SAMがある。HAHOでも、まあ…無理だろうな。当然だが、女王も暗殺を警戒してる。容易には近づけない」


  >>イヴ:
「たんに殺しゃいいならよー、王宮にスカッドでもブチ込めばいいんじゃあねーの?そうすりゃ気分もスカッとするぜ」


  >>トゥインキー:
「それこそ国際問題になる…世界中のどこにも逃げ場がなくなるよ。だいいち、スカッドの値段が幾らか知っとる?なにより、それで確実に女王を殺せるとも限らないしね…死体を確認しないとさ。だから俺たちのような傭兵が必要なのさ」


  >>ノーマン:
「予算は?」


  >>トゥインキー:
「ざっと45,000ドルってところかな」


  >>クレイブ:
「やっすいなオイ!そのなかに俺たちへの給料も含まれてるんだろ?装備代は経費で落ちるんだろうな!?」


  >>ナターシャ:
「作戦の全容は?どういう計画になっているんですか?」


  >>トゥインキー:
「まずはオメルタに潜伏してる反政府ゲリラと接触する。依頼人から書状を預かってるんでね、ついでに、先に送り込んでおいたエージェントと合流する」


  >>ナターシャ:
「エージェント?」


  >>トゥインキー:
「現状では情報が少すぎる、実際に現地へ行ってみないとわからないことが多いからね。だから先立って現地で情報収集をする人員を一人送り込んでおいたのさ。そいつと合流したあと、オメルタ南東のドラッセンを制圧する。そこには空港と鉱山がある、アルルコは鉱業で栄える国でね。鉱山を押さえれば鉱山収入が得られるし、現政府の資金源を減らすことにもなる。そして空港を押さえれば武器や補給品の空輸が可能になる、裏を返せば、それまではまともな補給を得られないと思ったほうがいい。そんなわけで各自、装備品は自分が最高と思うものを持参するように。弾薬その他も多めに用意しておいたほうがいいだろうね」


  >>イヴ:
「資金が必要ならよー、鉱山なんか掘らないでもっと簡単な方法があるだろうよ」


  >>ノーマン:
「たとえば?」


  >>イヴ:
「農地を全部ケシ畑にするんだよ!そんで、工場を全部コカイン工場にする!そうすりゃあキツイ肉体労働なんかしなくても、短い時間の労働で大金が稼げるってワケよ。現地住民も大助かり、残業もない超ホワイトな職場だぜ!質の良いヤクが安く手に入るようになるしな!んで女王をブッ殺して政権奪取したら、コカインを合法化する!そうすりゃ世界中の人間が合法的にヤクをやれるようになって、みんなハッピー!どうだ、最高のプランだろ?」


  >>クレイブ:
「おめーの頭ん中がハッピーなのはよっっくわかったよ!誰だ、こんなヤツ連れてきたのは!?」


  >>トゥインキー:
「ホワイトな職場環境っていうか、発想がブラックすぎる…」


  >>ノーマン:
「ヤクみたいに真っ白な発想って意味だろう?」


  >>ナターシャ:
「あのっ!話の腰が折れてます、主題を戻しましょう!チンピラの駄法螺に付き合わないでください」


  >>イヴ:
「つれねーなぁオイ、お互い同じ世界に生きる身じゃあねーか。もうちょっと愛想良くしてくれないと、オレ悲しくて泣いちゃうぜー?いいのかー?うるうる」


  >>ナターシャ:
「うざっ…勝手に同類扱いしないでください」


  >>イヴ:
「オレはギャングのボス!おめーはマフィアの殺し屋!そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」


  >>ノーマン:
「ガチ犯罪者じゃんこいつら…」


  >>トゥインキー:
「オーケイ、話を元に戻すッ!ドラッセン制圧後はそこを拠点に義勇軍を編成し、地元住民を訓練して戦力を増やす。王宮を落とすには戦力が必要だし、制圧した拠点を政府軍の反撃から守る必要もあるしね。そうやって磐石の基盤を整えつつ、徐々に南下して他の街も制圧、最後に王宮を叩く」


  >>クレイブ:
「大掛かりな作戦になるな。期間はどのくらいを想定してるんだ?」


  >>トゥインキー:
「とりあえずは二週間、だけど、それよりも長引く可能性は高い。こればっかりは実際にやってみないとね」





  >>トゥインキー:
「これが戦術マップだ。俺たちは0730時にアルファ・ナインへ降下、二ヶ月前に政府軍の襲撃を受けたオメルタで現地の反政府勢力と接触する。そして先に派遣していたエージェントと合流後、東へ移動しポイント・アルファ・サーティーンからドラッセン空港へ侵攻、制圧する」


  >>クレイブ:
「道路沿いは避けるのが無難だな、敵のパトロール部隊と遭遇したらかなわん。で、いつ攻撃を仕掛ける?」


  >>トゥインキー:
「日が落ちてからにしよう。たぶん、暗視装置を装備してる兵士はそう多くないんじゃあないかな。そんなわけだから、各自、夜戦装備を揃えておくように。サプレッサーもあったほうがいいかも」













Day 01, Point A9. 0700.






  >>トゥインキー:
「なんかこう、ヘリからの降下って戦場の狼みたいだよね」


  >>クレイブ:
「一人で来たかったのか?それを言うならブラックホークダウンだろ。にしても、反政府ゲリラの影も形も見えねぇな」


  >>ノーマン:
「それどころか人影が見えない。まるで廃墟だ、この有り様を見るだけでも女王のヤバさが伝わってくる」


  >>ナターシャ:
「あそこに居るのは誰です?」




 突如として銃声が響き、傭兵たちの足元に銃弾が突き刺さる。視線の先、半壊した建物の影には拳銃で武装した男がこちらに銃口を向けていた。


  >>ノーマン:
「一人…ではなさそうだな。野盗か、火事場強盗の類か?」


  >>クレイブ:
「いやー、どうも…あれは政府軍の兵士じゃねぇかな」


  >>イヴ:
「とりあえず軍服着てるやつは全員殺していいんだよな?」


  >>トゥインキー:
「その状況認識はちょっと危険じゃないかなぁ…」



 かくして…
 アルルコに降り立った五人の傭兵たちの戦いがはじまった。



 [次回へつづく]










 そんな感じで、どうも、グレアムです。
 シヴァ島のほうが途中なんですが(いちおうネタを仕込んでる最中ではあります)、ようやくきたCataclysm: DDAの安定版0.Dが個人的にちょっと微妙で、その代わりってわけでもないんですが買ったまま積んでたJA2をプレイしたらこれがまぁ面白ェのなんの、おかげで徹夜続きで連日フラフラでございますよ。
 プレイ環境としてはSTEAM版WildfireのDLC「Classic」版をデータ改造して運用しております。といっても傭兵の性能やポートレート、初期所持品をいじったくらいで後はバニラのままなんですけどね。
 最初の戦闘で戦うことになる敵、Tシャツ姿に拳銃一挺とどう見ても辻強盗か何かにしか見えないんですが、ここ傭兵一人だけで降下すると降伏勧告を告げられて、投降すると政府軍の捕虜になるんです。というわけで、この強盗みたいなやつは政府軍兵士らしい、と。Brigade E5シリーズみたく、敵の名前がわかればいいんですけどね。

 キャラクターの紹介は次回やります。
















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