その名は「Smokin’Guns」。西部劇をテーマにしたこのゲームはもともとQuake3のMODとして製作されていたのですが、Q3エンジンのオープンソース化によりパッチを当てることでスタンドアローン化することが可能になりました。
ゲーム自体は公式サイトから本体をダウンロードし、同様に公式からパッチをダウンロードしてファイルを上書きするだけです。難しい操作はなにも必要ありません。
フリーにしては珍しくBOT対戦が標準で実装されており、マルチプレイデビュー前に練習したい人やBOT相手にヒャッハーするのが好きな人(私です)に優しい設計となっております。ワイド画面対応なのも嬉しいところ(Q3エンジンの改造型であるガウル2エンジンを使用したSOF2はワイド非対応だったので、恐らくQ3エンジンに標準搭載されている機能ではない…はず。Q3そのものをプレイしたことがないので断言できませんが)。
登場する銃火器は性能にクセのあるものばかりで、挙動は割とリアルに作りこんであると思います。なにせ古い銃ばかりなので、距離が離れると当たらなかったり、リロードがとにかく遅かったりと、自然と立ち回りに工夫を要求されるシステムになっております。
数多く用意されたステージにいかにもウェスタンな音楽と合わせて、他のゲームにはない魅力が詰まっています。正直、こんなゲームが欠片も話題にならず埋もれていたことに驚きを禁じ得ません(少なくとも、日本のゲーム・コミュニティで話題になったところを見かけたことがありません。Q3エンジンのオープンソース化云々なんて話題が出る時点で、そう新しいゲームでもないはずなのですが)。
登場する武器には大抵2種類の攻撃方が容易されていまして、それぞれ左クリック/右クリックで使い分けることが可能です。
ナイフなら「斬る/投げる」、リボルバーなら「通常射撃/ファニング」といった具合にです。特にリボルバーでの攻撃は使い分けが重要で、左クリックの通常射撃は連射速度が遅いぶん狙いが正確です。逆に右クリックのファニングは連射が早いぶん弾がばらけやすく、相手との距離が離れているとまず当たりません。
もちろんリボルバーは2挺拳銃も可能です。この場合は左クリックで左手の銃を、右クリックで右手の銃を撃つことができるようになります。リロードも独特で、このゲームでは左右の銃をそれぞれ個別にリロードできるという他に類を見ないユニークなシステムを持っています。
方法は、リロードキー(デフォルトで「R」)を押しながらどちらかのマウスボタンをクリックすることで、対応した銃にリロードができるというもの。特にリロード時間が命取りになる本ゲームにおいて、このようなユニークなシステムはリアルさの再現だけではなくゲーム的にも有用なものになっています。
最後に、本ゲームに登場する銃火器(その他)を列挙してみましょう。
・レミントンM1858
・S&Wスコフィールド
・コルトSAA
・ウィンチェスターM1866
・コルト・ライトニング
・シャープスライフル
・レミントン・ダブルバレル
・ソウフドオフ・ショットガン
・ウィンチェスターM1897
・ボウイナイフ
・ダイナマイト・スティック
・モロトフカクテル
・ガトリングガン
・防弾プレート
・ガンベルト
・スコープ
中でも特にユニークなのがガトリングガンで、強力な武器ではあるものの、発砲するまでに「銃本体の設置→弾の装填」という手順を踏まなければなりません。おまけに銃を向けることができる角度に制限があり、設置を解除するまで移動することができなくなります。
そのためガトリングガンの運用には工夫が必要になり、ステージの特徴やマップの構造を把握しなければ無用の長物になる可能性が高いです。
ともあれ他では見られない題材をうまくゲームシステムに落とし込んだ本作、機会があれば一度プレイされてみてはいかがでしょうか。
ひさしぶりに起動したフォールアウト3にドハマリして絶賛現実逃避中です。ぶっちゃけると、ずっとゲームしてました。サルみてーに。死ねばいいのに…俺が。
浄水施設で親父が死んでからというもの、あんまりに出張エンクレイヴ組と頻繁に遭遇するので、剥ぎ取った装備をメガトンの NPCに片っ端からプレゼントしてたらあっという間にレイブンロックに勝るとも劣らないエンクレイヴ基地が出来上がってしま いました。子供から老人に至るまでパワーアーマー&プラズマ兵器完備。敵に回すと恐ろしいぜ。
あと中華ステルスアーマーがチート過ぎワロタ。オペレーション・アンカレッジは強力アイテム入手のためのイベントミッション 扱いでFAかな。そんなに面白くないし…低レベルクリアで最速どのくらいでいけるんだろう。skillはSmall Gunsが必須なくら いか。あとはENDの初期値を上げてどうにか…なるかなあ。
中華ステルスは単純に防御力も高いのが凄いですよね。ただ修理に使うリコンアーマーが戦闘でほぼ入手不可なのが痛いか。ご く稀にモイラさんが入荷してますけど。修理といえばヴァンスのコートがレザーアーマーで修理できると聞いたときは「なんじゃ そりゃ」と思った。レギュレーターコートで修理できなかったから、てっきり修理不可だと思ってた。
いちおう絵もぼちぼち描いてたり描いてなかったり。
塗りに試行錯誤してるのは相変わらずですが…どうにもアナログと違って「自分なりの塗り方」というのが確立できなくてどう も。まぁ着色をsaiに頼りっきりな時点でお察しな感じですが。だってフォトショとかGimpとかインターフェースがわけわかんね ーもん。
バカでも直感的に使えるインターフェースを考えたsaiの作者はスゴイと思う。
ちなみにイラストのキャラの名前はドミニク・ザ・スコーピオン、トライガンに出てきた某催眠術師とはなんの関係もない。
ソウドオフ・ショットガンと44マグナム・リボルバーを携行する傭兵。リコンアーマーを装備させればフォールアウト3でもそれっぽいキャラが作成可能…なのだが、ロールプレイ的にはともかくゲームプレイ的にはあまり楽しくない(私がパワーインフレ大好き人間だから)ので作ってません。
といってもそろそろ現在プレイ中のキャラのセーブ容量が気になりはじめてきたので(まだ6MB程度だけど若干カクつくようになってきた。メモリキャッシュ?㌧)、ダウンロードコンテンツのクリア用に別キャラとして用意してもいいかもしれない。
ただフォールアウトはセーブデータが相互に干渉し合う可能性があるという頭おかしい仕様なのが気になる。ニューベガスじゃないから大丈夫かなあ…
もし作るとしたらSPECIALはCHAとINTとLUCに振って、SkillはLockpickとRepairとSmall GunsとSpeechあたりを重点的に上げていく感じで。そういえばスピーチチャレンジはSpeechのSkillだけじゃなくCHAも影響すると最近知りましたよ。Speechさえ上げとけばCHAは死にパラメータだと思ってたんで、ちょっと見直さないとなぁ。
箱○版のGTA4をひさしぶりにプレイし、ついでにクリアしたので雑感など。
従来のシリーズと比べると低俗なイメージが払拭され、大人のエンターテイメントとしての風格を得た感のある本作。異常なまでに緻密に作り込まれたリバティ・シティの箱庭空間は観光気分で歩くだけでも充分に楽しめる出来栄えだ(一部テクスチャが荒いのはコンシューマゆえの限界か)。
その反面、なぜこうなったとしか言い様のない妙な操作感(すぐ定位置に戻る使い勝手の悪いカメラワークなど)が没入感を阻害する点が非常にいただけなかった。この一点に関してはなぜ一般的なTPS操作ではいけなかったのだろうかと首を傾げるばかりである。
銃撃戦は照準拡大やカバーアクションなど進化した部分もあるが、いかんせんカメラワークのまずさがすべてを台無しにしている。特に閉鎖空間での銃撃戦はストレスが溜まる仕様で、ここらへんは次回作で改善してほしいところだ。
一般的にフレームレートの低さが問題視されているが、個人的には気にならなかった。
総評としては、よくできた大作だが痒いところに手が届かない仕様、という印象を受ける。
枝葉を除いたゲームプレイ部分は旧態依然といった感じで、もう一つ工夫が欲しいなと思う。個人的には、TPS視点とFPS視点の切り替えを実装してくれるだけで俄然評価が変わるのだが、そのへんはハード的な制約もあるんだろうし、難しいところか(PC版にMOD入れろ、という意見は却下する)。
クライマックスで盛り上がりを見せる最終ミッションで若干のクソゲー臭さを見せつけられたので、ちょっと評価は厳しめになってます。ロケット一発喰らっただけでつまらない追跡と面倒な銃撃戦を繰り返しやらされるとか、最後の最後で作業感を抱かせないで欲しい…エンディングも洋ゲーらしくあっさり風味で、もうちょっと何かが欲しかったところ。
いやまあ、7、80時間はたっぷりプレイしたほど楽しんではいたんですけどね。じつはゲーム的にGTA4より楽しいと言われているセインツ・ロウ2よりもプレイ時間長かったりして。
最後に、登場キャラに対して一言。
主人公ニコをアメリカに呼んだ従兄弟のローマンは、最初は「なにこのクソ野郎」と思ってたけど、復讐の正当性を認めたうえで寛容になることの大事さを説くあたり、すごいイイ奴ですよね。それだけに最後の「俺たちは勝ったんだぜ!?」って台詞が違和感バリバリなんですけど。
サイバーパンク系MMOFPS「NECROCON」のSingleplayDEMOをプレイしてみた。
装備を入手したら、インベントリ画面から装備画面にアイテムをドラッグ&ドロップするという面倒な謎仕様だが、こういう狙った面倒くささは嫌いじゃない。アイテムの説明やヘルプ画面などのウィンドウを幾つも同時に展開できるのはPCならではの強みだ(それでも最近はマルチプラットフォームの弊害で過剰なシステム簡素化が進んでるけど…)。
ただし頻繁にフリーズが起きたり、武器を装備すると勝手に発砲&リロードを繰り返す(明らかにバグ)など基本的なシステム面での不備が目立つ。
用意されたシチュエーションもあまり魅力的とはいえず(洞窟でネズミやコウモリやゾンビ相手に戦うとか、どこのTESだ)、結局序盤に登場したハッキングのミニゲームのわけのわからなさに根を上げて早々にプレイを断念してしまった。
ネットで検索してもこのゲームに関する情報がまったく出てこないので、たいしたゲームではなかったのだろう(下手するとリリースすらされてないのかもしれない)。
こういう無駄にマニアックで面倒なゲームは貴重なので、根本的な操作の不備さえなければ我慢して最後まで遊んだかも…
なんで洋ゲーって、やたらアクビ音声入れたがるんでしょうかね。
前回「キー配置がクソすぎる」とけなした「Two Worlds 2」の楽器演奏ミニゲームをマスターしたにも関わらず(曲自体は良いのが多いんだコレが)、観衆がアクビするたびにミスッて得点減らす、そんな日々。
ていうかアクビだけで何種類あるんだクソが。女と男とババァと…それぞれ何種類づつ?力入れる部分が違うだろーがよー。
ゆえあってアクビが大嫌い(特に「わざわざ」声立ててされると死ぬほどムカつく)なグレさんにとって、この仕様はキツすぎるんだぜ。
あの情熱大陸コロンビアでヘビに噛まれたりババァに手榴弾投げられたりするムチューゲー「Boilling Point」で山ほどのバグや単調なゲームプレイをものともせず楽しんでいたにも関わらず、かなりの頻度で発生するアーノルド・ボスルーのアクビに耐えられなかったこの俺になんたる仕打ち。
しかもボイポイに至ってはパッチ当てたらアクビ頻度が激高になるという。海外だと「パッチ入れなきゃバグ多すぎでゲームになんねえよコレ」とまで言われたシロモノなのに。
愚痴だけだとアレなので、「Two Worlds 2」の楽器演奏に関して雑記。
楽器の難易度はドラムが1番簡単。ノーミスフルコンプの実績狙いなら鉄板。簡単だがスコアが全然稼げないので、金儲けにはまったく向かないが。
次がハープ、私はこれ専門。それ以外の楽器は難易度が飛躍的に上昇するため、個人的にはあまりオススメできない。とはいえ楽器自体は安価で販売しているため、一通り試してから自分に合ったものを決めるといいだろう。
楽譜のオススメは「交易の風」「恋する春」「白い川」。
「交易の風」はテンポが速いものの、タイミング良くボタンを押していけばそれほど難しくない。ただし曲自体がちょっと長目なので、後半で集中力が切れる恐れアリ。
「恋する春」はスローテンポな曲で、入門にピッタリ(というか、私が最初に演奏した曲がたまたまコレだった)。ただし曲の長さの割にはあまり稼げない。
「白い川」はテンポがそこそこ速く、曲自体も短いため手軽に稼ぎたいときにはいい一曲。難易度もそれほど高くない。
慣れればギャンブルでセーブ&ロードを繰り返すよりラクに稼げるので(なによりリスクがないのがいい)、気が向けばマスターするのも悪くないと思う。