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2017/01/03 (Tue)15:45
どうも、グレアムです。
今回はHotline Miamiをベースに製作されたMOD「Midnight Animal」のDemo版をプレイしたので軽く紹介したいと思います。
公開先はSteamのMidnight Animalの更新履歴内で紹介されています(現時点では昨年11月27日での「Good news, and updated demo build」が最新)。といっても「Midnight Animal Demo」のワードで検索すれば普通にページが出てきますが。
ちなみに「ダウンロード方法がわからない!」「なんか変な表示が出てきたけど、お金払うの?」などという人は…とりあえず最低限の英語を読む努力はしようか!なあ!それくらいは最低限払って然るべき敬意(マナー)だからな!
などと言ってみたところで、ゲーム自体の紹介をしていきましょうか。
内容は1ステージのみでセーブ機能等はなし(オプションも未実装。キーバインド不可、強制フルスクリーン、解像度はモニタと同数値にセットされる?)。メニュー画面は実装されていないらしくゲーム中にEscキーを押すとフリーズします。
全体的にバグが多く、ちょっとしたことでエラー吐いて落ちることもしばしば。プレイヤーと敵ともに壁の向こう側等にハマることがあり、グリッチを誘発するような行動はまず間違いなくグリッチを起こすので、あまり妙なことはせず素直にプレイしましょう。
とはいえ、それらのハンデを背負ってもなお繰り返しプレイしてしまう魅力が本作にはあります。率直に言ってこのままエターナる可能性が高い本作ですが、それはあまりに勿体無い、勿体無さすぎる!完成とまでは行かなくとも、作ったところまでは是非に公開して頂きたい!と思わされる、そんなパワーを持った作品なのです。
本作はHotline Miami 2をベースにエンジン部分から改造しており、データに互換性はありません。
まずなんといっても目を惹くのはエフェクトの強化でしょうか。1stステージは光源となるオブジェクトが幾つか配置されており、その美しさに目を惹かれます。また発砲時のトレーサーやマズルフラッシュが半透過のリアルなものになっていること、弾道にトレーサーだけでなくスモークまで発生すること、マズルフラッシュ自体が光源として扱われることなどから、銃撃戦のカタルシスは倍化しています。とにかく拘って作られています。
サウンドも派手なものに置き換えられており、また攻撃時の画面揺れが激しくなっていることから、一通りの戦闘を終えた頃には軽くトリップ状態になってしまいます。一度これに慣れてしまったらもうMiamiには戻れません。
武器も大幅に増えていますね。射撃武器だけではなく近接武器も数多く取り入れられているのが嬉しいところ。
目新しいものではクロスボウや弓、グレネードランチャー等が存在します。特に一見産廃か趣味武器に見えるクロスボウ&弓、じつはこれかなり使えます。まったく音を立てない(サプレッサー銃は僅かに音を発するらしく、けっこう敵に気付かれる)うえ狙いに正確に飛ぶので、連射に時間がかかるものの、上手く立ち回れば敵に気付かれず一方的に殺戮を敢行することが可能です。
中にはリロード可能で無限に撃てる銃も(二種類ほど)ありますが、あくまで今回のDemoは本作のポテンシャルを堪能するためのもの…と割り切って、色々な武器を試してみましょう。
敵全滅後のダイアログ(女性との会話)はけっこう長いですが、じつはあんまり意味のあることは喋ってない(ほとんど「畜生なんなんだよ」「どういうことだよ」「わけわかんねーよ」みたいなことしか言ってない)ので、真面目に読むとちょっと疲れるかも。いちおう右クリックでさっくり飛ばせます。
攻略に関しては、1stフロアは一回でも死ぬかどうかでかなり方法が変わってきます。
というのも初期装備のサプレッサーピストル、これ、一度死ぬと無くなります。リトライ後は素手での開始になってしまうので、ちょいと頭を使う必要があります。素手で切り抜けるのが難しい、という点も難易度に拍車をかけています。
じつは車のトランクにグレネードランチャーが隠されており、これを使うこともできますが、若干クセが強いので少々の慣れが必要です。そうでなければ建物に入ってすぐ正面に日本刀が壁に掛けられている(触れるか右クリックを押せば床に落ちて取得できるようになる)ので、それを使いましょう。どのみちカタナを持った敵とすぐに遭遇することになるので、射撃武器だけで切り抜けるのは困難です。
敵のAIにもかなり変更が加えられているのですが、挙動がかなり不安定で、感知範囲や行動パターンが読めないことが多いので、このあたりは手探りで感触を覚えるしかありません。とりあえず、不動タイプの敵に対しては壁沿いに移動するとギリギリまでこちらに気付かないことが多いです。
またマップ内にはいろいろ面白い武器が隠されているので、色々使ってみましょう。1stフロアにはクロスボウ、弓矢、グレネードランチャー二種、火炎放射器、LMGなどが存在します。
2ndフロアは銃声を立てると四方八方から敵が襲ってくるので、いっそ近接武器を持ち込んだほうがいいかもしれません(それはそれで苦戦することになりますが)。じつはクロスボウか弓矢を持ち込むのが一番ラクです。
一番後回しにしがちな、女性がいるバスルーム近辺にはAuto9(三連バースト!)やAA-12といった面白い武器が配置されているので、それらも是非使ってみましょう。
というわけで、かつては2016年8月公開とされたものの一寸情報が途絶えていた本作(おかげで期待していたユーザーから「俺はいつまでも2016年の8月が訪れるのを待ち続けるぜ」などと言われる始末…Elinとか乙女ファクションじゃねーんだぞ)。
現在はTBD(To Be Determined=公開時期未定)とされながらも定期的に更新が続けられています。
いつか完成することを願って、いまはこのDemo版を遊び倒しながら正座して待ちましょう。
…そういえば、The Hong Kong Massacreってどうなったんだ?
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