主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2015/02/01 (Sun)17:24
「ボルガグちゃんおはよう、朝食の林檎キャベツスープができてますよ」
「ちゃん付けはやめんか」
「黒檀の兜を装備するようになってから本当に美人になったよね」
「ぶん殴るぞ貴様…」
自慢のスープは摩り下ろした林檎とみじん切りにしたキャベツをじっくりくったり煮たもので、塩と獣脂で味付けをしたものだ。獣脂は鹿のがいいね、熊はクセェから勘弁な!
俺の名はアーケイド、アルゴニアンの商人だ。
とある商談のためスカイリムにやって来た俺は如何な運命の悪戯か帝国軍に捕らえられ、処刑されかかったところをドラゴン来襲のどさくさに紛れて逃げてきたという、自分でもちょっとよくわからない目に遭ってしまった。
その後ドラゴンの脅威を周辺諸侯に伝えるためホワイトランに向かった…はずなんだが、首長に会う前日に宿で飲み比べ勝負をしたところ、なぜか全然関係ないマルカルスに行ってしまい、その後もいろいろな事件に巻き込まれつつ、いまはリフテンで盗賊ギルドのために働いている。
…俺、なんでここにいるんだっけ…?
あーあと、ボルガグというオークの女戦士が相棒になりました。マスクをしてると美人です。
「同族の女に頼まれた、遺跡に戻してくる辞典ってこれ…え、これじ…辞、典…?なのかなァ…?」
「おまえ、頼み事を引き受けるときは最初に荷物の中身くらい確認したらどうなんだ」
リフテンの港湾地区でアルゴニアンの水兵から「ドゥーマーの遺跡に辞典を戻してきてくれ」という依頼を受けたのだが、これがナントモ胡散臭いというかなんというか。
はじめにこの遺跡へ侵入したパーティの会話を幻視しつつ到達したのは、古代ドゥーマーの文書庫。ここでは様々な種類のトラップや自動人形などが侵入者の行く手を阻み、攻略は一筋縄ではいかなかった。
志半ばで命尽きた冒険者の言によれば、辞典を正しく扱えば途方もなく価値の高い叡智を手にすることができるということだったが…
いざ辞典を本来あるべき場所へ収め、俺の頭の中に流れてきたのは。
「お、おぉ!ドゥーマー装備の正しい着こなし方が手に取るようにわかる!そうか、そういうことだったのか!この知識さえあれば、ドゥーマー装備の真価を120%発揮することができるぞ!」
「…なぁ相棒、おまえドワーフ装備なんか使わないよな?」
「うん」
徒労だった。
ある日、なんとなくブラック・ブライア邸に侵入してみる。
「リフテンを裏で牛耳る悪名高いファミリーの家だから、そりゃあ値打ちモノもたんまりあるでしょうよ…と思ったんだけどねー、いや確かに高価な品々は幾つかあったんだけどさ」
こりゃあヤバイよなー。
ものっそい頑丈に施錠された扉を開け、「これだけ厳重に守られた場所なら相当高価な物が置いてあるだろう」と期待した俺の目に飛び込んできたのは、暗殺者集団ダーク・ブラザーフッドとコンタクトを取るための聖餐の儀式でした。
「ウワァーオ。しかもなんか『この程度の仕事もできねーなら他の連中に頼むぞゴルァ!』みたいな超上から目線の書き置きまであるし、メイビンさんどんだけロックなんだよ」
もともと喧嘩売るつもりはないけど、絶対に彼女は敵に回したくねーなと改めて思った瞬間だった。
「ここがスクゥーマの生産拠点かね。たぶんリフテンに供給してるのはこいつらだな」
レッドウォーターの隠れ家という場所にやってきた俺は、偶然にもそこがスクーマ窟であることを突き止める。
「もともと俺、麻薬には不干渉って立場なんだよね。なんつーか、どう考えたって買うヤツが悪いじゃん?需要がなければ供給はねーわけだし、そこを売人だけのせいにするのは都合よすぎんだろ、と思うわけよ」
「そうか」
「まあ…麻薬売ってるのが『吸血鬼なんか』じゃなければ、つー話なんだがね…」
ここで販売している特別製の麻薬レッドウォーター・スクゥーマの地下製造施設を発見した俺たちは、麻薬を製造しているのは吸血鬼であること、そして連中の目的が金ではなく生き血の安定供給であることを知った。
ここでの麻薬事業を取り仕切っている男の名はヴェナルス・ヴルピン。サマーセット島からはるばるスカイリムまでやって来たその理由は「レンガイア祭の血の泉」を発見すること。
尽きることなく血が沸き続けるという、吸血鬼の夢の体現のような遺物を求めたヴェナルスはついにそれをここレッドウォーター地下に発見する。しかしそれは彼が思っていたようなものではなく、泉から沸く血は常習性が強く吸血鬼にとっても毒になる危険な代物だった。
しかしヴェナルスは発想を転換し、泉の血が持つ常習性を利用して人間をおびき寄せる方法を思いつく…
「で、これがその泉ですと。やだねぇ、悪趣味でさ」
数多の吸血鬼と、そしてヴェナルスを討った俺たちはついに泉へと到達する。
「ヤツの手記によれば、ブラッドストーンの聖杯とかいう代物があれば泉を正しく機能させることができるらしいがね。それとなく探してみましょうか…それより、ヤツがソリチュードで会ったとかいう吸血鬼の存在が気になるね。街の有力者らしいけど」
「で、リフテンに帰ったら帰ったで、俺たちが滅ぼした連中はリフテンの麻薬騒動とはほとんど関係なかったことを知らされたりするわけさ!」
リフテンの首長ライラ・ロー・ギバーと謁見した俺は近頃の活躍を認められ、改めてリフテンに麻薬を広めている馬鹿者どもの討伐を依頼される。
街の中にある倉庫を拠点にしているらしい売人は衛兵たちの動向に敏感で、これまで捕らえようと努力してきたものの悉く逃げられてきたらしい。そこで風来坊のなんか便利屋っぽい俺がゲリラ的アンブッシュを仕掛けることで一網打尽にしようって計画なワケよ。
俺、殺し屋じゃないんだけどねぇ…
「しかしあの首長、悪い人じゃないんだけど大丈夫か?なんかブラック・ブライアが盗賊ギルド撲滅に注力してると本気で信じてるみたいなんだけど…そりゃあ市民から汚職疑惑もかけられるわけだぜ」
なんせ盗賊ギルドの急先鋒として悪人街道まっしぐらな俺をヒーローみたいな扱いしてるくらいだしな。なにを勘違いしてんだか、まあ悪い気はしないから本音は言わんけどね。
とりあえず散歩気分でヤクの売人をボコボコにしてきた俺はその功績を称えられ、それなりの地位とリフテンの市民権を与えられることに。
ねんがんのマイホームを買ったぞ!
その後アンシルヴァンドという古代ノルドの遺跡にて、脳内に直接語りかけてくる死霊術師のうるさいオバサンを倒す。なんか帝国やノルド人にえらい恨みがあったみたいだけど他人事だからなぁ…
でもって、えらく強力なアンデッドがいたなと思ったら伝説のフョリとホルゲールその人だった。通称「蛇無双の本」で知られる物語の登場人物だ。
『ありがとうございます、これで私たちの魂も解放されるでしょう。なんとお礼を言っていいのか…』
「やっべぇあの本の人たちじゃん!本人?マジで?サインとかもらえないかな」
英霊の昇天を見届けたのち、死霊術師ルア・アル・スカベンの書斎にて「鉱石変化」について書かれた呪文書を発見。これがなんともはや、一生に一度でもお目にかかれたら僥倖というほどの超貴重な魔法が記されていたのだ!
「おいおいおいおい見てくれよボルガグ、鉄が!鉄が銀に!銀が金に!変わる!変わる!おおおすげー、鉄から金作っちゃってるよおい!今度から俺のことは鋼の…いや、黒鉄(くろがね)の錬金術師と呼んでくれないかな!」
「テンション高いな…」
「イェイ!」
リフテンのマイホームにて。
「そういえば相棒、はじめ従者だかなんだかがいたろう。あの女はどうした」
「ああ。他人がずっと俺の家にいるのが落ち着かなかったからね。暇を言い渡したよ」
Disableで。
どういうわけかオークの集落にかけられた呪いを解くことになり、そこの族長とともにマラキャスの祠へと向かうことになったのだが道中で黒檀装備の女に襲われる。
「こいつ敵だったの!?ていうかボルガグと見分けがつかねぇ!どっちがどっちだ!?」
「痛い痛い痛い!私に向かって矢を放つな、この薄ら馬鹿が!」
マラキャスの祠は巨人たちに占拠されており、族長はそいつらの得物を信仰の証として持ち帰ることになっていたのだが…
「余所者よ、もしおまえが私の代わりに巨人を倒してくれたら礼は弾むぞ」
「あ、俺そーいう取り引き好きよ?」
肝心な場面でイモ引いた族長、でも金になるならやってやろうじゃんということで俺とボルガグは巨人をボコボコにぶっ飛ばすことに。
オークであるボルガグは族長のヘタレぶりにいたく憤慨しているようだったが、プライドは金にならないと諌める。
巨人の持つ巨大槌を持った俺に、族長は歓喜の言葉を漏らした。
「おお、やってくれたか!もちろん、貴様らを生かしておくわけにはいかん」
「あ、そーくる?」
かくして、俺たちに牙を剥く族長。結果は言うまでもない。
「ていうかさ…自分じゃ勝てないと思ってた巨人をボコボコにした俺たちに喧嘩売るってちょっとわけわからないですよね」
「病気で脳までやられていたんだろう。オークの恥晒しめ」
「しかしこのマラキャス像、ノリノリである」
「ワーオ、間欠泉だワ。まさかスカイリムにもこんな場所があったなんてなー、この懐かしき硫黄の匂い」
ホワイトランへ向かう旅路の途中、まさかの源泉地帯を発見。
「そういえば相棒、硫黄の鉱石を持ってたせいで帝国に捕まったらしいな」
「金貨2000枚の大口の注文でね、わざわざハンマーフェルの火山地帯までに仕入れに行ったんだわ。あそこ火山帯だからさ、まあ全部水の泡になったけど…ていうか、これまさか温泉あるんじゃね?」
温泉には地元のハンター達がとてもくつろいだ様子で肩まで湯船に浸かっておりました。
「うわーやっぱり温泉だ!ハンマーフェル以来!やったー!」
やおら服を脱ぎ温泉に飛び込む俺、ボルガグの冷たい視線が背中に突き刺さる!
「相棒、ぶらり○んぽしてる」
「マジか」
「そこは隠しておくべきじゃない!?」
目前のレッドガードのねーさんに言われた一言がちょっとショックでした。
その日の夜は地元の鉱山都市、というか集落にて夜を過ごす。
「腰にぶら下がったピッケル、手には血豆…こんな小さな女の子まで鉱山で働いてるのか」
「こんな小さなとか言わないで、わたしにはレフナっていう立派な名前があるのよ?大人と同じくらい仕事できるんだから、馬鹿にしないでよね」
こんな小さな女の子が、自分の仕事に誇りを持って生きている…
「俺も頑張んなきゃなぁ」
こういうのを見ると身につまされます、本当に。
翌朝、熊に荒らされた山小屋にて宝の地図なるものを発見。
「こいつは断片なのか?これだけだと意味わからんな…ま、どうせ暇人の落書きだろうが。いちおう持っておくかな」
「盗賊だ殺せーッ!」
前にもやったぞこれ。
戦利品を売るためリフテンに戻ると、またもや衛兵に追われる盗賊の姿が。
とりあえず不出来な同業者を始末するため俺も追跡に加わったが、ほどなくして衛兵だけではなくリフテン市民がこぞって盗賊を追い回すように。
露店の店主や乞食までダガー握って追ってくるとか怖すぎる。ご愁傷様だね。
ひさしぶりに自宅へ戻ったら、地下のマネキンが移動してた。あと片方の頭が天井に突き刺さってた。
「なにこれ!なにこれぇ!?」
けっこう本気でマジびびる俺。
「こうなったら必殺の呪文、Disableで…消えねぇーッ!?」
普段の素行が悪いから罰が当たったんでしょうか。助けてください、メリディアねーさん。
→To Be Continue?
どうも、グレアムです。
もうプレイ時間70時間越えたのにメインクエストがちっとも進まねぇ。実質リバーウッド出てからはマルカルスとリフテン周辺うろうろしてただけですからね。他の都市には行ってすらない。どうしよう楽しすぎる。
あとやっぱりボルガグ姐さんの持つスペルブレイカーがダサすぎるので、魔法耐性つけた黒檀の盾に変えてしまいました。ドーンブレイカーはカッコいいからそのまま持たせてるけど。
最後のマネキン奇行はアイテム持たせると所定の位置に戻るっぽいですよ。
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