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主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2017/04/19 (Wed)03:46





 Elona Plus 二次創作SS

 【ガベラの報告書】

 イルヴァ各地で活躍しながらも、その素性が明らかでない冒険者「暁に染まる魂」クレイブ。彼の正体の手がかりを握るのは、あのイェルス軍所属の研究主任ガベラだった。










 レミード遺跡に調査隊が派遣されたのは今回が初めてではない。我々イェルスが最初にレミード遺跡の存在を確認したとき、多数の研究員がチームを組んで調査に乗り出したことがある。
 想定される危険を考慮し調査チームには多数のイェルス軍人が随伴することになっていたが、そのとき調査チームに同行していた護衛の一人が、あのクレイブという男だった。
 もっとも当時の彼は、今の彼とは性格も、外見もまったく異なっていたし、そもそもクレイブという名前ですらなかった。彼の素性に関する資料は存在していない…軍のデータベースにすら。意図的な改竄が行われたというよりは、超自然的な何らかの力の働きによるものらしかった。誰もその現象を観測できていない、「存在していたはずのものが存在しない」という事実だけが残されている。
 現在のクレイブという人物を語るにあたって重要となるのが、ウェイストランドと呼ばれる別世界におけるクレイブ・マクギヴァンという男の存在だ。
 レミード遺跡で調査隊が壊滅的損害を被った際、クレイブは何らかの力の作用によって別世界のクレイブ・マクギヴァンと接触し…彼の特性を引き継いだ。

 救助隊に発見されたとき、すでに彼は現在のクレイブの姿になっていた。
 原因は明らかになっていない。レミード遺跡の持つ不可解な魔力によるものとも、ムーンゲートの動作事故によるものだとも、あるいは調査隊の壊滅とはまったく関係ないタイミングで、別世界のクレイブ・マクギヴァンが何らかの行動を「やらかした」せいだとも考えられている(それは大いに有り得そうなことだ)。
 ともあれ、その事故を境に「クレイブではなかった」彼は「クレイブ」となり、いわばクレイブ・マクギヴァンの模倣品、コピーとも呼べる存在となった。彼自身がなぜそうなったのかも理解できないまま、自己のアイデンティティが極めて希薄な存在となったのだ。
 また、コピーといっても、過去の記憶や生活環境がウェイストランドのクレイブ・マクギヴァンとはまるで異なるため、性格や行動原理、あるいは内面的な精神性などは両者ともにまったく異なるもの、言ってしまえば「似ているだけの別人」と言い切ってしまって構わないだろう。
 レミード遺跡から救助されたあと、彼は「極めて特異な精神障害を被った」と診断され、軍から除隊処分を言い渡された。そもそも彼に関する記録が抹消されていたので、書類上は「最初から存在していなかった兵士」として扱われたのだが。

 その後クレイブは船旅を経てノースティリスに活動の場を移したようだが、いまになって突如サウスティリスの地に現れ、ふたたびレミード遺跡の調査に携わっている。これも何かの運命と呼ぶべきだろうか。





 [▼More…]







 どうも、グレアムです。現在プレイ中のElona PlusのRP設定第二弾でございます。
 今回のは主人公の出自に関するものということで、かなり独自色が強いです。Plus本来の設定の拡大解釈というか、無視って書くとさすがに人聞きが悪いけども。
 イェルスは過去(第一部開始前)にもレミード遺跡の発掘調査を行っており、それに主人公クレイブが同行していた…というプロット。
 サウスティリスがいつからあのような状態だったのかがわからないので(第一部クリアのエピローグは若干飛ばし読みしちゃったからなあ…)、いやまあ、二次創作だからそのへんは勝手に設定を盛っちゃってもいいかな、などと思いつつ。
 なんでガベラがFallout世界のクレイブの存在を知ってるんだ、という疑問がまずあるんですが、そこらへんはまあ、なんか研究の過程でこう、ゴイスーな結果が得られたんじゃないかなあ…みたいな。甘えてるなあ。
 第二部で主人公に積極的に関わってくるのがガベラくらいなんで、多少は主人公という個人に関心があっても不自然ではないのかな、とか。それなりの地位にいる人間なので、軍の機密にアクセスできても不思議ではないし。

 もともとこの主人公のクレイブというのは、Falloutシリーズのプレイ日記(風SS)に登場する主人公で、PlusはOverdoseモードで軽く流すつもりでRP用の設定とか考える予定がまったくなかったので適当に流用してしまったんですが、それがだんだん祟ってくる形となってしまったのです。
 べつにFalloutのクレイブがウェイストランドでの活動後に異世界に召喚されて冒険…とかいう安易な設定でも良かったんですが、そうなるとキャラの内面描写とか行動原理とかに色々と無理が生じるので、どうしたもんか…と。
 なので、なんかこう名伏し難い現象が起きて、本来まったく関係のない人物が変化してしまったという、無駄に小難しい設定になってしまいました。もともとはただの名無しのイェルス機械兵だった、とかそういう感じで。というか過去の更新で主人公の種族をずっと「ジューア」と言い張ってたんですが、たぶん本当はイェルスです。たんに間違って記憶してただけです。
 イルヴァで生まれ育ったPlusクレイブと、Vault生まれでウェイストランドの荒野を生きるFalloutクレイブは成長過程における人格形成にかなり差があるので、実際は似てる部分よりも似てない部分のほうが多いという設定です。所謂ハンバーガースパイク現象。


















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無題
ガベラ「そういえば似たような現象についての資料があった気がするな」
参考:user(カスタムNPC)のカード
Unique-subconscious-extra-reactunt(特有潜在意識による範囲外反応体)の略称
特有の人間の潜在意識がこの世界の外の物と反応して、こちら側にその存在を定着させてしまった

何が起きても不思議じゃないのがイルヴァ
「」 2017/04/19(Wed)12:51 編集
無題
だいたいそんな感じでお願いしますガベラ先生
グレアム@助手志願者 2017/04/22(Sat)01:23 編集
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