主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2013/09/22 (Sun)05:53
どうも、グレアムです。今日もウェイストランドに入り浸り。
自宅で眠ることができないのはさすがに不便なので、家主が死んだ建物の所有権を得ることができるMOD「Owned!」を導入。しかし、このMODで追加されるオブジェクト(があるはずの位置)に悉く<!>マークが表示される罠。
つってもOwned!はespのみのMODでメッシュ等はバニラのものを流用してるはずなので、本来こいつが表示されるはずはないんだが、たぶんFOOK2がなんらかの悪さをしてるのではないかな、と予想(バニラのデータを書き換えた部分が干渉してる、とか)。
べつにOwned!で追加されるオプション機能(持ち家を他人に貸して賃貸料を得る、など)はいらんので、<!>マークはDisableで消しちまえばいいのだが、さすがに持ち家全部のマークを消して回るのは面倒だ。
と、そこで俺は思った。Owned!を導入して建物の所有権が書き換わった状態でセーブして、その後Owned!を外したらどうなるのか?オプション機能や所有権獲得のログなどは消えるだろうが、データが書き換わった部分はそのまま残るのでは?試しに実行してみたら、これがビンゴ!余分なオブジェクトは消え去り、建物の所有権はプレイヤーのものになったまま再開することができた。
もともと屋内にあの白くてデカイ本が鎮座するのがイヤでこのMODを導入していなかったようなものなので、たんに所有権が欲しいだけなら「Owned!を入れる→データをロードし、所有権獲得のメッセージを確認してからセーブ→一度ゲームを終了してOwned!を外し、ふたたびデータをロードする」の順番で何も問題ないことがわかった。
さて新居を構えたことで、いままで住んでいた家をどうするのかを考えなければいけない。
しかし俺は、すでにその答えを見つけていたのだ。
「オヤジ、ここが俺の住んでいた家だよ。今は新しい場所に引っ越したから、ここはオヤジが自由に使っていいからね」
「 」
「ワン!ワン!」
そう、なんとオヤジは生きていたのだ!
あの事件のあと俺はすぐさまジェファーソン記念館に引き返し、瀕死の状態で隔壁をこじ開けたまま力尽きていたオヤジを救出したのだった。唯一オータム大佐の死体が消えていたことは気がかりだが、今はそれよりオヤジの生存が確認できたのが嬉しい。
「食料や飲み物は沢山あるから心配しないで。ほとんど、レーションとアルコールだけど…」
「 」
「いちおう調理器具も揃ってるから、簡単な料理くらいならできるよ。オヤジ、料理できたっけ?」
「見てくれよオヤジ、こんなに銃を集めちゃったよ!どうだい、昔を思い出さないかい?」
「 」
「これだけ沢山の銃があれば、強盗に襲われても心配いらないね!アハハ!」
「いやーしかし、オヤジが生きててホントに良かったよ!」
「 」
すでに懐かしい感触がする椅子に腰掛け、くつろぐ俺。
しかしオヤジは棒立ちのまま、何も言わずにただ虚空を見つめ続けている。
「…本当に良かったよ……」
俺は少し泣きそうになりながら、そう呟いた。
「それじゃ、俺、帰るから。元気でな、オヤジ」
「 」
「…あの、さ。この家の中にあるもの、なんでも好きに使っていいからさ。たまに食べ物とか持ってくるから、オヤジは何の心配もしなくていいからね」
去り際に、俺は後ろ髪惹かれる思いで振り返る。しかしオヤジは相変わらず感情のない顔つきで、じっと壁を見つめ続けていた。何も聞こえていないのか、まるで俺がそこにいることすら気づいてないかのように……
「…おまえたち、オヤジのこと、頼んだぞ」
「ワン!」
寂しさを紛らわせるかのように、俺はK-9とドッグミートをなでくり回す。
…オヤジは。
オヤジは、あのときの銃撃戦で受けた傷がもとで、脳と身体機能に深刻な障害を負っていた。いままでの快活さが嘘のように、今は物言わぬ影のような存在になっている。
はっきり言って、この家はオヤジにくれてやったらもう戻らないと決めていた。だが、なんというか…たまには戻ってこようと、なぜか、そう思った。
舞台裏を話そう。
エンクレイブ襲撃後にスクリプトで消されたオヤジをコンソール・コマンドでムリヤリ生き返したあと、Movetoでスプリングベールの農場に連れてきたはいいが、肝心のAIが機能しなくなっていた(あるいは、中身のないAIに設定が書き換えられたか)。
ただ、これはこれでおいしいと思ったので、咄嗟に上記のような話を思いついたという次第である。AIが機能してないっつっても、どっかへフラフラ移動したり全力でジェファーソン記念館に向かったり、あちこちのオブジェクトに手を出しまくって家の中メチャクチャにされるよりはマシなんだよな。ぶっちゃけ自宅療養させるだけなら植物状態でも問題ないんだコレが。
…最初は簡単なプレイレポだけだったはずなのに、気づけば嘘日記が板についてきた。
その後、なんとなくジャーマンタウン警察署にスパミューどもをシメに行く。
直前に入手したレールライフルをなんとなく使ってみたが、コレ敵の部位を壁に釘付けにできるんだな。FEARで言うところのネイルガンとゆーやつだ。肝心の胴体が縫い付けられないのが残念至極だが。
じつはこれバニラから存在する武器なのだが、このテの自作武器ってダサくて全然使ってなかったから、こういう機能があるって知らなかったんだよな。というか最初レールガン(電磁のほう)の類かと思ってワクテカして作ったら汚ぇガタクタが出来たんで脳内から存在を抹消したんだよな。惜しいことしてた。
そんなわけでスパミューどもの頭をごっすんごっすん壁に撃ちつけながら驀進し、ついでに捕らわれていた連中を救出する。こいつら建物の中で待機させててもファストトラベルでビッグタウンに飛ぶとちゃっかりついて来やがんのな。
ついでにこいつの威力を人間相手に試してみたくなったので、射撃訓練と称してビッグタウンの連中を一列に並ばせたあと的の役になってもらった。射撃訓練だよ、俺のな。
その後スパミューを一人で相手にしなきゃならなくなったり、写真を撮影している最中に俺の悪行を聞きつけたレギュレイターが雪崩こんできたりといろいろ大変なことになってしまったが。
…俺、なにやってんだろ……
ウェイストランド北端に存在する「Albert Einstein Tunnel」という場所を抜けた先に、Front Royal Canyonなるロケーションが存在する。これはFOOK2で追加された場所で、どうやらバニラの没データの中にあったマップらしい。
寒々とした光景の中、野生の犬(友好的NPC)の群れが闊歩する。池の中にミレルーク・キングが三匹ほどいたので排除、こいつら当たらない遠距離攻撃頼りだから、装甲の硬さに任せて全力突撃してくるミレルーク一族の中ではダントツの弱さなんだよなぁ。
なかなか味わい深い場所ではあるのだが、狭いうえ特にイベント等が設定されているわけでもないので面白い要素が特にないのが難か。ただまぁ、一目見ておく価値はあるんじゃないかな。
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