主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2012/01/27 (Fri)21:05
SFCレビュー第2弾は、SFC初のRPGにして世間では「クソゲー」と名高いフランス産のゲーム「ドラッケン」を送りたいと思います。
ストーリー…なんか世界がピンチなんで4人で世界を救う。あと竜みたいな人がいる。
ゲーム開始時にまずすべきことはキャラクターメイキング。主人公パーティ4人の名前と性別を決め、4つの職業(「ファイター/アマゾン」「スカウト」「マジシャン」「プリースト/プリーステス」)を振り分けます(同じ職業のキャラクターを作ることはできません)。
もちろん、これらの作業が面倒であればデフォルト設定のまま開始することもできますが、やっぱり最初にきちんと設定しておいたほうが愛着が沸きますし、プレイのモチベーションも高まりますよね。
キャラクターメイキングを終えゲームを開始すると、まずゲームの操作方法の説明があります。説明書いらずというか、当時にしては珍しい試みですね。洋ゲーにあるまじき親切さ。
一通りの操作方法を学ぶと、プレイヤーのパーティ一行は広大なフィールドのド真ん中にぽつんと投げ出されます。これぞまさしく洋ゲークオリティ、和製の一本道ゲームに慣れたプレイヤーに拒否反応を起こさせる第一要素です。
ちなみにフィールド内の水溜り(池?)に入るとキャラクターがどんどん沈んでいき、ものすごい勢いでHPが減っていきます。はやく脱出しないと死にますので注意が必要です。装備が重いせいでしょうか。プライベート・ライアンの冒頭オマハ・ビーチ上陸シーンみたいな死に様だなあ。
しかしながら擬似3Dで表現されたフィールドの景観は圧巻で、当時としてはかなり先進的な試みだったのではないでしょうか。さらには時間の概念もあり、時間が経つにつれ空の色が変化し、なんとリアルタイムで太陽の傾く様子まで作りこまれています。
こういった微に入り細に入った演出を見ると、当時から洋ゲーの目指していたもの(=リアリズムの追求、仮想現実の構築)は首尾一貫していたのだなあとしみじみ思います。
当時はゲーム開発者の想像力に技術が追いついておらず、さらには欧米でのゲームビジネス事情やゲーム的「遊び要素」の追求不足から、理不尽な難易度によるプレイヤーへの不親切さが際立ってしまい「洋ゲー=クソゲー」の図式を成り立たせてしまっていたわけですが、表現力の向上やユーザー視点でのプレイビリティの追及が可能となったいま、海外のゲーム市場は日本産のゲームの立場を脅かすまでに成長…おっと関係ない話が続いてしまったようだ。自重。
ともあれ、現在あるハイクオリティな洋ゲーの原点をドラッケンに垣間見たグレさんです。
シームレスに移動できる広大な3Dフィールドで道に迷ったときは、マップ画面を参照しましょう。
まずはスタート時点から正面に進んだ場所にある城を目指しましょう。いきなり道草食おうなどと考えなければ、まず迷うことなく着くはずです。
ちなみにここの水でも溺死できます。橋を渡るときは注意して。
城内の仕掛けを解いて、奥へ進んでいきます。ちなみに城内に飾られているアイテムは勝手に拝借することが可能です。一度城を退出することでアイテムは復活するので、城内にあるバックラーやショートソードをパーティ全員に行き渡らせるまで出入りを繰り返すのもいいかもしれません。
護衛の兵士をしばき倒して奥に進むと、そこにはホドケン王子を名乗る竜人の姿が。
これこそ表題である「ドラッケン」と呼ばれる種族で、プレイヤーは彼らの抱える問題を解決するために奔走することになります。なぜかキラキラ光ってますが。
キラキラ光っているといえば、ゲーム中ことあるごとに登場するメッセンジャーの老人もキラキラ光っています。同一人物かと思いきや全員別人のようで、重要な情報を伝えてくれる老人もいれば、ただの酔っ払いもいます。どうやらこの島の住人にとって、キラキラ光るというのは珍しい能力ではないようです。
民家に住む一般人。怪しい。
ドラッケン名物わんわんお。超つよい。こいつを前にしたプレイヤーの心境は、まさしくアーカードの使い魔と対峙したルークお兄ちゃんそのものです。
総括…というか上記が序盤のインプレみたいなので、これをレビューといってしまっていいのかどうかは当人にとっても疑問の余地がありますが、まあそこはそれで。
一般的に「クソゲー」扱いされやすい本作ですが、たしかに「初見殺し」的なトラップ要素は多いものの、謎解きそのものはそれほど難解なものはなく、こまめにセーブをとりながら進めていけば問題なくクリアできるレベルです。
もともとPCゲームだったこともあり、SFCでのローカライズに際して難易度を引き下げられた可能性はありますが、当時のコンシューマ移植作としてはシステム周りもそこそこに最適化されており、慣れれば違和感なくプレイできます。
というより当時の洋ゲーはプレイするだけで苦痛になるようなとんでもない代物が氾濫していたので、それら有象無象の真正クソゲー軍団に比べれば、この「ドラッケン」は普通に楽しくプレイできるゲームです。
グレさんはわりと気に入ってます。まあ中盤まで進めたところで誤ってデータを消してしまって以降はプレイしてませんが。
ストーリー…なんか世界がピンチなんで4人で世界を救う。あと竜みたいな人がいる。
ゲーム開始時にまずすべきことはキャラクターメイキング。主人公パーティ4人の名前と性別を決め、4つの職業(「ファイター/アマゾン」「スカウト」「マジシャン」「プリースト/プリーステス」)を振り分けます(同じ職業のキャラクターを作ることはできません)。
もちろん、これらの作業が面倒であればデフォルト設定のまま開始することもできますが、やっぱり最初にきちんと設定しておいたほうが愛着が沸きますし、プレイのモチベーションも高まりますよね。
キャラクターメイキングを終えゲームを開始すると、まずゲームの操作方法の説明があります。説明書いらずというか、当時にしては珍しい試みですね。洋ゲーにあるまじき親切さ。
一通りの操作方法を学ぶと、プレイヤーのパーティ一行は広大なフィールドのド真ん中にぽつんと投げ出されます。これぞまさしく洋ゲークオリティ、和製の一本道ゲームに慣れたプレイヤーに拒否反応を起こさせる第一要素です。
ちなみにフィールド内の水溜り(池?)に入るとキャラクターがどんどん沈んでいき、ものすごい勢いでHPが減っていきます。はやく脱出しないと死にますので注意が必要です。装備が重いせいでしょうか。プライベート・ライアンの冒頭オマハ・ビーチ上陸シーンみたいな死に様だなあ。
しかしながら擬似3Dで表現されたフィールドの景観は圧巻で、当時としてはかなり先進的な試みだったのではないでしょうか。さらには時間の概念もあり、時間が経つにつれ空の色が変化し、なんとリアルタイムで太陽の傾く様子まで作りこまれています。
こういった微に入り細に入った演出を見ると、当時から洋ゲーの目指していたもの(=リアリズムの追求、仮想現実の構築)は首尾一貫していたのだなあとしみじみ思います。
当時はゲーム開発者の想像力に技術が追いついておらず、さらには欧米でのゲームビジネス事情やゲーム的「遊び要素」の追求不足から、理不尽な難易度によるプレイヤーへの不親切さが際立ってしまい「洋ゲー=クソゲー」の図式を成り立たせてしまっていたわけですが、表現力の向上やユーザー視点でのプレイビリティの追及が可能となったいま、海外のゲーム市場は日本産のゲームの立場を脅かすまでに成長…おっと関係ない話が続いてしまったようだ。自重。
ともあれ、現在あるハイクオリティな洋ゲーの原点をドラッケンに垣間見たグレさんです。
シームレスに移動できる広大な3Dフィールドで道に迷ったときは、マップ画面を参照しましょう。
まずはスタート時点から正面に進んだ場所にある城を目指しましょう。いきなり道草食おうなどと考えなければ、まず迷うことなく着くはずです。
ちなみにここの水でも溺死できます。橋を渡るときは注意して。
城内の仕掛けを解いて、奥へ進んでいきます。ちなみに城内に飾られているアイテムは勝手に拝借することが可能です。一度城を退出することでアイテムは復活するので、城内にあるバックラーやショートソードをパーティ全員に行き渡らせるまで出入りを繰り返すのもいいかもしれません。
護衛の兵士をしばき倒して奥に進むと、そこにはホドケン王子を名乗る竜人の姿が。
これこそ表題である「ドラッケン」と呼ばれる種族で、プレイヤーは彼らの抱える問題を解決するために奔走することになります。なぜかキラキラ光ってますが。
キラキラ光っているといえば、ゲーム中ことあるごとに登場するメッセンジャーの老人もキラキラ光っています。同一人物かと思いきや全員別人のようで、重要な情報を伝えてくれる老人もいれば、ただの酔っ払いもいます。どうやらこの島の住人にとって、キラキラ光るというのは珍しい能力ではないようです。
民家に住む一般人。怪しい。
ドラッケン名物わんわんお。超つよい。こいつを前にしたプレイヤーの心境は、まさしくアーカードの使い魔と対峙したルークお兄ちゃんそのものです。
総括…というか上記が序盤のインプレみたいなので、これをレビューといってしまっていいのかどうかは当人にとっても疑問の余地がありますが、まあそこはそれで。
一般的に「クソゲー」扱いされやすい本作ですが、たしかに「初見殺し」的なトラップ要素は多いものの、謎解きそのものはそれほど難解なものはなく、こまめにセーブをとりながら進めていけば問題なくクリアできるレベルです。
もともとPCゲームだったこともあり、SFCでのローカライズに際して難易度を引き下げられた可能性はありますが、当時のコンシューマ移植作としてはシステム周りもそこそこに最適化されており、慣れれば違和感なくプレイできます。
というより当時の洋ゲーはプレイするだけで苦痛になるようなとんでもない代物が氾濫していたので、それら有象無象の真正クソゲー軍団に比べれば、この「ドラッケン」は普通に楽しくプレイできるゲームです。
グレさんはわりと気に入ってます。まあ中盤まで進めたところで誤ってデータを消してしまって以降はプレイしてませんが。
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