主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。
http://reverend.sessya.net/
2012/01/14 (Sat)02:25
オラに名前をつけたのがおめぇで本当によかった。
コ・ン・ニ・チ・ワーーー!
グレゴリー神父、もといグレアムです。今度から尊士じゃなく神父と名乗ろうかしら。
そんなわけで、このところバルドスカイにめっちゃハマり中なのです。珍しいねグレさんがアダルトゲームに夢中になるってのは。大抵は最初に2~3時間プレイしてから放置しちゃうのに。
それもこれも本作の(アクション)ゲーム部分の出来が良いからなのですが、それ以上にシナリオが良かった。エロシーンだけ全部高速ですっ飛ばすくらいに。なんかもうこれエロゲーじゃなくても良くね?ってくらい。このへんは前作バルドフォースのときから散々言われてきたことなんですがね。
でもまあエロゲーならではというか、コンシューマに比べ表現規制が緩い部分がエロ以外の描写でも良い具合にパンチが効いてるというか、そういった視点からもアダルトゲームの表現の幅の広さってなかなか馬鹿にできないと思うのですよ?
とりあえず年末からプレイを続けて全員分のグッドエンドを解除、これから真エンディングに突入って感じなんですが、その間にDive1の全ルートを網羅してたりしたのでいつの間にかプレイ時間が100時間を越えていたという。まだまだ伸びるよ!ていうか下手すりゃプレイ初めて1ヶ月も経ってない疑惑が…恐ろしい。
たんに100時間越えたゲームならガングリフォンとか忍道とかあるんですが、そのへんは年単位でダラダラ続けてのスコアなので…これだけ短期集中で1つのゲームをぶっ続けてプレイしたのって初めてかもしれん。
グレさんは前作バルドフォースにめっちゃハマッたクチで、正直今回のバルドスカイは実際にプレイするまで期待値高くなかったんですが、これはもう想像以上というかなんかもう凄い。
前作では主人公の行動範囲が基地から仮想空間にダイヴするくらいでしたが、本作はリアルで行動する描写も多く、それに伴いサイバーパンク的ガジェットも多数登場します。前作は「サイバー、パンク…的な?」という印象でしたが、本作は疑う余地なく、どこに出しても恥ずかしくないレベルで完璧に「サイバーパンク!」。ニューロマンサーネタも多数登場して俺歓喜。
感想をダラダラ書き連ねると終わりが見えないので、とりあえず今回はキャラごとの雑感を書いておこうと思います。グレさん的所感というか。
・門倉 甲
主人公。朴念仁。「付き合ってください」と言われて「わかった突き合いだな?任せろー」と返して一方的に交戦状態に入り、あまつさえ相手に「もうちょっと日本語の勉強をしたほうがいい」とか感想を抱くあたり真正の天然かもしれない。ドリフのお豊並に残念な頭脳の持ち主。ナチュラルキリングマシーンな点も性格が共通している。序盤から記憶の大部分を保有しているルートでは「キャーコウサーン」と呼びたくなること請け合い。ちなみにエロシーンにおいて自然な振る舞いを見せるのは前作から大きく進歩したところ。今回はエロシーンに突入した瞬間、いきなり性格がAV男優みたいになったりしない。すごい。
・桐島 レイン
世話女房。主人公の幸せのためなら、妻の座を謹んで他のヒロインに譲るくらい良く出来た女。食料のほとんどを合成食品でまかなう現代の食糧事情は、料理の腕が壊滅的な彼女にとって不幸中の幸いかもしれない。生まれつきのお嬢様のくせ、エロシーン以外で卑語(ピー音つき単語)を発する唯一のヒロインという。さきほど○○○○がついてると仰ったではありませんか。仮想での戦闘では遠距離からのサポートを得意としている…らしいのだが、近接戦闘のほうが強いように感じるのはグレさんの気のせいだろうか。小足見てからスタン余裕でした。ギニャーッ。
・若草 菜ノ葉
幼馴染。ニラ。いまどき家事全般をそつなくこなせる時点で嫁にするには合格点をあげたくなるのだが、当人は特殊な才能ゼロ&戦闘能力ゼロな点に引け目を感じているという。こういう無力な人間がただただ翻弄された挙句、救いのないまま惨い死に様を迎える展開がグレさんは大好物です。ただしニラニラ炒めは勘弁な。グッドエンドで融合したとき「あれ?このまま終わればハッピーエンドじゃね?」と思ったらバッドエンドがそのものズバリで軽く驚愕を覚えた。しかもバッドエンドでの心理描写が秀逸で、ゲームをやってて「…負けた……!!」と悔しい思いをさせられるという、稀有な経験をしたグレさんだった。
・渚 千夏
女友達枠。明朗快活なスポーツ少女が、復讐に燃える寡黙で薄暗い性格になった挙句、ルートによって主人公の幼馴染に自爆特攻キメたり、超兵器に接続されたせいで心が壊れて幼児退行しちゃったりする、ゲーム中での性格の変化がもっとも顕著なヒロイン。最終的にロリ化します(肉体的:グッドエンド⇔バッドエンド:精神的)。過去回想やロリ化でも声優が変わらない作品は珍しいんじゃないかと気がつき、さらにそのほうが良いんじゃないかとグレさんに気づかせるきっかけを作ったキャラ。ていうか本作の声優さんはみんな演技が上手いよね。
・西野 亜季
姉キャラ。変人でヒッキーのダメ人間。プロのダメ人間。でも仕事はバリバリこなせるよ!主夫スキルがある人は是非正妻に迎えて頂きたい。歩くとすぐに疲れて行動不能になる要介護認定ヒロイン。むしろ長話するだけで疲れるという。いちおうデザイナーズ・チャイルド…のはずなのだが、どうもデザインの方向性がジルベルトあたりの平均的DCとは根本的に異なるらしい。あまり動じることがないキャラだけに、「愛と快楽のフォーラム」での動じまくりの演技は必聴。
・水無月 真
敵か味方かカウボーイ。心の声はエキセントリック。如月寮のスポンジボブ(「喋ったあァァアアアーーー!!??」的な意味で)。家事万能で仮想での戦闘も強く、おまけにネット上のあらゆるセキュリティをすり抜ける体質持ちという、他者と比べて明らかにオーバースペック気味なヒロイン。嫁にしたときの問題は、作中ではその片鱗しか見せなかった黒い部分がどれだけ悪化(or進化or深化)する可能性があるか、だが。仮想にて大空を駆け多量のビットを操る姿はバチェラの再来…と言いたいところだが、機体そのものは紙装甲なので一度掴まえてしまえば倒すのにそれほど苦労しないという。
・水無月 空
メインヒロイン。時空をも超えた壮大なスケールでの遠距離恋愛が発覚する最終ルートは涙なくして見ることができない。1万と2千年間前から愛してる(文字通りの意味で)。料理の腕前も異次元級。もう下手とかそういうレベルじゃない(宇宙ヤバイのコピペ風に)。ラスボスに暗黒流れ星をぶちかましたせいで終わりの見えないウォーゲームを延々とやらされる破目になった可哀想な娘。他のヒロインの美点をすべて兼ね備えているのだが、実際に付き合うとしたら一番めんどくさそうな女である。
他のキャラの感想はまた次回。
PR
Comment