主にゲームと二次創作を扱う自称アングラ系ブログ。
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2016/08/24 (Wed)15:17
どうも、グレアムです。どうやら俺は冷房が苦手なようです。
先日は数千個の小さな機械部品を、普段は滅多に入らない冷房がきいた部屋で延々と検査する作業をしていたのですが、二時間もするとすっかり気分が滅入ってしまった。室内には他の作業員もいるので「温度上げてくれ」とか「冷房を消してくれ」なんて言うわけにもいかず、どうにか終業時間まで我慢しましたが、いや、あの不自然な空気の冷え方はなんとも不気味なものですな。
いままで冷房器具なしに夏を過ごし、去年か一昨年あたりにようやく扇風機を導入した俺は、あのクーラー特有の室内と外気温に温度差が生じる現象がどうにも耐えられんのです。なので外出するときには必ず薄手のジャケットを腰に巻いて、いつでも着られるようにしています(これは中学生あたりから身についた習慣)。3.11以後の節電意識から、いまでは電車や店内の冷房温度もそれほど低く設定されてはいませんが、それ以前はそれはもう不自然なほど寒くて正気を疑ったものです。
映画「フェイク」に登場したボナーノ・ファミリーの殺し屋ベンジャミン“レフティ・ガンズ”ルジェーロは大の冷房嫌いだったそうですが、その彼の気持ちは少しわかるような気がします。
映画では夜闇に姿を消したレフティですが、現実の彼はドニー・ブラスコの潜入捜査が終了したあと、彼への暗殺指令が下ったことを知ったFBIの手によって拘束されます。FBIはレフティに証人保護プログラムに入るよう説得しますが、なんとレフティはそれを拒否(ふつう、身の危険が迫った犯罪者は法執行機関に保護を求めます)。その後レフティは20年の懲役を言い渡され、11年の刑期ののちに釈放。数年後、彼は銃弾ではなく肺癌で命を落とします。享年68歳、1994年の出来事でした。
マフィアからヒット・コントラクトが発せられていたにも関わらず、刑務所でも娑婆でも殺し屋に命を狙われなかったのは運が良いのか悪いのか…
レフティと同様にドニー・ブラスコと強い関わりを持っていたドミニク“ソニー・ブラック”ナポリターノ、アントニー・ミラの両名がドニー・ブラスコの潜入活動の終了後、1年以内に始末されたことを考えれば、ある意味では強運の持ち主だったと言えるのでしょう。
…なんでここでマフィア談義してるんだ、俺は……
そんなことよりソウルキャリバー3の話をしようぜ。
動画製作は大半の作業が終わり、金曜の夜には公開できそうな感じです。
内容はイントロムービーで使用された曲「HOUR OF DESTINY」に合わせたPV風動画になります。曲自体の長さが四分ほどあるので、作業前はロストクロニクルズのテキストでの会話シーンや戦闘場面(格闘ゲーム部分)をかなり入れなければ尺が埋まらないと思ってたんですが、実際はイベントシーンだけでも全然尺が足りなかった(笑)イベントシーンっていうか、ほとんどストーリーモードのエンディングのキャラ変更版なんですが。
前半にやたら力を入れて後半は力尽きて駆け足、になるのが普段のセオリーなんですが、今回はそのあたりを自覚して後半部分もわりと注意して編集に挑んでます。まあ、駆け足なのは変わりないんですけど…そもそも曲が四分あるといっても、実際は曲が終わってからの無音部分が多かったっていうのと、タイトルを入れる関係で実質三分半しか使えないということに途中で気づいたりとか。
イベントシーンだけで尺が足りるっていうのは早い段階で気づいて、これは演舞や格闘ゲーム部分にフォーカスした別バージョンも作らなければ、なんて思ってたんですが、最終的にイベントシーンもかなり削らなければならなかったんで、これはもう全部入りのロングバージョンを作らねばなるまいと今から考える吉宗であった。
同時進行でエンコードのテストもしてるんですが、マスターには問題がないのにエンコード後特定の部分で画面にノイズが走るのはどうにかならんかなぁ。あと音声出力は2Pass Wavでマスターよりビットレートを下げると特定部位にノイズが入ったりとか。パイプ処理のほうが安定してるってどういうことよ。
あとですね、動画を作るためにロストクロニクルズを二周しました。ある意味でこれが一番大変だった。
実をいうと、いままでPCSX2でキャリバー3をプレイするときは全要素を解放済のセーブデータをネットで落として使ってたんですが、どういうわけかキャリバー3のセーブデータが先頭にあるメモカを使っても、ロスクロ以外のモードでセーブするとロスクロのデータが破損する(ニューゲームでの新規セーブも不可能になる)という奇怪現象に出くわしたため(ひょっとしてゲームのバージョンが違う?)、新規にデータを作って隠し要素の解放にいそしんでました。
ちなみに全要素解放のチートはあるんですが、使ってません。ためしにノーセーブで適用したところ解放されない要素があり、内部でのフラグ処理がおかしくなってデータが破損する懸念があったので。
ロスクロを二周した理由はサムライを作るためです。サムライとソードマスターは一周目をクリアすれば解放されると間違って記憶してて、後で調べたらサムライはアサシンをLv.30にしなければならないという…当時もこれで悩んだような…
動画の素材を撮るためにはステージ10までにサムライを作る必要があったため、ステージ1~9までの間に使いもしないアサシンをLv.30に育て上げるという荒行を敢行。わりとギリギリでした。さすがに三周もプレイするのはキツイですし。
再プレイして思ったんですが、デムースとオーレリアのジジイババア両名が無駄にカッコイイですよね。自分の命を狙って来た殺し屋(みたいなもんですよね)に「貴様ごときがこの国を、この王を倒すというのかッ!」とか「己(おの)が血で贖うがよい!」みたいに啖呵切って正面から勝負を挑んでくるんですよ、国家元首が。命乞いとかする気配、微塵もなし。
たぶん武芸は貴族の嗜みとかそういうアレなんでしょうけど、それにしたってもうちょっとこう、普通は物怖じするもんじゃないでしょうか。まして相手は単身で国を傾かせた「軍神」ですし。設定的にはどういう扱いなんでしょう、普通に強キャラなのかな?リベリオンのデブみたいな。
リアルタイムでプレイしてたときは「なにこのジジイとババア(笑)刀の錆にしてくれるぜ(笑)」みたいに思ってたんですが、なかなかどうして面白いキャラですよね。
チェスターはなにがしたかったんでしょうねぇ…明らかにロストクロニクルズでの一番のキーパーソンのはずなんですが、裏でよくわからないことやって、よくわからないうちに死んでたという。
ダルキア・マレッタ連合軍の下で暗躍していた当初は普通に権力闘争をしてたんだと思うんですが、たぶんグランダールに取り入ったのは、主人公が所属しているグランダールを滅ぼすためですよね。
そもそもストライフがいつソウルエッジを手にしたのかって話なんですが、チェスターはもともと盗賊だったそうなので、連合軍の壊滅後にグランダールの地下蔵で発見したソウルエッジをストライフに寄贈(たぶんこの段階で接触して取り入ってる)し、ついでにソウルエッジの欠片を国中にばら撒いてグランダールを内部から崩壊させようと画策してたんじゃないでしょうか。
すべては主人公への私怨ということなんでしょうが、この男の行動パターンからすると、もともと破滅的思考の持ち主っぽいんですよねぇ。個人の欲望のために国中を引っくり返して戦乱を起こすやり口を見る限り。
まあ、相手が悪かったということで。
個人的にはチェスターの最期となるステージ19でカットシーンがなかったのが残念ですね。ちゃんとコスチュームも変わってるのになあ。
あとこれはロスクロ関係ないんですが、キャリバー3って胸や尻だけじゃなくて、筋肉も揺れますよね?
まったく話題になることがないんで今まで気づかなかったんですが、たとえばアスタロス選択時にキャラがアップになった瞬間、二の腕と大胸筋が「ぷるん」って揺れるんですよ。すごくわかりやすく。
いやー…衝撃ですわ。これはもっとアピールして良かったんじゃないか?筋肉が揺れるゲームって今でもそんなにないですよね?俺が知らないだけかなぁ…
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