主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2012/01/24 (Tue)21:01
どうも、最近なぜかスーファミのゲームにハマりだしたグレさんです。ちょいと更新に間が空いたところで、簡易レビューなんぞ一発かましてみようかと。
というわけで、SFCレビュー第一弾は「すごいへべれけ」。
知る人ぞ知る、サンソフトの看板キャラクター「へべ」が活躍するゲームのSFC版。今回は4人で大戦格闘だ!感覚的にはパワーストーンとか、ああいった類のゲームの先駆けだと思う。
何かしらのギミックが仕掛けられたステージ内で、アイテムを拾ったりしながら他のキャラクターをしばき倒すのが目的。ステージは3本先取で、3回勝利すると次のステージに行けます(1人プレイモード)。
登場キャラクターは個性的な8キャラ。帽子をかぶったペンギンのような生き物「へべ」、猫のきぐるみを着た高飛車なお嬢様「おーちゃん」、赤い帽子にグラサンが特徴的な「すけざえもん」、アンコウのような提灯をつけた緑色の生き物「じぇにふぁー」、タ○コプターのようなものを頭につけた紫色の鳥「ぼーぼーどり」、二本の触覚をつけた灰色の「うつーじん」、ペンギンのきぐるみを着た口数の少ないやつ「ぺんちゃん」、そして先の尖ったヘルメットをつけたへべ最大のライバル「うにょーん」。
それぞれ固有の必殺技が2種類+体力が4分の1になると使用可能になる超必殺技が1種類。必殺技はそれぞれ個性的(どっちかっていうと見た目が)で、自分の首を飛ばすへべの「くびちょんぱあたーく」、相手を凍らせるブレスを吐くおーちゃんの「こちこち」など、使ってて楽しいものが多い。
ちなみに体力がゼロになると、キャラが「ぽぷーん」というスライムのような生物に変化し、試合終了まで相手の邪魔をしたりできる。とはいうものの攻撃することはできず移動とジャンプしかできないので、実質なにができるわけではない。攻撃されると泣き、攻撃を受け続けると破裂してしまう。シュール。
そして本ゲーム最大の特徴といえば、豪華声優陣。林原めぐみ、かないみか、若本規夫、千葉繁の4人、そうそうたる面子である。SFCなのでサンプルレートは低いしボイスの種類も決して多くはないが、必聴の価値アリと思う。特におーちゃん(CV:かないみか)の「とーぜんですわっっっ!」はかなりクセになる(タイトル画面で連呼されるからだと思うけど)。
このゲームの最大の欠点といえば、必殺技の性能の低さだろう。どの必殺技も隙が大きく、さらに出した後の硬直時間が長い。たとえばへべの「くびちょんぱあたーく」は見た目に反して巻き込み性能がゼロなうえ(つまり軌道上に何人いても1体にしか当たらない)、直撃させた相手に反確を取られるほど硬直時間が長い(ありえない!)。さらに威力も特筆して高いわけではないので、あえてこの技を出す意味はない。
結局のところ、少しでも格ゲー知識のある人間が触れば「必殺技よりパンチ連打で出せる3連撃が一番強い」ということにすぐ気がつくはずだ。これは超必殺技も例外ではなく、コマンドの煩雑さの割に性能が高くないものが多い。中には「ボタンを8秒溜めてから離す」というとんでもないコマンドまであり、ただでさえ制限時間が少ないうえに、残体力が少ない状態では相手から逃げつつ技を出すことすら至難、しかもそれほど強力ではないという、いいとこなしな有様である。
このゲームにおける必殺技は(性能面から見れば)どれも「魅せ技」でしかなく、シリアスにプレイするにはとことん向かないシステムである。そのへんを理解したうえで楽しくプレイできるかどうかが評価の分かれ目になりそうだ。要するにキャラゲー以上のものではない。
当のグレさんはというと、キャラゲーとして割り切ったうえで楽しむとかそういう方向性で評価しています。グレさんの動物系デフォルメキャラはこのへべれけの作風に影響を受けたところが大きく、このゲームも当時リアルタイムでプレイしていてかなり愛着深いものなのです(上の欠点指摘など、当時では思いつきもしなかったろう。スレたなあ、俺…)。
ちなみにゲーム雑誌に連載されていた漫画を書籍化した「へべれけのほん」はいまでもグレさんの宝物です。また新作作らないのかな…ていうか最近サンソフトってなに作ってんの?まさかなくなってたりしないよね?
個人的には当時のキャストを集めてCDドラマとか作ってほしいんですがだめですかむりですか。ほとんど会話が成立しないというか会話になってない擬音もどきが飛び交うシュールなCDになりそう。
というわけで、SFCレビュー第一弾は「すごいへべれけ」。
知る人ぞ知る、サンソフトの看板キャラクター「へべ」が活躍するゲームのSFC版。今回は4人で大戦格闘だ!感覚的にはパワーストーンとか、ああいった類のゲームの先駆けだと思う。
何かしらのギミックが仕掛けられたステージ内で、アイテムを拾ったりしながら他のキャラクターをしばき倒すのが目的。ステージは3本先取で、3回勝利すると次のステージに行けます(1人プレイモード)。
登場キャラクターは個性的な8キャラ。帽子をかぶったペンギンのような生き物「へべ」、猫のきぐるみを着た高飛車なお嬢様「おーちゃん」、赤い帽子にグラサンが特徴的な「すけざえもん」、アンコウのような提灯をつけた緑色の生き物「じぇにふぁー」、タ○コプターのようなものを頭につけた紫色の鳥「ぼーぼーどり」、二本の触覚をつけた灰色の「うつーじん」、ペンギンのきぐるみを着た口数の少ないやつ「ぺんちゃん」、そして先の尖ったヘルメットをつけたへべ最大のライバル「うにょーん」。
それぞれ固有の必殺技が2種類+体力が4分の1になると使用可能になる超必殺技が1種類。必殺技はそれぞれ個性的(どっちかっていうと見た目が)で、自分の首を飛ばすへべの「くびちょんぱあたーく」、相手を凍らせるブレスを吐くおーちゃんの「こちこち」など、使ってて楽しいものが多い。
ちなみに体力がゼロになると、キャラが「ぽぷーん」というスライムのような生物に変化し、試合終了まで相手の邪魔をしたりできる。とはいうものの攻撃することはできず移動とジャンプしかできないので、実質なにができるわけではない。攻撃されると泣き、攻撃を受け続けると破裂してしまう。シュール。
そして本ゲーム最大の特徴といえば、豪華声優陣。林原めぐみ、かないみか、若本規夫、千葉繁の4人、そうそうたる面子である。SFCなのでサンプルレートは低いしボイスの種類も決して多くはないが、必聴の価値アリと思う。特におーちゃん(CV:かないみか)の「とーぜんですわっっっ!」はかなりクセになる(タイトル画面で連呼されるからだと思うけど)。
このゲームの最大の欠点といえば、必殺技の性能の低さだろう。どの必殺技も隙が大きく、さらに出した後の硬直時間が長い。たとえばへべの「くびちょんぱあたーく」は見た目に反して巻き込み性能がゼロなうえ(つまり軌道上に何人いても1体にしか当たらない)、直撃させた相手に反確を取られるほど硬直時間が長い(ありえない!)。さらに威力も特筆して高いわけではないので、あえてこの技を出す意味はない。
結局のところ、少しでも格ゲー知識のある人間が触れば「必殺技よりパンチ連打で出せる3連撃が一番強い」ということにすぐ気がつくはずだ。これは超必殺技も例外ではなく、コマンドの煩雑さの割に性能が高くないものが多い。中には「ボタンを8秒溜めてから離す」というとんでもないコマンドまであり、ただでさえ制限時間が少ないうえに、残体力が少ない状態では相手から逃げつつ技を出すことすら至難、しかもそれほど強力ではないという、いいとこなしな有様である。
このゲームにおける必殺技は(性能面から見れば)どれも「魅せ技」でしかなく、シリアスにプレイするにはとことん向かないシステムである。そのへんを理解したうえで楽しくプレイできるかどうかが評価の分かれ目になりそうだ。要するにキャラゲー以上のものではない。
当のグレさんはというと、キャラゲーとして割り切ったうえで楽しむとかそういう方向性で評価しています。グレさんの動物系デフォルメキャラはこのへべれけの作風に影響を受けたところが大きく、このゲームも当時リアルタイムでプレイしていてかなり愛着深いものなのです(上の欠点指摘など、当時では思いつきもしなかったろう。スレたなあ、俺…)。
ちなみにゲーム雑誌に連載されていた漫画を書籍化した「へべれけのほん」はいまでもグレさんの宝物です。また新作作らないのかな…ていうか最近サンソフトってなに作ってんの?まさかなくなってたりしないよね?
個人的には当時のキャストを集めてCDドラマとか作ってほしいんですがだめですかむりですか。ほとんど会話が成立しないというか会話になってない擬音もどきが飛び交うシュールなCDになりそう。
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