忍者ブログ
主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。 生温い目で見て頂けると幸いです、ホームページもあるよ。 http://reverend.sessya.net/
2024/04/27 (Sat)02:42
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2017/01/09 (Mon)14:13






プロの暗殺者はDTMだってこなせなくてはならない



 どうも、グレアムです。このところホリセで購入したHitman: Absolutionをプレイしてました。
 本当はオータムセールで買う予定だったんですが、あのときは寝落ちして買いそびれたので。値引率が同じでよかったです本当に。

 巷ではやたらと評判の悪いこの新生Hitman、個人的には全然アリです。滅茶苦茶楽しめました。フレンドいないと解除できない実績以外をすべて解除するくらい。
 誤解を恐れずに言うと、Absolutionってそんなに言われるほど従来シリーズとかけ離れてるかな?と思った。少なくとも俺が遊んだ限りでは、それほどプレイ感覚が離れているようには思えなかった。批判されている部分も、旧シリーズに少なからず当て嵌まる部分が多いし…
 ムービーは多いけど、少なくともステージ開始時のやつはバックグラウンドでデータを読み込んでるので、あれ無くしても暗転ロード画面に差し替わるだけだと思う。CoD4のブリーフィングみたいなもん。上手く工夫してるなあ、と感じた。

 ストーリー展開は…47がまったくの私情で動いてるっぽいところは気になったけど、エンディング見た限りでは私情ではなく普通に任務だったっぽいんだよねえ。ダイアナがどういうつもりでヴィクトリアを助けたのかがわからないけど、あれも私情じゃなくてエージェンシーの指示だった可能性もありますよね。
 エージェンシーが独走をはじめたトラヴィス一派を始末するためにダイアナと47を派遣したんだとすれば、今回の件は組織内部のお家騒動だったと見れなくもないわけで。巻き込まれたデクスターは不運だったね、としか。
 そもそもダイアナがエージェンシーを裏切った、というのもトラヴィスの台詞でしかないので、実際に組織に被害を与えた云々もあんまり信用できないんですよね。もちろん、単にダイアナと47が私情で組織を離反したという可能性もありますが。
 ヴィクトリアは良い娘ですよね。あの状況で不平不満の一つも言わないのは逆に違和感ありますが、それは別に良いとしましょう。むしろ話のキーポイントである彼女のキャラクターの掘り下げが希薄だったのが気になりました。
 まあ本作の統合性が取れてない部分は、たんに複数脚本による弊害かもしれませんが。

 あらすじだけを見たときはもっとウェットな展開になると思っていたけど、辛うじて47のキャラクターを崩すことのないギリギリの線に踏みとどまっていたと思います。
 ローカライズはかなり良い出来でしたね。47演じるてらそまボイスは声に力が入りすぎることなく、冷酷すぎることもなく、47のクールなイメージを見事に再現していたと思います。脇役もみんな良い感じでした。




ケーキの中から暗殺者登場!プレゼントは死の弾丸



 従来のシリーズではどういう行動を取ると敵に正体がバレるのか明確でない部分があり、幾らか感覚に頼らざるを得なかったんですが、今回はそれらがすべて視覚化されわかりやすくなりましたね。
 旧シリーズでは変装してても当たり前のようにバレることが多々あった(特にSilent Assassin)ので、ブレンディングで回避という手段を追加したのは良かったと思います。まあ、一定時間視線に晒され続けると問答無用でバレるという仕様はいささか窮屈な気がしますが。
 レベルデザインの思考の変化、新要素など、アプローチとしては悪くないんじゃないかなと思います。インスティンクトも、あれは別に47が超能力を持ったわけじゃなくて、達人的な勘をゲーム的に視覚化して表現してるだけなので、個人的に違和感はなかったです。




ときには派手にやる必要もある



 まあなんだかんだ言って本作を評価してしまうのは、ポイントシューティングの存在なんですが。これ一点のために他の欠点すべてを帳消しにしても良いくらい個人的にはハマリの新アクションでしたね。
 とにかくポイントシューティングを使って多数の敵を一瞬で葬るのが楽しすぎる。快感すぎる。脳からいろんな物質がドバドバ出まくります。
 たんに頭を一点狙いしてもいいし、両膝を撃って跪かせ、肩を撃ち抜いて仰け反ったあと頭部に弾丸を叩き込むといったサディスティックな殺害も可能。心臓に二発、頭に一発というモザンビークドリルも簡単にキマリます。
 欠点といえば二挺拳銃のモーションが今一つなことくらい。旧シリーズみたいに横撃ちでも良かったんだがなあ。横撃ちなんてやるのは素人だけ、みたいなツマラナイ風潮を真に受けちゃったんだろうか。銃なんて当たればそれでいいのに。
 個人的にはFalloutシリーズのV.A.T.S.をこのシステムでプレイしたいですね。

 とりあえず本作は、旧作でも正面から乗り込んで敵を全滅させ、一般人が恐れ慄いている中を悠然と立ち去るみたいなことをやってた俺にはご馳走すぎる内容でした。
 特にBlood Moneyでは一般人が銃を拾って反撃してくるせいで、それができなかったからね。あらかじめ銃を拾っておくにせよ、携帯弾数が上限になるとそれ以上拾えなくて無理だったし。
 新作は旧作路線に戻ったらしいけど、ポイントシューティングは(Hitmanシリーズでなくてもいいから)何らかの形で継承してくれるといいなあ。




貴様らはもう死んでいる

















PR
Comment
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
828  827  825  824  823  822  821  820  819  818  817 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新CM
[11/25 グレアム@店仕舞い]
[11/20 ドンさん(ひさしぶり)]
[05/09 グレアム@サバイバー]
[05/07 ななしさん]
[04/15 グレアム@スレイヤー]
プロフィール
HN:
グレアム・カーライル
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
Admin / Write
忍者ブログ [PR]