主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2017/02/06 (Mon)00:18
幸せになってはいけない者がいる。
女は愛を知り、幸せを知り、涙を失った。それが世界の危機を招いた。
女は愛する者の死を知り、涙を取り戻した。悲しみの涙が世界を救った。彼女に幸福は許されない。
これはそんな、ちょっぴり悲しいお話だ。
どうも、グレアムです。いまさら新生Shadow warriorなんぞをプレイしておりました。
Web上に存在する紹介記事は右を見ても左を見ても「間違った日本観!バカゲー!」みたいな代物ばっかりですが、普通に堅実な作りの真っ当なFPSでございました。別にこんなもん、バカゲーでもなんでもない。褒めてるんですよ、これ。
たんにモダン・テイストで作り直しただけではなく、本作はオールドスクールFPSの血流をきっちりと受け継いでおり、それが数多くのシークレット、ちょっとわかりにくい進行など、あまり手放しに褒められない形で表出している。が、「最近のゲームは…」なんて面倒くさいことを言っちゃうオッサンゲーマーは、こういう部分にケチをつけてはいかんのだ。
意外とストーリーが面白く、きちんと物語でも魅せようとしている部分は製作スタッフの真摯さを感じ取ることができる。ぶっちゃけ中盤以降はゲームプレイが微妙にダレてくるのだが、俺は話の先を見たいがために中断することなくプレイを続けてしまった。
ロー・ワンとホージのユニークな掛け合いが素晴らしいですね。ともすれば敵になりかねない、利害関係のみで手を結んでいる油断ならない仲。なんだけど、内心ではもうすっかり互いを信頼しちゃってるという…バディものというか、こういう男同士の友情、絆みたいなのに俺はちょっと弱いんですよ。安易な救いを用意せず、シリアスに話を纏めたのもグッド。悲しいけどね…
もし俺が女だったらロー・ワンxホージ本の一つでも描いているところだが、生憎と男なので描かない。
クリア後はタイトル画面のBGMをずっとループして聞いてました。他のBGMはそうでもないんだけど、このタイトル画面のBGMだけやたらとかっこいい。
2はだいぶテイストが違うらしく、広大なMAPを自由に動き回れる…ということでゲームプレイ部分は非常に興味が沸くのですが、でもホージはもう出ないよなあ…という点が非常に気になるのでございました。
ロー・ワンとホージ、善人ではないけど善いヤツ。やっぱり俺はこのコンビが好きだ。
そういえば殺し屋姉妹が思わせぶりなことを言ったまま退場しちゃいましたよね。てっきり戦闘イベントあると思ってたんですが、あれは残念至極。ジラとの直接対決がカットシーンで済まされてしまうのも…QTEくらい用意してるもんかと思いましたが。
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