主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2015/05/06 (Wed)11:24
ちびのノルドinスカイリム、リフテンういしぅ(なぜか変換できない)。
どうも、グレアムです。
なんとなくThe Armed Zoneのポテンシャルが見えてしまったので(作業の繰り返しも面白いんだが、それだけじゃあ駄目なんだ)、DOOMのWadなんか漁りつつ(いまさらReal Guns Hardcoreなんぞに手を出してた。ちなみに一番好きなWadはMechatron、二連装チェーンガンでゾンビどもを薙ぎ払え!)、思い出したようにSkyrimに手をだしてみたり。
アルゴニアンのアーケイドの物語は、じつはドラゴン倒した直後あたりまでプレイしてて写真も撮ってあるのだが、なんとなく気が乗らなくて記事を書けないでいる。本当はOblivionのSSも一話分ストックがあったりするんだが…
とりあえずYgnordの体型が俺の好みでない尻乳ドカーン化してたのはOily Skin付属のMeshを入れてたせいだったらしい、標準のCBBEを入れなおしたら元に戻った。まあオイリー肌にするだけならTextureだけでいいんじゃねぇかなって懸念は最初からあったんだが…
体型がCBBEなのは、装備MODのTes4 Mod for SkyrimのベースがCBBEらしいのでそれに合わせたものだが、CBBE準拠の体型を(オリジナル含め)幾つか試したものの、微妙にどれも一致しないのが現在の悩みである。
なにが困るかっていうと鎧装備(ボディパーツ)の着脱で体型が微妙に変わってしまうので、鎧を脱ぐと手足の装備に肌がめり込んだりするんだよね。ひょっとしたらMeshではなく重量スライダー絡みの問題かもしれないが、そのへんは俺はよくわからん。
巨大蜘蛛は蹴りでしばく。適切なPerkと装備を用意しないと格闘能力はゴミ以下だ。
で、いつだったかSkyrim(というかECE)のカラースライダーだとOblivionのときほど肌を白くできないことを嘆いていたのだが(Textureの明度を上げればよかろうと思っていたのだが、作業が面倒臭すぎて手をつけてなかった)、ふとECEと競合して導入できなかった某種族MODの存在を思い出し、Textureのみを導入してみたところ上の写真のような美白スキンを手に入れることができた。下の毛はもちろん、ホクロ一つない完璧な美肌である。これだよ俺が求めていたのは!
旅の途中に某農園で一休み。写真撮影直後に住民に襲われた。
イーストマーチの温泉地帯で入浴。大事な部分は見えてないので実際健全。
ざばっ。
ソリチュードはウィンキング・スキーヴァーで夜を過ごす。
上の温泉あたりでiniを直接いじって影を非表示にし、かわりにColorful Lights No ShadowsというMODを入れている。
さすがにリアルタイムシャドウがないと画のボリュームに欠けるが、女の子を撮影する場合、頭部装備はもとより髪の毛でも邪魔な影がかかってしまうのがネックなのだよな。もちろんバニラの髪型はそういう影響を極力受けないようデザインされており(見栄えがいいとは言ってない)、これはMODで追加された髪型特有の問題だとは思うのだが。
やはり女の子の写真を撮影するときはENBが欲しくなる…DoFはもちろん、あれはリアルタイムでエフェクトの切り替えが可能なので、影生成をオンにした状態とオフにした状態で二枚撮影し、女の子の顔の部分だけ影がない写真を合成して見栄えのあるスクショをでっちあげる…という、インチキじみた所業が可能なんである。
ECEの利点は表情のカスタマイズが容易な点だと思う。酔っ払いモード。
酔った勢いでダンスだって踊っちゃう。顔真っ赤である。
顔に影がないのはいいが、やはり床に影が落ちてないのは違和感あるな…
酔った勢いで話しかけようと思ったらスイートロールを盗んでしまい、乱闘に発展。
しゃあらぁ~~~っ!
飲酒は用法用量を守り、健全に楽しみましょう。
SkyrimはTclで世界の裏側を覗いてみると、アイテムが落ちてたり不可解なオブジェクトが安置してあったりなかなか興味深い。
ウィンキング・スキーヴァーには「宝箱」「盗賊ギルドの盗品保管庫」「削除不可」という三つの宝箱が置いてあり、しかも削除不可は取得可能なアイテム扱いだった。どうもクエストのフラグ管理に使用するらしい、他のも似たような役割があるんだろうと思われる。
ふしぎいろいろ。
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2015/02/23 (Mon)11:29
「黒檀の鎖帷子、ねぇー…コーデ的には悪くないんだけどさ。重装じゃなあ」
ナイフポイント・リッジにて、かつてのボエシアの勇者が着用していた鎧を拝借。というか俺は基本的にかっ剥ぎのような品のない真似はしないんだが、ボエシアが「その鎧が報酬だから!持っていくがよいわ!じゃ!」て感じで勧めてくるんで持っていかざるを得なかったというか。デイドラ公の好意を無碍にするほど命知らずじゃないよ俺。
俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
ドラゴン復活の脅威を知らせるべくリバーウッドを発ちホワイトランへ向かった俺だったが、ホワイトラン到着の夜に宿で酔っ払いの酒に付き合ったらなぜかマルカルスで目を覚ましていた。
その後はマルカルスでフォースウォーンやシルバーブラッド家にまつわるトラブルへ巻き込まれ、投獄されたりなんだり散々な目に遭いつつも、オークの要塞モル・カズグールにて「鋼の心臓のボルガク」という名の女性と出会い、彼女をボディガードとして雇ったあとホワイトラン…ではなく盗賊ギルドがあるというリフテンへ向かう。
無事に盗賊ギルドの一員となった俺はその後も旅を続け、ウィンドヘルム、ソリチュードを経由してマルカルスへと凱旋。今度こそホワイトランを目指すべく行動をはじめた。
「押しボタン式の鉄格子とはハイ・テックだねぇー。ドゥーマーの仕掛けかな?そしてこれは…これは、なんだ?」
クラックスタスクキープという山賊の拠点にて、「メエルーンズのカミソリの刃の破片」なるものを発見。以前にもこいつの部品の一部であろう柄頭石を入手したが、未だに用途は掴めない。
過去にオブリビオン動乱を引き起こした張本人メエルーンズ・デイゴンの名を冠するアイテムなので、どうせロクでもない代物には違いないんだが…
マルカルス・ホワイトラン間の通り道に闇の一党の隠れ家があったので立ち寄ることにした。ちなみにボルガクさんは入れてもらえなかったがまあいいだろう。以前も言ったが彼女を連れているのはあくまでボディガードとして必要だからであって、汚れ仕事の片棒を担がせるつもりは最初からない。
どうやら闇の一党は凋落久しく苦境に立たされているらしい、どっかで見たぞこのパターン。
かつては厳しい戒律のもとで活動していたが、その戒律のせいで組織が滅びかけたそうなので今は純粋にアットホームな殺し屋一家としてゆるふわ暗殺ライフを送っているようだ。
「随分と頼りなさそうな男がきたな。線が細すぎる」
「いやぁーコレ、ちょっとピッチピチすぎゃしませんこと?いっそうマスクも欲しくなるな」
仲間に迎え入れられた祝いに暗殺装束一式を賜ったのだが、これがまたなんというか、着合わせが難しいデザインであったりして。
闇の一党のメンバーは脳筋に魔術師になどテンプレが一通り揃っている感じだったが、一人だけ明らかに場違いな幼女がいたので話を聞いてみることに。
「あのー。キミ、見た目通りの少女?」
「…?どういうことかしら」
「こんな場所に馴染んでるくらいだから、(「こんな小さな子まで殺し屋を…?」みたいなね、)野暮を言う気はないよ。めっちゃ強い幼女なのか、それとも幼女の皮を被った別の何かかと思ってね…あーっと、失礼な質問ではないよな?俺が一人目っていうんだったら謝るけど」
「あなたみたいに無礼な新人は初めて見たわ」
そう言うと、幼女…バベットは愉快そうに笑った。
案の定というか、彼女はただの少女ではなかった。その正体は吸血鬼、このテの組織にはつきものだが幼少のまま成長が止まった女吸血鬼なんぞというどストレートなものはイマドキ逆に珍しいので、妙な感慨を覚えたりする。
また、同郷の男ヴィーザラとも話をしてみる。
「あんた、ひょっとして噂の…影座生まれ?」
「その通り、私はかつてシャドウスケイルだった。アルゴニア王国に仕える誉れ高き暗殺者、しかしそれも昔の話だ。シャドウスケイルは解体され、私は闇の一党の一員になった」
「…!?シャドウスケイルって、今はもうないのか!?」
「ああ。周知の通り、影座生まれの者はみな闇の一党のもとで訓練を受け、一流の暗殺者として教育されたのち広い世界へ渡るか、あるいは国のために仕えるかを選ぶ。しかし、もうそんな時代ではなくなったのだ」
彼の言葉は俺にとってショックが大きいものだった。
貧民街で育った俺は大抵の悪事に手を染めてきたが、それでも闇の一党やシャドウスケイルとはまったく関わらなかった。互いに避けていたわけじゃあない、線が交わらなかった…というヤツだ。彼らは俺のようなケチな犯罪者とは住む世界が違っていた、そういう実感があった。
金ではなく名誉のために暗殺の腕を磨くシャドウスケイルの存在は俺にとって一種の憧れのような存在であり(なりたい、と思ったわけじゃあないが)、故郷に古くから連綿と継がれてきた伝統が消えてしまったことを、こうもあっさりと口頭で伝えられたことは、あまり気分の良いものではなかった。
闇の一党のアジト「聖域」を出たあと、ハルディールの石塚という洞窟へ潜入。
「なんかすげーぞこれ!絶対ヤバイって」
「わざとらしいやつ。引き返すつもりは最初からないくせに」
「わかる?」
なにやら祭壇らしきものから伸びる魔法のビーヌ、周囲には死体とか白骨死体とか死体ですとか。なんか赤かったり生々しかったりヌメヌメしかったりするものが散乱している。
まあ、こういうオブジェはスカイリムではまったく珍しくなかったりするんだけども。
ひとまず先へ進む。
「こういうのはネ、絶ッ対にヤバイ敵が潜んでるんだけど、そのぶんすげーお宝が眠ってたりするのよさ」
「おまえみたいなのを、世間一般では墓荒らしと呼ぶんだぞ」
「トゥームレイダーと呼んで。あぁ~…ララちゃんの衣装が似合うわけだわ。宝漁って東奔西走、こっちは恐竜じゃなくてドラゴンが出るけど」
その後、洞窟の深部にて待ち構えていたドラウグル「ハルディール」と対面、隠密弓の一撃であっさりと始末する。
「…あんな仰々しいオブジェがあるんだから相当厄ネタかと思ったけど、こいつただのドラウグルか?ドラゴン・プリーストくらいは出るかと思ってたんだが…あんまり、珍しいモノも持ってないみたいだしなー。おっと」
部屋を捜索しているとき、すこし変わった太鼓を見つける。
「こいつぁひょっとして吟遊詩人大学で探してたやつかな?とりあえず持っていくか」
「で、あとは帰り道へ繋がるシュートを落ちるだけで終了っと。簡単すぎて欠伸が出るぜ」
「ホイ着地ー!ウィー」
メシャッ!
死~~~ん。
「どうした相b…アッアッ、アイボッ!」
メシシャアッ!
「ちょっと高かったね。高さがあったね」
「うん、うむ…」
着地?成功しましたがなにか?
三回目で。
山頂の山小屋に一人で住むアンジーという名の女性と出会い、少しの間厄介になる。
弓の達人であり、狩りで生計を立てる彼女はかつて帝国軍の兵士に家族を殺された過去があるのだという。それも戦争ではなく、ひどく一方的なやりかたで。
「そいつら、どんな連中だい?ヘルゲンと言ったか、あそこはもう瓦礫の山だが、もし生きてるとしたら、ひょっとすれば…」
「あら、なにを言いたいのかしら?やめて頂戴、いまあなたを弓の訓練に付き合わせているのは殺しの腕を見るためじゃあないのよ?それに私は、自分の面倒は自分で見れる。自分が望むことを他人任せになんかできないわ。もう…終わったことよ」
瞬く間に四つの的を射る彼女の腕は、なるほど二人の人間を、周囲にそれと気づかせないうちに地獄へ送るにはまったく充分なものだと思わせるに足る。
続けて、「十秒以内に四つの的を撃って」という彼女の言葉に促され、俺は練習用の矢を弦に番える。
「はじめの三つは至近距離、矢は上方に向かうため標的よりやや下を狙って射る。四つ目は…視界が悪くて視認し辛いが…弧を描く矢の軌跡がドロップする、狙った位置にちょうど当たる…つまり、あの距離がこの弓の零点!」
冷静に、ゆっくりと、確実に。確実にできる動作を、素早く。
すべての標的を一発で命中させた俺の耳に、アンジーの賛辞の声が届いた。
「見事ね、私と同じくらいに…いや、それ以上かもしれない。私があなたに教えれることなんてないわね」
「まだまださ。あんたも動物を相手にしてるなら、これが大した練習にならんってことはわかるだろう?動かぬ的は鴨より易し、さ」
「褒めたんだから、少しは嬉しそうにしなさい」
「電気設備課!」
「…電設と言いたいのか」
「電気設備課の木下!」
「いや誰だよ。というか無視されなかったからって嬉しそうにするんじゃあない!」
ボルガクから突っ込みを入れられつつ…ここは先人の湿地と呼ばれる洞窟の中である。
「まさかスカイリムに桜の樹があるとはねー。いやはや、ワフーでミャービざんすなあ」
ホワイトランへ向かう旅は順調に進み、ファルクリースへ到着。ゲートに近づくなり衛兵から「おい貴様、犬を見なかったか」と訊かれる。なんのこっちゃ。
どうも鍛冶屋の親父が立派な猟犬を探しているらしい、当人に直に会って適当に交渉したら前金を頂いたので余裕があったら探してみることにする。
「ま、ここはあくまで通過点なんでね。他に面倒を背負う気はないよ」
またこいつは余計なトラブルに首突っ込んでるな、と喉の先まで出かかっているボルガクを制し、宿を取ってから犬探しをはじめることに。
すぐに見つからなかったら放置する予定だったが…
夕刻過ぎ、おそらく鍛冶屋の親父が言っていた犬はこいつだろうと目星をつけたそのとき、犬に人間の言葉で話しかけられてさすがの俺もビビッた。
『おいおい、まさかネコやトカゲが喋るこの世界で、イヌが喋ったからって驚きはせんだろう?』
「うるっさいなーおまえ!余計なお世話だよ!」
なにかと言動の端々が気に入らないこのイヌ、バルバスという名前らしいが、どうも主人と喧嘩したらしく、仲直りしたいので協力してくれないかと相談を持ちかけられる。
「主人…主人ねぇ。さすがに俺も、見るだに金にならん犬の依頼なんか受けるつもりはなかったけどねぇー…その主人ってのが、デイドラ公クラヴィカス・ヴァイルでなけりゃあな!」
なんだって俺はこうデイドラに縁があるんだ?
「しまったなー犬とはぐれたぞ。で、ここはいったい何なんだ」
俺をクラヴィカスのもとへ案内するというバルバス、しかし道中でクマに襲われるわ山賊に襲われるわ散々で、そういう外敵への対処に専念してたら姿を見失ってしまった。
途中で発見したパインウォッチという小屋に山賊が潜んでいたので成敗し、ついでに金目の物品を漁っていたらなんと隠し扉を発見。地下の洞窟へと繋がっていた。
洞窟内でくすぶっている山賊どもを討伐しながら先へと進む。
「どうやらここの山賊、部下がボスの宝を狙ってるらしいな。ま、最終的に全部俺が頂くんだがね」
ちなみにボルガクは入り口に置いてきている、こういう閉鎖空間での隠密殺傷はやはり単独のほうがやりやすい。
ベッドで横になっていた山賊の女ボスをサクッと始末し、お宝を拝見。
「こいつぁ…金型、だな。銀で成型した完成品もちょっとばかり転がってるが、これは何かの貴重品なのかね?一応取っておくかな…」
金貨や宝石に混じって異彩を放つモールドを拾い、俺は洞窟を出た。
そろそろあのワンちゃんを探しに行かないと。
幸いにもクラヴィカス・ヴァイルの祠はそれほど遠くない場所にあり、洞窟内に巣食う吸血鬼どもを退治しながら後を追う。
「しっかし鍛治をマスターして装備が超強化されたからか、最近は弓や薬に頼らなくてもけっこう真っ当に戦えるようになってきたな」
やがてクラヴィカス・ヴァイルと対面、どうやらさっきブッピガンした吸血鬼どもは彼の信者だったようだ。もっとも自ら望んで吸血症を患ったわけではないらしく、救いを求めてきたところに俺がまとめてステアウェイトゥヘヴンを登らせちまったらしい。最近こういう横文字の老人ホーム多いよね。ヘヴンとかエデンとかその名前で本当にいいのかって思いますが。
なぜか虐殺行為を感謝され、望むままの報酬をくれてやるというので「犬と仲直りしてやりんさい」と言ったらめっちゃ拒否された。えぇー…
しばらく討議したのち、なんか斧探しに行くことになった。ホワイトランと逆方向である。う~ん、さすがに後回しかな、これは。
ひさしぶりのリバーウッド到着。ところであそこにいる、丸太を機械にかけるようなポーズでパントマイムしてるのはアレなんでしょーね…シロディールにも空中で鋤を振るって宙を耕す老婆とかいたけど…あと上半身が回転する騎乗衛兵。
しかし帰郷を懐かしんでいる場合ではない、なにせ俺はホワイトランへリバーウッドの危機を伝えるべくここを出たのだ。それが何の手違いかスカイリムをほぼ一周した挙句役目を果たしてないと知れたらえらいことになる。
ちなみに犬ははじめ連れ歩くつもりだったが、あまりに鬱陶しいので置いてきた。鳴き声はともかく、隠密弓を構えてるときに荒い息吐きながらゴリゴリ押してくるのがうざすぎる…あれ絶対わざとだろ。世紀末荒野の犬はもっとストレスフリーな存在だった気がしたんだが…
「ホワイトラン到着!ホワイトラン到着!」
リバーウッドからホワイトランまで大した距離じゃないのに、なんでこんなに苦労したんだ…ともあれ、いよいよ当初の目的を果たせそうである。あと到着した途端に大勢の衛兵が出てきて何事かと思った。
首長に会いに行く前に街の人々から話を聞いておく。
「ホウホウ、息子さんが行方不明に…軍は戦闘中死亡(KIA)と言ってるけど奥さんは違うと確信してるわけですね?って、あそこで斧振りかぶってるこわいおっさんは誰ですか」
どうやらホワイトランにはグレイメーン家とバトルボーン家という古くからある名家が存在しており、彼らは互いに嫌悪し合っているらしい。ちなみにバトルボーンは帝国派、俺に息子の捜索を依頼してきたおばさんはストームクローク派のグレイメーン家らしい。
「俺、こういう家柄がどうのこうのって正直苦手なんだよねー。自分の行動以外に自分の価値を求める人種ってどうも好かんのよ」
バトルボーン家を漁って証拠を探したところ、どうもグレイメーン家の息子はサルモールに捕らえられているらしい。
…ひょっとして以前押し込み同然に虐殺して回ったとき見かけた捕虜のうちの一人だろうか?
俺も加勢する、というさっきの斧男を制し、単独で解決することに。このテの特殊作戦は気心知れない手数がいても面倒なだけだ。
ラウンドワーン、ファイッ!エイッエイッエイッハーッハーッホアーッ
酒場でくすぶっている女戦士とガチバトル。ウィンドヘルムで差別主義者の酔っ払いをぶちのめして以来、じつは殴り合いもけっこう強いんじゃ俺と自惚れてるので今回もちょっとした力試しである。
さすがに楽勝とはいかないものの、拳の打撃程度ではまったくダメージを感じないことが幸いし勝利を収めることに成功。
「ひさしぶりに好敵手と出会えたわ。さあ、ゴールドを受け取って頂戴」
賭け試合だったため、不滅のウスガルドと名乗るこの女戦士から100Gを受け取る。
初見で傲岸不遜な態度を取ってくれたため「なんだこの女は」と思ったのだが、どうも純粋に戦うことが好きなだけのようで、それ以外の配慮には欠けるものの嫌味や嫌がらせをするタイプの人間ではないらしい。まあ、典型的なノルドっぽいというか。
あとバトル中、吟遊詩人が「演奏曲の紹介→最初の一節だけ披露→すぐ別の曲を紹介→以下ループ」という極めて挙動不審な態度を取っていたのが妙に気になった。怖がるくらいなら逃げろよ。
「見てよボルガクさん、街中で堂々とタロス崇拝を演じてるオッサンがいるよ。サルモールの兵隊ここに連れてきてぇ~。衛兵なんかみんな無視してるしな。すげー街だなホワイトラン」
さて、ようやくホワイトラン首長バルグルーフとの謁見と相成ったわけであるが。
「やけに遅かったな。オブリビオンの次空にでも飲み込まれたかと思っていたぞ」
「えー、あー、まぁ。だいたいそんなカンジで」
そもそも「ウィンドヘルムで会おう」とか言ってたレイロフがまだリバーウッドにいたあたり、真のスカイリムの民はけっこう気が長いのかもしれない。
「ヘルゲンにドラゴンが現れたという話はもうスカイリム中に知れ渡っているし、私もとっっっっっっっっくに知っていたのだがな。それでも、その場にいた人間から直接情報を聞きたいと思っていたので、とりあえず歓迎するぞ爬虫類」
「やべえ俺いま頭と背中と脇と股間から変な汗出てる」
なんたってヘルゲンでドラゴンに遭遇してから124日も経っているのだ。とっくに言い訳できるようなレベルではない。
とりあえず当時起きた出来事の概要を伝え、このままではリバーウッドが危ないので兵を派遣してもらえないかと提案してみる。この微妙な状況下で迂闊な兵の派遣は帝国軍を刺激しかねないという意見もあったが、最終的には合意を得られそうだった。
「ウフーン、どうにか間に合ったようだね。よかったよかった」
とりあえず役目を果たしたことで一安心する俺。
その後、宮廷魔術師のファレンガーからドラゴンの所在地に関する古代の石板の回収を依頼される。どうやらブリークフォール墓地の最奥に眠っているらしいのだが…
「それって、ひょっとしてコレかね」
いつぞやリバーウッドの雑貨屋の店主に依頼された黄金の爪の回収で、ついでに拾った石板を差し出すと、どうやらそれが当たりのようだった。
「いやなに、俺も独自にドラゴンについて調べていてね。石板の回収はその成果さ、報告が遅れたのもこいつのせいだよ」
せっかくなので、ここいらでもっともらしい嘘をつき予定の遅れを誤魔化す。
次の動きについて検討していたとき、ふたたびドラゴンが出現したとの報が入る。
「いまのところ、君はここにいる誰よりもドラゴンに関する経験がある。イリレスとともに対処に当たってもらえないだろうか」
「あ!?あー、は、はい。もちろんですとも」
まさか「ヘルゲンでは逃げてただけで、助かったのは運が良かっただけ」と言えるはずもなく、俺は内心ひどく動揺しながらもダンマーの女戦士とともにホワイトランを出発した。
「あっ、あいつら!」
ホワイトラン正門前、俺は見慣れたレッドガードの一団を目にした。
「何者だ、あいつら」
「エナメルだっけ?セラミック?プラスチック…いや、アクリルといったかな。レッドガードの女を捜してるらしい、あちこちで女を連れ出そうとしちゃ断られてるモテないナンパ男みたいな連中さ」
疑問を口にするボルガクに、俺はものすごーく適当に答える。
これもいずれ解決しなければならない問題だろうが、いまはドラゴンの対処が最優先事項だ。
→To Be Continue?
どうも、グレアムです。
プレイ時間150時間にしてようやくマトモにドラゴンと戦えそうです。いや、長かった…といってもその150時間すべてを純粋なプレイに費やしたわけではないので、これは若干盛った表現ではあるのですが…MODの機能を確認して残したり外したり、あとはたまに思い出したように美少女キャラ作成に挑戦してみたりだとか。
ちびのノルドinSkyrim暫定版ver.2。
MeshとかTextureとかSkeltonとか一つの種族でいろいろとっかえひっかえやってたら裸の状態だと胸がエグれるようになって最終的に表示されなくなったでござる。うへぇ。明らかにHDT関係の不具合です。矢筒の位置変えるやつに入ってたSkeltonが怪しいか?まぁ裸に剥かなければいいだけなんで問題ないというか、MOD装備使う前提だったらぶっちゃけ体型は装備依存になるのでいいかなーなんて。いまから治すのめんどくさい…
今回から、上でちょっと触れたBelt-Fastened Quiversと、出血表現を拡張するEnhanced Blood Texturesを導入してます。EBTのほうはMCM対応で、被ダメージ時のスクリーン・エフェクトを切ることもできるスグレモノ。あれバニラ状態でもiniいじるだけじゃ駄目で、いままではDisable Blood Splatter on Screenってやつを別途導入してたんですが、EBT入れたら必要なくなりますね。被ダメージ部位に応じてどんどんキャラが血濡れになっていくのが面白いんですが、顔に傷がつかないのと、どうも顔面を攻撃されると目のテクスチャがおかしくなるっぽい(仕様?)。直したい場合は出血エフェクトが消えるまで待つか、これ装備変えると対応部位の出血エフェクト消えるんで兜被っても消せるかも。あとは乱暴だけどShowRaceMenu使えば強制的に全部消える。
ライティングまわりの環境系は現時点ではパス。将来的にENB入れたいんで統合性をいまから考えたらハゲるってのと、環境系は一部バランスがおかしかったり調整不足だったりするものが多いっぽいので。
ENBはいちおう最新版と良さげなプリセット落としたんですが導入見送りです。何度も言いますがあれ純粋にゲーム部分だけ楽しみたい人が入れるものじゃないので。SS単体で見るとどうしても物足りなさがあるので度々入れたい誘惑に駆られるのですが、ゲームプレイしているときは普通に楽しめてるので、最低でも一回全部クリアしてからだなーという修道者モード。
テスト的に作ってみた赤毛の女戦士。
けっこう上手くできたような気がしないでもない。もちろん角度は限定される。
女性が血まみれになりながら戦うってのは、なんていうかこう、嗜虐心を掻き立てられますよね。EBT入れるとDragon Ageっぽくなるなぁ。あれも新作は評判良いらしいですね。
2015/02/19 (Thu)19:35
「こ、このエビ反り女殺しの手口は…ッ!」
「ブッチャーはおまえが捕まえたはずじゃあなかったのか!?なぜまたこんなことが起きたのだ!」
東帝都商社と契約関係を結ぶべくウィンドヘルムに立ち寄った俺は、かつて捕らえたはずの連続殺人鬼ブッチャーと同じ手口で殺された女性の亡骸を目撃する。
誤認逮捕か?模倣犯か?真実は何処に!?
…俺の名はアーケイド、名探偵だ。もちろん嘘だ。
「おまえはあまり良い探偵ではなかったようだな。言っただろう、私も犯人を捜していたのだと!」
「う~…言葉もねぇ」
かつてブッチャーと目されウィンドヘルムの牢獄に幽閉された宮廷魔術師ウーンファースに会いに行く。どっちかっていうと、あれは半ばヨルレイフの独走だったんだが…まさか容疑者に直接意見を求めに行くなんてアホな真似をするわけにもいかなかったしなぁ。
「前もって言っておくが、恥だの名誉だのといった戯言はナシだ。もしアンタが犯人逮捕に繋がる情報を持っているなら、それを俺に伝えることが街の住民の生死に関わる…そのことだけを考えて決断を下してくれ」
「フン、所詮は余所者らしい考え方だな…まあいい。ブッチャーの行動には規則性がある、パターンというやつがな。私の調査によれば、ヤツは今晩石地区で凶行に及ぶはずだ」
「今晩…って、もう日が沈んでるじゃあねーかッ!」
「急いだほうがいい、手遅れになる前に!」
ウーンファースの言葉を聞き、俺は急いで城を飛び出す。
その日俺は…誤認逮捕と、それに伴う被害の拡大を招いたという自責の念もあったろうが…日が昇るまでずっと石地区を監視していた。だが、遂にブッチャーは現れなかった…
「クソッ、監視の目を悟られたか?あるいはウーンファースの読みが外れたか、あのジジイ俺に嘘をつきやがったか…ともかく、一旦調査は打ち切りだな。さすがに徹夜は堪えるぜ…市場で鍛治仕事をしてから眠って、また今夜ブッチャーの捜索にあたるか」
眠い目をこすりつつ俺は鍛冶場で鍛造した鉄のダガーを大量にぶら下げ、市場の隅の放置されている付呪器へと向かう。
「なんか露店のショーケースに並んでたっぽい武具類が散らばって宙に浮いてるし。初期配置されてる道具は重力の影響を受けないのか?でも食料品なんかは部屋に入った途端に吹っ飛んだりするしなー。面妖な…って」
そのとき俺は、市場のど真ん中で驚くべき光景を目にした。
「…って、おい」
市場を見物する女性、その背後にピッタリくっつく男。その手には、ダガーが握られている。
手を下すタイミングを見計らっているのか、衆人環境であるにも関わらず武器を手にしたままじっと様子を窺っていた。
「…~~~んなああぁぁぁぁにやってんだあぁぁテメエエェェェェッッッ!!」
ひょっとして、こいつがブッチャーか!?
いや待て、たまたま間違えて護身用の武器を抜いただけの可能性もある。ここはひとまず生命探知の魔法でオーラを見て、紫のオーラなら話しかけて事情を聞こう。赤いオーラが出たら即、ブッ殺してやる!
ブォウォウォウォウォウォン。
俺が生命探知の魔法を使ったその直後、男はくるりと背を向けてその場から逃げ出した!
「間違いねぇ、あいつだ!オーラは紫だったが…ただこの魔法、たまにフォースウォーンや死霊術師も紫で検知するからなー。おかげで何度酷い目に遭ったことか。ともかく、ヤツを追わなければ!」
「男が武器を抜いて近づいてきたら、衛兵は緊張するだろうな」
「いまそれを俺に言ってどうすんだこのボケッ!」
ブッチャーらしき男を追いかける俺、しかし周辺住民や衛兵たちはまるで素知らぬ顔である。
「(まずいな、もしここで殺っちまったら俺が捕まる可能性もあるのか!?しかし、いずれにせよヤツは隠れ家に向かうはずだ。そこで決着をつける!)」
やがて男は初期の調査で俺が訪れた廃屋へと引っ込み、俺が屋内へ踏み込んだ途端、ふたたびダガーを抜いて襲いかかってきた!
「馬鹿野郎め…蜘蛛の巣の中に飛び込んだのはお前のほうなんだぜッ!」
俺は50%強化冷撃呪文を連続して叩き込み、すかさずブッチャーを無力化。
「ま、まさか殺さないよな…!?」
「死んでお前が殺した女たちに詫びてこい、クソ野郎!」
命乞いをするブッチャーに、俺はとどめの一撃を容赦なく撃ち込む。
「しかしこいつ、いったい何者だ?」
ブッチャーが所持していた鍵は骨董品店のものだった。
「カリクスト・コリウム…こいつの骨董品店には一度盗みに入ったことがあったな。品揃えのショボさにガッカリした記憶はあるが、そういえば店主と会ったことはなかったんだったな…たしか、施錠された宝箱があったはずだが」
ピッキングで破ることのできない特別製の錠前を鍵で開け、箱の中に入っていた日記を読む。
「どれ…愛する妹を失い、死霊術で蘇らせようとした、か。ありふれた悲劇ってヤツだな。大切な者を失った悲しみを知るなら、それを他人への思いやりへ変えることもできたはずなんだがな。俺が一番嫌いなタイプのクズだよ、こいつは」
その後ヨルレイフへ報告へ向かい、事後報告を済ませる。
「我々の間違いを正してくれて感謝するよ。それと、ウーンファースを早く牢から出してやらんとな」
「…アッサリしたコメントをありがとうよ。って、あのジイさんもう俺の後ろにいるし」
ウーンファースに睨まれつつ、まあ怨まれても仕方ないというか無理もないというか当然ではあるんだが、とりあえず俺はウィンドヘルムを出て北の海沿いからマルカルスへ向かうことにした。
「とりあえず、今朝の市場で犠牲者が出なかったことだけが救いだぜ」
「こいつ、俺の弓や魔法に怯まねぇ…だと!?」
古代ノルドの墓にて、ドラウグル・デス・オーバーロードと戦闘。
はじめは苦戦を強いられていたデスロードも弓や冷撃魔法の怯み効果は有効なため、最近はたいした苦労もなく倒すことができていたので油断していたが、こいつは俺の攻撃に一切動きを止めず襲いかかってくるためダメージを避けることができない!
地形を利用し逃げ回りながら攻撃することでどうにか倒すことができたが、ひさしぶりの強敵相手にやや疲労を覚える。
「くそっ、ひさしぶりだぜ…ポーションをガブ飲みしながら戦ったのは。こんなときボルガクがいればなー、もう多少は上手く立ち回れたはずなんだが。たまの一人旅もいいが、やはり仲間がいたほうがいいかもな」
その後別の場所でドラゴン・プリーストと対決。
「こいつ、ヘブノラークと同型の敵か!?魔法のスタイルは俺と同じ冷撃…撃ち比べか!面白ぇカビ野郎!相手になるぜ!」
突如目の前に出現し、隠れる間もなく交戦となったので得意の隠密弓を封じられた俺は真っ向から敵に立ち向かう!
そして、勝利。
「こいつ、ヴォルサングっていうのか。こいつの仮面は軽装カテゴリか、いいねぇ。正直ヘブノラークの仮面は実用に耐えなかったんだが、これは充分使えるぜ」
スカイリム北部、アイスウォーカー桟橋近くのキャンプで一夜を過ごす。
「海の向こうに城が見えるが…いや、いまは関心を持つべきじゃないな。いまあんな場所に行ったら収拾がつかなくなる…」
食事を終えキャンプを出立してすぐ、近くの森から連続して爆発音が響く。
「おおおお、な、な、なんだ!?迫撃砲か何かか!?」
あまりに派手な音にビビるが、気を落ち着かせて周囲を観察することに。
「ま、近代兵器なわきゃーないよな。魔法か…いったい、なんなんだ?」
どうやら野良魔法使いが喧嘩しているようだ。
炎呪文と冷撃呪文の使い手が一対一で戦っているらしい、決着がついた途端に野次馬の俺にも襲いかかってきたので即座に矢を撃ち込んだが、それでも魔法の威力が半端ではなく、回復用のポーションをけっこう消費してしまった。
「魔法使いとの喧嘩は極力避けたいんだぜ。厄介なくせに金目のモン全然持ってないからな」
オークの要塞モル・カズグールにてボルガクさんと再会。ふたたび行動を共にする。
「あのー、ところで俺があげた鎧一式はどうしたの?」
「ちゃんと持っている、心配するな。男からもらった装備を後生大事に着込んでいるなど、未婚の女としては体裁が良くないのでな」
「でもドーンブレイカーは気に入ってんのね」
ボルガクとともに懐かしのマルカルスへ到着、しかし夜間の到着が仇となったのか吸血鬼が暴れている現場に遭遇してしまう。
「こいつら本当にどこにでも湧いてきやがるな、土から取れるのか木から生えるのか、それとも鉱物と一緒に採掘できるのか?とはいえ早期に決着をつけたし、周辺住民に被害はなかったようで何よりだ」
吸血鬼を退治した俺はあたりを見回し、吸血鬼とヘルハウンド以外の死体がないことを確認。
その日はモラグ・バルの祭壇が地下に眠る廃屋にて夜を過ごしたのだが…
翌日、俺のもとへ元気良く駆け寄ってくる姿あり。
「…なんかイヤな予感がする」
配達人から渡されたのは、遺書。
「まさか水の中に落ちてたとは…あの暗い中じゃあ見つけられないわけだな」
先日の吸血鬼との戦闘で、じつは一人の市民が命を落としていた。
彼の名は、オムラング。シドナ鉱山の作業員だ。
「こいつのことはよく憶えてるぞ…いつも溶鉱炉の前でぶつくさ文句を言ってたやつだ。こいつのために監督官を説得して労働条件の緩和に協力してやったことがあったっけ。気前良く報酬を払ってくれたっけな。いい思い出だ」
俺は彼の死体を自ら引き上げ、肩を震わせながらつぶやいた。
「オムラングは…ただの若者だった…普通の人々と同じに…俺はこいつの家族のことは知らんし、恋人もいた形跡がないし、国のことはたいして愛してなかったかもしれないし仕事もそんなに一生懸命じゃなかったかもしれんが、それでも懸命に日々を生きた、ただの青年だった…ただの若者だったッ!」
そして俺は怒りの咆哮を上げる。
「畜生、吸血鬼どもめ!絶対に許さねぇ、たとえどんな理由があっても、この青年を殺した、ただその一点でお前らは俺に一片の容赦もなく絶滅させることを誓わせたぞッ!」
果たして、俺が吸血鬼と対決するときは来るのか。
新たな怒りを胸に秘め、ボルガクとともにホワイトランへと向かう。
ラグンヴァルドという古代ノルドの遺跡にてふたたびドラゴン・プリーストと対決。
「こいつの仮面は魔法耐性か…重装カテゴリねぇ。うーん、正直微妙。ヴォルサングのが優秀、てか俺好みだな」
街道沿いを歩いていると、ほぼ非武装に近い男が一人で歩いているところを発見する。
「この流浪の吟遊詩人もムアイクと同じくらいどこにいても見かけるよなー」
で、おまえの名前なんだっけ。
オールド・フロルダンという宿にて休憩、どうやらここのダブルベッドはかつてタイバー・セプティムが利用したことがあるらしい。宿の女主人はそのことを誇りにしているらしく、あえて手入れをしていないのか埃も溜まっている。
それはそうと、スカイリムの住民はあまり着替えという概念がないらしい。たとえばシロディールの衛兵なんかは就寝時は私服に着替えてたものだが。
翌朝、女主人の悲鳴で目が醒める。
「なに、幽霊が出た、だってぇ?たいていは心残りがあるだけで、願いを聞いてやれば消える無害な存在なんだが、たまに問答無用で襲いかかってくるヤツもいるからなー。俺も気をつけておくか…」
たぶん夜中に出たのだろう、夜が明けたいま、とっくに幽霊は姿を消したものだと思っていたが…
「…って……」
ムシャムシャ。
「いまもすぐそこにいるしメシ喰ってんじゃあねーかッ!なんだこれ!」
どうやらこの幽霊はかつてタイバー・セプティムとともに戦ったことがあるらしく、彼が所持していたという剣を要求してきた。
「剣の譲渡を義兄弟の契りの証とする、か。まるでヤクザの兄弟盃だな」
道中で吸血鬼・デスハウンド・サーベルキャットに襲われる一般人を発見。慌てて助けに入る。
「よく死ななかったな!と思ったら子供か!?近くに親らしい姿はねーし、こんなところで何やってんだ」
どうやら彼らは近くのドゥーマー遺跡から集めたガラクタを売って生計を立てているらしい。
「おっさん、なんか買っていってよ!」
「いや、花ならまだしもだな…重いだけの金属クズを買う気はさすがにないぞ。気の毒だが…そうだ、君らが行った遺跡の場所を教えてくれるか?地図にマーキングしてくれたら金を払うぞ」
養子を取る気こそまったくないが、基本的に俺は子供には友好的である。
フォースウォーンの棲むハグロック要塞にてヒャルティ(タイバー・セプティムの数ある渾名の一つらしい)の剣を回収。
「ここには一度来たことがあったはずだがなー。たしか囚人を連れたサルモールの兵とフォースウォーンが小競り合いしてた記憶があったが。こんな部屋あったか?ていうか、ディベラってこんな血生臭い神様だったっけ」
上階にいたフォースウォーン・ブライアハートを倒し、ディベラの祭壇を一望して絶句する俺。
亡霊に剣を届けて昇天するのを見守ったのち、ふたたびホワイトランへの旅路を急ぐ。
「ボルガクさん、あれ見て。スプリガンとハグレイヴンが戦ってる…ああいう連中はみんな仲間だと思ってたけど、案外複雑な敵対関係があったりすんのかねー」
そういえばと、オールド・フロルダンの女主人が渡してくれた懸賞金リストの存在を思い出し、マルカルスの首長がドルアダッチ要塞に潜伏しているフォースウォーンに賞金をかけていることを知った俺は討伐へ向かうことに。
ドルアダッチ要塞には、見覚えのある面々が居座っていた…
「まさに海老で鯛を釣るというか、まさかマダナックがこんな場所にいたとはな…!」
かつてマルカルスでのシルバーブラッド絡みの騒動で関わったフォースウォーンの王、そしてその一味。
「脱獄のときに協力した間柄ではあるが、そのあとは一切の後腐れなしと互いに確認した、それを真実のものとするときが来たか!」
俺とボルガクはマダナック率いるフォースウォーンの一団と直接対決し、そして勝利を手にする。
「まぁ、マルカルスの首長はお前の首に金は払ってくれんだろうがな。残念だが…ともあれ、これで貴様らとの余計なしがらみはなくなったわけだ。安らかに眠りな、ゴミ溜めの王よ」
ランヴェイグのファーストという古代ノルドの遺跡にて、謝罪しながら襲いかかってくる妙な亡霊の一団と戦闘になる。
「なんだこいつら、どうやら何らの作用で自らの意思に関係なく亡霊と化してるみたいだが…」
しばらく進んだところで、妙なオブジェクトを発見。いかにも落とし穴のような装置だ。
「どうする相棒」
「うーん…落ちてみようか?」
しばし逡巡したのち、ボルガクとともに装置を踏んで下階へ落下。たいした高度もなく着地した先はなんと鉄格子の中だった。
「フフン、欲というのは容易に死地へと向かわせる…落下の衝撃で死ななかったのはちと妙だが。たいていは命を落とすのだがな」
「言いたいことはそれだけか、手前(てめぇ)」
なんか偉そうに講釈垂れようとしていた男を即座に矢で射殺し、鉄格子の扉にぶら下がっていた錠前を解除して脱出する。
どうやら男は助手をゾンビとして使役していたらしい、主人の死とともに動かなくなった彼女を魔法で蘇らせる。その光景に驚くボルガク。
「相棒おまえ、死霊術なんか使えるのか!?」
「ま、たしなみ程度ですがね。アー、アー、聞こえます?できればここの状況とか、あなたの主人について聞きたいことがあるんですけども」
『アー…ウー…』
「駄目だこの死体あ行しか喋らねぇ。俺はじめてこのテの魔法使ったけど、うーん、あんまり悪趣味な真似はしたくないし、実用じゃあないかもなー」
その後周辺を捜索し、どうやら俺が殺した男…ウォーロックのシルドというやつは、学術目的ではなく拷問そのものが目的で冒険者や山賊を捕まえ殺していたらしいことを知る。
「なんて野郎だこいつ、早々(さっさ)と殺してよかったぜ。たぶん妙な亡霊がうろついてるのもこいつの仕業だろうな、まったく活動的なクズほど始末に終えないものはないぜ。ヒキコモリはヒキコモリらしく外界に迷惑かけず大人しくしてろっつーのよォー」
気を取り直しホワイトランへと向かう。いつ着くんだろう…
「でー、山賊に襲われてる一般人を助けたらやっぱりっつーかなんというか、またお前かムアイク!」
→To Be Continue?
どうも、グレアムです。鍛治スキルが100になったら付呪すら必要なく金策できるようになりました。鍛冶屋で適当に材料買って、鍛造した武具を強化して売れば店の残額をゼロにできるという。そもそもNPCの装備に強化の概念がないので、プレイヤーが一方的に強くなれる仕様なんですよねコレ。たぶん鍛治使うのと使わないのとでは難易度に天地の差が出る。
鍛治と付呪100だけで相当に強くなるので、錬金術は見送りでもいいかなーとか考えている。けっこう店売りの薬だけでどうにかなるしね。それに付呪は名前つけようとするとかなり時間かかるので薬使う前提だと制限時間がキツいのである。
2015/02/17 (Tue)11:03
ソリチュードで冷撃魔法を使って鳥を落としてたらガキどもに絡まれたでござる。
「うわーすげー魔法だ!ボクを透明にすることとかできる?」
「いや、それはちょっと無理だな…ていうか、スカイリムにも透明化呪文とかあるのか」
「できないの?なんだーチェッ、こんなトカゲ放っておいて鬼ごっこしようぜー」
「ヌゥ。やんちゃのさかりだのー」
それにしても、ソリチュードは平和な場所だ。金持ちが財力を盾に好き放題したりだとか、外敵に悩まされているとか、殺人鬼が夜な夜な徘徊しているだとか、そんなことは一切ない(少なくとも、表面上は)。
もっともここはスカイリムにおける帝国軍の本営であるから、そんな場所の治安が不安定では困るのだが。
気候も穏やかで過ごしやすい。カジートの言葉ではないが、南部の湿地帯出身である俺も雪は苦手なんだ。
俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
最近は何でも屋が板についてきたというか、暗殺ギルドから勧誘されたあたりでもう商売にこだわりを持つ必要なんかないんじゃないかとさえ思いはじめている。
一転して、雪に覆われたウィンドヘルムの地。そこでは女性ばかりを狙う殺人鬼「ブッチャー」が人々の安息を脅かしていた。
「ジャック・ザ・リッパー気取りかねぇ。犯人は吸血鬼かもな?」
「傷は古代ノルドのものと思われる刃物でつけられているね。儀式的なものを意識しているのかもしれないけど、実際に特別な意味があるようには見えないねぇ」
「…解説してくれるのは有り難いんだけど、パン食いながら喋るのはやめてくれない?」
「おや、作法を気にする性分かい?」
「状況を考えろと言っとるんだーッ!死体の前でメシを食うなーッ!」
CBBEかUNPでも入れてればさぞかしそそる光景であったろうな、と思いながら、死者の間の管理人であるヘルグリットとともに被害者の状態を検分。多少の特徴はあったものの、傷自体は特別な力を必要としないものだ。
その後、殺害現場から転々と続く血痕を辿ってある家に到着。厳重に施された錠前を破り、内部へと侵入した。
室内はがらんとしており、いかにも空き家といった風情だが、あちこちに血痕が見られる。異様だ…あちこちを探索し、タンスに偽装した隠し扉を発見。その先には何かしらの儀式を行なったと思われる痕跡があった。それと、殺人鬼の日記のようなものも発見。
さらに調査を進め、どうも犯人は宮廷魔術師のウーンファースではないかという結論に達する。
「まだ証拠不十分だし、早計な気もするがなぁ…」
そう思ったものの、街の人の意見を聞くに「あいつならやりかねないわー。あいついかにも怪しいわー」というコメントが多く、さらに執政のヨルレイフが俺の報告を受けた途端に逮捕する気満々になってしまったため捕り物の現場に動向することに。
「なんじゃお前ら、ワシも魔術を使って犯人を探しておったのだぞ!?」
不意を喰らって動揺するウーンファース、反撃してくるかと思いきやあっさりと捕まる。
やっぱりこいつ、犯人じゃないのでは…?
その後独房にて、衛兵の背中に悪態をつく老ウーンファース。
「魔法こそが唯一絶対の力なのだぞー!」
「…やっぱりこいつが犯人かもな」
もし脱獄の手助けをしてやったらどうなるかと思い、衛兵の目を盗んで独房の鍵を開けてやるも無反応。背中を押して独房から出してやっても自力で戻るという念の入りようである。
せめて話くらい聞いてやろうと思ったが俺には口もきいてくれなかった。
「…なんかスッキリしねーなぁ…」
ソリチュードへ向かう道中、妙な連中の襲撃を受ける。
「盗賊にしてはやけに強力な魔法を操ると思ったら、こいつらサルモールかよ!エルフの恨みを買うような真似をした覚えはねぇぞ…?」
死体の持ち物を漁ったところ、司法高官の死刑執行命令なる文書を発見。
「どれどれ、アルゴニアンのアーケイドという男に気をつけろ。奴はサルモールの敵だ…?発見したら憎悪をこめて奴を粉砕しろ、だってぇ!?でも俺、マジでこいつらの敵になるようなことは何もしてないぜ?よく見たら周囲に帝国兵の装備が散らばってるし、なんか俺の知らないところで起きたトラブルのせいで逆恨みされたんじゃあないよな?」
そういえば以前、鮭を盗んだ狩人から練達の殺し屋を差し向けられたことがあったが、あれを考えるとどんな些事で命を狙われるかわからない。
「…ここの連中、ちょっとヘイトの閾値低すぎやしねーかな…」
夜になって人の目が少なくなるのを待ち、ソリチュード灯台の火を消す。
「ちょっと火がでかいがぁー、これだけの威力の冷撃魔法ならさすがに消えるだろ」
以前ソリチュードで会ったジャリー・ラという同郷の男が持ちかけてきた儲け話である。灯台の火を消して目印を失った商船を座礁させ、積荷を奪うという計画で、死人は出さないということだったが。
「さて、どうなるかな」
後日、港の桟橋で待機していたジャリー・ラと落ち合う。
「どうやら計画通り、上手くやってくれたようだな。いま仲間が座礁した商船で積荷の回収と乗組員の救助に向かっている、そこへ向かってほしい」
「それはいいんだが…最近、ソリチュードの衛兵から妙な噂を聞いてな。あんた、まさかブラック・ブラッド略奪団の一味…じゃあないよな?」
「ブラック・ブラッドは大きな組織だ。私はスカイリムを担当するボスの代理人といったところだな。今回の件では組織の関与を知られたくなかった、このところ組織は有名になりすぎていてな。これ以上手荒な真似をして評判を落としたくはなかったのさ」
「ハァ、職業的な海賊ってことか。薄々そんな気はしてたが…(普段そーいう連中を地獄に叩きこんでる手前、協力するのはいささか気が引けるんだが)」
ジャリー・ラと別れ、仲間が待っているという難破したアイスランナー号へ向かう。
そこには革鎧に三日月刀を携えた、いかにも海賊然とした男たちや魔闘士が待っていた。いきなり戦闘態勢に入ったので、すわ裏切りかと思ったが、なんてことはない、近くを泳いでいたスローターフィッシュに全力で反応しただけだった。
「あんたが例の協力者か」
「ああ(ちょっと数が多いな…俺のスタイルは遠距離からの隠密狙撃!近づかれたらヤバイ…これだけの数が密集してたら、万一裏切られたら厄介なことになるぞ。かといって、事前に始末するのも早計だしなー)」
適当に愛想良く振る舞いながらも、俺は頭を計算機のようにカチカチと動かして状況を判断する。
しかし、船の周囲に散らばる死体は…帝国軍所属の警護兵はともかく、非武装の民間人まで容赦なしとは。言うまでもなく、アイスランナー号の乗組員たちだ。
死人は出ないと言ってたはずだが?
最悪のシナリオに備えていた俺に、まさしく予想通りの結末が待ち受けていた。
ジャリー・ラと行動を共にしていた同郷の女ディージャは俺の姿を認めると、もはやお役御免と言わんばかりに襲いかかってきたのである!
「船内が死人だらけだった時点で予想はしてたけどな!」
ディージャを冷撃魔法で串刺しにし、彼女が持っていたジャリー・ラの指示書を拝見する。
指示書には連中の集合場所がブロークン・オール洞窟であること、そしてホイホイと儲け話に乗っかった愚か者は始末しておけというメッセージが記されていた。
「女の独走かとも思ったが、最初から俺を嵌めるつもりだったか。ま、当然か…しかし、愚か者呼ばわりとはね。こんな見え透いた罠にむざむざ引っかかったんだ、返す言葉もねぇや」
自らの愚かさを呪いながらも、俺は船内で待機していたブラック・ブラッドの連中を一人づつ始末していく。
「閉鎖空間での戦闘はまだいい、問題は船を出たあとだ。あの人数、しかも油断なく巡回していたところを考えると、下手すりゃ船を出た瞬間に見つかってタコ殴りにされるぞ。しかも出口は一つしかねぇ、クソッ、考えるだけ無駄か」
半ばやぶれかぶれで船を出たが、予想外にも船外の警備は手薄になっていた。
こちらに背を向けていた海賊どもに矢のクリティカルな一撃を叩き込み、その場から脱出する。
「残りの連中は引き揚げたかな?例の集合場所に向かったか…ま、おかげで助かったけどな」
その後ブロークン・オール洞窟へ向かい、すべてにケリをつける。
「ジャリー・ラとはもう一度話をしたいとも思ったが、最初から戦闘態勢に入ってたんじゃあ仕様もねぇ」
ダガーによる隠密接敵&バックスタブと、遠距離からの隠密弓で海賊どもを片付け、最後に残ったボスらしい男を冷撃魔法で排除する。
「いやしかし、賊どもの根城っていうからにはこうでなくちゃいかんぜ。相当貯めこんでたな、ありがたいことだ」
どうやら組織を纏めていたキャプテン・ハーガーなる男はジャリー・ラ一派の動きを関知していなかったらしく、警戒はしていたものの一枚岩ではなかったことが窺える。彼が備えていた宝の隠し場所もアルゴニアン兄妹には決して教えようとしなかったようだ。
キャプテン・ハーガーの日記を手掛かりに、隠された宝箱を見つける。
「勿体ぶったわりには特筆して珍しいものはないな」
本意ではなかったとはいえ虐殺に加担してしまった俺は、やり場のない気持ちを持て余す。
「照明弾を打ち上げただけで、自分が殺したわけじゃない…とはいえ、被害者の家族の悲鳴が今も耳に残るのである。都合よく記憶を無くせれば便利なんだがなぁ」
旅を続け、シャドウグリーン洞窟を発見。
「スカイリムはこういう、風光明媚なダンジョンもあるから面白いよねぇ。必ずしもじめじめした場所で賊やモンスターが襲ってくるわけじゃないというか。ウサギさんがピョコピョコ跳ねまわり、ホタルの光がまわりを照らす…平和じゃあないの」
以前敵がまったく存在しない、同じような風景の洞窟に入ったことがあり、今回もただの観光名所だと思っていたのだが…
「森にかわっておしおきよ、てか!逃げりゃあいいんだけど、それも癪なんだよねぇ!」
先に進むと、スプリガンの集団が俺目掛けて襲いかかってきた!
おそらく最上位種?と思われるスプリガン・アースマザーでさえもが複数体いるという本気ぶり。こいつらの正体不明の攻撃、俺どうも苦手なんだよねぇ。グネズドかっつーの。
レイヴンスカー・ホロウという洞窟にて、ハグレイヴンに捕らえられた山賊を発見。
「早くここから出してくれ!あいつら倒すのに協力してやるから!早くここから(ry」
「んなぁ~~~、うるせーなー…マッパの脳筋なんかいても足手まといだっつーの。俺がさっさとあの連中片付けてやるから、安全確保できるまでそこで待ってろっつーの。ていうかこんだけ叫んでてあのババアどもが気づかないのが逆にすげーよ」
隠密弓でとっととハグレイヴンを始末し、鍵を開けて山賊を解放してやる。
「さっきは協力してやるって言ったが気が変わったぜ!いますぐお前を殺s(ry」
「だからわかってたっつーの!このパターンは!てめーとハグレイヴンに挟み撃ちされたらさすがにヤバイから一対一で即殺できる状況にしたんだっつーの!固有名詞のない山賊なんか誰が信用するかバカタレが!」
檻を出るなり襲いかかってきた山賊を即始末。ていうか裸で襲ってくるなよ…
とある山賊の居城にて、遠距離から弓で狙撃したら見張りが雪に埋まったでござる。
「矢が刺さった瞬間にズボッって半身埋まったんだもんなー。びっくりしたぜ」
なんか厳重な警備が配置されている施設があったので潜入してみたらサルモールの拠点だった。
「なんでか殺されかかった怨みもあるし、ちょいと仕置きさせてもらうぜ」
そもそもストームクローク側についたのも、政治信条というより帝国軍に処刑されかけたっていうそれ一点のみだしな。
地下深くに潜っていくと、どうもここは捕らえたノルド人を収容するための施設だったらしい。
「そういえば街道歩いてると、たまーに捕虜を護送してる現場に出くわしたがなー。ここがその収容先か」
幸いにも捕虜たちは生きていたが、独房の鍵を開けてやっても一向に出る気配がない。
「あのさー、ここから出してくれ!って叫びながらまったく微動だにしないのは何なんですかね」
たぶん順番間違えた…というか、本来来るべきじゃなかったんだろーなと薄々感じながらも、仕方がないので捕虜は放っておいて施設から脱出することにした。
「いまなにか見えたような…ハッ!?」
「滝の中だぜ!」
山賊の占拠する洞窟にて、プチ芸術的な狙撃を敢行。
「水中での狙撃っていうのは、水中で撃ち合うってことじゃあなく水中から地上の目標を狙い撃つことなんだぜ。アシカの戦闘技術さ」
旅の途中、遠方で争う音が聞こえたので警戒しながら近づく。
「あれは…ステンダールの番人が吸血鬼に襲われている!?」
以前そのような光景を目にしたことがある俺は、ゆっくりと弓の弦を引き遠距離からの狙撃を敢行する。
「シロディールの弓矢はかなりドロップしたが、スカイリムの弓矢はけっこうフラットな弾道を描く気がするんだよねぇ。未だにちょっと慣れないんだぜ」
無事に黒装束の集団を始末し、苦戦を強いられていたローブの男に近づく。
「カジートの番人なんて珍し…こいつステンダールの番人じゃねぇムアイクだ!おまえホンットにどこにでも出てくるな!そして敵対してたのは吸血鬼じゃあなく死霊術師!こいつらもどっから出てきたんだよ!近くに死霊術師の拠点なんかねぇぞ!?」
よく考えれば、吸血鬼がこんな真昼に姿を見せることがないとわかるは…いや待てよ。
そういえば以前、街道沿いを元気に走り回っていた吸血鬼がいたな…
なぜか周辺住民とも敵対せず、ただ走ってただけだったがいちおう冷撃魔法で始末したんだったか。
「シュールよのォー」
吟遊詩人の大学に入学するため、死者の安息所にあるオラフ王の詩歌なる書物を回収することになったのだが、これがいままででトップクラスなんじゃあないかっていうほどデンジャラス危険なドラウグルの巣窟であった。
どうもオラフ王を批判する内容である詩歌を書いた吟遊詩人スヴァクニール本人と思われる霊の導きで書物を回収し、ついでに最奥で眠るオラフ王の怨念と戦うことに。
『オラフ王、いまこそ決着をつけるときだ!』
「だーっ、大声出すんじゃねぇバカ!あっちこちドラウグルだらけじゃねーかここよォーッ!?さすがにこの数で攻められたらひとたまりもねーぞ!」
とはいえ対策がないわけじゃない。
過去の経験から、一見寝ているフリをしていても攻撃には反応することを知っている俺はイベントが進行…もといドラウグルが目覚めないよう眠るドラウグルを隠密弓で一体づつ始末していく。
ひとまず雑魚は後回しに、ドラウグル・デスロードを四体始末したあたりでうっかり足を踏み出してしまい、隻眼のオラフ王が復活。
『吟遊詩人風情が調子に乗るでないわーッ!』
いかにも強そうな屈強なるアンデッドの復活と同時に、剣を抜いて突撃するスヴァクニール。
「えーと…ああいうのを吟遊詩人って呼んでいいのかね?どっちかっていうと勇者とか、そういう称号のほうが似合うんだけど…まあいいや」
勇猛果敢なスヴァクニールの背中から隠密弓でオラフ王を攻撃する俺。カッコよくないな!
やがてオラフ王は斃れ、明らかにドラウグルが撃ったものではない矢を一発腰に受けたスヴァクニールは感極まってリュートを演奏したのち姿を消した。
「成仏したか…矢を受けても文句一つ言わないなんて寛大な人だなァー。しっかし、まさか俺がオラフ王そのヒトと戦う破目になるとはねー。大学の連中に言っても絶ッ~対に信じてくれねーだろーな」
その後吟遊詩人の大学にオラフ王の詩歌を持ち帰り、判読できない部分を適当に捏造して公表。ソリチュードの首長エリシフにその内容の正当性(ソリチュードを讃える内容であること)を認められ、いままで禁止されていた「オラフ王の焚刑祭」が復活することと相成った。
普段は「その手を近づけるな!」だの「その手を斬り落としてやる」だのと俺に文句ばっかり言ってくる衛兵も「やっぱりソリチュードはこの祭あってこそだな。お前には街全体が感謝しているよ」とお褒めの言葉を進呈してくれた。
「俺も無事に吟遊詩人になれたことですし?万事オッケーってことッスかねー。俺は人助けが、嫌がらせと同じくらい好きなんだもんねー。みんなに感謝されるってのは悪くないもんだぜ」
その後ソリチュードで乞食みたいなヤツの頼みを聞いたらなぜか狂気の王と対面することに。
「…まさか、こんな形でデイドラと関わることになるとはなー。しかもシェオゴラスか…なんでか書物でよく名を目にする機会のあるペラギウス三世までいるし、なんか俺は似合わんダサイ服着てるし…」
どうやら狂王ペラギウスの精神世界に飛ばされてしまったらしい俺はシェオゴラスの指示に従い、ペラギウスの精神の根底に巣食うトラウマを克服させてやることに。
「くそっ、装備は確認できねーし魔法も使えねー。トランキルレーンかここは」
無事に問題を解決した俺はシェオゴラスから褒美として賜ったワバジャックの杖とともに現世へと帰還した。
「で、てっきり装備が戻ってると思ったらなんでまだこの服着てるんだ俺はーッ!?」
すぐに着替えて例のダサイ服を脱ぎ捨てる。案の定というか、装備のお気に入り登録は解除されていた。
リフテンに帰ったら相変わらず騒動が起きていた。
「なんだ吸血鬼か?それとも盗賊か?」
全力で獲物を追い回す衛兵についていったところ、どうやら帝国軍の配達人が迷い込んだようだった。
「…さすがにアレ撃っちゃまずいよなぁ…」
どうもリフテンの住民はウルフリックに対し批判的ではあるようだが、どちらかというとストームクローク寄りの立場を取っているのか?
出口付近まで到達したものの、脱出すること適わず死亡した配達人の荷物を漁るがこれといったアイテムは発見できず。
「てっきり俺に配達するもんがあってこんな無茶を仕出かしたんだと思ったが、それらしいのは持ってないな。マジで何しに来たんだ、こいつ」
「でもって帰宅したらしたで、こいつらまた動いてるしよー!マジ勘弁してくれよ!」
→To Be Continue?
どうも、グレアムです。相変わらずメインクエスト進んでません。
ウィンドヘルムの殺人事件、あとで調べてみたんですがどうも俺の場合はクエストが正常に進行してないみたいです。奇妙な首飾りなんて見た記憶ないんだが…当然、鑑定なんかしてもらってない。ヨルレイフにしつこく話しかけたらなんか勝手に進んだという妙な事態に。どうも「首飾りが宮廷魔術師の持ち物だ」って会話選択肢が発生した時点で「なんかおかしいな」とは思ったんですが。今後どうなるんだろう。
シェオゴラスのクエストも一回正常に進行せず詰まったので、やり直しを余儀なくされることがあった。
いちおう最終パッチ出たんだよな?だからこそいまさらプレイしてるわけなんであるが(公式パッチの差でMODが適用できないとかいう面倒なトラブルを避けるため)。非公式パッチもあれはあれで日本語データや他MODと統合性取るのに面倒がかかったりするしなー。
あとクリアしたクエストがジャーナルの「その他」カテゴリから消えてないやつがあったり。リフテン市場の食料品売りのおばさんに氷の生霊の歯を持っていくやつ。うっおとしいぜこのクエ!
まあこのテのバグはベセスダゲーの定番というか、気にしてても仕方がないんですけどね。ただアルゴニアンを殺したら漏れなく尻尾がビョンビョン伸びる不具合なんとかなりませんか…まさか後入れのPhysics(HDT)が悪さしてるわけはないよな?あれ一部装備用に入れただけで基本的にバニラ部分に影響はないはずだしなー。
2015/02/11 (Wed)10:55
「…スカイリムってけっこうマンモス多いのね」
目前の巨象の魂が極大魂石を満たすことを知った俺は、その後容赦なく彼らを狩った。ごめんよ象さん。
俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
ドラゴンの脅威に遭遇した俺は、その危険性を伝えるためホワイトランへ向かっていた。しかしいかなる運命の悪戯かマルカルスへ飛ばされてしまったあと、なぜかリフテンの土を踏んでいた。そろそろマジにホワイトランへ向かわねば…
ゲーム内経過日数70日、実時間経過100時間。偶然発見したドラゴンストーンを抱えたまま、呑気なトカゲの旅は続く。
スクゥーマの密売人をちょっと言葉で咎めたら喧嘩を売られました。素手で。
「ヤクって怖ぇーなー。どうしたら黒檀フル装備の戦士と組んでる相手に勝てると思えるんだ」
売人は特別な力を持っていたわけでもなく、あっさりと相棒ボルガクに首を落とされた。
道なき山道を移動していたところ、ボエシアの祠を発見。
信者によれば、俺を信頼する者をここへ連れ出し生贄に捧げればボエシアが降誕するらしいのだが…
「私を犠牲にすればいますぐにでも目的を達成できるぞ」
「滅多なことを言うもんじゃないよ、ボルガクさん」
挑発しているのか親切で言ったのかはわからないが、穏やかではない提案を口にするボルガクを諌める。
「別にあなたじゃなくても、そうだな…たとえば、マルカルスで俺に人肉をナマで喰わせてくれたクソ女でも連れてくるさ。そのうちな」
スカイリム北部の海沿いを移動中、ホーカーと遭遇する。
「見て見てボルガクさん、セイウチだよセイウチ!かわいウボァー!」
「だからお前は野生動物に無警戒に近づくんじゃあない!」
ホーカーの一撃を受けて吹っ飛ばされる俺に、ボルガクの叱咤が飛ぶ。
その後無事にホーカーを退治し、牙と肉を確保。
「ホーカーのシチューはウマいんだよねー。ちょっと肉が臭いんだけどね…牙は、昔だったら良い商材になったんだろうけど、付術を極めた今となっては重量と価格比が見合わないねぇ。せめて鍛治で加工できればね」
スカイリム北端、海で隔たれた流氷の上で謎の死体を発見する。
「多量の金のインゴットに旗、そして本に碧水晶のダガー?なにやらドラマを感じさせるねぇ、ま、お宝は有り難く頂いていくとしましょうか」
その後ウィンドヘルムに到着。
「おい相棒、リフテンからホワイトランを目指して、なぜウィンドヘルムに着くんだ」
「いやーちょっと所用があってね。盗賊の仕事というか、ここは本当に通過するだけですぐに出発するよ。これ以上頼み事を聞いたら本当に収集つかなくなるしね」
「まったくだ…」
ボルガクの苦言を流しつつ、街へ到着して早々に差別主義者の言動に頭にきたのでボコボコにぶん殴る。
相手は喧嘩慣れした酔っ払いのようだったが、まるで苦戦することなく圧勝。金銭を巻き上げる。
「あれー俺こんなに強かったっけ?マルカルスでチンピラに絡まれたときは一方的に殴り殺されそうになったのに。こいつが弱いのかな…防具を魔術師用のローブから軽装鎧に変えたせいか?ま、いいや」
宿に到着して恒例のアーケイド楽団即興開催。客人である作家アドナト・レオテッリは迷惑そうな顔をするばかりだ。
ここで一度ボルガクとは別れることに。
「ボエシアの祭壇の件もあるし、ちょっと盗みだのなんだの、単独のほうがやりやすい仕事が重なってるからね。なーに、またすぐに迎えに行くさ」
「信用していいんだな?さもなければ私は結婚しなければならなくなる」
せっかく反乱軍のお膝元へ来たので、ウルフリック・ストームクロークへ挨拶に行く。
「どこかで会ったか?トカゲに知り合いはいないが」
「顔は合わせなかったかもしれないな。レイロフって男は知ってる?俺はそいつと一緒にヘルゲンから脱出してきたんだ、もし反乱軍に加わるなら俺の身元を保証してくれると言ってくれたんだがね」
「なに、レイロフ?生きてたか…そうか、ヘルゲンの生き残りか」
もっともウルフリック自身はまだレイロフの無事を確認できていないらしく、俺の言葉が真実かどうかわかるまで信頼はできない、とのこと。
身元が証明できるまで側近のガルマルを窓口に話をすることになったのだが、これがまた一筋縄ではいかない。
「なぜトカゲがノルドのために戦う?言っておくが我々が必要としているのは大義と信念を持つ戦士であり、傭兵ではない」
「あー、えー、その…マジ?」
「マジ」
俺はたんに金儲けの機会を窺っていたというか、ぶっちゃけ死の商人を演じたかっただけなので、この石頭な反応にはちょっと戸惑ってしまう。というか、予想していなかった。どうしよう。
忠誠の証明として蛇石の島にいる氷の生霊を退治してくれば信頼してやってもいい、と言われ、ウィスプマザーさえ出なければあんなザコどもをぶち転がすのはワケないのだが、それでも返答を慎重に考える必要があると判断した俺はこの案件を保留させておくことに決めた。
「せっかくだから玉座の座り心地も試しておこう」
今はこんな事をしている場合ではない
街中にて、なにやら少年が怪しい儀式に没頭しているという噂を耳にしたので事実を確認することに。
「どォーしてだよォーなンで来ねぇンだよォー…あのクソババァを殺してくれよォー」
ザクザクザクザク。
件の少年宅にて、ダークブラザーフッドの暗殺者を召喚するための聖餐の儀式に没頭するアブナイ少年の姿を目撃。
「コラコラ少年、そんなに気安く他人の死を願ってはいかんぞ。不健全な」
「あ、暗殺者だ!噂は本当だったんだ、本当に来てくれた!」
「(…違うなんて言ったら首を括りかねんな、こいつは)」
アレティノ少年が言うには、リフテンの孤児院で子供相手に好き勝手絶頂しているクソババアがいるから殺してほしい、とのことだが。
「グレロッドっていう名前の院長だよ。街のみんなからは『親切者』なんて呼ばれてるけど、本当にひどいやつなんだ!リフテンの、オナーホール孤児院だよ」
「…すまん。いま、なんと言った?」
「リフテンのオナーホール孤児院」
「なんだって?」
「オナー…」
「わかった、もういい」
もちろんリフテンに滞在していたときから、その建物の存在は把握していた。
しかし実際に名前をボイスつきで呼ばれると、これまた破壊力がガン上がりするのも事実なわけで。というか、他に詩的な訳がなされる地名もあるというのに、なぜこのいかにもキケンな建物の名前がカタカナ訳なのか!
その後、宿屋キャンドルハースホールでくつろいでいた傭兵を連れてボエシアの祭壇へと向かう。もちろん生贄としてである、いちいちマルカルスまで戻るのも面倒だしね…
雇われて早々生贄に捧げられた傭兵の身体を借りてボエシア降誕、人の命を無碍にする俺をなじりつつ、戦闘狂の信者どもを差し向けてきたが辛くも返り討ちに。
『我が必要としているのは冷酷にして残忍、のみならず研ぎ澄まされた知恵を持つ者よ。なるほど貴様の力は確かなようだ、だがその精神に我の信者ども…思考停止したウスノロの馬鹿どもと違いがあるかどうか、証明してもらおうか』
「ウヒェーッ、メリディアあたりとは対極だな。あっちは信者日照りで泣いてるってのに」
『それと、もし実力を証明できればモラグ・バルに手を貸したことを水に流してやってもいい』
「マジすいませんでした。ていうかこの戦闘狂の仲間ならあのガチムチ脳筋思考も理解できるわ、あのオッサン」
以前ボエシアの司祭をモラグ・バルに突き出したことを思い出しながら、俺はそんなことをつぶやく。
ボエシアの提示した条件は、かつてボエシアの勇者として認められた者とその取り巻きを抹殺すること。彼らは勇者としての立場に溺れ、結果としてボエシアの意思にそぐわぬ存在と成り果てたようだ。
「しかし、その集落ってのがけっこう遠いなー。ボルガクさんを迎えに行くとき、ついでに片付けるとしますか」
その後、配達人から身に覚えのない遺産相続の書類を受け取る。
「近親者なんて、いまのところボルガクさんしかいないしなー。どれどれ…首長ウルフリック・ストームクロークの名のもとに、ステンヴァールの死をここに伝える…?ステンヴァール?誰だこいつ?」
しばらく考えたあと、俺は恐ろしい可能性に到達した。
「あ…あー!まさかこれ、あの傭兵か!」
そうだ、さっきボエシアの祭壇で生贄にしたやつだ!
「…なんだろう、この罪悪感は……」
その後一旦リフテンへ戻り、バルマンド様に炎の塩鉱石を渡したり、マライズに氷の生霊の歯を届けたり、盗賊ギルドで任務内容を更新したり、盗賊をシバいたり吸血鬼をシバいたりしながら、夜を待ってオナーホール孤児院へと侵入した。
いつぞや入手したヘブノラークの仮面で素顔を隠す暗殺スタイルで臨む。
「前から気に入らないババアではあったが、大義名分のもとに殺せるってのは悪くないもんだ」
俺は殺し屋じゃあない、などと言っていたのも過去の話。
これぞまさしく死の商人、なんて下らないことを考えつつ、サクッとバーサマを暗殺し、子供たちの歓声を背に施設を抜け出す。
しかし…
ひたすら割った薪を台に叩きつける男。
(薪割りモーションで斧ではなく薪を持っている)
舞空術を身につけた衛兵。
「俺のリフテンがどんどんおかしくなっていく…」
常に霧煙っているからか、あるいは静かな丘と化しつつあるのか?そのうちエロいナースが街を徘徊するようになるのか!?それはそれでアリだ!
「バブルヘッドナースが出るMOD ネットにないかな。 。。。ないない。キケんだもの(版権的に)。しゃれになんない(Nexusから削除されたら)。」
ジョークグッズ孤児院で暗殺の仕事を終えたあと、適当な野営地で夜を過ごしたら暗殺者に拉致られたでござるの巻。
仕事を横取りされたのが不服だったらしく、「だったら早々(さっさ)と手前らで片付けておけよ」などと思わなくもないのだが、ともかく俺の仕事ぶりに関しては概ね好意的であるようで、小屋に捕らえておいた標的の三人のうち一人を殺せば解放してやる、とのこと。
「暗殺ギルドは人手不足かね。ま、いいや」
念のためヘブノラークの仮面を装着し(暗殺者にはもう素顔を見られているので無意味なのだが)、黒頭巾を被せられた憐れな被害者のもとへ向かう。
一人目は傭兵、数々の戦場を転戦した男で、結果として人から恨みを買う可能性もあったかもしれない、とのこと。
「こいつを殺すなら、俺も自害しなきゃならんね。戦場で死ぬならともかく、ただの剣に暗殺者を仕向けても仕様がねぇ。こいつはカテゴリ外か」
二人目はやたらに口と態度の悪い女、夫を亡くし女手一つで子供たちを育てなければならないストレスから近所付き合いが上手くいかず、恨みを買うような真似をしたかもしれない、とのことだが。
「…ぶっちゃけムカツく女なのは確かだが、殺し屋を差し向けられるような種類の人間じゃあないな、こいつも。子供がいるって点も酌量の余地ありだ」
最後はカジートの悪漢。盗みに殺し、レイプなど一通りの悪事を働いてきた男のようだ。
「ピンときた、こいつだ。盗みと殺しはともかく、姦通はいかんな…俺は女を尊敬してるからな、たとえブスであっても…おっとボルガクさんに聞かれたらまた殴られるな、マッ、巡り合せの不運をせいぜい呪うこったな、ネコの旦那よ」
俺はヴァシャというカジートの男を始末し、小屋を出た。
「…しっかし、またホワイトランから遠のいてないか、これ」
道中でフォルガンスールという墓地を発見。
以前発見したアミュレットの破片はゴールドールという男が身につけていた強力なマジックアイテムであったらしく、その破片は三つに分たれ息子達が持ち逃げしたという。
「これで破片は二つ、あと一つか…」
ソリチュードに到着した直後、上級王を殺したウルフリック逃亡を手助けしたかどで捕らえられた男の処刑現場に遭遇。
「さすがにここで帝国兵につっかかるほど命知らずじゃあないぜ、俺は。それに反乱軍に加担してるとはいえ、ストームクロークの理念に傾倒してるわけじゃないからな」
街中を散策していたところ、ジャリー・ラなる同郷の男に声をかけられる。
「あんた、金儲けの話に興味はないか?輸送船を転覆させる計画がある、もしあんたが規定の時刻に灯台の明かりを消してくれれば礼は弾むぜ」
「金儲けはいいが、罪のない商船の乗組員が大勢死ぬようなら断るぞ」
「そこは心配ない、ちゃんと人死にが出ないよう計画を練ってある。俺も虐殺がしたいわけじゃあないからな」
興味深い話だったので了承することに。
話の内容に魅力を感じたというよりは、同郷の志への友好感情が先に立っての判断だったが。
「ここいらは金持ちが多いねぇー、景色もいいし…なにこれ」
泥棒稼業に精を出すなか、とある住宅の地下室にて怪奇現象を目撃。
開かれたケース、宙で静止する斧…
「えーと…モラグ・バルさん?」
かつてマルカルスで遭遇したトラブルを思い出しつつ…
→To Be Continue?
どうも、グレアムです。
冒頭で書いたようにプレイ時間が100時間を越えました。これだけプレイしてもメインクエストがまったく進まず、未だにレビューの一つも書ける状態にないという。ほぼバニラに近い状態ですらこれだからな。まったく恐ろしいゲームだぜ…
MODといえば試しにHeart Breakerを導入してみたが、処理ミスでキーがきかなくなる不具合が多発したので外してしまった。
あとは採掘のスピードを早くするFast Minning Animation(モーションのみ入れ替えでシステム関連をいじらないのでオススメ。笑えるし)、採掘ポイントの視認性を良くするGlowing Ore Veins、ジャンプ力を上げるJump Higher(Oblivionみたくスイスイ移動できて快適、導入したのは作者推奨の130)、ジャンプのモーションを変更するPretty Jump Animations、格闘モーションを変更するMartial Artsなんかを導入。
本当はプレイヤーのみモーションを変更する改造にも手を出そうと思ったのだが、それはFNIS関連を導入しなければならないらしく、あれはなんか面倒臭そうなのでいまのところノータッチで。いまのところ、あまりNPCが使わないモーションのみ替えている。
錬金素材の重量を0にするMODを探していたが、現存するものは鉱石なんかも0にしてしまうらしいので見送り。あれは重量があるからいいんじゃないか…(←無駄なこだわり)